■姿

夢一文字(裏ページ)で知り合った方が、亡くなった子供の姿をイラストにして下さいました。
お腹の中で死んだ子は、だんだん体が溶けてしまうのだそうです。
手術後、半分溶けた赤ちゃんが出てきたよと医師から言われましたが、咄嗟に見せて下さいとは言えませんでした。
だから私は赤ちゃんがどんな姿をしていたのか知りません。
でもきっと、私の赤ちゃんだけでなく、すべての、生まれて来れなかった子供たちは、こんな姿でいるのだと思います。

 

こちらは、まだ子供が亡くなる前、どんな子供かな〜と想像して描いて下さったものです。
今となっては生まれる前に亡くなった三人の子供たちの姿そのものです。
私がいずれ死んだ時、こうやって迎えてもらえると信じれば、とても、温かい気持ちになれます。

 

 

上のイラストはY.Mさんから、下のイラストはA.Nさんから頂きました。
それぞれお仕事でご苦労なさっていらしたり、ご結婚で地元を離れて努力なさっていらしたり・・・普通に知り合ったのなら、決してこの様な素晴らしい贈り物を頂けることはなかったと思います。

他にも、泣いて下さったという方、「私がマル左さんのことを覚えている限り、逝ってしまった児のことも覚えていると思います。可能なら、何年後かにこの児の話が出来るといいですね」とメールを下さった方もいました。

是非はあるかもしれませんが、私にとって、ネットで知り合った皆様は、夾雑物なしに心が直接伝わるという意味で、現実のどんな関係での知りあいよりも、むしろ得難い大切な方々です。
たとえお顔を知らなくとも。

流産というのは、悲しいとか辛いとかいう言葉でくくれない、ひとつの(みっつの)大きな大きな経験です。
でも、確率的に全妊娠の10パーセントは流産に終わると言われているように、決して珍しい経験ではないのです。
そんな中で、他人様からこれ程の心を寄せてもらえる者がどれ程いるかと考えた時、私は真実幸せな者だと感謝しないではおれません。
その気持ちを形にしたくて、描いて下さった方には無断ですが、ページにしました。

今も毎日泣いています。
泣かなくなる必要はないと思っています。
この悲しみは、越えたり忘れたりすることが出来なくても、悲しみとともに生きていけばそれでいいものだと思っています。

書きたいことだけ書きました。
読んで下さってありがとうございます。
最後に何度でも、皆様の心に感謝致しますm(_ _)m

(2002/6/20)

 

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