チェリーパークライン

〜小林一茶の句碑〜


チェリーパークラインを上り、高峰高原に向かう。


チェリーパークラインには小諸ゆかりの人々の詠んだ歌碑、句碑が24ある。

小林一茶の句碑は2つ。



五月雨や線香立したばこ盆

出典は『七番日記』。文政元年(1818年)、一茶56歳の句。



昼の蚊やだまりこくつてうしろから

出典は『文政句帖』。文政7年(1824年)、一茶62歳の句。

『おらが春』に「一つ蚊のだまつてしくりしくりかな」がある。

 小諸が一茶とどのようなゆかりがあるのか、分からない。小諸市教育委員会に問い合わせたところ、一茶は江戸と柏原を往復する途中で度々小諸に宿泊しているとのこと。

 一茶と交流のあった小諸の俳人は小林四郎左衛門(俳号、葛古(くずふる))と小山魯恭(ろきょう)が知られている。

 小山魯恭の句集に『ぬかつか集』がある。『ぬかつか集』は初編から五編まで刊行されている。

 文政8年(1825年)、『ぬかつか集』(初編)刊行。

去年直江の津に遊行(ゆぎょう)せし折から老人を訪(と)ひける時の卷なるを、表六句を爰(ここ)にあらはす

昼の蚊やだまりこくつて後から   一茶
 菖蒲の露をあびる旅笠   魯恭
ひよろ長き城下はづれに海みへて   一茶
 撞ききる鐘についと入る月   魯恭
汁なべにほつほつ黄菊むしり込(ころ)   一茶
 名もなき風の吹にふくあき   魯恭

『ぬかつか集』(初編)

チェリーパークラインには若山牧水の歌碑も2つある。

高峰高原へ。

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