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『流血女神伝』の外伝同人誌。須賀さんと挿絵の梶原さんのサークルによる発行です。内容は、海賊島で暮らすカリエとエドの結婚話。まことにめずらしい、作者折り紙付きのこっぱずかしい話でございました。いやー、何で商業誌でやらないかな。 後書きによると、「流血女神伝」の子世代の話は当分コバルトから出る見込みが無いそうです。一般書とラノベとの両立は想像以上に難しいのと、内容についても今のコバルトで許容されそうもないというのが、主な理由のようでした。聞けば納得のいくお話ではありましたが、やっぱり残念です。いつかどんな形でも、世に出して下さることを、切に願ってますから。 |
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今さらながら、ドラマ版の再放送を観て、原作にも手を出しました。言わずと知れた、タイムスリップ医療SF?現代の脳外科医の主人公が、江戸時代に行って活躍する話です。なるほど、ドラマは原作のエピソードを上手くチョイスして処理しているなあ。こと、タイムパラドックスについては、原作以上に突っ込んだ設定をしていたりで、なかなか意欲的な出来になっていたと思います。 青カビからペニシリンを精製するくだりとか、「嘘や〜」と突っ込みつつ観ていたエピソードも、マンガで山盛りのネームで解説されると、できそうな気になってくるから不思議です。 冒頭から引かれたSF的伏線については、村上もとかさんのことだから、投げっぱなしにすることは無いと思うが。でも、そろそろオチがつかないかなあ。そうしたら、全巻揃えてしまうかも…。 |
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阿部寛ドラマが面白そうで観たかったのですが、できれば先に原作を、と思い、やっと読めました。ドラマの再放送は録画したので、これでゆっくり観られる。ちなみに、原作の加賀刑事のイメージも、すっかり阿部寛になってしまいました。 さて、江戸情緒の残る下町のマンションで、女性が絞殺された事件を追う加賀刑事。老舗の建ち並ぶ界隈で、事件の関係者の足取りを追うが、そこで暮らす人々は、その日常にささやかな嘘と謎とを忍ばせていた…。 東野圭吾としては、かなり後味のいい一作。殺人事件は起こりますが、加賀刑事の捜査するのは、人情味ある日常の謎が中心でした。久々に、ミステリーらしいミステリーを読んだ気分。 ちなみに、今度は『赤い指』もドラマ化されるようですが、こちらは原作の後味が超絶悪かったので、どうかと思います。 |
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このところあちこちでブレイクしまくって、すっかりメジャーになったSFマンガ。最新刊3巻が出たばかりです。気になっていたので、一応抑えておこうかと。 ストーリーも、よく紹介されていますが簡単に。この舞台となる世界に突然、人類を捕食する「巨人」が現れ、人類はかつて壊滅状態に陥った。生き残った人類は、生活圏の周囲に高い壁を巡らせて防衛にあたり、100年の平和を得たが、ついに壁すらも超える「超巨人」が出現するに至り、更に絶望的な未来に直面していく。 超巨人の侵攻により、家と家族を失った主人公エレンと、幼なじみのミカサとアルミン。数年後彼等は、巨人に対抗するために組織された人類の決死隊に加わり、巨人に絶望的な戦いを挑んでいく…。 はっきりいって、絵は下手です。アフタヌーン誌あたりのマイナー連載を彷彿させますが、巨人の造形等、デッサン狂いをものともしない荒削りな迫力とオリジナリティもまた確かに感じます。ストーリーもまだ、ぎこちなさも目に付きましたが、基本、少年少女の成長という、ツボはしっかり押さえていて、楽しみでもありました。SFとしても、1,2巻を読んだところで、先が見えたかに思えましたが、3巻にしてまだ新たな展開がありそうです。 19世紀くらいの東欧的雰囲気もなかなかいい。「エヴァ」的世界をぶっちぎって、新たな地平を開拓してくれますように。 |
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こればっかりは、図書館に文句言っても仕方がないことなのですが…。 このシリーズは、全市内で1冊だけ貸し出されていたのですが、私の2人前に、2,3巻を占有していて一向に返さない外道がおりました。 市の図書館のシステムでは、リクエストした本の待ち人数が、ネットから常時参照可能なのですが、9月に1巻を入手して、続きもすぐ読めるかと思っていた頃、待ち人数は「2人」でした。しかしその後、数字はなぜか、ぴたりと動かななくなって、しまったのでした。 1ヶ月経っても、図書館に確認してみても、2ヶ月経っても、数字は延々「2人」のまま。つい最近になって、ようやく数字が動き出した時は、既に3ヶ月近く経っていました。何があったか知らんが、この外道は二度と図書館を使わないで欲しいです。私は、心底怒っている。 と、言うわけで、1巻「寄生」の続き。ソウルの侵略を逃れた人間の抵抗勢力の潜伏地に、1人来てしまった主人公「ワンダラー」。出会い頭の処刑は何とか免れ、人間達には当然のことながら、思いっきり警戒されるものの、その誠意ある振る舞いで、次第に人間集団に受け入れられていく。 そうか、こういうのをあちらでは「パラノーマル・ロマンス」(SF・ホラー・ファンタジーの要素を盛り込んだラブストーリー)というのか。って、どう見ても少女漫画、それもベタベタだよ。なので、こういう結末は王道だし、嫌いでは無いのですが。 しかしこれは、悪いが途中で飽きました。キャサリン・アサロあたりと比べるべくもないが、あまりにも、ラブ以外の要素がうすっぺらすぎる。いまどきのコバルトのSFでも歴史でも、よっぽど骨太だと思います。また、ラブ要素にしても、種族的にむやみに善良で、ケナゲで優等生な主人公が鼻について、感情移入できませんでした。 んで結末も、さすがにご都合主義では? 「メラニー」のボディを奪ったことに罪悪感を持つようになったワンダラーは、ボディをメラニーに明け渡すことを決意する。が、結果的に、他のソウルの宿主であったボディを奪い取ってしまったことはOKなのか?そこに「人間」の意識がなければ寄生に問題はないのか? そしてこの先、人間集団が寄生を拒み続けたら、おまえらの半径10mの平和なんぞ、消し飛んでしまうことは明らかなのに、誰もそれを真剣に考えないんでしょうか。視野の狭すぎるハッピーエンドに、納得できません。 |
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