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立ってしゃべるネコの人たちが住む、小さなナナカマド島。主人公は、ナナカマド島で暮らす小さな黒猫、バーニー。彼のおかあさんは亡くなりました。お父さんは船乗りで、長い旅に出ています。弟と妹との暮らしは寂しいけれど、先生が1冊の絵日記をくれました。 「心に写ったままに美しいものを残しておくように」という先生の言葉に従って、彼は島にあるさまざまな不思議を、日記に書きどどめていきます。 とにかく、絵柄に惹かれてGET。どこか神秘的で独特の雰囲気を持った絵を描く人です。ますむらひろしにも似た、繊細な叙情。ネコの姿で描かれた人々が、また可愛いし。本当に綺麗な絵本のようでした。 |
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人気スペースオペラシリーズ。来月にようやく新作が出ることになりました。Iは読了済みながら、内容を忘れまくっている(^^;)。IIは未読。新刊に備えて、2冊通読いたしました。 宇宙は2大国により支配されていた。その1方は星間人種「アーヴ」による人類帝国。もう1方はアーヴによる支配を良しとしない人々による「人類統合体」。地上人出身ながら、アーヴの伯爵位を持つ少年ジントは、3年前、アーヴの王族の少女ラフィールと、ひょんな事から命がけの冒険をする羽目になった。その後、2大国は全面的な交戦状態に突入した。ジントはラフィールの船に迎えられ、アーヴの1人として、「人類統合体」との戦いに赴くのであるが…。 いつもながら、ほのかな児童文学の雰囲気。若い、まっすぐな主人公2人の活躍と、その絆が感動的です。しかし読むとつい、彼らを見守っている、一癖ある大人達の方に、目がいってしまう。スポールさんと、その参謀コンビ。また、ドゥサーニュ皇太子(声:塩沢兼人)とその参謀長。アーヴの上層部って、私のツボな「性格の悪い美形」の巣窟のようです(*^^*) また平行して、WOWOWで放送されたアニメ版を、ビデオが出た順に見ていますが、これもなかなか良いです。宇宙空間も、宇宙船も、丁寧に描かれていて見応えがあります。アニメに追加されたオリジナルなエピソードで、ラフィールが彼女の「王の器」を見せつけてくれるシーンがあって、思わず手に汗を握ってしまいました。 2巻のラストは、思ったよりキリの良いところで終わっていて、このまま本編のラストと言っても、通用しそうでした。しかし、まもなく、本当のラストが出ます。どうなることか楽しみです(^^)。 |
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店の名は「ロワン・デシー(地の果て)」。墓場の隣にあるそのレストランにあるのは、バトルな日常。女漆原教授な性格のオーナーと、彼女に振り回される従業員達が繰り広げる、笑いと忍耐の日々。そういえば、オーナーってちゃんと、本業があったのね。 今回はサービスの伊賀君の母親が登場。オーナーと精神的双子のような彼女は、「彼がいないと不便だから」と言う理由で、伊賀君の意志を無視して、実家に連れ帰ろうとします。同じ理由で、彼を引き留めようとするオーナーと、実母の板挟みになって苦悩する彼。いやー、これでもかの不幸です。伊賀君が、彼のおとーさんの境地に到達できるのは、いつのことでしょうか? |
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人に見えないものたちが見えてしまう、不運な青年、律とその仲間たちの、不可思議な日常を描いた、超おすすめシリーズ8巻目。今市子さん描くところの、しっとりした和の世界。そこに垣間見えるひんやりとした異界。出没するもののけ達の愛らしさ。これも、おなじみの世界です(^^)。 この巻は、どちらかというと、怖いというより哀れな話が多かったようです。巻末の「狐の嫁入り」が、気に入ってしまいました。「むこうはむこう。こちらは、こちら。親しくしても互いの領域を侵してはならない。」と、そんな言葉に納得してしまった。でも、時に菓子折を持って、向こう側を訪ねてみたくなる、そんないい感じの話でありました。 |
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『聖域』で現代の「宗教」をサブテーマにしていた篠田節子さんが、再び正面から宗教を描いた物語。文庫本にしては、かなり分厚かったのですが、途中から一気読みでした。 地域の名士であった結木家の、跡取り息子である輝和。農家の跡取りに嫁が来ないことに業を煮やし、ネパールから来た女性と見合いし結婚を決める。彼と母親は、「若くて順応性もあり忍耐強い」「健康で体力もある」「跡取りも産めそうな」女性を選び「淑子と呼び」「結木家の嫁にふさわしいように」しつけようとするが…。 いやー、ここまでのところ、イヤですねー。見ていてヘドが出そうです。ここまで、私の「キライ」のツボのど真ん中を突いてこられたおかげで、逆に目が離せなくなってしまいました(笑)。 こうして始まった結婚生活は、当然のごとくうまくいきません。結木の家の都合を一方的に負わされてやつれ病みゆく「淑子」さん。しかし、長く闘病していた父が他界したのを期に、彼女の結木家への壮絶なリベンジが始まります。 いつしか「淑子」は、予言や癒しといった力を垣間見せるようになり、そのために、世間から生き神として祭り上げられていきます。彼女の周りには集まる、聖俗入り乱れた多くの人々。「淑子」はその人々の中で、確かに「神」として君臨しました。救いようのない俗物であった主人公は、やがて、彼女に連れられて、精神世界の果てを旅していくことになります。 以上、テーマは宗教ですが、決してイッちゃってるだけの話ではありません、念のため。しかしながら、俗物の私なんぞは、決して行き着けない世界の話ではありました。 篠田さん、この他にも、『弥勒』や『ハルモニア』で、神にアプローチしているようです。このテーマは今頃、どこまで突き詰められているのだろう。 |
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恩田さんの、時を超えるSFチックラブストーリー。登場するのは、エリザベスとエドワード。この2人が、17世紀から現代に至る時間軸の中で、欧州のさまざまな時代と場所に生まれ変わっては、出会いと別れを繰り返すという、連作短編です。以下、ネタバレ。 設定を聞いて、期待していたのですが、正直、物足りなかったです。このところ、恩田さんも尋常でない刊行ペースだったので、ついに、乱作による質の低下を招いてしまったのでしょうか?いつもなら、彼女が特定の時代を描いたならば、その時代の香気が漂うような、美しい言葉の連なりが拝めたことでしょうが、今回はあまりそれが伝わってこなかった気がします。 そもそも、これは時間ものSFではなかったのだなあ。それらしき伏線もオチも無かったし。私的には、物語で「時間」というものがテーマになるとき、どこかで、一般の生身の人生の重みをしっかりと描いて欲しい。時を超えることがドラマとなるのは、その生身の「時間」の重みと対比されたときだけではないかと、思ってしまいます。 エリザベスとエドワードの時空を超える絆。見ている分には美しかったのですが、どうにも感情移入ができませんでした。 ところで、最初の「エアハート嬢の到着」を読んで『マリーン』(萩尾望都)を、また、時空を超えて夢を見るという状況に、またもや『星の時計のLiddle』(内田善美)を思い出してしまった。また、萩尾望都ですが、『酔夢』という作品で、何度も生まれ変わっては、結ばれることなく別れてしまう恋人たちを描き、その繰り返しを「時空のトラウマ」と言わせています。この連作が、そうした運命の傷を克服していこうとする、彼らの癒しの物語であったりすれば、少しは納得がいったかもしれません… と、いうわけで、なんとなく釈然としない読後感でありました。 |
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CLAMPの青年誌連載作品。と、言うわけで、内容は世の男性の願望にすごぶる忠実、なのだろうか…。 主人公の浪人生、本須和君は、ある日近所のゴミ捨て場で「パソコン」を拾う。実はこの世界、「パソコン」は人型をしており、男性は美少女型のパソコンを持つのがあたりまえという設定(^^;)。主人公の拾ったのも、その例に漏れず、とびきり可愛い美少女型。しかし、「ちい」としかしゃべらず、OSは不明で、ソフトは何もインストールされていない。どうやら、何者かによって創られた、まるっきり未知数の規格外品らしい。彼と「ちい」のウハウハな日々が始まったが…。 パソコンの「ちい」がめちゃくちゃかわいいです。しかし、この世界、美少年型パソコンも同じくらい普及しているのだろうか?それも、ぜひ見てみたいです…。ともあれ、「ちい」がいったい何者なのかという謎が、いい感じに展開されていきます。それでも、国分寺君のキャラなんて、いかにもCLAMPだなあ。 |
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小野不由美2年以上ぶりの新作。しかも、彼女初の本格ミステリーということで、期待と不安を抱いて待っておりました。みなさん、まっさらな状態で読みたかろうと思い、大方の小野ファンに本が行き渡るくらいまで、こちらでの感想は自粛して、某えむさんのネタバレ掲示板に通っておりました。感想は、そちらで、あらかた言い尽くした気がします。 ネタバレ感想ですが、長くなりましたので、[こちら]にまとめました 九州で探偵事務所を営む式部は、辺鄙な孤島、夜叉島を訪れた。そこは、余所者には閉鎖的で、いまだに独特の因習が色濃く残ると言われる島。そこで、仕事仲間の葛木志保が消息を絶った。彼女の足跡を追っていた式部は、やがて夜叉島を覆う闇に、奥深く分け入って行くが…。 |
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第124回直木賞を受賞された山本さん。なかなかシビアなラヴストーリーには定評がある方のようなので、以前凍月さんが紹介されていた1冊にトライしてみました。ストーリーは、28歳の主婦が、隣の家の中学生の男の子に恋してしまう話です。ロマンポルノ風に言いますと 「団地妻不倫 課外授業 お姉さんが教えてあ・げ・る」(((((^^;)自分で言って引いた) 汐美は結婚6年目の専業主婦。テレビ局に勤務する夫はいつもいつも忙しい。しかし、元来、怠け者でぐーたらを愛する汐美は、子供のいない暇な生活をそれなりにエンジョイしていた。していた、はずだった…。 そんな汐美が、中学3年生の男の子に惹かれていく心理が、細やかに描かれています。彼女の視点から描かれている少年ルフィオ(愛称)はショタでなくても思わず見とれてしまうほどに魅力的でした。素直で、どこかアンバランスで、きまぐれで。彼との恋は、しかし、じわじわと何かに追いたてられていく彼女の心の叫びでもありました。マンションに閉じこめられたまま、心のどこかを殺した生活。これが、もう少し深刻になると、『おしまいの日』(新井素子)や『OUT』(桐野夏生)になるのかも…。 軽やかなラブストーリーと、隠し味の、ほろ苦い女の生き方の苦悩。さらっと読めて、ほろっとくる読後感もなかなかでした。確かにうまい人だなあ。 |
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おもしろいという評判を聞いて、気になっていた近藤史恵さん。このたび、トライしてみました。歌舞伎という特殊な世界で起こった殺人事件を背景に、そこで生きる人々の人間模様を描くミステリー。というと、ついワイドショー的な、華やかでその実ドロドロした世界を想像してしまいますが、それほどおどろでもなかったです。それでいて、いかにも歌舞伎という世界でしか起こり得ない事件であったと、納得できる結末でした。 売り出し中の若手女形、中村銀弥と結婚した一子。しかし、ある日銀弥に、日常の物の名前を忘れてしまうという、奇妙な症状が現れだした。そして同じ頃、一子は彼に1つの秘密を抱えていた。一方その頃、売れない大部屋役者の瀬川小菊は、大学時代の友人今泉の縁で、2ヶ月前に劇場で起こった、ある殺人事件を調べることになったが…。 血統で主役が決まる。御曹司でなければ、決して主役にはなれない。そんな一見前時代的な伝統芸能の世界。しかし、作者は歌舞伎のそういう部分を決して否定してはいません。敷居の高さや非合理さによって、尚、一層華やかに彩られる伝統世界への愛を感じました。登場人物も皆、自然で魅力的だったし。なかなか、気に入ってしまった。他のも何か読んでみよう。 |
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人気ゲームのコミック版、2巻目。札幌の書店では、レジ前に山積みになっておりました。今更ながら、すごい人気なのかも。 さて、2巻は八葉1人1人のエピソードを読み切り形式で紹介するシリーズです。頼久、友雅、鷹道、詩紋&イノリと、1話ずつ収録されています。なので、泰明さん、ほとんど出番なし(;;)。まあ、頼久さんの鵺と、友雅&藤姫ちゃんの話はなかなかでした。 しかし、八葉といいましても、よく考えると、鬼との戦いにおいて直接戦力になっているのは、呪詛の専門家の泰明さんと、力で勝負できる頼久さんくらいなんじゃないだろうか(^^;)。あとは、あかねの精神的な支え以外に何かできるのかな? ともあれ、3巻とLaLa本誌での連載が待ち遠しいです。あと、ゲームのIIも制作決定らしいです。実はこれが一番うれしい。 |
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この話も、遙かむかーしに読んだことがありました。しかし、あまり昔だったので、設定以外はほとんど忘れていました。先祖からの記憶を、それこそ原生動物であった頃からの地球生命の記憶を、代々受け継いでいく体質の少女、「エマノン」の物語。これを初めて読んだときには、叙情的な話と、グロい話とがない混ぜになった、奇妙な読後感が印象に残りました。 そして、再読の印象。やっぱりグロい。いえ、これでも夢枕貘さんや貴志祐介さんあたりを読んできて、それなりにグロさに免疫はついているつもりだったのですが、それでも読後感がすっきりしない。なぜかと思うに…。 エマノンは、ある意味で不死者です。バンパネラや八百比丘尼のような、他者と隔絶された時間を生きざるを得ない存在。こういった設定の場合、どちらかといえば、彼女は狂言回しとなり、彼女の遭遇する普通の人間達のドラマの方がメインになっていく方が、自然だと思う。しかしながら、エマノンが旅の途中で出会う連中って、なんだかあまり、お近づきになりたくない奴らばかりだったような…。かといって、エマノン自身も、あまり性格が定まっていないようで、彼女自身の悲哀もあまり伝わってこなかったし。 エマノンが、うんざりするほど長い長い時間を生きながら、その都度律儀に結婚するのも、なんだか信じられん。彼女はそれほどまでに人間なる存在を愛しているのか?生きて生きて生き続けても、まだ普通の人間の刹那の命をいとおしいと思えるのならば、それは、これまでの時間において、それだけの美しいものを見てきたことの証拠なのだと思います。でありながら、物語では、その「美しいもの」の記憶があまり描かれていないような気がするのです。なので、エマノンの存在は、結局理解できないままでした。 それとも、所詮これって、男から見た話であり、女は、男に理解できない神秘的な存在であればいいということなのでしょうか。ヤダ、そういうSFオタクの願望充足の世界って…。 |
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以前、ハードカバーを図書館で読んだのですが、このたび文庫化されたので、再読しました。いやー、あいかわらずおもしろかったです。やっぱり、私の恩田作品Bestは、『六番目の小夜子』と『光の帝国』が双璧なようです。 さて、舞台はある地方の、比較的レベルの高い進学校。この高校には「サヨコ伝説」と呼ばれる、奇妙な伝統があった。「サヨコ」は3年毎に1人、生徒の中から選ばれるが、選ばれた「サヨコ」は誰にも自分が「サヨコ」であると気づかれてはならない。それでいて、「サヨコ」には、教室に赤い花を飾るのをはじめとした、様々な義務が課せられる。そして、その年の「サヨコ」が上手く「サヨコ」を成功させられるかどうかが、その年の合格率に影響するというジンクスがあった。 そうして、誰にもはっきりとは知られないままに、連綿と続いてきた歴代の「サヨコ」たち。そして、その六代目の「サヨコ」にあたる年、主人公達のクラスに、津村沙世子という名の転入生が現れる。彼女を交え、主人公達は、高校3年生の1年間を、とびきりエキサイティングに、またミステリアスに、過ごすこととなるのだった。 「サヨコ」伝説とは何か?また、それに津村沙世子がどう関わっているのか?という謎が全編を貫く縦糸となっています。そして、その謎に、時に背筋が寒くなるような怖さが、また時に、ノスタルジックで甘酸っぱい高校生活の1コマが織り合わさって、なんともいえない読後感に収束していく。その謎解き自体は、結局のところ曖昧なままではありますが、そんなことはどうでもいいです。この読後感あれば、それでもう…。 ところで、関根秋君の一家はここで初登場でしたが、この後にこれほど繰り返し登場するとは思いませんでした。この一家はみんな魅力的。特に秋君はまだ若くて未熟なだけに、感情が素直でいいです。これが春君や、多佳雄パパくらいになると、あまりに人間ができすぎていて、逆に主役になりにくいような気がする。今回のような魅力的な脇役でいて欲しいです。 |
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あさりよしとおさんは、ここ何年か学研の「X年生の科学」誌に『まんがサイエンス』という教育マンガを描いているのですが、これは、そのパロディ?になるのだろうか。 マッドな希印博士なる人物が登場して、女子高生の主人公の「科学的な」疑問について解答するという形式で、それはそれ、一般的な学習マンガのそのもの。それでいて、その回答が次第に、トンデモ系や、裏っぽい方向に流れていきます。その掛け合いが、それこそ、あさりよしとおさんの本領発揮。大まじめにやっているだけに爆笑ものです。 例えば、生と死の定義について。「見方によっては」ミイラになっても生きていると主張する人もいる(時事ネタ)など。このおかしさを、ビジュアルで説明できないのが残念です。 ところで、『カールビンソン』は、どうなったの? |
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待望の『流血女神伝』シリーズ最新刊。相変わらず息もつかせぬ急展開でした。 さて、今回のバルアン王子。あのスケベ面の裏で、まさか、あーんなことやこーんなことを考えていたなんて。皇帝に即位したドミトリアス皇太子と、皇后になったグラーシカ。バルアン王子に連れられて、2人の戴冠式に赴いたカリエ。以下ネタバレです。 今回のカリエのコスプレシリーズは、なぜかバルアン王子の正妃(^^;)。マジか?王子。やっぱり次は海賊でしょうか。しかし、ドーミ兄ちゃん,グラーシカとの再会が、こんなに早く叶うとは意外でした。バルアンが死んでからになるかと思っていた。 ひとり暗躍する、たらし男サルベーン。謎のラクリゼも、意外に早く物語の中核に出てきそうな気配です。しかし、この連中だけは何を考えてるのか、よう分かりまへん。 エドの出番は、相変わらず少ないですが、巻末の船戸さんのおまけマンガが可愛かったのでよし。 |