カニステル

某園芸会社のカタログを見ると、ゆで卵の黄身にそっくり?スイートポテトみたい?芋羊羹?
そんな果物があるのかな〜と思ってると・・沖縄の方ではおなじみの果物だとか・・
2002年7月沖縄の園芸店より購入、接木苗でした
エッグフルーツ、クダモノタマゴとか呼ばれていますが、やはりカニステルと言う方が熱帯果樹らしいですね、

原産地は、米国フロリダ州およびキューバでアカテツ科の常緑小低木だそうです、

最低耐寒温度は?育成適温は?良く判りませんが、夏は庭で育てて冬は室内で最低気温15〜20度で育てました、

 
2007年6月
木の高さは約1m20cm・・

苗を育ててもう3年、随分大きくなって来ましたが、まだ花芽が出てこないなぁ〜今年も観葉植物かな?
庭に出した他の果樹の鉢植えを動かして伸び放題だった雑草をむしっていた時に、ふと見上げると・・あれ?この鉢植えはナンだったかな?ア!!カニステル〜〜

これって、どう見ても葉芽じゃないよね〜花芽だよね!

6月に花芽を発見してから、いつ咲くのかな?と毎日見ていましたが、なかなか大きくなりませんでした、
やっと、蕾が大きくなったのは8月5日ぐらいでした。
ん?ここで、ちょっとした疑問が・・
カニステルって、自家受粉で実が出来るの?
この疑問にお答えいただいたのが熱帯果樹写真館ねこがためさんです、(有難うございます)
「沖縄の民家等では1本だけ植えられたカニステルが
結実していますので、恐らくカニステルは自家受粉します。
ただし、開花した花が結実するかと云えば難しいと
言わなければなりません。
カニステルの結果率はとても低く(花数100個以上
でも着果するのは2〜3果)、それは花の構造が原因
だと考えられます。」
「カニステルの花は、雌花(約3割)、両性花(約7割)の2種類があり、いずれの花も柱頭は花弁上部に突出し、葯は両性花の花弁の2/3辺りにあります(葯は柱頭より低い位置にある)。
 これだけでも受粉しづらそうな構造ですが、カニステルの花は硬い花托、内花托、花弁に包まれた3層構造で、さらに2/3合弁のため開きにくい構造になっています。
つまり葯から出た花粉が柱頭に届きにくい構造です。
加えて、花がやや開く(3分程度)のは夕方で(昼は閉じている)受粉昆虫を引きつける強烈な香りもない
と、本当に受粉する気があるのかわからない植物です
(それ故、花の数を増やしたのでしょうが・・)」
と、言う事は〜コレで開花と言う事ですね〜
そう思っていると・・あれ?花の内側がスル〜と抜けて、メシベに引っかかっている、風に揺られて木の下にも落ちています、
なるほど・・コレが花は硬い花托、内花托、花弁に包まれた3層構造の花弁に当たるところですね〜

初めは、ねこがためさんの3層構造と言うのが良くわかりませんでしたが、やっと判りました、

画像クリック!
ん?と言うことはこれが花びら?
花弁が取れるとメシベがいきなりニョキっと伸びたように見えます、
で、問題のオシベは・・蕾を解体してみましたが、ソレらしき物は何処にもないですよ〜
もしかすると、まだ花が咲き始めなので雌花・両性花のうちオシベの発達していない両性花かな?
そう思っていたのですが、もう10個くらい咲き、みんな花弁が落ちてしまいます、

何かおかしいなぁ〜・・
ヨシ!今度は花弁の落ちていない花を解体してみよう〜
と、言うわけでピンセットでホジホジ!

あれ?以前は見えなかった黒いツブツブがあるけれど〜もしかしてこれがオシベ?
それなら・・・と、落ちている花弁をひろって開いてみると、おお〜オシベが並んでいます、画像クリック!
でもその先端の葯には花粉が見えませんよ〜もしかして見えないくらいホンの少しなのかも?
と、言うことは、この丸い花弁がスル〜と抜け落ちるときに蕾から飛び出している雌シベに受粉するのでしょうね〜

もちろん、わずかに開いた花弁から小さい虫が飛び込んで、昆虫による受粉もあると思いますが・・

さてさて・・このカニステルの花は受粉してくれるかな?
                       2005.08.12

ねこがため さんに言われていた通り〜受粉は難しい様でした、

9月7日の最後の花(ん?花弁が落ちた後だから・・なんていうのかな?)です、
これもポト!って落ちてしまうんでしょね〜残念!

でも〜今年が初めての花ですから仕方がないかも知れません、来年はもっと多くの花が咲いて・・一つくらいは着果してくれればいいのですが・・
カニステルよ!来年は頑張れ〜


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