
joe albany
46年、los angeles で charlie parker quintet に短期間参加。かなり気に入られていたそうだ。ジャケットは57年のリーダ作。ワーン・マーシュがテナーで参加している。いい演奏をしているのでぜひ聴いてみて頂きたい。los
angeles での parker との演奏は、spotlite SCJ 123 で聴ける。
al haig
duke jordan とともに charlie parker quintet での録音が多いpianist だと思う。be-bop
spirit では powell に負けていない。すばらしいピアニストである。ジャケットは77年録音の
portrait of bud powell。be-bop の演奏が聴ける。

dodo marmarosa
charie parker との共演がある。hollywood での wardel grey 等とのセッションでいい演奏を残している。ジャケットは61年のトリオ録音。残念ながら角がとれてまるい演奏になっている。


george wallington
51年録音のサボイ盤。 curley russell, max roach というビバップを代表するリズムセクションとのトリオ。急速調の四月の思い出などいい演奏だ。49年録音のセッションには
brew mooreや gerry mulligan が参加している。パウエルに比べるとい息詰まるような感じは薄いがビバップの正統的奏法で押してくる。50年代には、phil
woods らとコンボを編成し活躍した。

claude williamson
パウエル直系のピアニスト。57年のベスレヘム録音。選曲がすばらしい。西海岸ピアノトリオの録音としてはもっともビバップの香をさせている。
hampton hawes とならぶウエストコースト正統派バップピアニストである。90年代にも録音があり、相変らずのパウエルぶりを見せている。 積極的なアルバム作成で al
haig, duke jordan とともにバップの伝統を伝えてきた。

duke jordan
ビバップ期には parker のピアニストして活躍した。charlie parker quintet
での録音は al haig とならび多いと思う。miles davis に言わせるとリズムがひっくり返えっていたそうであるが、バードのリズムテンションではしかたないか。しかし、イントロ、バッキングの雰囲気はなんとも言えず味がある。アドリブも渋い。ジャケットは60年録音のブルーノート盤。数々の名曲を書いた。80年代以降欧州での録音でリバイバルした。

sadik hakim (argonne thornton)
parker のサボイセッションで thrivin' on a riff でpianoを弾いた。ソロは、モンクの影響があり、不思議だ。それ以前のdexter
gordon の録音でもpianoを弾いている。ジャケットは77年のトリオ録音で resurgence。モダンでスイングする演奏を聞かせるがタッチは紛れも無くビバッパーだ。 easy
to love は快演。

kenny drew
40年代には録音はないようであるが、パウエルの影響を強く受けたビバッパーだ。50年代後半にすばらしい録音を残している。また、80年代にはヨーロッパでの録音が評価を受けた。80年代以降はよりモダンなスタイルになっているが、強くスイングするピアノだ。ジャケットは、54年頃のブルーノート録音。curly
russell, art blakey という強力なサポートを受けている。パウエルの雰囲気が残る演奏。stella
by starlight, be my love, everything happenns to me など選曲も秀逸。

hampton haws
西海岸を代表する黒人バッパー。シンプルなバップラインをこれでもかと押してくる。60年代後半以降はモダンなラインを弾いているがバップの発展の好例だ。ジャケットは56年の録音。3部作の1枚目。過小評価されているがすばらしいピアニストだ。西海岸ではパーカーとの共演もある。

dolo coker
パウエル系のピアニスト。バリーハリスとサウンドが似ている。40年代からjimmy
heath のビッグバンド等で活躍している。50年代後半のkenny dorham バンドでもいいピアノを弾いている。ジャケットは70年代に
xanadu からでたすばらしい音源である。blue mitchel, harold land を配し熱いバップを演奏している。パーカーとの共演は無いようだ。

walter bishop, jr
後期のパーカーとの共演が多い。51年から53年までのマイルスのピアニストである。パーカーのコールポータ集、rockland
palaceのピアニストだ。パウエルの影響はもちろんだが、50年代初期のピアニストのモデルになる演奏だ。ジャケットは代表作のspeak
low。61年の録音。スイングしている。

tadd dameron
be-bopの確立に貢献したすばらしいアレンジャー、コンポーザー、ピアニストである。dameron と navarro の双頭コンボは bird のコンボと並び be-bopを代表するコンボである。ジャケットは、マイルスとの双頭コンボがパリで残したライブ録音。good bait, lady bird という dameron の bop tune の名演が聴ける。philly joe は70年台以降dameronia というバンドを率いて、dameron の音楽を演奏していた。monk, powell と並ぶ be-bop の創造者の一人である。

barry harris
厳密には hard bop 期にデビューしたピアニストであるが、powell 直系のピアニストのなかでも現在にいたる迄大きな影響力をもっていることからここに紹介する。powell
のスタイルと迫力を伝えてくれる数少ないピアニスト。ジャケットの magnificent
は間違いなく彼のベスト演奏だと思う。とにかく聴いてみて欲しい。be-bop の熱い興奮がよみがえる演奏である。

bud powell
be-bop の特徴は息が詰まるほどの緊張感である。 bird とともにもっとも凄みのある演奏をしたのが
powell である。 monk と powell の影響を受けていないピアニストはいないと言っても過言ではない。超高速のbe-bop
フレーズはpowell をしのぐ演奏はないと思う。また、バラッドの歌心もすばらしい。あらゆる面で不運であったが、60年代は欧州でいい人生を送ったのではないか。ジャケットは
amaizing bud powell. rollins, navarro を含むクインテットが聴ける。60年代の録音では、griffin
とのバトルが激しい。dexter の our man in paris もお薦めだ。