芭蕉の句碑

あらたふと青葉わか葉の日の光

たびたび日光に行くが、まだ東照宮の芭蕉の句碑を見ていない。

日光東照宮は世界遺産に登録されたせいか、観光客が多い。

 日光東照宮の表参道を行き、五重塔の手前を左に曲がると、左に日光東照宮宝物館がある。


日光東照宮宝物館の前の黄葉


杉の木の幹の途中から欅の木が生えているようだ。

日光東照宮宝物館は人の姿もまばら。

日光東照宮宝物館の左に芭蕉の句碑がある。


あらたふと 青葉わか葉の 日の

光 芭蕉翁おくの細みち日光山吟

句碑の脇に説明が書いてあった。

松尾芭蕉句碑 二

 松尾芭蕉は、江戸前期の俳人。伊賀上野の生まれ。名は、宗房。号は「はせを」と自署するほか、桃青・泊船堂・釣月庵・風羅坊など。

 元禄2年(1689年)4月、芭蕉が奥の細道行脚で、門人曽良を伴い、日光山に参詣したと刻まれている。

 卯月朔日、御山に詣拝す。往昔此御山を二荒山と書しを、空海大師開基の時、日光と改給ふ。千歳未来をさとり給ふにや。今此御光一天にかゝやきて、恩沢八荒にあふれ、四民安堵の栖穏なり。猶憚多くて筆をさし置ぬ。あらたうと青葉若葉の日の光

 小杉放菴の書で、昭和31年9月日光市・東照宮・輪王寺・二荒山神社が建立。

 日光文学碑散策路 昭和61年設定 日光市

『初蝉』(風国編)には「たふとさや青葉若葉の日のひかり」とある。

芭蕉の句碑を見る人はいない。

日光東照宮宝物館の奥に楓の黄葉。


 明治25年11月、正岡子規は内藤鳴雪と東照宮・大猶院に参詣している。

 つぐの日東照廟大猶廟に詣づ。輪奐の美今更言はず。

     おくつきを守り申すやむら紅葉   鳴雪

     神杉や三百年の蔦紅葉

     からかねの鑄(い)ぬきの門や薄紅葉

「日光の紅葉」

輪王寺大猶院へ。

「旅のあれこれ」のトップページへ