| 7周年のご挨拶 |
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折り返しも半ばに差し掛かる、7周年でございます。 ここまで来ると、随分長い事やってきたなぁという感じがします。 やってこれたのも、ひとえに、いらして下さった皆様のお陰です。 改めまして、御礼申し上げます。 今年のテーマは「作家さんをご紹介しよう!」です。 一応これでも、画集や絵本の紹介を取り扱っているサイトとして、 絵画にまつわる作家さんの事に全然触れないのもどうかと思いまして。 本の紹介文のところに、時折載せていた一言メモを、集約しようと思います。 (と言って、その方のHPが出来てしまうほど、大々的なものではないのですが・・・) 皆さんも既にご存知の作家さんや、私より詳しくご存知の方もいらっしゃると思いますが、 生暖かい目でご覧いただければ、幸いに存じます。 いよいよ、8年目に突入です。10年目が目前です! (数える時に一瞬間違えそうになりました(笑)) 何年経ってもあまり代わり映えしないサイトですが、 これからも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。 |
| 作家さんをご紹介しよう! |
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・中村 悦子 さん(挿絵画家) ・ガブリエル・バンサンさん(絵本作家) ・久下 貴史 さん(画家) ・村上 康成 さん(創作絵本作家) ・牧野 千穂 さん(イラストレーター) |
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お名前だけを出しちゃうと、聞き覚えはあるけど絵と一致しないという方もいらっしゃるかもしれないのですが、 『つるばら村』シリーズ前半の絵を書いてた方だと言うと、分かる方は多いと思います。 群馬県出身の中村悦子さんは、独学で絵を学び、24歳の頃、一念発起してラフスケッチを描き、 知り合いの紹介で編集者さんに見てもらったところ、挿絵の仕事をいただくようになったそうです。 私の中でこの画家さんの絵のイメージは、ほとんど『つるばら村』である為、 明るい穏やかな色目と、繊細な線を描かれるイメージなのですが、 線で情景を見せる、と言うより、色の塗りわけで見せる作品といった方が良いかも。 木の影であったり、草の緑の深さであったり、動物の毛並みなどもですけど、 実物を良く見て、絵に再現してると思うのです。 普段は、水彩、アクリル絵の具、ごくたまに油絵の具を使われるそう。 (アクリル絵の具って、結構はっきり色ついちゃうイメージなんだけど、どうやって使ってるんだろう?) ほるぷ出版から発行された『シンデレラ』は、油絵の具で書かれたものらしく、 これと『つるばら村』並べても、私、挿絵書かれた人の名前を見るまで、 同じ人が書いたとは、思わないと思う。 物語のイメージを、見事、具現化してると思うので、凄く想像力の豊かな方じゃないかと 思うのですよ。 児童文学の挿絵をかかれる方ですから、ご自身のイメージそのものを子供たちの中にしっかり残す様な。 中村さんの絵のイメージで物語を読めるなら、子供たちは、とても素直で穏やかな気持ちに なれるだろうなと思います。 挿絵を描かれた本で、私がしっかり把握してるのは『つるばら村』シリーズだけ。 著作調べてて知ってるのは、『ディロン ――ずっとそばにいるよ』(原作、井上こみち)と 『秘密の道を抜けて』(ロニー・ショッター作)かな。 07年に発行された『レアといた夏』(作 マリー・ソフィ・ベルモ、 翻訳 南本史)が、 挿絵を描かれた本では、最新刊。 |
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ベルギー、ブリュッセル出身の、女性作家さんです。 一番長くて、一番知られてるのは、やっぱり『くまのアーネストおじさん』シリーズかしら? あまりたくさん色を使わず、付いてても淡色の色使いだから、絵柄からして、まず穏やかさが 溢れます。 原画は見た事ないのだけど、クロッキーで描いて、そのまま色を伸ばしたみたいな絵もあります。 美術学校に通った後も、ずっとデッサンに専念してたそうなので、 線画の確かさも評価を受けているのだそうです。 絵本を書くにあたっては、ビアトリクス・ポターの影響も受けているそうで、 動物が主人公になってる話は、それが元なのかな?とも思います。 読んだ方は分かると思うのだけど、ガブリエル・バンサンの話は、どれもとても暖かく、優しいです。 思いやりと愛情に溢れていて、だからこそ、世界10カ国以上で翻訳され、どの国でも愛され、 評価を受けているのだと思います。 何て言うか、思い込みや押し付けじゃなく、「相手がこうされたら喜ぶ」というのを きちんと把握して、正しく相手にそれを伝えられてる物語だと思うのですよ。 私も、読んでは良く心打たれて泣いてました。 大人になっても、と言うか、子供から大人になる頃に、一度読んで欲しいと思う作家さんですね。 子供の頃って、みんな、相手の痛みを理解できないから、割と残酷なんですよ。 大人になるにつれ、そういうのは分かっていくものだと思うんですよね。 どういうのを「思い遣り」と言うのか、「相手を理解する」と言うのがどういう事なのか、 頭や理屈じゃなく、直接、心に届く作品だと思います。 手元にもありますし、図書館でもよくお見かけします。 うちでご紹介してるのは、 『パプーリとフェデリコ』シリーズ、 『くまのアーネストおじさんシリーズ・ふたりは まちの おんがくか』、 『ちっちゃなサンタさん』、あと、お気に入りには載せてませんが、 『テディベアのおいしゃさん』ですね。 私がこのサイトを作る1年前、00年9月24日に、ブリュッセルの病院にて、帰らぬ人になりました。 享年72歳。 もう少し、早く、この作家さんの絵本に出会いたかったなぁと、亡くなられてる事を知った時に、 思いました。 |
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この方も、作家名より、ブランド名の「マンハッタナーズ」の方が有名だと思います。 猫を中心に描いていらっしゃるこの方は、画家さんとお呼びして問題ないと思います。 猫の絵を中心に、版画も、絵の作品展では原画も見る事が出来ますが、 一番の見ものは、渡米してから、4年に渡って、ニューヨークのある建物の壁に 描かれた猫の絵だと、個人的に思っています。 久下さんは、元から猫の絵を描いていたわけではなく、 ニューヨークに住み始めた時、ご縁のあった方から譲られた猫と暮らして、 その表情や柔らかさを描いている内にこうなっちゃったんだとか・・・。 食器類なら、大体のデパートでは扱ってるはずです。 バッグなどの小物は、意外とショッピングセンターなどの専門店街にあるお店の方が 見つかる率は高いです。 来年版の、海外輸入版以外のカレンダーも出るはず(確か入荷してたはず・・・)。 現在、ニューヨーク在住で、今は5匹猫を飼っていらっしゃる・・・と言うか、 猫においてもらってるという方が近いと、何かに書いてありましたね。 9月から11月にかけての二ヶ月間だけ、日本に戻られて、 出身地である京都、大阪を中心に、全国主要都市で作品展やサイン会を行っているのだそうですよ。 普段作品展で見かける猫紹介や、実際の作品には、6匹猫が出てきます。 1匹は病気で、飼い始めて2年程で亡くなってしまったそうで、 作品の中に見かける羽の生えた猫になっています。 絵画作品、雑貨は非常に多い「マンハッタナーズ」シリーズですが、 実は、久下さんご本人の著作って、2冊しかないです。 絵本『マーベリック・クマ いとしの天使猫』と、 つい最近発行された画集『Twenty Years in New York』のみ。 絵本は見た事ありませんが、画集の方では、ほとんどの作品が載せられていると思ったので、 お好きな方には、絶対お勧めです。 あまりに有名すぎる方なので、さすがにHPにリンクの申し出は出来ませんでした。 気になる方は、「久下貴史」、又は「マンハッタナーズ・オンラインショッピング」で検索すると、 一発でHPにヒットすると思います。 |
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お名前だけ聞いてピンと来なくても、「森へようこそ」と聞けば分かる方も居るかもしれない。 こちらでは「創作絵本作家」さんとさせていただいたのですが、 アウトドア雑誌に絵が載ってたりするので、むしろ、男性の方がご存知の方も多いと思います。 私が初めて知ったのも、兄が買っていたアウトドアの雑誌に、 グッズの通販があったからで、その可愛らしい動物の絵に一目ぼれしたのでした。 目がくりくりっとしててね、実物を見ればグロテスクに見える魚の模様の一つ一つが細かくて、 魚たちに愛情を持って、よく見ている人なんだなぁと思います。 絵本を書いていると知ったのは、もう少し後で、最初に知ったのが魚の本だったので、 「魚を題材にするとは珍しい」というのが第一印象でした。 川や海や山に、生きる、生きる為に生きている動物たちの話が、凄く理解しやすく、 納得できる絵本だと思うのですよ。 うちにあるのは、 『鳥と歌えば』、 『フィフィのそら』と、 阿部夏丸さんの文章に絵をつけた『ライギョのきゅうしょく』だけですが、 生きようとする生き物の姿は美しいと、ごく普通に思います。 実は、絵本よりグッズの方がたくさん持ってる(笑)。 軽井沢に「森へようこそ」(「軽井沢 飄々亭」直営)というお店があって、 ショップとして知ってるのは、そこだけですね。 ポストカードとかは、違うところでも見かけた。 このポストカードも、一枚一枚、それぞれの動物のストーリー仕立てになってて、 ミニストーリーの集まりみたいな感じです。 グッズ絵本の通販は、村上康成さんの美術館でも行われています。 ここで私がご紹介するよりも、ずっと幅広くたくさんのお仕事をされているのもお分かりになるかと 思います。 下のリンクからどうぞ♪ 『村上康成美術館』 |
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書籍、雑誌の表紙を多く手がけている作家さんです。 私が認識したのは、佐々木丸美著の『崖の館』という文庫を、書店で見た時です。 元々は、日本人の作家の小説より、海外文学の表紙を飾ってた方が多かったみたいですね。 ここ最近よく見かける本だと『さよならバースディ』(荻原浩著)、 『鑑識・米沢の事件簿』(「相棒」シリーズ・ハセベバクシンオー著)あたりでしょうか。 書籍意外だと、『シャーロットのおくりもの』のパンフレットが、 一般の人でも目に留まる機会が多いのかな? 3年位前から、うちの職場で版画を取り扱うようになった作家さんで、 パステルの独特の色と絵の中の空間の使い方をする画家さんだと思いました。 一部を切り取った風景の中に、ぽつんと動物がいるのです。 その視線の先に何を見ているのか、その何もない空間に、どんな空気が漂っているのか、 想像力が高まる絵なんですよね。 ご本人の作品紹介の文にも「何もないところにある何かを見て下さい」という 言葉が書かれていたから、これが、この画家さんの表現したい世界なのだと思います。 最初に見た時、書籍のカバー絵を担当してる人と思わなくて、 むしろお客様から 「これ、『○○』の表紙の絵の人よね?」とか、 「『☆▲◇』の表紙の絵はあるかしら?」と言う問い合わせが多くて、初めて知りました。 一番問い合わせの多かったのが、『くらやみの速さはどれくらい』(エリザベス・ムーン著)。 出してた絵の中で、ご存知だった方の一番多かったのが『サーカスの犬』(リュドヴィック・ルーボディ著)でした。 書籍の内容は、私はどちらも存じ上げません。 海外文学にも疎いので、もう少し知っていたら、絵が入ってきた時、 もう少し内容に明るい話が出来たのに、と、残念に思います。 ・・・実は、版画として見る前に、この人がカバー絵を担当した本には、出会ってました。 『34丁目の奇跡』(ヴァレンタイン・ディヴィス著)。 動物絵が主流だと思ってたから、人物画を描いてると思わなくて、 気付いたのは本当にごく最近です・・・・。 こちらでHPもご紹介できれば良いのですけど、許可を取ってないのでアドレスは載せられません。 「牧野千穂」で検索できますので、ご興味をお持ちの方は、是非探してみて下さい。 |