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4月はじめにGETしてはいたのですが、なかなか読めない&感想がまとまらないままに、放置してしまいました。岡野さんの仙界コメディ。 今回、主人公は牛になったまま、あまり登場しなかったので、見所はいつものように、龍将軍@仙女の玉漣。女装も男装も、苦悩する姿も、とびきり色っぽくて目の保養でした。でも、やはりこのお方は、群がる人間たちをおちょくって余裕の笑みを浮かべるのが、一番似合うと思います。なんだか、妙に真剣になっちゃって。そして、何に苦悩しているのかが、よく分からなくなってきて。 軽いオトボケコメディであったはずなのに、いつのまにか難解になってきています。この先、『陰陽師』と同じところに着地しそうな気がして、かなり不安なんですけど…。どうなるかなあ。 |
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2巻と前後しましたが、これも入手できたので、感想を。いえ、これにある、「バリバリ猫派の作者が犬を飼うことになったいきさつ」が、全く予想外のことであったもので。『幻獣の国物語』は読んでいなかったので、初めて近況を知ったのですが、作者本人曰く、いろいろあって、「ものの見事に壊れていた」ということでした。 壊れてしまった作者が、やり直すきっかけとして、自分と善き盟友になってくれる犬を育てたいと思い、実際、真剣に犬と(実は自分と)向き合っていく様は、涙なしには読めませんでした。作者の犬育てを、絶妙の言葉と態度でサポートする、友人の「たかちゃ」。「(犬に教えたことが)一度でもできれば、ちゃんとその子はできるものなんだ」の言葉は、文字通り以上の励ましとして、心に届いたことでしょう。 月並みですが、犬とつき合うのもいいものだなあ。 |
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プロ野球界の、どちらかといえばマイナーな方のリーグで、これまた万年最下位の球団、レインボーズ。選手に皆、色の名前がついているのは、ご愛敬です。(さすがに「色摩さん」は、人聞き悪いと思うが…) そのレインボーズ、球団経営に夢を託した前オーナーが他界した後、その遺志を継いだのは、野球音痴の奥様でありました。しかし、この奥様、おっとりとした外見に反し、鋭い観察・洞察力で、球場に起こる奇妙な事件の謎を解く。 オビの紹介文で、北村薫『空飛ぶ馬』の好きな人、とあったので、思いっきり釣られてみました。感想は、この手の日常ミステリーのお約束が、きちんと踏襲してあって、ありがちな展開ながら、なかなか読ませてくれました。 事件は、子供や若い女性の視点から描かれますが、それが類型的ながらも、自然で嫌みがないこと。ちゃんと謎が分かりやすく提示されて、それが作中で鮮やかに解かれること。読後感はあくまでも、気持ちよく、さわやかなこと。 まあ、試合中に、野球のプレーや状況を見て、オーナーが謎解きの答えを連想するというパターンは、ちょっと無理があると思うし、主人公の女性が文通相手に会うのに、自分の容貌に自信がないので、姉と偽って…。というのは、何年前の少女マンガじゃい!とツッコミ入れたくなります。 この本は実は、最初は自費出版であったのが、注目されて文庫化、という珍しい経緯であったらしいです。ちゃんと、見る人は見ているものなのだわ。この人の他のも読んでみようかな。 |
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「流血女神伝」シリーズ、最新刊の外伝です。この章はラクリゼとサルベーンの過去の話。前編は主にザカール人の村でのエピソードです。 これまで、この2人の過去については謎が多かったのですが、このあたりの?のいくつかが解消されました。サルベーンが初めて出会った時のラクリゼは「少年」であった理由とかね。 後書きによると、最初、ラクリゼはカリエと並んで主役になる予定であったとか。想像するだに、シリアスで暗い話になりそうなので、そうならなくて、幸いだったかもしれないですけど…。 あとは、ラクリゼが女神と契約するに至るいきさつなど、未解消の謎も多いので、このあたりを後編に期待します。 |
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うわあ、2年ぶりの新刊です。ほくほくして持ち帰ったものの、最初に流し読みしたところでは、全く話が理解できませんでした。年表片手に再読して、更に前の巻から読み直し、ようやくどのあたりの時代なのかを把握できましたが、いまだにようわからん。 ともあれ、この巻ではいよいよ、星団のほとんどを巻き込む「魔導大戦」が勃発し、戦いの時代が幕を開けます。この「魔導大戦」、ハスハという、比較的なじみの薄い国が舞台で、キャラもAKD組はほとんど登場しません。なので、ほとんど主役はカイエンで、ボケもツッコミも彼が一人でこなしておりました エストや、クリスティンらの、前巻で注目していたキャラたちも登場しますが、彼女らがこの戦いにどう関わっていくのか。まだまだ序章という気がします。続きはしかし、また2年ほど待たなくてはならないのでしょうか。 前から思っていましたが、この先、作者の生きているうちに作品化してもらえそうなエピソードは、果たしてあとどれくらいあるのだろうか。全部はもちろん無理でしょうから、せめて、年表のあれとあれとあのあたりくらいは、作品化してほしいと、切に願うこの頃なのでした。 |
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何となく見かけて手にした1冊。第8回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作品です。発売当時のオビに、「癒し系ホラー」と銘打ってはあったのですが、うーん。 内容は、1960年代を舞台の短編が2編収録されています。表題作は、川沿いの長屋に住む、小学生の女の子が主人公の話。しかし、私も生きていたはずのこの時代が描かれているのに、全くノスタルジーが感じられないず、陰気なビンボー臭さばかりが強調されているのは、どういうこと?なんだかなーでした。 内容も、怖いと言うよりは、臭ってきそうな、でろでろぐちょぐちょのスプラッタであったし。ああ、満開の桜の木の下で読むんじゃなかった…。 |
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先日、アニメの第1回放送を観て、それから3日のうちに、9巻まで揃ってしまった我が家って…。ともあれ、第48回小学館漫画賞受賞作。それだけのパワーがありました。読み始めると止まらず、ほとんど一気に読んでしまった。 さて、学校で浮きまくっていた引きこもり少年、清麿の家にある日、「赤い本」を携えたガッシュという子供がやってくる。彼はイギリスで、傷を負って倒れているところを、その地で働く清麿の父親に救われ、保護されたという。彼はその時、以前の記憶のほとんどを失っていた。 その時から清麿とガッシュは、奇妙な連中に頻繁に襲撃されるようになる。実はガッシュは、魔界の王候補の100人の子供のうちの1人であったのだ。100人は互いに戦い、勝ち残った者が王となるという。そして、ガッシュの赤い本には、清麿がガッシュから強大な力を引き出すための呪文が記されていた…。 読んでいて、ストレートな熱血と、ぐいぐい押してくるパワーに、藤田和日郎さんの『うしおととら』を思い出しました。それもそのはず。この人は、藤田さんのアシスタント出身であったそうです。ただ、藤田さんよりもキャラが可愛いくて、全体的にとボケた味わいがあります。ちょっとシュールなギャグセンスもいいです。 魔物と人間とが協力して戦うという設定は、いかにもゲーム世代ですが、こういった、組み合わせの妙で魅せるキャラは、実はツボですし。次々登場する、敵、味方、中立入り乱れたキャラ配置も絶妙です。そして、ところどころにある、泣かせるエピソードがまたうまい(;;)。 なにより、戦いもストーリーも、やたらに長引かせないで、話がサクサク進んでいるのがいいです。もうすぐクライマックスな気もします。楽しみです。 |
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日中韓の若手選手による団体戦、「北斗杯」。出場選手3名と団長も決定し、大会に備えて志気が高まっていく。いやー、やはり団体戦は燃えます。第2部になって以来の盛り上がりを見せてくれます。(雑誌の方も)。 そしてこの巻で、一応主人公のヒカルよりも、韓国の高永夏@美形よりも、目立つのは、かの塔矢名人。タガが外れたというか、はじけたというか。何をしでかすやら、一挙一動目が離せません。彼が望む佐為とのリターンマッチはしかし、もうあり得ないことを思うと、その背負った哀愁と健気さに、つい萌えてしまうのでした。ああ、楽しみ。 |