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1.読んだよ!Best10 2.映像部門賞 3.禁断のワースト部門賞 |
いよいよ迎えた21世紀ですが、バタバタしているうちに、早くも1ヶ月が過ぎていきました。おおむね、世はこともなきかな。さて。 記念すべきミレニアムの、ごく個人的総括です。この1年に読んで、出会って(ハマって)、一言いいたいあれやこれ。この機会に、各賞として挙げたいと思います。 あいかわらず趣味は片寄っておりますので、結果についてはどうぞ、深いツッコミなどなさいませんことを。 |
● その1 [読んだよ!Best10] | 印象に残ったマンガと小説。順不同です。 |
SFが、いまだ未来の夢を語れることを証明してくれた貴重なシリーズ。
こういう、確信犯的に大甘な話は、実は大好きなのでありました。 世界は歪んでいる。ところどころほころびて、病み閉ざされる。それでいて同じ世界が、時に至上の輝きに包まれる。輝きと闇との物語。
これは本当に理屈抜きで楽しめた作品。細かいツッコミはあれど、元気な少女が過酷な運命にさらされながらも、ひたすら頑張るという、今や絶滅寸前レッドデータブックな王道「少女小説」でした。
ありがちなサイキックアクションでありながら、作品から突き上げてくる、何だかよく分からないパワーに圧倒。これは確かに、そんじょそこらにはない、と思います。オルレンショー博士のキャラがまたスゴい。
地方の旧家で起こる連続殺人事件。いかにもありがちな「本格ミステリー」の様式を踏みながら、そのおもしろさを再確認させてくれました。
本当に今更なのですが、昨年にどかんとまとめ読みし、いろいろな点で多大なインパクトを受けました。「やっぱり萩尾望都はスゴイ!」っと臆面もなくそう言えるようになったのがうれしい。さて、この話、今年はそろそろオチをつけてくれるのでしょうか?
あちこちで人気の程は知っていながら、読後感が重そうで手が出せなかった作品でした。それを20巻まで至福の一気読み。評判だけのことはありました。ガッツには惚れた。
2年ぶりの新刊に感動。話が進まないながらも、ボルテージは落ちていないようで、うれしいです。やっぱりSFだい!
夢枕・岡野の両氏とも、今、ノリにノッている感じ。何も言うことはありません。
最後のこの1作は迷いました。今回はなるべく、1999年のBest作品だったものは、控えようと思ったのですが、そうすると、なかなかこれというものが思いつかなくて。これは、絵柄の美しさだけで絶品です。
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● その2 [映像部門賞] | 単に、本以外でハマったものです |
『仮面ライダークウガ』 TV朝日系で。毎週日曜日に放送されていた特撮番組。往年の「仮面ライダー」に敢えて挑戦しようとした創り手の心意気に感じました。オタク心をくすぐる映像世界は、毎週、目を見開いて見ておりました。ただ、一部で物議を醸したあの斬新なラストについては、うーん。コメントは控えます。
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● その3 [ワースト部門賞] | これはどうしても一言いいたい、禁断のワースト作品です。 |
『スカーレット・ウィザード』 茅田砂胡 昨年1年で派手に急降下されました。ノリと手抜きの区別がつかなくなった作品の末路を見届けてしまった。
『わかりあえない人々』 須賀原洋行 須賀原さんがまんがくらぶ誌で始めた新連載で、まだ単行本化されていませんが、おもしろくない。というか、この人変わったな。作風が一段と説教臭くなった。今の社会で様々な価値観のギャップを抱える人々を「AERA」的にネタにしているつもりなのでしょうけど、要は自分に理解できないものを陰険に嗤い者にしているようにしか見えません。
昔はもっと、ネタにしている相手への共感があったと思うのだけど…。 『ギャラリーフェイク』 細野不二彦 これも、もはや20巻を超えて、マンネリになるのも仕方のないところですが、そろそろ細野さんのやる気なさも見えてきて痛いです。いい加減、ボディコンの女性を出すのはやめて。バブルは10年も前に終わったんだって…。
もう、トレンディドラマを描けるお年じゃないのね。かといって、この人にいきなり、泥臭い人情ものを描かれても、抵抗があるんですけど。 |