ビバップの代表的な演奏家を紹介します。

kenny dorham
静かなるけケニーというアルバムで人気のあるトランペッター。しかし、本当は静かではなく、ビバップの黎明期にファッツナバロやハワードマギーと並んで技術とバップスピリットを競った演奏家である。charlie parkerのクインテットでも多く演奏している。当時、技術的にはナバロに肉薄するものがあった。50年代、60年代になっても活躍、円熟した演奏を聞かせている。お勧めは、'round about midnight at the cafe bohemia, blue note 1524。 ハードバップ期の56年録音だが、ガレスピーのチュニジアの夜、モンクのラウンドミッドナイトを演奏している。もちろん、パーカーとの演奏も聞いて欲しい。
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howard mcghee
ビバップ期を代表するトランペッターの一人。charie parker のクインテットでも演奏している。良くなるトランペットと歌うパッセージが特徴。jimmy heath らと録音を残している。50年台、60年代にも活躍している。77年にはcharie rouse とjazzbrothers を結成、録音を残しビバッパーの気をはいた。サボイセッションの再発のジャッケットを載せました。

dizzy gillespie
charlie parker とともにbe-bopを創った演奏家。be-bopのハーモニー、スピードを実現した最初のトランペッター。早い切れ味のあるフレーズとハイーノートが特徴。be-bopのスタイルはfats navarro によって受け継がれ、完成されていく。90年代まで活躍した。ビッグバンドからは多くの若手が輩出した。ジャケットは、musicraft の国内再発版。サボイから groovin' high のタイトルで出ているものと同じと思う。

j.j. johnson
be-bopにおけるスピードに追従したトロンボーン奏者。miles davis とのblue note セッションは有名。50年代にはハードバップの代表的奏者として活躍。ジャケットは、49年の sonny rollins をフィーチャーしたサボイ盤。この時代の雰囲気を伝えている。

red rodney
charie parker quintet のトランペッター。白人でティーンエージャーであった。ひたむきなプレーで多くの録音を残している。現在にいたるまでbe-bopスピリットにあふれた演奏を続けている。80-90年代にはcharles mcpherson, barry harris らとbe-bopの録音を残している。ジャケットはサボイ12148。57年の録音。ira sullivan のテナーが聞ける貴重な演奏。ちなみにsullivanはトランペットも吹く。この録音では循環コードの曲でrodneyと激しいトランペットでのバトルを聞かせる。また、バップイデオムでのstella by starlightを聞くことができる。

ビバップの演奏家たち(tp, tb)

fats navarro
be-bop trumpet を完成させた偉大なbopper である。gillespie はまだスイング期の奏法の影響があったが、navarro は be-bop のイデオムを完成させ、後にcliford brown に受け継がれていく。 fats や macghee, dorham が gig をしていた場面を想像するだけで興奮する。 テクニック、歌心ともに最高の奏者である。十分活躍する前に亡くなった。brown とのバトルは存在したのだろうか?