小林一茶ゆかりの地

〜宝寿山長命寺〜
文化7年3月28日、小林一茶は流山に行く途中で宝寿山長命寺に詣でた。
長命寺

下総に杖促さんとする折から、春の名残棄てがたく、三囲りの堤にかゝりて、そこの宝寿山長命寺に参る。塚有。「西行に雨の宿かせ時鳥 亡夫左茗」として妻妙葩建之」と石にゑりつけぬ。すべて女は髪のかざり、衣の装ひにのみ心を労するは常也けるに、思ひきや菩提はさら也、夫の名をさへ長く弘(ひろめ)んとは。
世にあるうちも必松柏の操守りて、をしの衾(ふすま)のむつまじからんと思ひやられて、かすみがくれの桜、闇にまがはぬ梅のそれとはなつかしく覚へ(え)ける。
『七番日記』(文化7年3月)
左茗の塚も今はない。
「をし」は鴛鴦(おしどり)。
一茶は長命寺から木母寺へ。
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