白井鳥酔


俳諧冬野あそび』(鳥酔編)

元文5年(1740年)、刊。

   武江連中

三日月を乗せれはたはむ薄かな
   
麦阿

こゝろ細き秋にも成ぬ三日の月
   
敲氷

   諸国文通

三斛庵主の行脚と聞て留守せらるゝ老鴉子へ申送る

浦山し留守居相手のみそさゝゐ
  忍行田
千杏

掛て置く十二一重や松に蔦
   塚越 
梅冨

入る鹿を招き返すか花薄
   銚子 
弄船

凌霄やまた片枝は暮残し
   沼津 
石矢

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