芭蕉の句碑
目にかゝる時やことさら五月婦し
都留市桂町の国道139号沿いに宝鏡寺という寺がある。
宝鏡寺の参道入口に石碑が集められている。
石碑の中に芭蕉の句碑があった。

目にかゝる時やことさら五月婦し
出典は『芭蕉翁行状記』(路通編)。
元禄7年(1694年)5月11日、芭蕉は江戸を発って上方へ最後の旅する。
『芭蕉翁行状記』に「箱根の關越て」、『芭蕉翁發句集』には「五月三十日の富士の思ひ出らるゝに」と前書きがある。
文化13年(1816年)、建立。
都留市では円通院の句碑に次いで2番目に古い芭蕉の句碑である。
芭蕉の句の隣に「此界を離れて寒し富士の山 釈杯度」、側面に「朧夜の明けしらみ見ゆ初さくら 桂樹亭清文」と記されているそうだ。
水田の向こうに宝鏡寺の屋根が見える。

金鼇山宝鏡寺

曹洞宗の寺である。
本尊は釈迦牟尼仏。
貞和2年(1346年)、開山。
天正17年(1589年)9月28日、徳川家康が立ち寄ったと伝えられているそうだ。
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