種田山頭火の句碑

ほつと月がある東京に来てゐる

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JR京浜東北線日暮里駅北口を出て御殿坂を上る。

御殿坂の北、荒川区側に月見寺(本行寺)がある。御殿坂の南は台東区。


月見寺(本行寺)


本行寺に一茶の句碑があった。


陽炎や道潅どのの物見塚

本行寺には種田山頭火(1882−1940)の句碑もあった。


ほつと月がある東京に来てゐる   『草木塔』

東京に山頭火の句碑は珍しい。

 昭和10年12月6日、山頭火は「庵中独坐に堪へかねて旅立つ」。昭和11年7月22日の帰庵まで、全国各地を旅する。その旅の途中「東京に来て」詠んだ句である。

昭和11年(1936年)4月5日、鎌倉より東京を訪れ、16日まで滞在。

東京をうたう。

ほつと月がある東京に来てゐる
花ぐもりの富士が見えたりかくれたり
ビルからビルへ東京は私はうごく
ビルがビルに星も見えない空

『旅日記』

藤沢から伊豆半島を回って、26日再び上京。5月1日まで滞在。

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