信州の俳人

岩根超悟

宝暦6年(1756年)、塩崎村に生まれる。

宮本虎杖の高弟。

享和3年(1803年)、長谷寺二十七世を継ぐ。

金峯山(こんぽうざん)長谷寺


文化7年(1810年)春、長谷寺境内に虎杖塚建立。

乕杖塚


観音に誓つて花に死んかな

文化14年(1817年)、宮本八郎『なりかや』刊。岩根超悟序。

文政6年(1823年)8月13日、虎杖は83歳で亡くなる。

超悟は梨翁の遺言により天姥の号を与えられた。

はつゆきにほろりとなみだこぼれけり   信長谷山主超悟更天姥

天保8年(1837年)1月17日、没。82歳。

超悟の句

霜の戸に焚もつくさぬむくらかな


此よふ(う)にうれしきものか初子の日


艸々の名もつけられぬ二月かな

人恋しさくらに桜かけるやま


はつ花にせ話しき春そ恥かしき


分別の落ついたればきりぎりす


人々の風殖しけりむめの花


かんこどり我身ひとつの暮なるか


正月になれば梅咲小いゑかな


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