与謝野晶子の歌


赤倉温泉

妙高高原ICで国道18号に入り、県道39号妙高高原公園線で赤倉温泉へ。


赤倉温泉は文化13年(1816年)開湯。

尾崎紅葉、与謝野晶子、有島武郎など文人名士に愛された温泉である。

 ただし、赤倉温泉観光協会のホームページに「明治41年秋、与謝野晶子、与謝野鉄幹、有島武郎らも尾崎紅葉と同じく香嶽楼を訪れ、当地の絶景を主な題材とし、歌詠みをしました。」とあるが、与謝野晶子、鉄幹夫妻が最初に「香嶽楼」を訪れたのは大正10年(1921年)8月15日のこと。『明星』再刊の相談で、他に平野萬理・渡辺湖畔らが同席していたそうだ。

大正13年(1924年)8月7、8日には渡辺湖畔・関戸信次・白仁秋津らと共に「香嶽楼」に滞在した。

再び赤倉温泉に遊びて

妙高の山のむらさき草に沁みたそがれ方となりにけるかな

赤倉の山より出づる雲ゆゑにおぼろげなりや北海の門

たをやかに香嶽樓の軒に来ぬ朝のひかりをふくみたる雲

赤倉の大湯の窓の色硝子親しきものと見てのぼる路

湯ぶねにて虹のにはかに立つと云ふ童の声を聞ける赤倉

『心の遠景』

 さらに昭和9年(1934年)8月3日、赤倉温泉「香嶽楼」に泊まっている。8月5日、与謝野晶子・寛は赤倉温泉から野尻湖を見て、上林温泉へ。

赤倉温泉から見る妙高山


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