| ペンギン紀行 | |
| 発行年月日 | 98.10.06 |
|---|---|
| 発 行 所 | 東京書籍株式会社 |
| 著 者 | 鎌倉 文也 |
| 価 格 | \ 1,600 |
|
『ペンギン』と名が付いたら、買わないわけにはいくまいて。 ってな訳で買った一冊です。 ペンギンが子供の頃から好きだった著者が、ガラパゴス諸島から南極まで旅して、 ペンギンの表情や生態をまとめた本です。 著者は、写真家なそうで、これもたくさん写真載ってるから、写真集のほうと どちらに乗せようか迷いました。しかし、写真がメインというより、 紀行文がメインだったので、こちらに載せます。 マイラバーがいっぱいです。 皇帝ペンギンの雛が好きです。 | |
|
イギリス 7つのファンタジーをめぐる旅 | |
| 発行年月日 | 00.02.18 |
|---|---|
| 発 行 所 | 梶@メディアファクトリー |
| 著 者 | さくま ゆみこ |
| 価 格 | \ 1,900 |
|
絵本好きからきた本です。 イギリス物が多いなぁ。気が付くと、イギリスも大好きでした。 これは、多分、皆さんがよく知ってる絵本の背景を、まとめた物です。 作者の事、生まれ育った場所、物語が出来るまでの経緯等がかかれています。 これで初めて知ったけど、『クリスマス・キャロル』って、ファンタジーだったんだ。 (いや、ファンタジーなんだろうけどさ) | |
| 話を聞かない男、地図が読めない女 | |
| 発行年月日 | 01.02.20(00.04.25初版発行) |
|---|---|
| 発 行 所 | 梶@主婦の友社 |
| 著 者 | アラン・ビーズ/バーバラ・ビーズ |
| 翻 訳 者 | 藤井 邦彦 |
| 価 格 | \ 1,600 |
|
ベストセラー本を、あまり読まない私にしては珍しい。 少し前に、ベストセラーになったものですね。 男と女の脳の違いを、まとめた本です。 私がこの本を知ったのは、知り合いから一例を教えてもらってからです。 自分でこの本を読んだ後、ものすごく納得し、男性のいうこととか行動に いちいち腹を立てたはいけない、と思いました。これが一番最初の感想。 が、しかし! 頭で理解できてもやっぱり腹は立つのよ! 感情持って生きてるのよ、こっちゃーよ!!というのが、実践した時の感想。 実用本、色々読んだけど、ここまで第一感想と実践の感想が食い違った本というのも 珍しいかったですよ。 面白かったです。久しぶりに読んで、かなり笑わせていただきました。 | |
| イギリス式 お金をかけず楽しく生きる! | |
| 発行年月日 | 02.07.27 |
|---|---|
| 発 行 所 | 梶@講談社 |
| 著 者 | 井形 慶子 |
| 価 格 | \ 1,500 |
|
私は知らなかったんだけど、その筋では、結構有名な方だったらしいです。 私がこの本を読もうと思ったのは、表紙の絵が内田新哉さんだったからで、 時間のある時にでも読もうと思った本でした。 これが、読んでみるとものすごく面白い。 一冊まとめての感想より、一章毎の感想を書きたいくらいです。 イギリスと日本を行ったり来たりして生活している著者が、 生活様式の違い、昔の日本とイギリスの類似点、生活に基づくそれぞれの知恵等を 各章ごとにまとめられています。 今の日本は、やっぱり随分、贅沢になってしまったんだなぁと思います。 子供の教育とか、留学に関する事にも触れてる部分があり、 私は、初めて知る事実だったので、ちょっとびっくりもしました。 反省すべき点もあったし、納得すべき点もありました。 この本は、本当に感想だけ。紹介するには、中身が濃すぎて 『読んでください』以外に言えません。 | |
| 海ちゃん〜ある猫の物語〜 | |
| 発行年月日 | 96.011.01. |
|---|---|
| 発 行 所 | 梶@新潮社 |
| 著 者 | 岩合光昭・岩合日出子 |
| 価 格 | \ 552 |
|
これは、写真家岩合光昭さんが写真を、文章を、奥様の日出子さんが
担当なさった一冊の本です。 写真に入れようか、こちらに入れようか、非常に悩みましたが、 私は、写真集というより、ドキュメンタリーのような感覚で読んだので、 こちらにご紹介いたします。 岩合夫妻が、まだ武蔵野にいらした頃、もらってきた猫の事だそうです。 この本を読んだ人には、海(かい)ちゃんの事を、よく知ってもらいたいと 思っているそうです。 表紙の横向きの写真がとてもよいんですよ。 それで、一発で買う事を決めてしまいました。 『はじまりに』のよく知ってくださいの言葉を受けて、 最後の言葉が、『これが海です。』で、終わるんですけど、 その最後の一文が、何とも言えず、感慨深いものがあるんです。 生き物の一生って、それだけで物語だと感じさせる本です。 | |
|
さとうきび畑 ざわわ、通りぬける風 | |
| 発行年月日 | 02.09.01. |
|---|---|
| 発 行 所 | 梶@小学館 |
| 著 者 | 詩・文:寺島尚彦 写真・文:大塚勝久 文:森山良子 上條恒彦 山川悦史 新垣勉 寺島夕紗子 |
| 価 格 | \ 952 |
|
反戦歌『さとうきび畑』をご存知でしょうか? 曲名は知らなくても、『ざわわ ざわわ』という出だしは非常に有名でしょう。 ふとした瞬間に歌詞の続きが気になって、たまたま書店で見つけて手にとった本です。 『さとうきび畑』が作られてから35年。 作詞をされた寺島尚彦氏が、一番最初に沖縄へ行った時、受けた衝撃を元に、 ここで戦争のあった事実をずっと先へ伝えなければと、作られた詩だそうです。 それは『あなたの歩いている土の下に、まだたくさんの戦没者が、埋まったままになっています』 という言葉。 私もこの一文を読んだ時に、もう随分昔になってしまった戦争を思って泣きました。 背景を知った後に改めて詩を読むと、やっぱり哀しいという感じがします。 特別なことは、多分何もかかれていない。 ただ、穏やかで優しい歌詞と曲調なのに、凄惨さと哀しさが伝わってくるのは、 深く静かに繰り返される『ざわわ』という歌詞のせいなのだと思う。 聞いた人なら、分かるでしょうか? | |
| はじまりの記憶 | |
| 発行年月日 | 99.08.05 |
|---|---|
| 発 行 所 | 梶@講談社 |
| 著 者 | 柳田 邦男 伊勢 英子 |
| 価 格 | \ 1,600 |
|
著者のお二人が、12個のテーマについてそれぞれ自分の事を書く、
いわばエッセイのような本です。 子供の頃の話し、現在の話、読んでいるうちに、自分を見返したくなる本です。 途中で『もう、だめだー!! 』と思いました。 私の場合、本の種類によって読み方が変わり、 じっくりかみ締めながら読む本と、のめりこむようにして一気に 読んでしまう本との2パターンがあり、この本は典型的は前者のタイプでした。 ひとつのお話を読んでは考え事をし、本を閉じてメモを取り出す。 前回借りてきた時と全く同じ事を今回もやった時、 これはもう、一気に読む本じゃないと思いました。 ひとつのお話を読んで自分を振り返り、面白いと思った事を実行して、 初めて先へ進めるお話だと。 だから、私の感覚では1年をかけて読む本だと思うんですよね。 そんなわけで、紹介文を書いている03年8月現在、 もちろん読み終わっていません。 本当の感想は読み終わったときに、何を思ったかは『徒然話』に、 残していくつもりです。 全部読み終わって、徒然話にもアップしたとき、この本は私にとって 永遠の一冊となるのでしょう。 | |
| ピーターラビット紀行 | |
| 発行年月日 | 02.10.30. |
|---|---|
| 発 行 所 | 梶@河出書房新社 |
| 著 者 | 新井 満 ・新井 紀子 |
| 価 格 | \ 1,600- |
|
新井夫妻が、イギリスに留学している娘さんの、卒業式に出席する事となり、
湖水地方を経由して、そこへ行く事になった。というところから始まる紀行文。 ワーズワースから湖水地方を知ったご主人と、 湖水地方といえばピーターラビットのふるさと!という奥様のお二人のたびの記録です。 湖水地方や、ピーターラビットのふるさとの説明の書かれた本を、 それなりに読みましたが、私は、これが一番面白かった。 自分が行く時には、このお二人の足跡を追ってみたいと思っています。 内容は『ピーターラビット紀行』、『ポターさんの実に天晴れな人生』、 『ポターの旅、ナショナル・トラストの旅』の3部で構成され、 第1章は旅行記、第2章は説明、第3章はインタビュー形式の対談となっています。 | |
| すてきな絵本 たのしい童話 | |
| 発行年月日 | 03.07.25. |
|---|---|
| 発 行 所 | 中央公論新社 |
| 著 者 | 向井 元子 |
| 価 格 | \ 781 |
|
絵本、童話の紹介本です。
このサイトでやってる事の本職さんがかかれてるものですね。
元は1992年に発行されたものの、文庫版です。 表紙を見ると、ふっと笑ってしまいます。 紹介されてる本の中には、よそのサイトさんで見かけるものも多く、 絵本童話、児童文学を読む上で、抑えなくてはいけないポイントが良く分かります。 大半読んだ事がありませんでした。 中でどうしても読みたい本が何冊かあったので、 探してみようと思います。 著者は、児童図書館『かしの木文庫』の世話人だそうです。 以前『かしの木文庫』とは何ぞや?と調べた事がありましたが、 そのもののHPは無いようです。 | |
| おとなを休もう | |
| 発行年月日 | 03.09.05.(03.08.16.初版発行) |
|---|---|
| 発 行 所 | (有)フロネーシス桜蔭社 |
| 編 集 者 | 石川 文子 編 |
| 価 格 | \ 1,400- |
|
過去30年程を遡り、小学3、4年生の国語の教科書に掲載された物語を、
まとめた本。 よく知られたところだと、『大きな木』、『モチモチの木』、 『白いぼうし』、『花さき山』、『手袋を買いに』、『ごんぎつね』などでしょうか。 統計を取ったところ、第一位は文句なしに『ごんぎつね』。 私も、何年生かは忘れましたが、教科書に乗っていた覚えがあります。 この本の中で紹介されたお話は、私の時には、国語の教科書ではなく、 道徳の教科書に載せられてたお話のほうが、多かったかもしれない。 他に、図書館で読んだものとか。 今読んでみると、泣けるお話が多いです。 これ、勉強してるときには、全然そんな風に思わなかった。 昔、親が私の教科書時々読んでましたが、今にして、その気持ちがわかるような気がする。 大人になってからのほうが、心に響くものが、あるんだと思います。 収録は、前述のほか、20篇です。 | |
| ないもの、あります | |
| 発行年月日 | 03.12.10.(01.12.10.初版発行) |
|---|---|
| 発 行 所 | 梶@筑摩書房 |
| 著 者 | クラフト・エヴィング商會 |
| 価 格 | \ 1,400- |
|
書店で目次を見た時、ふっと笑ってしまいましたよ。 確かに、よく聞くのに実物を見たことないものがたくさんある。 日本語は特にそう。 この本は、その盲点をついた本でしたね。 読んで納得したもの、そんなもの作ってどうする?と思ったもの、 内容にただ笑ったもの、色々ありましたが、 私が一番欲しいのは、『大風呂敷』。 一歩間違えば詐欺紛いですが、これがあったら、何かあっても大丈夫!って気になります。 探したらやっぱりあった、『針千本』。 数えましたよ、ちゃんと千本ありました!! 本文ももちろんですが、これ、最後のビールの話が凄く面白かった。 一番納得言ったのは、ここかもしれない。 | |
| 色を奏でる | |
| 発行年月日 | 98.12.03. |
|---|---|
| 発 行 所 | 梶@筑摩書房 |
| 著 者 | 志村 ふくみ |
| 写 真 | 井上 隆雄 |
| 価 格 | \ 1000- |
|
機を織り、染色を始めた著者の、『色』にまつわる本です。 読みながら、納得いくところ、初めて知るところ、 改めて考えるところがたくさんありました。 私、「色を見る」ことは、「季節を見る」事だと思ってた。 何しろ、その時期の草花や樹木から、色をもらってくるのだから。 「色こそ、精」なのだという言葉にははっとした。 こういう言葉は、実際に携わらないと出てこない言葉だと思う。 私の色に対する心構えは、まだまだ全然浅いようだ。 理解できる所では、白について。 うちでも白のフレームってたくさんあるけど、 その全てが全然違う色をしているの。 あわせ方によっては強くなってしまうし、 逆にぼんやりしてしまう事も多い。 中に入れる作品に対して、一番正直な色と言えるのかもしれない。 あわせやすいからこそ、余計に苦労するんだよね。 納得の行ったところでは、「周りの色に染まる」という事。 朱に交わればなんて言葉があるんだから、 それはとてもあると思う。 人間は、特に色んな色に染まりやすいと思うよ。 出会う人や環境に応じて、どんな色にでも変わる。 そして、塗りなおしが可能だ。 著者は着物も作る方なので、そのお話も出てくるのだけど、 もしかして、私が色に興味を持つのは、子供の頃から よく着物を着ていたからかもしれない。 着物の色合わせは独特で、普通なら全然合わないような色も、 着物だと何故かすんなり似合うことが多い。 そういう色の合わせが、とても好きだった。 今もそうなのかもしれない。 ここのHPを作る時に、一番気をつけているのは色についてだと思う。 毎回悩む枠の色、この本に関しては、あっさり決まった。 表紙を見た時に、「赤」と決めてあったんだ。 しかも、普通の真っ赤ではなく、少し朱色がかった赤色。 そういう色を、見つけてくるのは楽しいね。大変だけどね。 読みながら、「からくりからくさ」と、「てりふり山の染め物や」を 思いだしていた。 どちらも、色に深いかかわりのある作品だと思う。 | |
| ガーランドのなみだ | |
| 発行年月日 | 04.06.25. |
|---|---|
| 発 行 所 | 梶@角川書店 |
| 著 者 | 郡司 ななえ |
| 挿 絵 | きたやま ようこ |
| 価 格 | \ 552 |
|
27歳で失明した著者と盲導犬の実体験記です。 この本に登場する『ガーランド』は、2頭目の盲導犬です。 この本の前に、1頭目の盲導犬との話を綴った本もあるそうです。 13年間一緒だった1頭目の盲導犬『ベルナ』を看取り、 末期ガンに冒されていたご主人を見送った後、 息子さんと二人だけになってしまった家庭に、 新しく家族としてやってきたのが、『ガーランド』だったそうです。 彼女はプライドが高くおすましやさんで、 ちょっと照れ屋で意地っ張りで、でも、甘えたがりで可愛いのです。 出会いから、なかなかなじめず苦労した話、 まだ小学6年生だった息子さんと、ガーランドとのすれ違いなど、 日常の生活が描かれていました。 この息子がまた良く出来た子なんだわ。実に素直で。 お母さんを犬に取られてしまって寂しい思いをしながら、 でも、彼は彼なりに一生懸命、お母さんを支えたのでしょう。 ガーランドは、3歳で白血病という重い病気で他界してしまうのですが、 短くても、『家族』だった彼女は、いつまでも心の中に 生きているのだといいます。 先に、『ベルナ』とのお話を読んだ人には、この本て もしかしたらつけたしの様に見えてしまうのかもしれない。 でも最初に読んだ本がこちらだった私には、 むしろ、ガーランドの方が、とても身近に感じました。 思いやりと優しさは、人と犬との絆もつなぐと、そんな感じでした。 | |
| 本屋でコーヒーブレーク | |
| 発行年月日 | 05.03.15. |
|---|---|
| 発 行 所 | 遊友出版株式会社 |
| 著 者 | 齋藤 一郎 |
| 挿 絵 | 澤田 勝代 |
| 価 格 | \ 1,200- |
|
本と本屋にまつわる実際にあった話をまとめた一冊。 書店で実際にあった話し、面白い本や専門の本を置いている書店の紹介、 一つの事柄をテーマにした面白い本の紹介、現場レポートと、4編にまとめられています。 これは面白かった!最初の書店であった実際の話は、爆笑した。 物語は好きだけど、本当の話は、やっぱり一番面白いと実感した。 面白い本を探す参考書のような話でもありましたよ。 普通に書店を歩いてても、どれが面白いかなんて分からないけど、 実際の話も交えて紹介されると、分かりやすくて、次はこれを読もうという気になります。 今まで興味の無かった本とか、存在すら知らなかったジャンルも出てきます。 これから本を探す人は、読んでから探しに行って下さい!という意味で、 お勧めしたい本ですね。 | |
| 生協の白石さん | ||
| 発行年月日 | 05.11.01. | |
|---|---|---|
| 発 行 所 | 梶@講談社 | |
| 著 者 | 白石 昌則 東京農工大学学生の皆さん | |
| 価 格 | \ 952- | |
|
最初はネットのニュースで見ました。
それからブログの存在を知って、書籍として出版される事を知りました。 感想は、「いい人だ、白石さん・・・」。(そっと涙が・・・)。 私は大学行ってないので、学生生協という存在は知っていても、中身がどういうものかは 知らないのです。要望書があったのですね。 普通に普通の要望から、どう考えてもネタだろう?と思われるものまで、 生協に寄越される要望はさまざま。 その一つ一つに、白石さんは、丁寧にユーモラスに答えていらっしゃいました。 帯にもついてる「牛を置いて!」は、実はネタなのか本気なのか分かりませんでした。 これ、牛肉輸入にストップかかってるから出てきたのか、それとも、 大学が、『農工大』だから出たものなのか。 生ものは扱えないという事から、野菜とかも駄目ならしいので、 やっぱり完全生の牛は無理ではないかと思います。 白石さんご本人の談話も一緒に収録されています。 ご自身の回答がブログで話題になってるのも後で知ったとの事で、 これが出版された後、東京農工大で行われたサイン会に、たくさんの人がいらしたのにも びっくりされたそうです。 有名になるにつれ、物見遊山で訪れる人もいらした事でしょう。 しかし、関係者の皆さんは、白石さんのプライバシーを守りきりました。 そういう、何ていうのかな?当たり前だけれど、人の常識と温かさに触れた本だと思います。 だから読んでて、とても幸せになるんですね。 でもそれはやっぱり、「白石昌則」さんという方の、人柄が表われた結果なのだと思いますよ。 | ||
| 春になったら苺を摘みに | |
| 発行年月日 | 06.03.01. |
|---|---|
| 発 行 所 | 梶@新潮社 |
| 著 者 | 梨木 香歩 |
| 価 格 | \ 400- |
|
梨木香歩さんのエッセイです。 著者が学生時代、留学先の英国でお世話になっていた下宿の女主人「ウェスト夫人」との 交流から、さまざまな人種や考え方の人たちと知り合い、暮らしていた頃から、 現在までにかけての記録、と言うより、記憶。 世の中には、こういう人も居るんだと思ったのが最初の感想。 ともすれば偽善になってしまう事が、全くそうならず、しかも、とても自然体で出来る 「ウェスト夫人」は、とても素敵な女性だと思います。 お話の中で、色んな国の人や考え方の人が出てきて、それぞれを理解するのは難しくても、 「受け入れる」事が出来るのだと、全編通して、メッセージになっていると思います。 この本の中で一番印象に残ったのは、「それぞれの戦争」の章。 きっと「戦争」に関して、まだまだ、知られてない事がたくさんあると思うんだ。 著者が、電車で出会った老人はのように、直接本人から聞かなければ、 周りは何も知らなかった事って、たくさん、あるんだと思うんだよ。 それは、とても悲しい事だ。 悲しい事が当たり前になってしまうのは、嫌な事だ。 だからこそ、戦争は、絶対起こしちゃいけない事なんだ。 著者が一番伝えたかったメッセージは、その次の「夜行列車」の中にあった言葉だと思う。 共感してもらいたい つながっていたい 分かり合いたい ・・・ 手っ取り早いのは、「好き」になってしまう事だよね。 「理解できない」とか、「良く分からない」っていう理由から、「好きじゃない」に なってしまったら、きっと、一生、その人を理解する事は出来ない。 「好きだ」と思えば、相手を知りたくなるし、認めたくなるし、相手からも認めて欲しくなる。 それを、当たり前に自然体に出来るようになるには、きっと、 本当にたくさんの人たちと係わり合いを持たないと難しいんだろうな。 人間は、感情が先にたつ生き物だから、本当に難しいんだよね。 「寂しい気持ち」とか、「悲しい気持ち」は、 本当は、相手に理解されなくて、理解できなくてという時に、感じるべき気持ちなんだろうな。 | |