

心得その1 『果報は寝て待て』
うちのお兄ちゃん(人間)は、食パンのミミを必ず残すの。時々それを貰えるんだけど、ここで気をつけなければいけないことは
絶対おねだりしないこと。
うちのママはとってもアマノジャクだから私達が欲しがると絶対くれないの。だから、知らん振りして寝たふりするの。でも、耳はママの動向に集中しておいて、時々目で合図を送っておくわけ。そうすると、ママが「リリー」って呼んでくれる。
ここでもう一つ注意が必要。
ママの側に行く時、「よっこらしょ」なんてノロノロ行ってはだめ。たちまちママの気が変わって、パンはママの口の中に入っちゃう。スグサマ立ち上がって、ママの前に座り「何?ママ。」とママの目を見る。
俗に言う
「アイコンタクト」って言うやつ?
ママに言わせればホンの数秒、私からすれば途方もないくらいの時間をじっとママの目を見て恥かしいけどヨダレなんか出ちゃったりして。「OK」の言葉でやっと私の口の中に入るのよ。
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心得その2 『寄らば大樹の陰』
これは、オッティに聞いた話なんだけど、この前ママと散歩してたら野良犬が吠えながら寄って来たんだって。いやだなって思ってたら、ママが鬼のような顔をしてその野良犬を追っ払ってくれたんだって
ママって体は小さいけど、
とっても頼りになるの。家の中でも一番強いしね。
だから「ママと一緒にいると、とっても安心だね。」ってオッティもチップももちろん私もそう思ってる。
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心得その3 『はじめよければすべてよし』
お散歩に行くと、お○っこやう○ちが出るまでいろんな匂いを嗅いでもいい「クンクンタイム」があるの。
それは、私の至福の時間。
オッティやチップはママの
「お○っこ、お○っこ。う○ち、う○ち。」っていう言葉に反応して(条件反射っていうやつ?)すぐ出てしまうんだけど、その点私はだまされないで、しっかり「クンクンタイム」を楽しむの。
でも、あんまり長いとママがじれて「まだぁ?」なんて文句言い出すから、ホントはゆっくり楽しめないんだけどね。
その後はずっと
ママの横を歩くんだけど、リード(ママと私の愛の絆)がピンと張らない程度ならママの前を歩いてもいいことになってるの。だけど、うちのママは意地悪だから、時々急に立ち止まったりする。
それに気づかずにドンドン進んじゃうと、首のチェーンを「カチャッ」とやられて私はもうびっくり。
だから、時々はママの様子を見ながら歩かないといけないから、ちょっと大変。
ちゃんと歩けたら、その後も特別サービスで「クンクンタイム」があったりするから、やっぱり私はママが好き。
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心得その4 『郷に入っては郷に従え』
旅行に行く時は、いつも私達も一緒。
だいたいはキャンプかPキャン(高速のSAや道の駅で車の中で寝る)なんだけど、たまにはリッチに犬連れOKのペンションなんかにも泊まりたいよね。
でも、ペンションによっては、ケージが必要なところもあったりするし、わが家に犬嫌いなお客さんが来た時とか、万が一病院に入院することがあるかもしれないからって、ふだんから
ケージに入る練習もしているよ。
私、小さい頃はケージが大嫌いだった。だって遊びたい盛りなのに狭いし、退屈だし・・・。
でも、私が2歳近くになった頃、ママも勉強したらしくって、1から『ハウス』の練習をし直したの。
それに前のケージはサイズが「大」だったから、私にはちょっと狭すぎたのよね。
あっ、でも私そんなに肥ってないわよ。まあ、痩せてもないけど・・・。
今は「特大」サイズのケージだから余裕で寝返りも打てるわ。
と言って、いつも入ってるわけじゃないんだけど、なにしろうちにはオッティやチップがいるからたまにはひとりになりたい時もあるのよね。
そんな時『ハウス』に入ってるとなんか落ち着く感じがするのよ。
オッティも時々入ってるわ。でもチップはママの側がいいみたいで全然入らないけどね。
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心得その5 『好きこそものの上手なれ』
本当はうちのママ、私をディスクドッグにしたかったらしいの。
でも、私って
飽きっぽいのよね。そんな私を見て、ママは少々がっかりしてたらしいんだけど、私が練習しているそばで、チップが「やりたい、やりたい!」ってワンワンいうものだから、試しにディスクを転がしてみたの。そしたら、それをくわえて持ってきたのよね。
「これはいけるかも」と思ったママは、
テイクから順番に教えていって、今ではフリースタイルの真似事みたいなこともできるようになったよ。
ところで、私の好きなのはなんといっても「泳ぎ」。飽きっぽい私もこれだけは誰にも負けないわ。
1時間でも2時間でも泳がせてくれれば、ずーっと泳いでるわよ。
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心得その6 『親しき仲にも礼儀あり』
私って大好きな人をみつけると、とっても嬉しくなってついつい
飛びついちゃうのよね。 でもそれってあんまり相手には喜ばれないみたい。 私は体中で喜び表現してるのに解かってもらえないのは悲しいわ。 でも、嫌われるのはもっと悲しいし、犬の常識と人間の常識は違うから、
これからは犬の私が譲歩して、なるべく飛びつかないようにするわね。
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心得その7 『過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し』
私が鳴く時、それは散歩の後でママがグズグズしててなかなかご飯をくれない時。待ちきれなくてついつい催促したくなるのよね。
いつも「うるさい!」ってしかられちゃう。
それから、おしっこが我慢できなくなった時に、ママの側に行って「連れてって」と訴える時くらいかな。
でも、チップとオッティは、ちょっと
うるさい。
チップなんか、あやしい音が聞こえた時、敏感に察知して「ワンワン」吠えるし、玄関チャイムが鳴ると、チップもオッティもすごく吠える。
お父さんが帰って来た時は特にすごい。
オッティはお父さんが玄関のドアを入った瞬間に「なーんだ。お父さんか」というようにしっぽを振って歓迎するけど、チップは、リビングまで来ても「ぐふー。ぐふー」としつこく吠えてる。
よっぽどお父さんが嫌いなのね。(笑)
でもね。これ内緒の話なんだけど、以前、隣に住んでた人に、うちのママが「いつも犬がうるさくてごめんなさいね。」と言ったら、その人が「犬
は全然うるさくないわよ。」と言ったらしい。
うちは人間の方がうるさいってこと?
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心得その8『仏の顔も三度』
「仏の顔も三度」と言うけど・・・
例えば、お耳を触られて
「止めてよ。ガブッ」ってした時に、「痛いわね。でも今回は許してあげる。許すのは3回までよ。」
また触られて、「ガブッ」「あらあら、でも今回も許してあげる。あと1回よ。」
またまた「ガブッ」 「もー。でも許してあげる。次噛んだら許さないわよ。」 それでも「ガブッ」「きーっ。もう許さないわよー。」
なぁんて、それは私たちには通用しないわよねぇ。
だって、1回許してくれたら、それって一生オーケーってことでしょ?
だめならだめって最初に教えてくれないと、私たちはわからないわ。
そういえば、こんなことがあったわ。
チップがまだ子犬の頃に、ママに「うぅーーっ」って唸ったことがあったのよね。ホント子犬って怖いもの知らずよね。ブルブル。
そしたら、ママが無言で(でもすごく怖い顔して)チップの首輪をつかんで釣るし上げたの。ブルブル。
これって虐待の一歩手前?チップは「キャンキャン」鳴いてたわ。
でも、それ以来、チップはママには何をされても唸らなくなったわよ。
それどころか、「なんでもしちゃってください。」ってママをうるうるお目目で見つめてなんか嬉しそうよ。
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