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 <大好きなものたち・2>

〜北海道3〜

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<9/14アップ分>

 

<8/26(水)・走りまくりの日>

 〜9.14アップ〜

さて、お腹もくちくなったことです、予定とて何もない今日ですが、レンタカーでまず向かったのは隣町幌延のトナカイ牧場! ここはこのページの掲示板ご常連のRUTSUさんのご生地、以前この牧場のことをお聞きして以来、是非行きたかった所です。30分くらいでしょうか、丘の間をぬう心地よいドライブの末、幌延の町へ入りました。かわいい(=^^=)、町が可愛いのですぅ(=^^=)。北海道の家はたいてい新しくて綺麗でカラフルですが、ここはそれがひろびろと並んでまるでミニビバリーヒルズ! うーん、RUTSUさん、こーんな可愛い所でご幼少時代を過ごされたのね!(=^^=)。

小さな看板を頼りにたどり着いたとなかい牧場は、入場料とて不要ののんびりした所。柵に近づくと早速エサをねだってとなかいさんが数頭近づいてきます! 一袋100円、手からフガフガと直接食べてくれるのが可愛いです(=^^=)。鼻息がスゴイ(笑)。手前には子となかいくんが一頭別に繋がれていて、向こうには白ヤギさんも・・・動物が好きな私にはこの上なく楽しい所でした。

となかいって、雄にも雌にも角があるのですってね。それと、行った時は角にも毛が生えていました。パンフレットなどの写真では毛のない角が写ってますが、時期によるのでしょうか・・・もう冬支度だったのかしら。牧場でとなかいを飼っているのは全国でもここだけだそうです。平成11年の夏には移転の予定があるそうですから、行こうと思った方は要チェック!・・・て、これだけ読んで行こうとする方、いませんわね(^^;。

この辺りにはまだ見たい所もありますが(大規模牧草地宮の台展望台、あとはサロベツ原野内の兜沼など)、そのまま今日は宗谷丘陵を横断してオホーツク側へ向かいます。ここの道もねぇ、ドライブにはもってこいです、熊に怯える森の中から見渡す限りの牧草地まで、景色に飽きが来ませんです。なにしろ道内の道はどこでも舗装がしっかりしていて道幅もあり、走りやすいのが嬉しいです、対向車も滅多にないですし・・・て、私はペーパーなので運転しませんけれど(笑)。

5,60キロ走ってオホーツク海が遠望できるようになった頃、まず最初に着いたのはクッチャロ湖。冬は白鳥の飛来で有名です(もっとも最近は餌付けの成果で、もっと稚内に近い大沼にその地位を取られつつあるようですが。ちなみに温泉で有名なのは道東のクッシャロ湖。屈斜路と書きます)。
満々と水を湛えて最北の海の側にひかえるこの湖は、なんだか明るく開けっぴろげで不思議です。情緒はないがロマンはある、そんな感じ。人、つまり観光開発に食いつくされていない分、のんびりとあるがままの姿を晒しています。カモメと鳶が呑気そうに飛んでいる風景・・・けれど、どこか一点に恐怖を感じるのは、そのグレーの湖面に人智の及ばぬ自然の力を感じるからでしょうか。それとも、凍て果てた冬の傷跡が、今もまだ湖水の胸中に秘められているせいでしょうか。

ここからはオホーツク沿いの道を北上して稚内に戻ります。約100キロ、大きな道なので車の流れも絶えません。クッチャロ湖を出てすぐのベニヤ原生花園に寄りました。オホーツクの海岸線に並んで広がるベニヤとエサヌカ原生花園、名前がまた旅愁をそそりますよね(=^^=)。アイヌ語なのでしょう、手元の資料ではどんな意味かちょっとわかりませんが。
海からすぐに拡がるお花畑というのも不思議ですが、それが10キロ以上続いているというのがまたスゴイです。歩いて波打ち際まで行きたかったのですが、同行者の強烈な反対にあって断念しました(;;)。まあ一見してすごく遠かったので、それも仕方ないのでしょう、でも、思い切り海に近い所にはテントの影も見えて、こんな所でアウトドア体験もいいだろうなぁと羨ましくなりました。
オホーツク沿いには、こうした海沿いの原生花園がまだいくつもあります。一番好きなのは道東の小清水原生花園。濤沸湖のやわらかな水面と相まって非常に優しい景色です(=^^=)。でも、お花の時期には行ったことがないのですよね(^^;。

そこから約2,30キロ北に、猿払(さるふつ)道の駅があります。のんびりな牛が人間見物してる村営猿払牧場を左に、オホーツクの輝く海を右に見ては一旦停止せざるを得ないでしょう(笑)。ここは海難碑などあるちょっとした公園になっていて、レストハウスとホテル、サイクリングコースなどもありました。うーん、こういう所に泊まった方が、北海道は楽しめるのかもしれません・・・次回の参考にしましょう(^^)。

で、海沿いの整備された道をしばらくお散歩。ここから見るオホーツクは紺碧の中にエメラルドグリーンが溶け込んだ様でとっても綺麗! 強烈な日差しだったせいでしょうか、まるで沖縄?@@ と思わせるほど、幾種類もの淡い瑠璃色の光を放っていました。・・ちなみにそこを出て一分とたたないうちに何故か大豪雨! しかも路面を雨水が川となって流れるほどの!・・・そんなことがあると、ついつい北海道が私を守ってくれてる?などと、勝手なこと思って喜んでしまいます(笑)。私は宗教は何?と聞かれたら、原始アニミズム(すべての物に魂がある)と答える馬鹿者ですから(爆)。

・・・今考えると本当に残念だったのは、ここ、海まではちょっとした崖になってまして、直行で獣道みたいなのを行くか、かなり大回りしないと浜辺へ出られなかったのです。若い頃は迷わず直行したものですが、「ここでケガでもしたらどーする」「下りられても上がって来れない」「雨上がりで殊に滑りやすい」なーんて頭が先行して、結局海岸までは下りなったのです(;;)。ううう、せっかくオホーツクまで行きながら、すぐそこに海面を見ながら、海にさわれなかったのは本当に馬鹿でした。骨折したって触ってくればよかった、次いつ行けるかわからないもの。

・・・それにしても、こんなではカムイワッカ湯の滝には二度と行けないわね〜(;;)。ご存知ですか? 知床の先端にある、滝壺が温泉になってる川。その滝壺まで、お湯の流れる川を裸足で遡るのですが、これがケガ人のニュースが出ないのが不思議なほどの難所なんですよ。足首くらいまでの浅さとはいえ、流れるお湯(しかも上へいけば場所によって火傷しそうにあっちっち(^^;)の中を歩くのは難儀です。それでも川を遡ってるうちはいいですが、上へ行くほど沢登りになり、でっかい岩に張り付きながらの登坂はまるでロッククライミング!・・・だと私は思ったですがねぇ・・・二十代半ばで行った時、同行の友達は中途挫折、私はなんとか滝壺まで行きましたが、もう一度行ける自信はないですねぇ〜、最近有名な観光スポットになってますが、物見遊山で行ったら危ないよう。救護施設などもなかったですし(今はあるのかな?)

と、そんなことを思うにつけ、行ける所へは行ける時に行っておかなければ二度とチャンスは来ないかもしれない、体がついてこなくなるかもしれない、気力も挫けるに違いない・・・そんな思いに捕らわれました。まあ、そう思っていたからこそ、年取ってからもツアーなんかで回れそうな道内の代表的観光地へは、あまり行ってないのですがね(^^;。

さて、実はこの日の感想はここでおしまい(笑)。
以前訪ねた時よりも、街の看板や喫茶店のメニューに驚くほどロシア語の表記が増えた稚内市内へ戻ってからあとは、私用で暮れてしまいました。
あ、そうだ、前の日見られなかった利尻冨士を恋うて、もう一度道道106号のオロロンラインへ出て、小高い丘の中腹の夕陽丘パーキングからしばし雲の晴れるのを待ってみたのでした。風の強い午後、わずかずつですが、利尻は雲から姿を現してくれました、青い輪郭となって・・・。最後まで晴れなかった頂上の雲は、また見に来い、そして今度は島へわたれ・・島からのそんなメッセージだったと、今でも思います。

<8/27・のどかなり、道央ドライブ>

この日は移動日。稚内からの上り列車は、シーズン中の臨時列車を足しても日に10本しかありません。そして、忘れてはならないのはここが最果ての駅だと言うこと。下り列車はないのです。頑張れ、宗谷本線! と言うわけで、南稚内の駅から朝7:56に出る急行宗谷に乗り込みました。目的地名寄までは約三時間です。途中日本海の見晴らしがよい場所で、「利尻が見えます」とアナウンス、列車の速度もゆるみ、再び青い勇姿を見ることが出来ました。・・・もっともその場所以外からもしばーらく見え続けていましたが(笑)。あとは例のとなかい牧場でもアナウンス+徐行、こんなに有名だったのね・・・となかい君たち(=^^=)。

道内の列車の三時間はあっと言う間。名寄からはレンタカーです。が、しかし、この街、非常に物寂しい思いに捕らわれました。・・・かつては宗谷本線と名寄本線、それに深名線の一大ターミナルだった、道北入口の街なのに・・・。でも、住んでもいない者が勝手に感傷にひたっても何の役にもたたないです。寂しく見えただけかもしれませんし。

車での行き先は朱鞠内湖。しゅまりないこ、と読みます。ダムで出来た人造湖ですが、しゅまりない、というその名の響きに憧れて、一度訪ねてみたかった所です。深名線のあった頃は湖畔駅という、湖近くの駅がありましたが、今では山間の道を名寄か士別から車で行くほかありません(路線バスもありますが、接続が悪くて一日掛かりになります)。とは言え道内の道は本当に快適で、40分ばかりで湖畔につきました。うにゅ・・・何だ、この殺風景な景色は!(笑)。

人造湖では道内一の面積を誇る広い湖は複雑に入り組んだ湖岸線を持ち、原生林に囲まれた湖面に浮かぶ大小13の島影はさながら松島のごとく。立ち枯れた樹木や切り株の転がるその姿は深山幽谷の趣・・・ではあるのですが、何だろう、この空虚感。名寄の街で感じたのと同じ物寂しさなんです。空が、街やこの湖を押しつぶしそうなんです。・・・美しい風景に感動する以上に、この物寂しい殺風景さは印象深いものとなりました。・・・もしも名寄から車でこの湖へ行ったなら、最初の展望台のずっと手前、湖が初めて顔を出す所からの眺めがいいかもしれません。車、止める所はなかったので私たちは素通りしてしまいましたが、直感でそう思いました。(いい加減な奴(笑))

帰りしな、件の深名線廃線跡の湖畔駅の残骸に出逢いました。わずか数年のうちに、線路もホームの土台の鉄骨も、そして駅名プレートも、ボロボロの赤錆がついたただの鉄クズとなっていました。それでも健気に駅の形を保っているのです。ホームから続く線路は細い道路で無惨にも寸断され、褐色の断面を突っ張らせています。それなのに、いつでも列車を走らせてくれと言わんばかりに、朽ちた枕木の上でまっすぐ誇らしげに横たわっているのです。あああ(;;)、だから原始アニミズム信奉の鉄ちゃんもどきの私(爆)には、強烈に辛い風景でしたのです。勝手なり、人間。

さてさて、あとはのどかな道央の地を快適ドライブ、一路旭川を目指しました。廃線跡でぐずぐずと写真など撮っていたせいか、慣れぬ道とて時間がなくなり、いわゆる観光はこれにて終了です。(^^)あとは私用のオンパレードなので割愛しますね。久しぶりの北海道、完璧とは行きませんでしたが、充分堪能してまいりました。やはり一年か二年に一度、懐かしく訪れたい所です。そして是非とも流氷の季節に再訪を果たしたい。そんな思いを強くしました。

* * * * * * *

以下は内輪受けのネタです(笑)。
27日は旭川に泊まり、翌日札幌へ出て某アニ○イトでCDブックその他左之助グッズを入手(阿呆)、札幌で一泊の後、新千歳空港から羽田へ戻りました。札幌で空港行きエアポートライナーの時間待ちに寿司喰らってから、着いた空港で、またカニ、ホタテ、イクラの三食丼と道産牛のステーキと蛸の唐揚げをビールで腹へ流し込んだのはこの日のことです(笑)。
そしてその機中、なーんとスチュワーデスさんが「お読みになりませんか?」と持ってきてくれたのが週刊少年ジャンプだあ!!@@ ひょっとして早売り? 読む読む、読みます!(^▽^)とこちらへ来てくれるのを腰を浮かして心待ちにしていたら、二つ前の席の若い男性にとられてしまった。しょっくう(;;)。
飛行機は折からの台風四号だか、関東北部に大災害をもたらした雨雲のせいか、最初から最後までガックンガックン揺れっぱなし、気の小さい私は真っ青になって怯えていました。でも、横を見るともっと真っ青な顔の旦那さの・・・はああ、情けなや、いわんぼ31号(^^; しかも某王女の居住地上空で「○○県上空に高い雲が発生しております。かなりの揺れが予想されますので、ベルトはしっかりおしめ下さい」のアナウンスが・・・侮り難し、王女の呪縛(爆)。
でもでも、こうして無事戻ってこれたのは、同行の左之が二重の極みで雲を粉砕したからだとさ!おしまい(^^)。

 

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