Double+Cross the 3rd Edition
 Break Up:Reverse Act.01 
Crystal Heart Case:Lightness
Introduction

もう戻らない昨日。変わってしまった今日。

崩壊の時を経て、更なる世界の変質を求める“亡霊”が嗤う。

──この先進む未来は、望むものでなくとも。
立ち向かうしかない明日の為に。
今を突き崩す“力”は、今、君の手に委ねられる。

Double Cross 3rd Edition for EndLine
「BREAK UP:Reverse」

“世界”を救う事は望めなくとも。
己の“心“を壊す“イシ“には立ち向かえ。

Handout

PC1 “最果ての黒” 日垣 智也 ハン ドアウト

 今は何故こうなってしまったのかは解らない。
 それでも、いつの間にか自分と ──その家族は“日常”から弾き出され、“逃亡者”という身になった。
 ──こうなる直前に聞いた“賢者の石”という響き。それに言いようのない不安を抱きつつも。
 疲れた身体と意識は、自然にかつての知己の場所へと足が向かっていた。

シナリオロイス:“賢者の石”(Dロイス)


PC2 “カルヴァリオ”白川 蛍  ハンドアウト

 上層部から依頼されたのは、とある人物の送迎だった。
 急な話で詳しい事は聞かされなかったものの、任務であるならば──と、向かった先に見た顔。
 ……何故だろうか。何処か、記憶の琴線に響く気がした。

シナリオロイス:日垣 智也(PC1)


PC3 “サポートデ バイス”加賀津 進 ハンドアウト

 「UGN内部にFHの内通者がいる」
 そんな噂は、この様に世界が変わってから多かれ少なかれ耳にすることだった。
 このような世界に在る以上、小さな火種は消せばなるまい。──放置するだけの力は、今の自分たちにありはしないのだから。 

シナリオロイス:“ヒドゥン・ベル”


PC4 “闇裂く声”晃野 星夜 ハンドアウト

 父の知り合いだったというその人物とは、もう、随分と長い間会ってはいなかったものの、どことなく記憶には残る人だった。
 その様な人物から、父にではなく、自分に直接連絡が来るとが思っていなかった──が。
“君の様な立場であるからこそ”頼みたい。その理由。──漠然とであるが、解る気は、した。

シナリオロイス:日垣 真

■プリ・ プレ イ 〜自己紹介

GM:そ れではPC1より自己紹介をどうぞ。

智也:「世 界ってのは何処までも続いてて、限りなんて無いものだと思ってた」
智也:「こ の雲みたいに。俺の手の届かないところで、勝手に巡り続けていくものだと」
智也:「…… なのに、なんだ? 俺が知っていたはずの“世界”は、何処へ行ってしまったんだ?」
智也:世 界の理想形(カタチ)は見えずとも、黒く大きな鷹の翼で飛翔し、腕を長大な槍と化して戦うオーヴァード。
智也:力 に対しては懐疑的で、強い者が偉いという風潮を快く思っておらず、かといって声高に主張するのも気が引ける。
智也:ど こか違和感を感じながらも漠然と日々を過ごしていた、普通の高校生。
智也:シ ンドローム:キュマイラ/ウロボロス Dロイス:賢者の石(予定)
智也:HP: 33 行動値:6 侵蝕率基本値:14+覚醒%
智也:シ ナリオロイス:“賢者の石”に、親近感/■恐怖
智也:「世 界の秘密を識る石、あるいは“世界そのもの”とも称される結晶、らしい」
智也:「そ んなもの、俺には過ぎたシロモノだろ。何だってこんなことに……」
智也:PC 間ロイス:“カルヴァリオ”白川 蛍に、懐旧/■不信感
智也:「UGNっ てのはテロリストって聞いてたけど……なんか、思ってたよりはフツーっぽい? ような」
智也:以 上です。よろしくお願いします。

蛍:  「……とおさまが傍にいてくれた世界は、きっと、もっと明るかった」
蛍:  「こんな世界なんて…………認められない」
蛍:  「わたしは、せかいに光を取り戻す」
蛍:  “カルヴァリオ” 白川 蛍
蛍:  FHによる、レネゲイドクリスタル適合実験の失敗品。
蛍: 出 来そこないの水晶石と想いを胸に秘める、うつむきがちの暗い表情をしたUGNチルドレン。
蛍:  オーヴァードによる非オーヴァードへの搾取を否定している。雪と光を用いた幻想を得意とする。
蛍: シ ンドローム:サラマンダー/エンジェルハイロゥ ワークス:UGNチルドレンC カヴァー:高校生 年齢:16
蛍:  HP:27 行動値:13 基本侵蝕率:33% Dロイス:[愚者の黄金]
蛍: ・ シナリオロイス/“最果ての黒” 日垣 智也 → 合流後に決定
蛍: ・ PCロイス/“サポートデバイス”加賀津 進 【感情:■尊敬/□食傷】
蛍: 以 上で、よろしくお願いします。

進:  「所詮俺等(UGN)も貴様等(FH)も化け物さ……」
進:  「俺達には……どちらが先に滅せられるかの差しかないんだよ」
進:  “サポート・デバイス” 加賀津 進 21歳
進:  UGNエージェントを名乗る余り目立たない容姿の人物。
進:  飄々とした雰囲気であるが、少しでも彼と接触を持った人間は、それが上辺だけの物である事を知る事になる。
進:  主に情報収集や裏工作等に従事する前線指揮官的存在で、戦闘においても、支援役に徹している。
進:  ノイマンピュア(起源種)HP29 IV値:21 基本侵食率35%
進:  PC間ロイス :“闇裂く声”晃野 星夜 ■好奇心/□隔意
進:  「幸せな夢の中に居られるならそれに越した事は無いだろうさ、真実というのは残酷なものだ」
進:  シナリオロイス:“ヒドゥン・ベル”■好奇心/□無関心
進:  「沈む船から逃げ出すネズミの数は数え切れないが……今回のネズミは何をやってくれるのかね?」
進:  PLは三月兎です、よろしくお願い致します。

星夜:「変 わっちまった──ああ、変わっちまったな。色々と、何もかも」
星夜:「故 にこそ、変わらぬ物は貴重である。そして俺は、そう言ったものをなるたけ大切にしたいと思っているさ」
星夜:「………… 誰だよ、今オマエ偽者だろとか言った奴」(何)
星夜:“闇 裂く声” 晃野 星夜
星夜:自 らを含め変わってしまった世界において、これまでと変わらずに高校教師を続ける青年。
星夜:図 体は大人だが精神は専ら生徒たちと同じくらいと評判。良い意味でも悪い意味でも。
星夜:UGN と繋がりは無いが、FHの事も信用してはいないと言う微妙なスタンスを持つ。
星夜:消 えた友人の事を時折思い返しつつ、妹と共に頑張って今を生きる“ごくフツー”の人。
星夜:SR: エンジェルハィロゥ/ハヌマーン
星夜:HP: 26/行動値:12/侵食:33%  Dロイス:特異点
星夜:シ ナリオロイス:日垣 真に■誠意/□不安
星夜:「父 さんじゃなくて俺に? 一体何だ……?」
星夜:PC 間ロイス:日垣 智也に■信頼/□不安
星夜:「ほー、 お前があの人の息子さんか」
星夜:以 上にて、宜しくお願い致します。

GM:それでは、開幕。

Break Up:Reverse Act.01 Crystal Heart Case:Lightness
Opening phase 0 『鳴動』
Scene Player None
Scene:

 その場所は、普段でもある種独特の雰囲気を醸し出す場所だった。
 世界が変貌し、更なる高みを求め、望み、自らそれを掴み、引き寄せようと願うモノの場所。
 そんな“最先端の施設”にその日──小さくも、新たな“Double Cross”の芽が首を擡げた。

 廊下を早足で渡る足音は最小限を気遣いながらも、静寂に支配されたそこでは、己に届くそれは余りにも大きな音で。
 かちり。と小さな音を立てて鍵を開いた、普段は使わない部屋に身を滑りこます。
 周囲を本能的に見渡し、何事もなかったことに安堵の息をつき、冷たい汗が流れる背を扉に預け、息をついた。

「──見つかりませんでした? あなた」

 そんな彼に、前方の暗闇よりかかる声。
 己が良く知っているそれでも、そこにいることが解っていても。明らかに己に向けられる声に、彼は微かに身を竦ませ、ついぞ苦笑を洩らした。
「ああ。大丈夫だ……取り敢えずは。だけれども」
「そうですか……良かった」
「──でも、これからが本番だ。静香。──国東君は、一緒かい?」
「はい。ここにおります。日垣博士」
 己の答えに、安堵の頷きを見せる伴侶に笑いかけ。彼──日垣博士はここにあるべきもう一人の存在の名を呼ぶ。
 それに、即座に知性を感じさせる、若い女性の声が応えた。
 その声に日垣は頷き、ずっと胸に掻き抱く様に抱えていたケースを、慎重に二人の傍にあるテーブルに置き、鍵を開く。
 かちりと電子ロックの外れる音がして、その中身は暗闇に潜む3人の目に晒された。
「国東君」
「はい」
 ──物々しいガラスのシリンダに納められた、この暗闇の中ですら、緑色のゲル状の液体の中でですら、蒼く輝くそれを、日垣は慎重に取り出し封を開け、国 東と呼ばれた女性が差し出した、一回り小さなアンプル2本に、慎重に液体を等分に移した。
 ──そしてその中に輝く、宝石にも見紛うそれを、ゴム手袋をした手に取り出し、やはり国東が手にしている特異な刃を受け取り、叩きつけた。

 きん。
 と小気味よい音を立てて、計った様に等分となったそれを、液体を満たした2つのアンプルに分け入れ、厳重に封をする。

「当座凌ぎではある。だが、まだマシな筈だ」
 呟く様に、自分に言い聞かせる様に、掠れた言葉を紡ぎ。彼はそれぞれのシリンダを二人の女性へ差し出した。
「時間稼ぎは私がする。──二人は、どうか無事にそれを……UGNに。“世界の守護者”に届けてくれ」
 そう言って、暗闇ですら微かに笑う、彼の表情に宿る思いは──何だったのだろうか。

 窺う術は、今この時、誰も、何も持つことは、ない。

Opening phase 1 『逃亡者』
Scene Player “最果ての黒” 日垣 智也
Scene:黒巣郊外 Entry 不可

GM:登場侵蝕は無しで結構です。

 何故こんな事になってしまったのだろう。
 そんな疑問は、あれからどれだけ己の内で呟いただろう。
 あの日、あの夜、何時ものように母親に就寝を告げて、ベッドに横になるまでは──自分は、“日常”に過ごしていた筈だった。
 どこか寝苦しさを感じ、寝床から身を起こし、水分を求めてリビングへと降りた。
 詳しくは知らないけれど、どこかの研究所でチーフを務めていると言う父はこの日は珍しく早く帰宅しているようだった。
 部屋で休んでいる筈の母親を越さない様に廊下を進む時──聞こえたのは、二人が繰り返す己の名前。そして……
 “賢者の石”と“適合者”と言う響き。
  
 何故かそれに不穏を感じ、足を止めた数瞬の後──自分の気配を感じたのだろうか。部屋の扉が開き、父が顔をのぞかせた。
 
真: 「────智也」
GM:掠れた声で自分の名を呼ぶ。その表情は随分と苦悩 に満ちていた。
智也:「…… あー……。水、飲みに来たんだけど。なんか、寝苦しくてさ……」
智也:飲 みかけの水を手にしたまま。理由なんて言う必要もないのに、何処か居所が無くて言い訳がましく口にした。
真: 「……そうか」目を伏せ、何か言いたげに口を開閉 させていたが。
真: 「──なぁ、智也」
智也:「仕 事の話とか? 邪魔たくないし、俺、もう寝る…………?」
智也:自 分にも関わりのあることなんだろうか。本能的に沸き上がる警戒心を、気取られないように視線を逸らし。
真: 「そうだな。仕事の話……でもある」頷き、ひた。 とその眼は己を見つめ。
真: 「──仕事の関係上、父さんはしばらく、母さんと 智也と別れて過ごすことになるだろう」
智也:「………… そう」
智也:「別 に、こっちの事は気にしなくていいし」
智也:駄 々をこねるほど子供でもない。素っ気ない言葉が口をついて。
GM:ふと。父の手が自分の肩に乗った。殆ど同じくらい の身長になったその眼が、自分のそれを覗き込む。
真: 「だから、その間、母さんの事は……いや、智也、 おまえ自身をおまえが護り、貫いてくれ」
GM:些か意味の取れないそんな言葉を、父は、懇願する 様な口調で向けてきた。
智也:「な、 何だよ……」合わせられた視線に怯みながらも、真剣味に満ちた視線から外すこともできず。
真: 「もう遅い。早く寝るといい。明日は、早いだろ う」
GM:返事を待たず。ぽん。と強い力で肩を一度叩かれ て。
GM:あとは何も云わず、父親は部屋に戻って行った。
智也:ど こか余所余所しさすら感じていた義理の父親の姿、言葉に、意表を突かれ。
智也:言 葉の真意を問い糾すこともできず、生返事をした。
智也:起 きてきた時と同じくらい渇きの戻った喉に、無理矢理水を流し込む。
智也:夢 よりも現実味のない出来事。
智也:な のに、肩に手を置かれた場所が。今もじんわりと熱とともに現実を告げる。
智也:「…… 何のことだか」

 納得がいかないまま、部屋に戻され。廊下の外、気配が動くのをまんじりとした思いでやり過ごした。
 ──それでも、何時しか意識は眠りへと誘われ──明け方、夜も空けやらぬ頃、母親に揺り起され、車に乗せられた。
 暫らくは眠っていていいのよと言う言葉にも、ささくれ立った意識は眠れるはずもなく、ただ、無言のまま数刻が経ち──現在。
 陽が昇りつつある景色は、どこか見覚えのあるものに変わって行った。

静香:「──黒巣に戻るのも、何年ぶりかしらね。智也、 覚えてる?」
GM:確かにその風景は、自分が家族と共に、しばしを過 ごした街並みだった。然程遠くない記憶に、それがある。
智也:「あー、…… まあ。うん、そうだね」
智也:ま さかこの街に戻ってくることになろうとは思ってもおらず、窓の外をぼんやりと眺め。
静香:「──ごめんね。もうちょっと落ち着いたら、ちゃ んと話すから。暫らくはこの街に戻って……」
GM:そう母親が何かを言いかけた時。
GM:不意に、視界が白く染まる。
智也:「…… あの看板、まだ──……?」言いかけたその時、視界から全てが白に消える。
GM:確実に此方の眼を焼くため、後方車乃ライトが挙げ られたと察したのは数刻の後。
GM:気づけば、急ブレーキの音と、強いショックと共 に、流れる景色はその動きを止めていた。
智也:ま ばゆさに目を細める。唐突な急制動に反応できず、車内でしたたかに体を打ちつけられ。
智也:「── なんなんだ……くそっ。大丈夫か…………?」
智也:悪 態をつきながら、同席の義母の名を呼ぶ。
静香:「大丈夫……智也の方こそ、怪我は……」気遣う言 葉も不意に、怯えに消える。
GM:気配で解る。自分たちの乗る車を、この時数人の何 かが包囲している事を。
智也:「俺 は……全然平気……」

智也:昨 日と同じ今日。今日と同じ明日。──その繰り返しを、ずっと続けるものだと思っていた。
智也:今 日が。それがただの思い込みに過ぎなかったと知った、記念すべき最悪の日だったのかもしれない。

智也:義理のままんとかぱぱんをどう呼んでいたんだろうかと考えて、思いつかなかっ た前のシーンの俺(何)
GM:普通に父さん母さんって呼んでやりなされよ……
智也:きっと「なあ」とか「ちょっと」とか「あの人」とか、父さんとか母さんとか呼 ぶのもちょっと気が引けている青い時代。
GM:親父とお袋でもいいからぁ!
智也:
じゃあ必要に迫られたら、ちょっと照れながら!(何)

Opening phase 2 『依頼』
Scene Player “カルヴァリオ”白川 蛍
Scene:UGN黒巣支部 登場:不可

  蛍登場侵蝕:33→37%

「お元気そうでなによりです。白川さん──こちらには慣れましたか」
 穏やかに気遣うその声──UGN日本支部長・霧谷雄吾の声と様子は、己が知っていたそれより、幾分徒労にまみれてはいたものの、彼の持つ強靭とも言える その意志は、未だ損なわれてはいないようだった。

 FHに父親を蹂躙され、奪われて。自分もまた、その毒牙にかかろうとする寸前、そこから救ってくれた相手。
 身寄りもない自分を──例え道具としての扱いなのだろうとは言え──支えてくれたUGNと言う組織に、恩義も義理も感じていた。
 いくばくか、“チルドレン”としての訓練を経て、かつて、父と暮らした故郷……黒巣市へと派遣され……直後に起こったクーデターによって、もう一度己の 居場所を奪われそうになった恐怖は鮮明に覚えている。
 それでも、挫けずに今までこうしていられたのは、かつて自分を救ってくれた人が健在であることを信じていたから。
 そして、今。信じた答えは確かな形として、目の前にある。

蛍: 故 郷の匂い感じれば、心のどこかが凍える様に寒い。
蛍: 血 の気が失せて冷えた左右の指先を組み合う仕草は、祈りを捧げるそれにも似ている──と最初に言ったのは、誰だっただろうか。
蛍:  「…………はい。お蔭さまで。ありがとうございます、支部長」
GM:とある作戦の為と、数名が呼ばれた。その中にある 一介のチルドレンたる自分を認め、霧谷は蛍に向けて確かに微笑みかけてきた。
蛍: そ の微笑みが、あんまりに暖かいから、父を思い出しそうになる。両手を腹の辺りで組むようにして、うつむき加減に応える。
蛍: ま だ、直視が出来ない。耳で優しい、けれど力強い響きの声を受けるのが精いっぱい。
GM:それは何よりです。と、微笑みのまま頷いた。
蛍:  「───それで……今回は、どのような」
GM:瞬後、顔を上げた時、彼のそれは“敗残者の長”で はなく、確固たる意志を持つ“指導者”のそれに代わっていた。
霧谷:「今朝方、●市よりFHを避けて、とある母子がこ の黒巣市に向かって逃走中とのことです」
霧谷:「母子の名前は日垣静香、息子の名前は日垣智也」
霧谷:「皆さんは可及的速やかに、この母子の身柄を確保 してください。FHに二人を拘束される前に」
蛍: 僅 かに首が傾げられる。──ひがき。しずか。──ともや。
蛍:  「了解致しました」
蛍: や や下げられた眉に、引き締められた唇。静かに頷き返すと、簡素な資料を受け取る。

 合流ポイントと、彼らの逃走経路はこちらです。と、地図を示され、いくつかのグループに分けて、確保作戦が開始された。
 恐らく……二人に一番初めに近付いたのは、自分なのだろう。
 視界の先、ふと見れば、ガードレールに衝突している、指定通りの乗用車と、それを囲む数人の敵の姿がうかがえる。

蛍: 拡 大した感覚を──知覚分野を、掌握。座標を掴めば、ゆっくりと身を乗り出した。
蛍:  「確保します」
GM:頼む。と同僚は頷き、牽制の為に銃を構える。
蛍: ぽ つん、と誰にも聞こえぬ小さな声で呟いた。光を折り曲げ、襲撃者の視界から対象者を閉鎖。光を撒き散らし、相手の視界を晦ますように拡散させて。
蛍: さ ながら、光で出来た白い雪が降る光景にも似ていた。───手を、静かに振り下ろす。
GM:まばゆいばかりの光に、連中が動揺し、浮足立つ気 配が感じられる。
蛍: 急 に吹き荒れた光の吹雪が、襲撃者達を武具ごと根こそぎ吹き飛ばす。
GM:悲鳴と、戸惑う声が朝靄に沸き起こり。
蛍:  「殺せとは言われていない。──暫く、寝ていて」
黒服:「──貴様ら、UGNの……!?」
GM:そんな声も光の吹雪に呑みこまれる。
GM:一瞬後、蛍の放つ吹雪に、対象の車を中心として包 囲する者どもに、立っているものは既にいなかった。
蛍: 障 害を排除。──無表情にも、物哀しげにも見える視線を、うつむき加減に向けて。
蛍:  「─────わたしたちは、世界の守護者。あなたたちを、迎えに来た」
蛍: 今 度は、この人達は、どこまで信じてくれるだろうか。

 車中で伏せていた、運転席に座る方が、恐る恐る顔を上げる。
 女性の姿をしたその表情は、憔悴の上に、安堵のそれが乗っていた。
 そして、その傍ら、助手席にある姿は、未だ影となって、視界からは見えないまま。蛍は仲間を背後に、二人へと歩み寄って行った。

Opening phase 3 『疑惑』
Scene Player “サポートデバイス”加賀津 進
Scene:UGN黒巣支部 登場:不可

  進登場侵 蝕:35→44%
進:  ウヴォア
GM:高い高い。

 世界が更なる“変貌”を遂げて、いくつの日を数えたかもう覚えてはいない。
 それでも、異端だとレッテルを貼られつつも。この場所に留まり続けるのは、自分なりの矜持があるためだと信じているからだ。
 “OVの為ではなく、非OVの為に”戦うことを決め、世界の本筋に抗い続ける日々。
 多かれ少なかれ──この場に在る者は、同じ矜持を持ち続けているのだと信じていた。

「……ひょっとして、我々の行動が流れていたのかもしれません」

 ──……同僚に、潜めた声でその言葉を聞かされるまでは。

GM:かつて資料室での同僚だった彼。今となっては自分 も、彼も、そんな裏方家業に終始している暇はなくなっていた。
GM:それでも、分析と言う意味では、自分や彼の様な存 在はやはり貴重なもので。ぱさり。と、薄い資料を進の前に投げ出して、彼──六会は軽く壁に背を預 け、片手で眼鏡の位置を直す。
進:  「…………最近情報漏洩が多いもんだ、まったくウチのセキュリティーはザル以下か……もしくは……」ふうっと煙草の支援を吐きつつ
GM:六会:「「獅子身中の虫がいるか。どちらかと言うことですね」
進:  「…………商品を安値で叩き売っているのが居るかだが……まあ、そうなる」
GM:言葉を継いで、やはり、小さくため息をつく。
六会:「白川さん、ご存知ですよね。“クーデター”が起 きる直前に此方に配属されたチルドレンの」
進:  「ああ…………少々精神面が不安だが、まあ、使い物にはなる程度の力はあったと思うが……」あの娘は獅子身中の虫になるタイプじゃないな、と、言っ てから
六会:「彼女含め数人が決行している日垣親子の確保作戦 ですが。先ほど支部に連絡が来たところに寄ると──相当ぎりぎりの確保だったようですよ」
進:  「…………なるほど」
進:  「タクシーで送迎しようとしたら、ライバル会社のタクシーに掻っ攫われそうになったと」
GM:まぁ、彼女は疑うタイプではないですね。と、前の 様に据え付けのポットからコーヒーをカップに注ぎ、手渡してくる。その姿も仕草も、記憶のそれと変 わらない。のに。
GM:自分たちが置かれている立場だけが、今は、以前と は全く違っている。
六会:「そんなところです」
進:  やれやれ……この同僚は全くもって変わらない……変わったのは俺の方か……、と受け取って、一口飲み
六会:「そもそも日垣母子の件は、お二人の御家族の…… 日垣真さんから直接確保の依頼が、霧谷支部長にあったそうです」
六会:「その様な情報が、どうやって漏れたのか……それ を、目下調査中と言うことですね」
進:  「それで、今回の件に絡んだ奴のリストはあるかい?」
GM:リスト。と言う言葉には申し訳なさそうに首を振 る。
進:  「…………まあ、なら泳がせて様子をみるしかないな…………狙われているというなら…………」
六会:「あくまでも仮ですが。想定される内通者に、便宜 上“ヒドゥン・ベル”と言うコードをつけました」
六会:「我々の今回の仕事は、その“ヒドゥン・ベル”を 突き詰める──ということになりますね」
進:  「”隠れた鐘”ね…………まあ、了解した……日垣母子には釣り餌になってもらうしかないだろうな」あっさりとした口調で
六会:「──日垣母子は非OVだそうですよ」
六会:「そんな彼らを危険に巻き込む。と言うのは、加賀 津さんのポリシーに反するのではないでしょうか」
進:  「…………狙われているというなら、関係ないだろうさ……少なくとも連中にとってはな」煙草を灰皿に押し付け
GM:勿論、私もですがね。とは言葉にならず、煙草を揉 み消す様を壁から眺め見ている。
進:  「俺にできる事といえば……その餌を狙う魚の横から銛で突く位だろう?」
GM:その言葉に、無言のまま頷く。どこか含みを持つ息 は、仕草に隠されて。
進:  「…………白川を借りるぞ、流石にガードが居ないと危険だからな」
六会:「解りました。情報関連のバックアップは私が担当 になります」
GM:何かあれば連絡を。と一礼して、資料を置いたま ま、六会はミーティングルームから出て行った。。
進:  「分かった、そっちは任せる……」そう言って見送り
進:  置かれた資料を手に取り目を通しながら、ふっと笑う
GM:内容は大したものは書かれていない。先ほど蛍が日 垣親子を確保した顛末の詳細が描かれているだけ。
進:  「…………あんたはそのままで良いさ…………終わった後に必要ない俺とは違うんだからな…………」そして、ぱたんと資料を閉じ
GM:相手方の余りの手際の良さが、確かに気になると言 えば気になる。
進:  ふむ……了解、それは気にかけておきましょう
進:  では、そのまま部屋を辞します、以上で。

Opening phase 4 『懇願』
Scene Player “闇裂く声”晃野 星夜
Scene:黒巣市路上 登場:不可

  星夜登場 侵蝕:33→40%
星夜:も う少し低い方が良かったなー(我儘
GM:振り直しは認めません(何)

 その声を聴くのは、何年ぶりの事だろう。
 益体もなくそんなことを思い起こす程に、“彼”からの直接の連絡は、自分にとって意外なものだった。

 父の大学時代の後輩だと言うその人物は、幼いころから家族ぐるみで付き合いがある人物だった。
 いつしか、幼い頃から卒業した自分は、父親の人間関係に興味を持たなくなり。
 彼自身の仕事の時間も、責任も重くなり、疎遠になって。そして、この地から去っていった。そう記憶している。
 そんな彼──日垣真から、自分に頼みたい事がある。と直接声がかかると言うのは……一体、何だと言うのだろうか。
 
真: 『久し振りだね……星夜君。いきなりですまない』
GM:携帯電話から聞こえる、些かくぐもった声からは、 彼の今の様子はうかがえない。
星夜:「はぁ、 お久しぶりです。……えぇと、本当に俺で良いんすか? 父さんじゃなくて」
星夜:ス トラップをぴこぴこといぢりつつも返答。頭の上にはハテナマークを浮かべたまま。
真: 『ああ。晃野先輩……君のお父さんにはまたいずれ 挨拶には伺うけれど。今回、わた──僕が話があるのは、君なんだ。星夜君。──OVたる君に、話が ある』
GM:余りにあっさりと自分の素姓を知っている事を示唆 される。OVであること……隠されることはない世界になっても尚、他人に大っぴらに告げるべきでは ないと信じている身の上を。
星夜:「…………」 首の裏側を軽く撫でり。首を軽く回し。
星夜:「…… 何でしょ?」
星夜:何 処で聞いたのか。……尋ねても適当にはぐらかされるんだろうなーとかぼんやり思う。まぁ、彼の身の上を思えば警戒はまだしなくとも良いとは思う、 が。
GM:済まない。と小さく告げられて。
真: 『こういうことを君に頼むのもどうかとは思う、け れど』
真: 『僕の家族が……黒巣に向かっている』
真: 『暫らくそっちに世話になると思う……どうか、二 人の面倒を見て……くれとまでは言えないが。少なくとも、息子の事を、気にかけてやって欲しいん だ』

智也:僕っ子。
GM:ぼくっこかなって……
蛍:私の逆ハーセッションをありがとうございます!!!!!><
智也:良かったですね!(何)

 何気なく使った一人称に反応し過ぎr(ry

智也:蛍PLさんをもてなしすぎるセッション。
蛍: 私の接待セッションだと…?(`・ω・´)
GM:ちなみに素だとしたら六会も「僕」なんですよ実は (ぱぱぱぱくらいにしか聞かせたこと無い一人称)
智也:有希さんとの会話だと「僕」じゃないんですか!?(何)
GM:もしかしたら見せてるかもしれないけど、有希さんの時も私が多いかな。
星夜:僕っこは結婚まで取っておく。
智也:そういうことなら仕方がないですね。
蛍: 「一人称を、僕にさせてくれないか」というのが蛍PLへの正式なプロポーズですので覚えておいてください(`・ω・´)b

 だそうですよみなさーん(棒)

星夜:「ご 家族の方が? ……その言い方だと、貴方は別のところに居るような感じですけど」
真: 『──ああ、そうだな。僕は向かえない』
GM:そういう真の言葉に、星夜はちょっとした違和感を 覚える。
GM:息子。と彼は言った。が、記憶にある限り、日垣夫 婦に子供がいた記憶は、自分にはない。
星夜:「は、 はぁ。いや、俺で良いのなら……ところで、お子さんと言うのは?」自分が関心を持たなくなってから授かったのだろうか。頬を掻き。
真: 『……君とは顔合わせしたことはなかったかな。丁 度君の妹さんと同じくらいの息子だよ。智也と言う』
星夜:「満 月と……って事は高校生すか。成る程、つまりこっちの学校に越してくると」
GM:しかし妹が生まれてからも数度日垣夫婦には会って いるが。やはりその様な記憶は自分にはない。何か事情があるのだろうな。とは察せられるけれど。
真: 『ああ。そうなる。──教師の立場としてで構わな い。智也の事を、君に頼みたいんだ』
星夜:面 倒をみる、と言うだけならまだ普通の話だ。だが──彼は先ほど、はっきりと告げた。OVである自分に、と。知らない息子、来られない父親。……き な臭い予感が振りはらえない。
星夜:「と もあれ、分かりました。大船に乗った気持ちで任せて下さいよ。……ところで何時まで此方に滞在予定で?」
星夜:少 し軽口を叩きつつ。
真: 『ぶしつけな頼みだとは解っている。が──そう 言ってもらえると、心強いよ、星夜君』
GM:安堵の声が耳に響く、何時まで、と言う言葉には一 瞬言葉を切って。
真: 『何時までになるかな……解らないが。多分、二人 が此方に戻ることはないと思う。また、黒巣市に居住を移す。と言うことになるだろうな』
星夜:「…… と言う事は、真さんもその内に此方に来られると?」
GM:こちらに来る。と言う言葉には、電話向こうの相手 は答えない。
真: 『ともあれ……多少は安心した。では、宜しく頼 む、よ』
GM:それだけ。一方的に告げて、回線は斬れる。
星夜:「分 かりまし──……あ、ちょ!?」ガチャン。ツー、ツー。
GM:──気になるのは、最後の息遣い。
GM:さっきまで気にもしてはいなかったが……どこか、 それは苦しげな響きを伴っていなかっただろうか。そんな思いが過る。

GM:OVだとはっきり明示した後で頼んできたし、何処に連絡つければ解るかはお察 しくださいって事で。
星夜:みちゅきちから聞いた六会さんの電話番号が唸る(`・ω・´
GM:それでいいすよ(こく) 流石にFHのどこかに! とか言い出したら待てよと 言うが(何)
GM:FHに連絡したら星夜が“ヒドゥン・ベル”確定な(何)
星夜:(><。。。(何
智也:すすむんに狙撃される(何)
進: 進「ひゃっはー!粛清だー!」(何
進: ですね分かります(何
GM:ソウデスネ(何)
GM:だがしかしここでぱぱに星夜から連絡が行っても
GM:「貴方何で知ってるのです?」と疑いが向けられそうですね(何)
星夜:八方ふさがりじゃないですかヤダー!(何
GM:まぁそれはないから安心して(何) てか普通に真から連絡が来たと言えばいい んですよ(何)
蛍: それを証明できるかな……!(ドヤッ)

 ……実はいませんね、うん。

星夜:「…… 何だってんだ? 一体……」自分の知らないところで、何が行われているのか。行われようとしているのか。携帯を見つめ。
星夜:嫌 な予感がどうにも拭えない。……とりあえず、父には連絡があった旨をメールで送り。
星夜:そ う言えば何時此方に来るのだろうか。向かっている、と言う事は今日中には着くと言う事にはなるだろうけども。
星夜:「………………」
星夜:頭 を軽く掻いて。今まで座っていたベッドから立ちあがると徐に机の引き出しを漁り始める。確かこの辺りに──
星夜:「…………っ と、コイツか」
星夜:取 り出したのは埃被った電話帳。以前に満月に教えてもらい、メモった筈の番号を探して未だ手に持つ携帯に番号を打ち込む。
星夜:数 度のコール音と共に、この電話番号で通じる相手の名前を確認。後は相手が出るのを待つのみで。
GM:少々長めのコール後、回線は繋がった。はい。と名 乗りもしない端的な声。
星夜:「── あーっと、スイマセン。この電話、ろくあ……六会タスク、さんで宜しいですかね?」
六会:『晃野星夜さん、ですね。満月さんのお兄さんの。 どうかされましたか?』はい、そうです。と頷きの後、はっきりと自分の名前が確認される。相手には どうやらきちんと自分の番号も登録があったようだ。
星夜:普 通に文字を読みかけて、慌てて上に書いてあったよみがなを見た。咳払いし。
GM:読みにくい名前で済まん(何)
星夜:社 会教師なら読めよと言う声は聞かん(何 <地名にもあるry
星夜:「あ あ、俺の事はご存じでしたか。えーっと、ちぃとばかし尋ねたいことがあってですね……」其処まで言って、なんて続けようか迷う。暫く迷った後 に。
星夜:「…… その、日垣真さんって、其方の関係の方でいらっしゃいますかね? 俺の父の知人なんですけども」
GM:その単語には、些か長めな沈黙が過り。
六会:『──関係者、ですか。お知り合いで?』さっきと は多少声音の響きが違う問い。
星夜:「先 ほども言った通り、俺の父の知人です。正確には父の大学時代の後輩ってか……まぁ、この辺りは何なら調べて貰っても構いませんが」少し相手の調 子が変わった。目を細め。
GM:まぁ、それでも、満月の兄と言うこと、そして独自 の素姓も調査されていたのだろう。疑惑を含んだ声は直ぐに霧散して。
六会:『いえ。失礼しました。存じ上げておりますよ。 ──そろそろ日垣さんの御家族が、こちらに見える筈です』
GM:いらっしゃいますか? とは言葉にせず問われる様 な間。
星夜:「続 けますが。ちとその真さんから少々キナ臭そうな予感を感じ取ったと言うか…………え、そっちに?」
星夜:そ れはつまり、UGNが保護したと言う事。ビンゴか、と溜息をこっそり洩らして。
星夜:「向 かわせて貰いますわ、ちとその真さんの事についても少し気になる事もありますし。で、どちらに向かえば……?」
星夜:集 合場所を聞けば、適当な紙にメモをして。また後で、と電話を切る。
星夜:「…… 何と言うか。すっかり余裕ってのが無くなっちまったよなー、こんな世界になってから」
星夜:満 月に帰るの遅くなるかもーとメールを送り。帽子を被ればそのまま外へと飛び出した。

 OPが終って今後の進行の為に、(今更)PLやGMの軽い打ち合わせがあり ました。

智也:義理の両親とはいつからの付き合いなんだろう……(何)
GM:いつからなんですか実際(何)
智也:えっ(何)
GM:赤ん坊からじゃない感じだったので
星夜は知らないことにしましたが。
智也:中学辺りかなとかぼんやり思ってた。なので溝があるイメェジ。
GM:んじゃそれでいくか……。
星夜:(おまえだれだよー(何)
進: とりあえず蛍に智也との繋がりをキー プしてもらって、進は蛍繋がりで接触できる、極々自然に接触(何)
蛍: 蛍がまるで美人局のように(何)
智也:つつもたせ(何)
星夜:(*ノ・ノ
GM:星夜の事は進さんに迎えに行ってもら おうかなっ!
進: ナンデスト(何)
星夜:(お にゃのこのほうが良かったよぅ(><。(何)
GM:潜 伏先を直接は教えられない的意味で
進: まあ、確かにそうですの
GM:いや、普通に合流に丁度いいかなと 思ったから。>おむかえ
星夜:それもそうすな(何)
GM:そして盛大に進さんに疑われればいい (何)
星夜:(> <。。。。。(何)
進:  まあ、☆夜と接触しておかないと犯人にできませんからね(何)
星夜:あんたら(何)
GM:まぁそれは冗談として。そんな感じに ぱぱから話が行くと思いますよ。進さんには。
進: 了解デス

Opening phase 00 『開幕』
Scene Player None
Scene:

「──UGNに“賢者の石”が渡ったそうだ」
 何処とも知れぬ、薄暗いその場所に、靴音と共に響いたその声は、その結果が至極当然と言わんばかりの響きを帯びていた。
 報告を受けるその人物は、頷くこともなく、手にしていたライターで、咥えていた煙草に火をつける。
 ほのかな明かりが、報告者と、その人物の間にわだかまる暗闇を照らし出し、お互いの顔を露わにした。

 片方は“ディアボロス”と呼ばれる、FHきっての敏腕エージェントの姿。
 そしてもう片方は──“亡霊”と呼ばれる、“Master”の称号を持つ男の姿。

 互いの存在を互いがどう思っているのか意にも介さず。紫煙を中に吐き出したその男は、やはり何を気にした風もなく、向かいに立つ“ディアボロス”に傲慢 に言い放った。
「“プラン”の段階を次に移行だ。精々UGNの残党どもには踊ってもらおうか。なぁ──」

Middle phase 1 『邂逅』
Scene Player “カルヴァリオ”白川 蛍
Scene:黒巣市郊外路上 登場:智也

GM:智也は侵蝕無しで結構です。
  蛍登場侵 蝕:37→46%

GM:蛍が日垣親子の追手を蹴散らした直後になります。
GM:周囲を見渡してみても、先ほど二人の乗る乗用車を 包囲した以上の追手は確認されない。
蛍:  「……けがは、ない?」
蛍:  UGNを名乗ったにも関わらず、安堵の表情を見せてくれた女性へ向けて、少しほっとした様子で問いかける。
GM:ハンドルにもたれ、自分を見上げる女性は、その言 葉に小さく頷く。
静香:「ありがとう……貴方は、黒巣市の……UGNの、 関係者の方?」
GM:どこか期待を含む声で、そう訊いてきた。
蛍:  「……ええ。霧谷雄吾から命じられて、あなたたちがFHに身柄を拘束される前に助ける様にと」
蛍: 少 し陰の混じった視線を、もう一人の対象者へと向ける。
智也:「…… 何なんだよ……あんた……?」此方は警戒心バリ3で、車内を覗き込んでくる相手を睨み付けるように見て。
GM:そう。と、霧谷の名前に確固たる信頼を以って、そ の女性は頷く。二人が目を合わせると、どこか、何か、得体の知れない琴線に触れる感覚が微かに過 る。
GM:今はその感情がが何か解らないけれど。
蛍:  「Universal Guardian Network───“世界の守護者”」
蛍: ど こか物哀しげに、けれど真っ直ぐに。今ではテロ集団として名高いその組織の名を上げる。
智也:差 し込んでくるノイズのような感覚に、違和感を覚えた。開きかけた口で、言葉を探して。
智也:「ど ういうことなんだよ。UGNってのは……テロリストなんだろ? なあ?」意味が分からないと、義母へと視線を向ける。
GM:剣呑な声を上げた息子に、静香は視線を向け。
静香:「いいの。智也……私たちは、彼女達を頼ってここ に来たのだから」ふる。とその言葉に首を振り。
智也:「──── は?」
蛍: よ く分からない不安に襲われて、身体を抱きしめる様に、か細く両手を寄せた。
静香:「お嬢さん。貴女……お名前は?」
蛍:  「コードネームは、“カルヴァリオ”」
GM:掠れた様な声を振りしぼる様でも、穏やかに、彼女 はそう尋ねる。CNを答える蛍に首を振り。
静香:「貴女のお名前を、教えてちょうだい?」
蛍: 小 さい声で、いつもの様に名乗り返すも。相手の反応に、僅かに首を傾げて。
蛍:  「白川。白川、蛍」
GM:白川、蛍。小さくその名前を彼女は繰り返し。
静香:「白川さんね。其方は私たちを知っているようだけ ど。私は、日垣静香。そしてこの子が、日垣智也」
智也:「…………」 この沈黙が、置かれた状況へのささやかな抵抗でもあるかのように、口を閉ざしたまま視線を逸らす。
蛍: 自 分と同じくらいか、やや上のその少年から感じる、薄い拒絶と抵抗。慣れ親しんだ感覚に、ほんの少し手を握りしめる。
静香:「貴女方、黒巣のUGNに会えてよかったわ……ご めんなさい。この子……智也と、後ろのトランク……それを、お願い」
GM:智也。と母親はその名を呼んで。後ろの座席に置か れたケースを取る様にと、視線で頼んでくる。
智也:「…… 分かったよ」不機嫌に声を落として、身を捩って後部座席に手を伸ばす。
智也:── どこかを打ったらしい。奔る痛みを噛み殺して、それっぽいモノを掴んで引き寄せた。
蛍:  「あの。待って。……あなたは?」
静香:「大丈夫。──ただ、ちょっと休ませてちょうだ い」蛍の問いには心配ない。と、静香は微笑むも、智也の答えと仕草に安心したように、再度ハンドルに もたれ、力が抜けた。
GM:恐らく過度の緊張が解けて、意識が途切れたのだろ う。
智也:「ど うすんだよ、これ──……お、おい!?」
智也:義 母の肩を揺さぶるも反応が無い。見たところ酷い外傷は無さそうだけど、自分には手の着けようがなく。
蛍:  「ひとまずは、移動しましょう。──ここに居たままでは、すぐに追手が来るわ。……」
GM:智也が持ち出したケースを蛍が目にすると、さっ き、彼に感じた以上の感覚……今度ははっきりと、懐旧とも呼べるようなそれが、にわかに蛍に沸き起こ る。
蛍:  「だいじょうぶ。気を失っているだけ」
蛍: 静 香を揺さぶるその手に触れて、止める。あまり揺さぶらない方がいい、と忠告して。
智也:「── さっぱり状況が掴めてないんだけど。確か、頼ることになってるとかいう話だったよな」制止に手を止め。
蛍:  「──そうみたい。手当もするわ。……わたしもよく分からないけれど、きっと上司が説明してくれると思うから。着いてきて、くれる」
智也:「…… 義母さんを放ってはおけない、から……な。──分かった」
蛍: ど こかぼんやりと、懐かしい想い出に触れるかのような目つき。小さく懇願するように呟いた言葉に、帰って来たその相槌に。少し肩の力を抜いて。
智也:こ うすることで最悪を逃れられたのかは分からないが、どうすることもできない。今は、目の前の人物を信用するしかなさそうだと判断して、警戒心を少 しだけ解いた。
GM:取り敢えず車が動くかどうかは判定してみようか。 1D10で7以上を出せば、何とか同僚さんが操縦して動かしてくれる。
蛍:  PC1お願いします(`・ω・´)
智也:よー し! #1d10=8
GM:おお。
蛍:  カッケェェェ
GM:良かったねエンジンイってなかったよ!
蛍: 同 僚さん、あとお願いします!(ドヤァ)
智也:「…… 車、まだ動かせるかもしれない。悪いんだけど、手を貸してくれないか」
GM:では、外で車が動くことを確認していた蛍の同僚の 一人が、その声に頷き、母親を運転席から後部座席に移してくれる。
GM:蛍には、後部座席で静香を見てくれるよう指示をし て、彼は運転席に乗り込み、慎重にエンジンをかけて移動を開始した。
蛍:  「悪いなんて、そんなことない。…………それが、わたしの任務だもの」
智也:「任 務、ね」
蛍:  「そう。……任務」
智也:「こ の後、俺達は何処に行くことになるんだ?」
智也:素 直に病院に行くとは思えないけどな。小さく呟き、緊張しきった身を無理矢理に弛緩させ、背もたれに身を預けた。
蛍:  「ひとまずは、手当ての出来る拠点の一つに。──分かりやすく言うと、わたしたちの、アジト」
智也:「そっ か」
蛍: ぽ つんと俯き加減で告げた声は、エンジン音に紛れて滲んだ。智也と目を併せないように、握った手元に視線を落として。
UGNスタッフ:「どうやら警戒されているようですので」智也の様子 に、助手席に乗ってるスタッフの一人が、見かねて口を挟む。
智也:観 念したように呟いて、そのまま黙って反対側の窓から外を眺めた。
UGNスタッフ:「日垣真さん……貴方の御家族から、貴方がたの事を 聴いて、我々は此方に来ています」
智也:「………………」
GM:それで、ひとまずは安心していただけないか。と。 バックミラー越しに視線を合わせ。困ったような笑みを見せる。
智也:「………… 分かった、よ。分かったから……後で、あんた達からも、ちゃんと話を聞かせてくれ」
智也:「た だ、今は。心の整理が付きそうにないから」
蛍:  「───護るから」
蛍: 唐 突に漏れた、力強い響きの呟き。
蛍:  「信じて貰えないかもしれない、わたしたちだけど。あなたたちは、護るから。──きっと、いつものありふれた日常に、還して見せるから」
智也:「── 日常、か」
蛍: そ の言葉には、静かに頷いた。ぼんやりと静香の容態へと意識を映して、場の空気に埋もれるように押し黙った。
智也:帰 るとか、戻るとか。その言葉を聞かされてうんざりと目を閉じた。
智也:── 今が日常で無いのならば。この目を再び開いた時には、世界がどう変わっているのだろうか?
智也:半 ば現実逃避気味に、解けた緊張感から急激な睡魔に襲われ、意識が落ちた。

 いつの間にか、空は明るく綻びかける。
 智也の思いを残して、今日のこの日も、仮初の日常と言う日が明け始めた。

Middle phase 2 『合流』
Scene Player “闇裂く声”晃野 星夜
Scene:黒巣市街 登場:

  星夜登場 侵蝕:40→47%
  進登場侵 蝕:44→48%
星夜:ぇー (´・ω・`
進:  あーあ(何)
星夜:そっ ちも同じくらいだろ!(何)
進:  キノセイデス(何)

 日垣より連絡を受け、返す刀でUGNへと接触を取った。
 こちらに向かうという星夜の言葉に、窓口担当から迎えを寄越す。と言われて向かったものの……数度の延長連絡がメールで入り。
 結局、恐らく、この人が迎えなのだろうなー。と思えるものが、終日営業のファストフード店の、自分の席に立ったのは、明け方近い時間だった。

進:  つ まり裏取りをしてたんですね(何)
GM:普通に智也確保に時間食ってただけだ よ(何)
進:  (何)
GM:裏取りでもいいけど。
進: まあ、進は裏取りをした事にシテオイ テクダサイ(何
GM:ではそんな感じで。取り敢えず適当に 尋問もとい情報交換をして、進さんが星夜を容疑者として連行もとい支部に同行するといい。
進: ハーイ

星夜:
本音本音(何
GM:はっ(何)
星夜:(おれはむじつだー(><。。。(何

星夜:暇 つぶしに持ってきて正解だったわーと、某PS系ゲームを弄りつつ。欠伸混じりにステージボス機体を主人公機体で破壊した、そのタイミングで席の前 に立つ人物に気付く。
進:  「失礼…………“少々”遅れました」スーツを着た特に目立たぬ風貌の男が来たぜ
星夜:「お いおい、最近は数時間を少々って言うのか?」俺何度突っ伏して寝そうになったか、と肩を竦め苦笑し。
進:  晃野さんですね? 私こういうものです、とビジネスマンライクに名刺をですね(何)
GM:迎えたる進は、外様の星夜が日垣の事を知っている ようだ。と、六会から聞かされつつ、迎えとしてここに寄越された。
星夜:ご 丁寧に、と受け取ろうか(何)
進:  まあ、当たり障りの無い偽名と偽住所のペーパー会社の名前が載ってるよ(何)
進:  「ちなみに……それに書いてあるのは全部嘘なので、信じると酷い目ますよ」とは言っておく(何)
進:  酷い目みますよ、だ
GM:ぶっちゃけやがった(何)
星夜:「…… さいですか」ズズーと何杯目かのコーラを飲み干して。
進:  「まあ……”此方”との関係を疑われたら、その名刺を上手く使って追及かわしてくださいな……で、本題だが……」席に座って、目つきが真剣なものに 変わる
星夜:「で、 俺はどうしてれば?」ゲームの電源を切って鞄に押し込みつつ。
進:  「いやいや……何故に我々にコンタクトを、と思っただけさね…………まあ、履歴を見ると確かに例の人物とは接点があるようだが……」
進:  さらっと、そちらの素性は調査済というのを匂わせてみるぜ(何)
星夜:「単 純な話さ。向こうさんが何故か俺がOVになってる事を知っていた。最後にあったのは結構昔で、俺がこーなったのは最近の話なのに、だ」
星夜:「そ の事を匂わされた上で、奥さんと息子さんを頼まれて。その上で妙に切羽詰まった状況の親父さん。……大体、普通に頼むくらいなら匂わせる必要、 皆無だろ。普通に考えて」
進:  「なるほど……筋は通っている、とはいえ…………此方としては100%信用する訳にもいかない、何せ最近、沈みかけた船から逃げるついでに積荷を 漁って行くネズミが多くてね」
星夜:「…… お宅さんも大変だぁな、なかなか」以前の噂は妹から多少は聞いてるよ、と苦笑しつつ。
進:  「まあ……そんなネズミはさっさと駆除しているんだが……さて……とりあえず、もう少し詳しい事情を知りたいのでご足労願いたいが?」
進:  100%信用はしてないが、100%疑っているわけでもない。そんな感じで。
星夜:「こ のままか? 遅刻分含めてどんだけ俺を拘束するつもりだよ、全くもーよー」冗談じみた口調で。
星夜:「── ま、それはもとより。あっと、ムツアイさんだったか。その人が奥さんと息子さん、そっちに向かってるっつー話をしてたんだが……」そっちに行 けば少なくとも奥さんには会えるのか?とは言外に。
進:  「…………疑いが晴れれば、二人には会えるさ」言外に確保してるよ、と。
星夜:「OK, 了解だ。流石に疑いをかけられたままと言うのは、俺としてもすっきりしないからな」今日が学校休みで良かったよ、とかぼやきつつ。
進:  「それでは向かおうか……何、そんなに時間はかかないさ。(さて……この男が工作員でないなら、俺が動いた事で何かが在る筈…………どいつが網にか かる事やら…………)」
進:  で、星夜を連行、もとい連れていきませう
星夜:(> <。
GM:あーぁ(何)
星夜:「そ うかい」紙コップを分別してゴミ箱に突っ込んで。……つーかまだ時間めっきり掛かりそうだな、まぁ最悪妹が両親には適当に誤魔化すだろーとか溜 息漏らして。
星夜:「ま、 そう言う事なら──エスコート、宜しく頼むぜ?」
星夜:野 郎にされるってのも微妙だけどな、とは冗談っぽく付け加えた。

Middle phase 3 『疑惑』
Scene Player “サポートデバイス”加賀津 進
Scene:UGN黒巣支部 登場:

  進登場侵 蝕:48→49%
進:  安かった(何)
星夜:  俺も連れられて出とこう……(何)
  星夜登場 侵蝕:47→49%
  蛍登場侵 蝕:46→47%

 進が星夜を任意同行もとい送迎して支部の潜伏先に戻った頃。蛍を乗せた日垣親子の車も、丁度戻った頃だった。
 車の後部座席からキャリアに運ばれ、医務室に送られる人物を二人は視界に掠めたが、その人物は特定できず、廊下の闇に消えて行った。

六会:「お帰りなさい。加賀津さん。それと……改めて、 はじめまして。でしょうか。晃野星夜さん」
GM:その廊下の逆側。二人の姿を認め、星夜にとっては 聞き覚えのある声が意識を呼ぶ。
星夜:「ど も、多分初めまして……か? どうも結構前にも、知らずに一度此処に世話にはなったみたいだが」
星夜:高 校時代辺りだから、その時にいなければ初めましてじゃないかなーと付け加え。頭を下げつつ。
進:  「とりあえず、9割白、1割黒ってとこだな…………疑う方の理由が少ないと言うのが俺の判断だ」六会にだけ聞こえるように
進:  まあ、プロファイリングとかもってるですし、信用できるかどうかは分かるでしょう。
GM:その進の言葉には、こくりと頷き。
進:  「……運ばれてったのは?」どっちだ? と。
六会:「母親の方です。主立った外傷はないようで……精 神的なものだと判断されます」
GM:進の問いには、星夜には聞こえないよう、そう応え る。
蛍: 消 え入るかのような細い足音を廊下から響かせ、顔を出す。
蛍:  「────“カルヴァリオ”、帰還しました。対象者二名と所有品の確保に成功しました」
六会:「ああ、お帰りなさい、白川さん。お疲れ様でし た」
GM:声に顔を上げ。蛍には微笑んで。
進:  「お疲れさん……ああ、なら暫く休ませれば大丈夫か」後半は六会に。
星夜:「…………っ てちょ、お前白川じゃねぇか!? おめー、夏バテと貧血他諸々が重なり合わさって暫く入院するとか言ってたじゃねぇか!?」
星夜:現 れた予想外の人物には流石に驚き。思わず指差し確認。
蛍: 躊 躇いがちに、口元だけで六会に笑い返す。そして、ふと声を荒げた人物の顔を見る。あれ。
蛍:  「……み…………晃野せんせい?」ぽろっと違う人名を出しそうになりつつ、セーフ。(何)
蛍:  UGNのアジトにどうしているのだろう。とくに慌てるでもなく、ちょこんと目を見つめ返す。
進:  「ああ…………そういや、白川の担任だったな…………」うん、知ってたよ(何)
六会:「……お知り合い、でしたか」おや。と意外そうな 声を上げ。
蛍:  ぢー。
星夜:「………… そーゆー俺的に大事な事はもっと早く言ってくんねぇ……?」知ってたならさぁ!? とか突っ込みつつ。心構えとかあるでしょ!
蛍:  「申し訳ありません」
GM:まぁ、ともかく立ち話も何ですから。と、六会は一 行を連れて手近な部屋へと誘導して行く。
進:  「まあ……それはとりあえず、置いておいて、向こうで色々話を聞こうか」
進:  華麗にスルーして、取調べ室へ連行ですね分かります(何)
GM:と、言うことで。このシーンはリサーチとなりま す。
蛍: ほ んの少し俯いて謝って、他の連中についていった所でリサーチ了解!
進:  ふむふむ…………。
GM:各PC、1項目づつ、調べたい項目をご提示くださ い。
星夜:ツッ コミ疲れとほぼ徹夜の状況にぐったりしつつリサーチか……(何)
進:  まあ、進的には“ヒドゥン・ベル”でしょうな。
星夜:まー、 こっちはやっぱり真さんについてかな……? 一番気になってる事だし。
蛍: 何 が狙いで親子が襲われたのか、だろうか。まあトランクの中身を見ればよかったんですが、手元を離れたようなので……(何)
蛍:  ん、トランクの中身にしよう。懐かしさを感じたのが気になる!(何)
GM:ごめん。蛍のそれは無し。トランクの中身は現在 サーチ不可になります。
蛍:  おっけ。すると、なににしようかな。
星夜:お 母様の事とか……?
蛍:  じゃあお母様の事について……?(何)
GM:了解。では各々の項目についての技能ですが。
 ・“ヒドゥン・ベル”情報:UGN
 ・日垣真 情報:FH UGN
 ・日垣静香 情報:FH UGN
GM:以上になります。各々ダイスを振ってくださいま せ。
蛍: よ かった、情報:UGNじゃないと死ねる!(何)
星夜:社 会教師の筈なのに社会2しかない俺が唸る(`・ω・´(何 <コネ?噂以外にあるわけないじゃない(何)
進:  ふむ……
蛍: 項 目:日垣静香 (情報:UGN)#1r10+3=22
GM:な、んだ、と……!?
蛍: マ マのスリーサイズまで分かります(キリッ)
星夜:す げぇぇぇぇ(何)
進:  此処は無難にEF入りで振ろう……て、ぱねえ(何)
星夜:まぁ、 素振りしかな……(何)#2r10=5 うん無理(何)
GM:(ほろ)
蛍: ど うやら蛍はできる子だったようです(何)
星夜:だっ ておれフツーのぱんぴーだもん(><。
進:  EF:《コンセントレイト:NM/生き字引》 項目:ひどぅんべる 侵食:53%へ #9r7+3=24 低めで24
GM:低くないわい(何)
進:  エー(何)
GM:まぁ、取り敢えず以上で情報流すよー。

●“ヒドゥン・ベル”

 現在黒巣市に潜伏していると言われている、UGNの内通者。
 その人物に寄って、今回、霧谷-日垣間でのみ行われていた、日垣母子の逃亡及びそのルートがFH側に漏洩したとされる。
 しかし、六会の調査によると、現在UGN黒巣支部内における構成員で、今回の情報漏えいを行ったと看做されるものは『皆無』だと、確かな裏が取れてい る。
 以上より、恐らく内部からの漏洩ではなく、また違うルートからのそれではないか。との見解が取れる。

●日垣真

 FHにあるとある研究所所長。若くして地位を確保したエリート研究者。
 数年ほど前、智也と言う少年を養子に迎えた。その頃、黒巣からも離れ、大手研究所に移ったが、UGNクーデターの際、その研究所はFHに組み込まれ、現 在もそこで活躍している。
 昨夜、自分の家族を黒巣市に送ると直接霧谷へ連絡を入れた後、本人は現在行方不明となっている。
 
GM:5だとここまでかな。
 
●日垣静香

 日垣真の妻。仕事上では真の助手を務める研究員。
 数年前、智也と言う少年を養子に迎えた。当初は何らかの研究目的があってのことだったようだが、現在は真ともども、智也をわが子の様に思い、育ててい る。
 昨夜、真が研究所より奪取したアンプルと息子を連れて黒巣市に脱出。智也とそのアンプルをUGNに届ける事が主な目的だったようだ。
GM:現状では以上かな。
蛍:  おーけぃ。
進:  了解
蛍:  「………………なにも聞いてない」内通者、日垣夫婦とか。ぽつん。どこか責める眼差し(何)
蛍: 所 詮は駒だ。ふいに首を振ると、六会を見つめて。
星夜:「真 さん、FHで研究所してたのか……」しかも所長とかどれだけエリートなんだよこの人!
進:  「…………結局良く分からんって事が分かったわけか」はふ、と。
GM:蛍さんの呟きには恐縮したように六会がねぎらいの コーヒーを差し出してくる(何) もちろん他の人にもね。
蛍:  あ、優しい(何)
星夜:(こー ひーうまー (ずずずー
蛍:  「ひがき──日垣智也。彼も、狙われる理由があったのかしら。何かの研究目的があって、養子にされたのでしょう」
蛍: す ると、あまり目を離さない方がいいのではないだろうか、と不安がよぎる。心細そうに呟いて。
進:  「案外研究素体とかかもな……」珈琲のみながら。
星夜:「ケ ンキューソタイぃ……幾らあの人が研究所のしょちょーだからって流石にそれはなぁ……」悪い人じゃないし、と過去の経験に基づいてぼやきつつ。 ほーんと背伸びし。
星夜:ま だ逆に、研究素体として扱われそうになったところを救って養子にした、とかの方が真実味あるわーとかと珈琲をもう一口。
GM:確かに星夜の記憶では、そういうことを是とする人 とは思えない。と、過去の接触でも確信できる。
六会:「そうですね……その件については、詳しくは霧谷 支部長がご存知だと思います」
六会:「霧谷支部長に、直接お訊きしてみるといいでしょ う」つまり、自分たちも良くは知らないのだ。と、暗に。
蛍:  「……わかりました」こくりと頷いて、俯いた。
進:  「白川……今回の件絡みで追加任務だ……」カップを置いて
蛍:  「内通者の洗い出しをしない限り、対象者の無事は保証できないでしょう。──はい、“サポートデバイス”」
進:  「…………お前は、日垣母子のガードにあたれ」
蛍:  「了解しました」きゅ、と袖を反対の手で握りしめて、駒として頷いた。
進:  「…………足りない部分は、この「先生」が協力してくれるだろうよ」と言ってみた!(何)
星夜:「…… まー、ともあれ。俺はどうしてりゃーいい? 出来る事なら、奥さんとコンタクト取りたいんだが…………って、協力?」
蛍: ぱ ちくり。目を瞬かせて、担当教師を見やる。──なるほど、協力者として呼ばれたのか、という納得の目線。(何)
蛍:  「…………晃野せんせい、よろしくお願いします」ぺこりと頭を下げて、逃げ場を閉ざした(何)
星夜:「え、 えっ」(何)あれ俺どうして何時の間に何かレベルアップした厄介事に組み込まれてんの!?(何)
進:  「…………まあ、生徒の為に身体を張るのが真の教師と言うものだろうしな」(何)
蛍:  「わたしは。──彼らを、日常に還さなくては。どうか、助けて下さい。──お願いします、晃野せんせい」
星夜:「…… きょーしとしての弱点ついてくるねぇ、御宅さん」進さんにひきつった笑みを向けつつ。
進:  「交渉の基本は相手の弱い所から攻める、だからな。(それはさておき、内通者でないならば……恐らく向こう(FH)の話……日垣(真)は監視され泳 がされていた?……ありえるな)」さらっと(何)
星夜:「── あー、ったく。わーった、わーったよ! ……いやまぁどうせ母子さんの事頼まれた時点で不可避ってのは薄々感じ始めてたさ」降参、とでも言う ように手を挙げて。溜息はふりん。
GM:そんなやりとりを尻目にしつつ、六会は内線を取り 上げ、どこかと二言三言、会話を交わす。
六会:「霧谷日本支部長が此方に見えるそうです。──何 か、お話があるのだとかで」言って、同室の面々……特に、蛍を見て言った。
蛍:  「了解しました」
星夜:「…… 俺、席外してた方が良いかい?」言いながら立ち上がり。
進:  「到着まで少しあるだろう……一休憩しておくといい」
六会:「いえ、結構ですよ」
GM:多分、そんな時間も──と、続けた矢先、扉からは ノックの音が響いた。
進:  「…………て、もう来たのか」(何)
GM:腰の軽い人ですから(何)
星夜:「い や何処から電話してたんだよ今!?」廊下か、目的地目の前なのにわざわざ廊下から携帯してたのか!?(何)
GM:そうみたいだね!(何)
星夜:まぁ、 色々と諦めて再び座り直して珈琲啜りました……(何)
GM:んじゃ切ろうかね(何)

Middle phase 4 『嘲弄』
Scene Player None
Scene:

「──日垣博士」
 かつん。と、“マスター・レイス”はその場にある四人の内のもう二人、床に蹲るひとりの名を呼んだ。
 その声に呼応するように、傍らでそのものを見下ろしていた最後の一人が、“マスター・レイス”──日下部に、場を譲る。
 喘ぐ様な濁った息をつき、新たに自分の前に立った男を、腹と首筋を抑えた日垣は睨み据える様に見据える。
 そんな視線も意に介することなく、咥えた煙草を指に挟み、嘲笑するかの様に日下部は言葉を紡いだ。
「“内通者”は内にはあらず。だな。おまえの記憶、記録。おまえの存在そのものを駒にすることで──精々連中をひっかきまわしてやろうか」
「──……これ以上、家族にも……同僚にも、手を、出すな……!」
 絞り出す様に訴える。足元の男にも、彼はただ、嘲笑で返した。
「“器”の監視の為だけに傍に置いた“人形”に情でも移したか。お笑いぐださな」
「…………」
 投げつけらてる言葉に、日垣は数度、口を開閉させるだけで。それでも、見上げる視線はこの様な状況で尚、叛意を抱くものだった。
「──まぁ、いい」
 その様子に、興味が失せたとばかりに日下部は、手にしていた煙草を床に放る。
「FHの“賢者の石”に携わる……だからこそ、持つことが出来た貴様の繋がり。この後も精々利用させてもらおうか。──内の“虫”と併せてな」
 言い様、軽く手を振った。それに合わせ、傍らに控えていた男が暗い笑いと共にその立ち位置を変えた。
 どろり、と男が日垣の目前に掲げる手。それから滴る赫が、首元と腹を抑える日垣の手に触れた瞬間。その身はびくりと打ち震えた。

 ────
 
 場に上がる悲鳴は長く。断末魔のそれにも似て。

「貴様自ら、“息子”に引導を渡すがいい。それも、父親の役目と言うものだ」

 視線も向けず、暗く落ちた眼の彼にそう呟く声は、確かな悦楽を含んだものだった。

Trigger Phase  1  『融合』
Scene Player “最果ての黒” 日垣 智也
Scene:UGN黒巣支部・医療室 登場:不可

GM:で、始まる前に智也にお聞きします。
GM:このシーンでお楽しみの“賢者の石”融合ですが、何処に融合したいですか(訊 くなよ)
蛍: 邪気眼に目覚めようぜ!
智也:(何)
進: 頭の頂点に融合して河童の様に神々し く光るのを想像した(何)
GM:皆して自分がつけないからって好き勝手言ってるな……
星夜:だって自分じゃないし……(何)
星夜:1d10で出目が小さい程上の方になるんですね。
智也:出目が6くらいで、センターやや下とかに付いちゃったらどうするんですかと (何)
星夜:おしりとか……?(何)
GM:太もも内側とか浪漫よねある意味(何のだ)
智也:そんなのは女性のセクシー蝶の入れ墨だけでいいです(何)
星夜:ですって蛍さん!
蛍: 蛍のカヴァーをスケバンに変えたらそうします!(何)
GM:セクシー蝶なら外だっていいよ!
GM:何言ってるのか解らなくなってきたのでアタマ冷やそう(何)
智也:やっぱ心臓の近くがいいかな!
GM:左胸ですね。了解。

GM:登場侵蝕は無しで結構です。

 ストレッチャーに乗せられた母の容態が気にかかり、智也はここまで同行した少女とは別れてそのそばについた。
 運んでくれたスタッフと、彼女を診てくれた医療班の話によると、気の緩みからくる失神と言うことらしい。
 適当な頃合いを見て、自然に目が覚めるのを待つといい。と、気づかいの言葉と共に告げられて。
 今は、個室にて母親の身は安静にされている。

智也:適 当に座るものを見繕って腰を下ろす。こうして義母の傍らについている時間なんて、どのくらいぶりだろう。
GM:見慣れない清潔な部屋で、暫らくはベッドに寝かさ れた母は、小さく寝息をついていたが。時々身じろぐ動きがするのは、覚醒が近い証拠だろう。
智也:少 しやつれた義母の姿に、今になって後悔の念が立つ。どうして気に掛けられなかったのだろうか。
智也:「…………」 その手を、そっと手に取って。
智也:「…… ごめんな」ぽつりと、悔悟を漏らした。
GM:そんな最中、扉に、控えめなノックの音がする。
智也:突 然の来訪者に慌てて手を離して。「はい」どうぞ、と入室を促す。
??:「──ゃ、静香。……いるのか?」
GM:扉越しに聞こえるのは、確かに訊き慣れた父親の 声。
GM:促す声に、かちり、とノブが回り、引きずるような 足取りで、憔悴するも、見慣れた姿が顔を出した。
智也:「お、 親父!?」ガタッ。椅子を後ろに跳ねとばすような勢いで立ち上がり、早足で扉へと向かう。
真: 「無事、だったか、智也……良かった」
智也:「義 母さんが、今眠ってんだ。事故だの何だの、色々あったし……今はそのまま寝かせてるよ」
GM:その言葉に、彼は安堵の表情で頷き。自分に近づく 息子の頭を撫でた。
智也:「── いったい、何が起こってるんだよ? UGNに保護とか、訳分かんねえ」
真: 「済まないな……智也。色々訳も解らず引っ掻き回 して」
GM:その言葉には心底申し訳なさそうに、俯き、周囲を 見回す。
智也:「……っ と、こんなトコで立ち話も何だし、入ったら?」
真: 「ああ、そうだな」
GM:やはり億劫そうに智也の促しに頷き、部屋に入ると 後ろ手に扉を閉める。
真: 「そう言えば……静香……母さんが持ってきている 筈のケース、知らないか? 智也」
智也:「…… あ。それなら」
智也:何 処にありますか?(何)
GM:お母さんの枕元辺りかな(何)
智也:「な んか大事っぽく持ってきたみたいだけど……」枕元に近づいて、トランクを手に取る。
智也:「── これ。何?」何の疑いもなく、そのトランクを親父へと手渡そうとした。
真: 「そっちも無事だったか」やはり安堵に息をつき、 手を伸ばして智也から受け取った。
智也:身 柄を引き受けるための交換条件か何かだろうか。中身はよく分からないけれど、これが彼と彼女にとって大切なものである事には違いない。
GM:かちり。と音を立てて鍵を開け、中から厳重に緩衝 材で包まれた、ガラスのシリンダを取り出す。
智也:興 味津々でトランクの中身を覗き込んだ。
GM:緑のゲル状の液体の中に浮かぶ、些か不格好な形の 青く光る石。
智也:「綺 麗だな」
智也:見 たまま、思いついたまま感想を口にした。何処か魂を揺さぶられるような感覚に──魅入られたように、躰が動かない。
真: 「ああ、これは──」
GM:父親が何かを言いかけた瞬間、ぎくり、とその身は 一瞬硬直して。
真: 「──……、智也、逃げろ!」
GM:言葉と、彼の動きは相反して。いきなり父のその手 が智也の首元に伸び、信じ難い力で壁に押し付けられた。
智也:「──ッ、ぁ……!?」 喉を掴まれ、そのまま壁に押しつけられた。
智也:ま ともに喰らった背中からの衝撃に咳き込みながら、何が起こったのか……目を見開いて。
GM:智也の身体を壁に押し付けたまま、父の逆の手は手 にしたシリンダを掴み上げる。
真: 「──や、めろ……僕は……智也っ!」
智也:「…… どうし、た……ん…………」
GM:何かに抗う様な言葉と、顰めた表情。その動きは、 彼にとって本意ではない。と、それが告げている、のに。
GM:己の制止に構わず、シリンダを持つその手は智也の 胸元に叩きつけられた。
智也:「── く、そッ……!」義父の手を掴み、力を込めて引きはがそうとしたが。遅かった。
真: 「──智也っ!」
GM:悲痛な声、それを上げるものと、自分を拘束するも のの姿はただひとつ。
GM:がちゃん。とガラスの割れて身に刺さる痛みと、そ れとはまた違う。己の魂をも削るような痛みが叩きつけられたそこに走る。
智也:「…… 何を…………」叩き付けられた箇所が焼けるように痛む。手を掴んだまま、ずるずるとその場にしゃがみ込んで。
智也:「………… どうしたんだよ。何を、した……」
GM:瞬後、己の意識をかき消す様な。どこかの高みへと 押し上げられるような感覚が、押し付けられた硬いナニカから沸き起こり、智也の全身を衝撃が駆け 巡った。
智也:問 いかけが最後まで言葉には成らない。身を抉り魂を削るような灼熱の痛みに呻きながら、懇願の眼差しで義父の顔を見上げた。
智也:──。
智也:ふ わり。宙に舞い上がるような感覚に身を包まれる。
智也:苦 痛の後に逝きつく処にでも行っているのだろうか? ──案外、ロマンチックじゃないな。なんてどこか他人事のように想いながら。
智也:そ の意識は途絶えた。

 最後、途切れる瞬間、目に映ったのは、目の前の人物の絶望に塗れた表情。
 それも直ぐに掻き消えた。

Trigger Phase 2 『指令』
Scene Player “カルヴァリオ”白川 蛍
Scene:UGN黒巣支部・ミーティングルーム 登場:智也以外

  蛍登場侵 蝕:47→53%
  星夜登場 侵蝕:49→53%
  進登場侵 蝕:53→62%
進:  げふあ

GM:3シーン前の引き続きになります。
GM:ノックの音と共に入ってきたのは、携帯を耳元から 離した仕草の霧谷だった。
星夜:俺 部外者だけど良いのかなー的落ちつかない表情で……(何)
霧谷:「皆さん、お疲れ様です」
GM:扉前、ぺこりと部屋の面々に頭を下げ、何時もの様 に穏やかな表情の笑みを見せる。
蛍: 折 り目正しく頭を下げた。
星夜:そ れは電話の意味あったのか? と言う突っ込みを一応お偉いさんらしいから喉元で押えておく良い子の俺……(何)
進:  「なんつかまあ…………随分早いお付で」
霧谷:「貴方がたを捕まえておくのには拙速が最良とどこ かでお聞きした気がしましてね」
GM:進の言い分にもさらっと返し。さて。と、ほんの少 し表情を引き締めた。
進:  「まあ……なら時間を取られるだけの情報を期待する事にしますよ」はふ、と
霧谷:「日垣母子の確保につきましてはご報告をお聞きし ております。白川さん、お疲れ様でした」
GM:ぺこりと蛍に向けて、霧谷はねぎらいの言葉をか け、頭を下げた後、今一度周囲を見回す。
GM:智也の所在を六会に確認した後、彼は頷き、ポケッ トより小さなアンプルケースを取り出した。
蛍:  「……いいえ。……それは?」ほんの少し顔を上げて、アンプルケースを見やる。
霧谷:「お話は迅速にまいりましょう。今回確保した日垣 母子……特に、日垣智也君に関してですが」
霧谷:「彼の義理の父……日垣真さんによりますと、彼は “適合者”──その中でもまた、特殊な“石”のそれと解っております」
進:  煙草をシガレットケースから取り出し、トントンとやっていた手が止まる。
蛍:  「───」びくり、と怯えたような反応。
進:  「…………賢者の石……だが、息子がOVだとは報告が無かったはずだが?」だよな? と六会に目で。
GM:ええ。と進の言葉に六会は頷く。
六会:「ですが、“適合者”であることとOVであること は、必ずしもイコールではありません。智也君は、つまりその事例のひとつと言うことだと」
GM:まさかとは思いますが。と、進の言葉に困惑したよ うに六会も返す。
進:  「…………なるほど、で、特殊な石と言ってましたが、どう特殊なんです?」
蛍:  「待って下さい。レネゲイドクリスタルの適合者なんて、そう簡単に見つかるはずが……ッ!」
蛍: 押 し黙っていたその態度かなぐり捨て、狼狽した様子で霧谷に問い詰める。
星夜:何 か皆が白熱してるところで一人ハガレン? と話についていけない俺!(何 (珈琲うまー
霧谷:「FHの“世界を理想の形”とする為の“核”たる 存在──それがどのようなものかは未だ判明しておりませんが」
霧谷:「その力が暴走と言う形で解放された時……止める 手立ては、現在、我々は持ち得ません」
蛍:  「そんな……ッ!」吐き捨てる様に叫んだ。
進:  「…………まあ、重要な代物ではあると……は、『FHの理想』ね……今すぐその石を叩き壊してやりたくなったな」不機嫌そうになり。
GM:そう言葉を続けた後、話について行けない様子の星 夜を見た。
星夜:あ れ俺やっぱお邪魔? 的視線で作り笑い(何)
GM:いいえ。とそれには首を振る。
霧谷:「お分かりと思いますが、OVと言う存在が踏み越 えることを抑える“力”として。日常のそれが大事であることは、皆さんご承知だと思います」
霧谷:「恐らく……晃野先生。日垣さんが貴方を指定した のは、それが解りつつ、日常で指導するべき存在を、貴方に定めたと私は判断します」
GM:違いますかね? と、穏やかな微笑みを浮かべ、微 かに首を傾げた。
星夜:「は、 はぁ。まぁ、そう言う評価をして貰ってる事については有難いですけど……」ストレートに褒められたような感覚に、少し恥ずかしそうに視線逸ら す。
蛍:  「………………」
GM:まぁ、ともあれ。と、霧谷は軽く頭を振って話を仕 切り直し、手にしたアンプルケースの蓋を開けた。
GM:その中に入っている1本を取り出し、蛍に差し出 す。
霧谷:「念のため。ではありますが。白川さん」
蛍: 反 射的に受け取った。
霧谷:「日垣君の同年代でもあり、今回の誼──と言うの もおかしな話ではありますが。貴方に、こちらを預けます」
GM:何か、透明な薬品の入ったアンプル。それを霧谷は 真剣なまなざしで見つめ。
蛍:  「───はい。“リヴァイアサン”」
霧谷:「其方は、特に智也君に向けて調整された抑制剤だ そうです。彼が“適合者”として暴走した際、1度だけは、その力をそれによって鎮静させることが出 来るでしょう」
蛍: 何 かに取りつかれるように、緩んだ目つきでアンプルをそおっと眺める。──ぼうっとした様子で頷いた。
霧谷:「但し、免疫の関係上、それが効果を現すのは一度 だけです」
霧谷:「彼が“適合者”として“石”に呑まれそうになっ たなら、一度はそれをお使いください。──但し、二度目は──」
GM:言葉を切り、霧谷は蛍をただ見つめた。言葉にしな い意味を、察しろ。その眼差しはそう告げている。
蛍:  「はい───はい。了解しました」
進:  「(賢者の石…………適合者…………さて、向こう(FH)の目的は何だ? ……俺達にわざわざそのセットを引き渡した訳は?)」頭の別領域で結論の 出ないであろう思考をしつつ。
進:  「…………その時は俺が”やる”。子供に其処まで手を汚させんなよ」不機嫌な声でそう告げる。
蛍:  「いいえ。“サポートデバイス”」
進:  あん、と蛍に視線を向けた。
蛍: ふ いに向けた視線は、まっすぐなのに、肝心な何処かが歪んでいる。
蛍:  「これは。わたしの、役目です」
蛍: あ あ。───ああ。いったいどういう事だろう。
蛍:  真っ先に思い出したのは、FHに犠牲にされた、かつてのとおさま。実験台にされた、かつての自身。
蛍: 制 服のリボン──そのすぐ下にある、歪な出来合いの水晶に、か細い指を軋ませながら、爪を立てた。忘れはしない。
蛍:  「──わすれはしない。彼も、“そうだというのなら”。それは、わたしの、役目です」呪詛のように漏れた悲壮の響き。
進:  「…………良いだろう、お前さんの覚悟を尊重しようか…………だが、もし躊躇して事態が最悪になりそうなら……」で、視線を受け止めつつ。
進:  「…………俺は躊躇無く引き金を引く……それだけは覚えておけ」
GM:進の言葉と、蛍の決意に、微かに申し訳なさそうに 霧谷は目を伏せた。
霧谷:「我々の及ぶ力が“以前”と同じであったのなら ば、こんなものに頼ることもなかったのかもしれません」
霧谷:「──いえ、所詮愚痴ですね。……智也君を、彼の まま日常に戻すことを、宜しくお願いいたします。白川さん、加賀津さん。そして、晃野さん」
GM:己で結論付け、軽く首を再三振った霧谷は、再度場 にある面々に頭を下げた。
進:  「了解……まあ、気負わず行くとしようかね、人間焦ると碌な事にならんもんだ」
進:  軽い口調でそう告げた、ただ、眼鏡の奥の瞳は決して笑ってはいないが。
蛍: う つむくその仕草で頷いた。
星夜:「は、 はぁ。まぁ、真さんにも頼まれた事っすし……」頬を掻きつつ了承の言葉を出して。
GM:霧谷の様子に、ふと、六会は扉に視線をやった。
六会:「──ところで、肝心の智也君がまだいらっしゃい ませんね」
蛍:  「日垣くん……?」
六会:「お母様のところにいらっしゃるとは思いますが。 顔合わせがてら様子を見てくるのもいいのではないでしょうか?」
進:  「母親に付き添っているのかもな……行ってみるかい?」
GM:それがいいかと。と、進の提案に六会も頷く。
星夜:「あ あ、俺も行かせてもらって良いか? 静香さんとも話したいし」珈琲を飲みほして。
進:  「それじゃあ案内しよう」
進:  で、案内しつつ、六会と霧谷に軽く会釈して退室しましょうかね。
蛍: 確 かに様子が気にかかりはする。ためらいがちに頷いて──そのアンプルに一度視線を落とし。制服のポケットに白いハンカチで包んで仕舞い、後につい て行った。

蛍: アンプルはどうすればいいですか! 注射ですか、ぶっかけですか!(何)
星夜:口移しかもしれないよ!(*ノノ
蛍: そぉい!(アンプルを智也の目に向けて)
GM:銃使いだったらそのまま撃ちこめ! と言ったけど、ぶん殴って気絶させて注射 すればいいと思うよ!
蛍: なるほど! ぶんなぐって!
智 也:ちょ、ま(何)  や、優しくしてね…!(何)
GM:口うつしでもいいけど(何)
星 夜:蛍さんのヒロインぢからが唸りをあげる。
蛍: ……
蛍: 進が口移しご希望なら変わってもいいよ!(何)
智也:ちょwwwwww
蛍: 子供の手を汚させるわけにはいかない──(キリッ)
進: 【遠慮します】(何
智也:断固拒否したい(何)
蛍: うん、私も割と見たくないな(何)
星夜:分かった分かった、じゃあぽちと口移しな。
蛍: それは可だな(何)

 可だそうです。

Trigger Phase  3 『覚醒』
Scene Player “最果ての黒” 日垣 智也
Scene:UGN黒巣支部・医療室 登場:蛍(他可能)

蛍: 私 先に振っとく!(何)
  蛍登場侵 蝕:53→63%

GM:さて。
智也:は い。
智也:い くつダイスを振ればいいでしょうか(正座)
GM:それではいきなりですが衝動判定のお時間です。
蛍:  しょwwwwwwwwww
智也:そ うか先にそっち(何)
GM:目標値は45だ! さぁ振れ!(何)
智也:ちょ wwwwwwwww
智也:噴 いたよ、何その数値!(何)
GM:公式で通常5倍ってあるんだから仕方ないで しょぉ!?
星夜:3rd になって目標値7から9になったからな……(何)
智也:#2r10+2=7 うん、そうでなくても失敗してる(何)
GM:お疲れ様(何)
智也:え えと、衝動は……妄想か。よりにもよって(何)
GM:そして覚醒は素体かな。
智也:素 体了解しました(メモメモ)
蛍: ど んな妄想だよ!(何)
智也:あ いきゃんふらーい、な妄想(何)
GM:で、えーと、シーンはここまでで4シーン登場か。 では衝動合わせて侵蝕は6D上昇してください。
智也:16 +14の30だから…… #6d10+30=52 52%に。
GM:お。意外と低い。良かったですね。

 一度意識が途切れ、ぼんやりと周囲が戻ってきた。
 目に映る世界はどこか、今までと違う。──己が、変わってしまった感覚が、本能で解る。
 父親に押し付けられたナニカは己の胸元にいびつに根付き、自分の心臓と同調するかのように、鼓動と共に疼きが奔る。
 先ほどまでの耐え難い痛みより幾分か和らいではいるが、未だ、内にわだかまる衝動──妄想は、どんどんと内に渦巻き始めていた。

智也:息 をしようとすれば激痛が奔る。視界は彩なく歪み始め、血潮の流れにすら痛みを感じて。
智也:「── 此処は、何処なんだ……?」異なる世界だ。この鼓動を止めてしまえば苦しみから逃れられるのかと、胸を強く押さえつける。
智也:堅 い何かが手に触れ、それが脈打っていることを知れば──指が食い込むほど、強く握り込もうとした。
智也:そ して生じる新たな痛み。どうすれば、ここから逃れられるのかと、ふらつく躰を壁にもたれかからせながら周囲を見遣る。
智也:「── 此処を、出よう」
智也:嗚 咽のように呟きながら、一歩一歩、壁に縋りながら歪んだ大地を踏みしめ歩く。
智也:遥 か広がる熱砂を歩く旅人として、空を──天井を茫と見上げ。
智也:こ の太陽を消してしまえば、熱も和らぐ──そう思って。打ち払うように腕を振り、照明を砕いた。

智也:誰かに出会ったら、怪物だと思って撃退しようとするのですが。誰かこっち来ま すか?(何)
GM:何言ってるんですか。
GM:そこに母親という邪魔ものがいるでしょ智也君!
蛍: あっ(何)
智也:……!
智也:GMのドS(><!(何
星夜:らめぇぇぇぇ(何
GM:ぇー(何)

 だってー。犠牲者が欲しいっていうからぁー?(アッタマ悪いしゃべり方で再生ください)

GM:その音に、覚醒間近だったのだろうか。ベッドで母 親が小さな声と共に身じろいで、微かに目を開けた。
智也:「…………」 太陽に届いてしまった手を、見つめる。長く鋭く伸びた己が右手の異形に。
GM:ぼんやりした眼で周囲を見回し、傍らの──異形と も見える姿に息を呑む。
静香:「────!?」
GM:──智也が気づかぬうちに、その姿は“ケモノ”へ と変貌していた、その姿に、ベッドより彼女は身を竦ませ、後ずさる。
智也:「── なんだよ、何なんだよ、これ……!?」戦慄きながら、その強く腕を振った。
GM:暫らく、怯えるように彼女はその姿を見つめ、聴き 覚えのある声に眼を見開いて。
静香:「──……智、也……?」
GM:小さく、その名を口にした。
智也:「…………ぅ、 あ、あ……ああああああああああああああ!!!!」叫び、このまま砕けてしまえと、その腕を力の限りナニカに叩き付ける。
蛍:  「──ひがき、くん!……だ、め!」
蛍: 何 時の間にか、その部屋の扉は空いている。そのチカラの暴走に、割って入ったのは、思いつめた表情をしたひとりの少女。
智也:燦 々と輝いていた陽の光はもう見えない。暗闇の中で閉ざされた世界に恐慌に陥りながら、壁を打ち壊そうと拳を握りしめ。
蛍: 制 服の襟を締めるリボンに指を引っかけ、無造作に引き抜いた。露わになるのは、胸部の白い肌──ではなく、歪に汚染された、出来そこないの灰結晶。
蛍:  ──咄嗟に目線が向けられたのは、じぶんとおなじ、そして全く違う波動のクリスタル。智也の胸に目をやれば、眉を寄せ。
智也:そ の中で仄光る光明に怯えと憎悪の混ざった目を向け。
蛍:  「───その世界は、あなたの還ってくるせかい。壊しては、だめ……!」
蛍: 自 分の、デミクリスタルを起動する。
蛍: 智 也の──レネゲイドクリスタルに手を伸ばして、干渉する!
星夜:何 か危ないふいんき(何故かry)に驚いて慌てて俺も入りました!
  星夜登場 侵蝕:53→56%
  進登場侵 蝕:62→67%
星夜:「ちょ、 おま、一体何をしてるんだよ!?」此方は慌てて静香さんの方に駆け寄ってガード。
進:  「あ〜……お母さんや、ちっと大人しくしてて下さいな、でないと息子さんを落ち着けられないんで」
星夜:「落 ちついて、大丈夫ですから……ともかく落ちついて!」ぎゅっと静香さんの身体を抱きつくようにして全力で動きを止める。……霧谷って人の言葉を 信じるなら、1回なら何とかなる筈だ──。
進:  「精神不安定な少年少女は、興奮材料があると中々落ち着かんのですよ、と言うわけで其処の先生の後ろで見守っててもらえませんかね?」
進:  あくまで落ち着いた口調でままんに話しかける。
進:  「で、先生はちょっと最近はやりの切れる若者が錯乱してるから、保護者をきちんと守っていてくれな」何かぱにくってるから、とりあえず職務を思い出 させるような言葉を投げておこうか。
智也:そ の母の声すら、己を鎖で繋ごうかとする獄主のように思え、敵意を剥き出しにしながら押し留めようとする力に対抗する。
蛍: 智 也の持つ“核”に触れた指先、僅かに白い光を放つ。──賢者の石と、愚者の黄金。歴然とした、純度の違いに圧倒されて、ほんの一瞬だけ干渉するの が、精一杯。でも。
蛍:  「……ひがき、くん!」
蛍:  《ワーディング》を発動。──蛍の持つ想い。儚い光が白雪のように降って積もる、そのイメージで、智也のせかいに干渉。意識をショートさせて、白い 闇に意識を落とさせた。
智也:「あ、 あ…………──―ぐ、くッ……」
智也:白 い光に視界を包まれる。妬けるような胸の痛みが、降りしきる雪に包まれるように、ゆっくりと、静かに和らいで。
智也:胸 を押さえながら、がくりと膝をつき、そのまま糸の切れた人形のように崩れ落ちた。
星夜:「…… 成功した、のか……?」ワーディングにより項垂れている静香さんを腕に抱えたまま、そっと其方を振りむき。
蛍:  「……ごめんなさい」
蛍: 物 哀しげにその身体を受け止めれば、アンプルを打つ。
智也:熱 砂の砂漠。暗闇に降る雪。そして──どこかで降っていた、あの雪の景色。
智也:「…………、……」 声にならない呟きと共に、意識を失った。
進:  「(さて……たった一回しか使えない切り札は使いきった……次は無いわけだが……こいつが連中の目的かね?)」様子を見ながら思考。
進:  「(…………となると、次は…………)さて、若者達の青春絵巻はこれ位にして…………少し真面目に話しあった方が良さそうだな」
進:  状況は芳しく無い……情報も足りない……ならば行動するしか無いだろう
蛍:  「……あ、っぅ」
蛍: ひ び割れるような頭痛。ひび割れていくように広がる、灰結晶の汚染に苦痛の呻きを漏らして頭を振った。ぼんやりと智也を見下ろして。力なく立ち上が れば、エージェントの呟きにこくりと頷いた。
星夜:「…… さっきの話じゃ覚醒してないって話だったが……一体何の切っ掛けがあったんだ……?」まぁ、了解だ。とは告げた。
進:  「…………白川はそっちの少年の目が覚めたら、話を聞いてくれ…………先生は母親の方から話を聞いてもらえるかね?」
蛍:  「………………了解」
蛍:  は、と重苦しい息を吐いて、ひとまず事態の収拾を図るために六会エージェントを呼びに行った。
進:  「俺は、少し状況を整理する…………」で、手早く日垣を安静な場所に運ぶよう手配したりしつつ退室ですかの。
星夜:「別 に構わんが……俺が話を聞いたところで、あんたらの欲しい情報が上手い事手に入るかは正直分からんぞ?」
星夜:俺、 外様である事にゃ変わらんし。とは呟いて母親をベッドの上に横たわらせた。
進:  「…………知人の方が情報が引き出しやすい、それとも俺が尋問した方が良いかい?」
星夜:「…… わーった、わーったよ」
進:  「……この件に関わる資料を回収してくる、すぐ戻る」で退室と。
星夜:はー、 と長めに息を吐いて。……懐かしい顔との再会に喜ぶ暇も失くした状況に思わず天井を仰いだ。

Middle phase 5 『変貌』
Scene Player “サポートデバイス”加賀津 進
Scene:UGN黒巣支部 登場:全員

  進登場侵 蝕:67→70%
  星夜登場 侵蝕:56→66%
  智也登場 侵蝕:52→55%
  蛍登場侵 蝕:63→65%

 気を失った智也と、ワーディングにより弛緩した静香を、荒れたその部屋に残す訳にもいかず、一行は隣室へと場所を移した。
 ワーディングの効果が切れれば、その影響下にあった静香は直ぐ様意識を取り戻す。倒れた智也を見つけ、些か錯乱したようにその身に縋ろうとするも。
 同室の面々を見渡し、かろうじて己の理性を抑え、智也の枕元に身を置き、その頭に手をやって髪を撫でるにとどめた。

 ──暫らくの沈黙が部屋に過り。
「──結局……この子は……なるべきものになってしまったのね」
 呟く声は小さくも、場にある者に、やけにそれは大きく響いた。

進:  「…………始めからこうなる事が分かっていた、てか?」持ってきた内部資料に視線を落としながら。
星夜:「…… それはもしかして当初の研究目的、って奴ですか。養子に迎え入れたと言う理由の一つでもある」
星夜:す いません、その辺り話聞きました、とは彼女の傍らで頭を下げつつ。
GM:星夜の言葉に、初めて彼女は其方に顔を向けた。し ばし、じっと星夜を見るも、得心したように眼を見開き。
静香:「星夜ちゃん……? 気づかなかったわ。随分大き くなったのねぇ」
GM:場違いとも取れる、なつかしげな声で、彼女は微笑 んだ。
星夜:「…… お久しぶりっす、えーっと……10年以上前ですかね、前に会ったの」
星夜:ちゃ ん付けされれば恥ずかしそうに苦笑して。
蛍: 僅 かに乱れた襟を直し、気を失った智也の容態をを横目で見る。
静香:「それくらいになるかもしれないわね。御無沙汰し ていてごめんなさいね。──それはともかく」
蛍:  「─ええ。事態の説明を」
GM:次いで、静香は進に眼をやった。
星夜:「い や、気にしないで下さい。なんつーか……色々と、其方も大変な事になってたみたいですし」ハハ、と軽く笑い。視線を同じように向ける。
静香:「『こうなることは予定されていた』のかもしれな せん。けれど、それは、私たちが望んだ先ではなかった。──そう、答えて宜しいでしょうか」
GM:星夜に向けるそれとは明らかに違った表情。研究者 のそれで、静香は進に応えた。
進:  「…………人間の希望と行動は一致するとは限らん、とりあえず話を聞こうか?」
GM:ええ。と、それには頷き、目を伏せて。
静香:「智也は……私たちの実子ではありません。この子 は、数年前、今はFHの施設として存在しているRVの研究所によって、“賢者の石”の“適合者”と して見出された子です」
静香:「その頃は、今現在と違ってRVやOVの存在も世 間に認知されていなかった頃。智也も、“適合者”の素質があるとはいえ、OVではありませんでし た」
静香:「……貴方がたがUGNに属する方々であるなら ば、“賢者の石”の“融合”からくる危険性はご存じでしょう? “適合者”の素質があるとは言え、本 当に“適合”するかは運次第」
GM:そして、それに負けた者の末路も御存じな筈。そ う、小さく呟いて。
蛍:  「…………そう、ね」ぎゅ、と袖を握るように手を握りしめて。幾分悲しげに。
進:  「…………それは知っている、そして一つ疑問が浮かぶ」
GM:何でしょうか。と、進の言葉には言葉にせず、視線 を向けることで促した。
進:  「FHならその辺の危険性など無視して融合実験をしかねない……だが、この少年は今の今までその対象になっていない」
進:  「それは、少年の方に問題があるのか、それとも”石”の方に問題があったのか…………」
静香:「主人が……日垣博士が、智也を護っていたからで す。勿論、私も」
進:  「……そして、護りきれなくなりそうなので、ウチ(UGN)に息子を逃がした、という訳か」
静香:「智也を傍に置き、研究を進める後、この子の“適 合者”の素質は、本来のそれより遥かに高い──“次なる者”へ変化する為のそれを宿せる素質がある ことが、今は解っています」
静香:「そして……FHは、その“次なる者”へ至らしめ る“石”を作り上げてしまった」
進:  「石の準備は出来た、都合の良い適応者が居る……ならば、連中が躊躇う理由は皆無」問題はその”石”だが……。
星夜:「── な、なぁ。ちょ、ちょっとストップ。とりあえずその、ちょっと待ってくれ!?」話がどんどんと先へと進む中、慌てて手を挙げて。
GM:何かしら。と、星夜の方に静香は視線を向ける。
進:  あん? と視線を向けた
星夜:「そ の、なんつーか……とりあえず其方と其方では話通じ合ってるかもしれないけども……俺、本来なら部外者なんだ。UGNやらFHの事だって正直殆 ど知らねぇ」
星夜:「其 方だけで通じる話で盛り上がるのも良いが、とりあえず専門用語に関しては噛み砕いて説明してもらわにゃ俺には話がさっぱりだよ」
進:  「分かりやすく言うとだな……RVが核弾頭で、UGNは元々それを暴発しない様に管理してたら、うっかり原理主義テロリストのFHに根こそぎ奪われ た。──とでも、理解しとけ……賢者の石ってのは、その核弾頭の純粋培養物だよ」
星夜:「…… 分かりやすい、のか? ソレ」思わずジト目で尋ね返し、視線は横たわる智也君の方へ。
星夜:「まー、 ともかく……その核弾頭の培養物が、そこの子に適合? したって事か?」適合の意味もいまいち分からんが、と頬掻きつつ。
GM:こく。とその言葉に、智也の傍らの静香は黙ったま ま頷いた。
進:  「詳しく知りたきゃ後で説明してやる…………知らなきゃ良かったと後悔しても遅いだろうがな……ああ、まあ、そんな感じだ」
星夜:「此 処まで巻き込まれて、後悔だとかはぶっちゃけ色々と遅いわい」世界を意のままにねぇ、と胡散臭げに頬杖をつき。
蛍:  「……賢者の石というのは、オーヴァードの潜在能力を──レネゲイドの本質を、引き出す結晶。あらゆる苦痛を代償に、あらゆる力を引き出す魔性の 石。それを所持した適合した者が、世界を意のままに変えることも不可能ではない──と、言われている」
進:  「…………ああ、そうか……白川も「石」の「関係者」だったな」
蛍: 物 悲しげに進に頷いた。
蛍:  「だから、FHは常に賢者の石の適合者を狙っている。……その適合者の中でも、さらに“次なる者”、と呼ばれる重要性は……わかってもらえるでしょ うか。せんせい」
星夜:「おー けい、大体は理解した」サンキューと軽く手を振り振り。
蛍:  「日垣くんは、適合者であっても、オーヴァードではなかった筈。……何が起こったんでしょう」
蛍: ふ いに、何かに気付いたように俯かせていた視線を上げて、智也を見た。──まさか。
蛍:  「……トランクに入っていたものが、“ソレ”だったとして。彼がそれをどうこうしようなんて、考えない、はず。──そうですよね、サポートデバイ ス?」
智也:「…… ────」ぴく。小さく指が動く。
蛍: 指 摘するのは、“ヒドゥン・ベル”の存在。よもや、こんな内部まで。
進:  「…………そうなるな、さて、どいつが今回の絵図を描いているのやら」蛍の言葉に頷きつつ。
智也:「……っ…………」 呼吸を求めながら、小さな呻き声を上げる。
GM:息子の動いた様子に、静香はその顔を覗き込み。
静香:「智也……?」
GM:小さく、気遣わしげにその名を呼んだ。
星夜:「だ がよー、さっきの話ではそういう存在はいないとか言ってなかったか? いないのにいるとか、どう言う矛盾……っと」起きたのか、と少年の方を見 て。
智也:先 刻までは感じられなかった、人の気配に幾ばくかの安堵を感じながら、重い瞼を開く。
進:  「……始めから泳がされていた……て考えるのが妥当だろうな」起きたか、と視線を向ける
智也:「………… おれ……、…………ここは……?」
智也:ぼ んやりと霞む義母の姿を視界に認め、肺の中に溜まった呼気を吐き出しながら呟いた。──いったい、何が。
智也:「…… 親父は……?」
静香:「智也、大丈夫……? どこか、おかしいところは ──」聞きかけ、言葉を切った。訊くまでもない事だろうとばかりに俯いて。
蛍:  ──プラン、というFHが使う常套句が頭を過ぎる。眉を寄せて。
星夜:「親 父さん──……真さんはこっちにはまだ来ていないぜ」少なくとも、来るのであれば俺にも連絡入れるだろうし、と携帯をぷらぷら見せつつ。
智也:「…………」 おかしな処と言われ、無意識に手が胸へと伸びる。
智也:「い つだったか……親父が部屋に来て、……トランクを渡して──」ぼんやりと、記憶を呼び覚ます。
静香:「……あの人が……?」そんな、まさか。と続けか け。
星夜:「お いおい、それはおかしいだろ。あの人、暫くはこっちに来れないと……俺にはっきりと告げてたぜ?」実際には、暫くどころでの話では無かった記憶 だがそれは言わず。トランク? と首傾げ。
GM:智也の手の伸ばされた場所。そこにある鈍く光るも のを静香も認め、暗い目で俯いた。
智也:「ト ランクの、中身が…………そうだ」胸を強く押さえ、手のひらと躰の中から感じる違和感に、朧だった意識が急に目覚める。
蛍:  「“サポートデバイス”」頷いた。それはつまり、“ヒドゥン・ベル”はそういう能力者なのだろうと。
GM:蒼く光る、些か不格好な水晶の様な石が、智也の胸 元にあるのが皆も気づく。
進:  「日垣真が到着したという報告は来ていない筈だが…………なるほど、内通者を疑っても意味がない訳だ」
星夜:「お い……まさか、逃がした当の本人がその事を密告したとでも言うんじゃないだろうな?」だとしても何のためだよ、と付け加えながら。
智也:「親 父が、俺を押さえつけて、何か光る石の入った緑い液体を俺にかけたんだ」
進:  「…………可能性は三つ」
進:  「逃げれずに捕らえられて操られた、まったくの別人がEFで変装している、本当に本人がそうしている……まあ、最後のは可能性が薄いが」
静香:「──万が一を考えて、日垣博士は“石”とは別 ルートで、それをある程度抑制する薬品を、霧谷さんに送ったわ」それは、ご存じ? と、同室の連中に 静香は尋ねてくる。
智也:記 憶を辿って、確証のある出来事を羅列する。言い終えてから、自分の発した言葉に戸惑いを見せる。
智也:「な んで、そんなことを……」
智也:指 に触れた堅い異物。胸に埋まった青い光に茫然としながら、義母と、その会話相手を交互に見遣る。
静香:「そうなって欲しくなかった……けれど、そうなっ ても尚、智也、貴方が貴方のままでいられる為に、お父さんは布石を打っていたの」
静香:「そしてその“石”そのものも……二つに分断する ことで、今は、本来の力を充分には発揮しないでしょう」それでも。と。静香は微かに首を振り。
星夜:「…… さっき、そんな薬を白川が受け取って……確か使ってた、よな」暴れてる最中に、と蛍さんの方を見て。
蛍:  「……ごめんなさい。暴走の兆しを見せていたから、使ってしまって」ふる、と首を小さく振って呟いた。
蛍:  「……賢者の石の適合者が暴走するところなんて、もうみたくなかったから」
GM:使った。という言葉に静香は蛍を見て。いいえ。と 微笑んだ。
静香:「──元よりその為のもの。白川さん。ありがと う。智也の事を貴方はそれで守ってくれた」
智也:「………………」 言葉を失い、その場に佇む。
進:  「(さて…………少し面倒になってきたな、どうするか…………)」
静香:「智也……。貴方にとりついたその石は、貴方にこ の世界の“真実”を見せ、貴方に“力”を宿してくれる」けれど。
静香:「それは同時に、貴方を“人間”から遠ざけ、敵を 呼び込むことになる……」
静香:「元よりあなたはそうなるよう選ばれていた……そ れでも……それを覆せなかった、私たちを──」
GM:そこまで、告げた静香の言葉は続かず、俯く。声は 嗚咽に消えた。
智也:「…… じょ、冗談、だろ? なんでこんな小さな石っころで。石っころが、世界だの力だの、敵だの……」強がって浮かべた笑みが引き攣る。
智也:夢 の中で解放した力の影響か、平衡感覚をうまく取り戻せずにふらついて、壁に手をついて身を支える。
智也:「…… そんな、深刻な顔しないでくれよ」
智也:ど こか上の空でその声を聴きながらも、か細く震える義母から視線を離さず。
進:  「……さて、少年」智也に初めて声をかける。
進:  「望む望まないに関わらず、お前さんはこっちの世界のお仲間になった…………その上でお前さんには2つの選択肢がある」ぱたむ、と資料を閉じつつ。
進:  「…………このまま親の影でガタガタ震えて、俺等が全てを終わらせるまで部屋の隅で泣いているか……」それとも。
進:  「その力を使って……お前さんを訳の分からん目にあわせてる連中を張り倒すかだ。──どちらを望む少年?」
蛍: ひ がき、くん。ぽつりと、少年の名だけを呟いた。
智也:「……………… あんた達は、どうなんだ?」ぽつ、と。
智也:「訳 の分からん目に遭わせている、と言ったら、俺にとっちゃあんたらUGNとかも一緒だ」
智也:理 不尽な出来事に対する怒りを瞳に浮かべ、進を睨み付ける。
進:  「…………まあ、そうだろうな、しかし俺等は少なくとも、いきなり乗ってる車を襲ったりはせんよ」視線をそらす事もなく、淡々と。
智也:「…… 俺たちを、帰してくれ」
智也:怒 りの中に未知への恐怖が滲む。棘のある言葉に、帰してくれと懇願の響きが籠もり。
進:  「(まあ、昨日まで平穏に生きてた子供には無理な注文か…………)」
蛍:  「……わたしは」俯いた顔を、上げて。智也を、まっすぐに見つめた。
蛍:  「あなた達を狙ったFHに。わたしも、かつて、宝物だった日常と言う世界を崩された」ぼうっとした声で。
蛍:  「……とおさまが殺された私怨もあるけれど」
蛍:  「誰もが抱える大事な世界を、簡単に灰色していくファルスハーツが許せなかったから──だから、UGNに与した。“世界の守護者”となるために」
蛍:  「あなたが、これまでいた世界に戻りたいと、望む気持ちはよく分かる」
蛍:  「────だから、そこで寝ていてくれればいい」
蛍:  はっきりと、断言した。
蛍:  「信じて貰えないと思うし、何の保証もない。──だけど、きっとあなたの世界にも、光を取り戻して見せるから」
智也:「…………」
蛍:  「……わたしが、あなたの分まで取り戻すから」
蛍:  「だから、いいの。……巻き込んでしまって、ごめんなさい」
蛍:  「世界の守護者。その名も理想も、決して偽りではないと証明してみせる」
智也:ふぅ…… と。大きな溜息を吐き出した。今までの緊迫した空気とともに。
智也:「…… あんたは、事故の後に義母さんを助けてくれたんだよな」
蛍: ど こか悲しげに寄せられた眉。決意の声。ふいに、話しかけられれば、智也へと顔を上げて。
智也:「俺 自身は、まだ……本当に、あんた達を味方だと思っていいのか確信が持ててない。理解も納得も」
智也:「── ただ、義母さんを助けてくれたあんたに、俺の分まで全部を背負わせるってのは……その、なんだ」ぽりぽりと頬を掻いて。
進:  「(ふうっと)…………少年、少し利口になれ、敵味方で考えるな」
進:  「今は少なくとも、お前の母親の治療をさせる為に俺達を利用していると考えればいい」
智也:「そっ ちのが、俺にとっちゃ納得いかないことだし……」蛍から視線を逸らして。
智也:大 人は汚いよな、とか呟いて。(何)
蛍:  「……ひがきくん」漏らした声に、どこか戸惑いを乗せて。……つられて、進の方を見て(何)
進:  「否定はせんよ、エージェントなんてな向こうもこっちも同じようなもんだ」大仰に肩をすくめた
星夜:「まー、 何だ。俺ら……つーか、UGNが信用出来ないってーなら。せめて静香さんと真さん……お前のご両親を信じとけ」
星夜:「身 内の事なら、かつその二人が出した判断なら信じられるだろ? 少しは」はふー、と軽く欠伸洩らし。静香さんの方を見た。
静香:「──智也」暫らく黙ってやり取りを聞いていた。 そんな中、ぽつり、母親は言葉を紡ぐ。
智也:掛 けられた声に、顔を向け。
静香:「今の貴方はひとりで世界に立つことは出来ないで しょう。……そんな貴方を、私とお父さんは此処の皆さんに頼もうとした」
静香:「──その意味を、智也。貴方は理解して、信じて くれないかしら」
GM:顔を上げ、答えを乞うように。静香はただ、智也を 見上げてそう訊いた。
智也:「だっ たら、親父は、どうして……!」強く胸を掴んで叫ぶ。
智也:── そう、言ってしまってから。義母の悲しげな顔に口を噤んだ。
進:  「OVの力……エフェクトの中には、他人を強制的に操れるものもある……」
GM:話が平行線の中、不意に、星夜の携帯にメールが届 く。
GM:差し出し人は、日垣真。ある意味この原因を作った 人物からのそれ。
星夜:「…… 真さん?」差出人名を見て、慌ててメール画面を開く。
GM:本文はない。どこかの建物の一室が映っている。
GM:画像の作りから察するに、多分、この建物のどこか を映したものと推測できる。
蛍:  「…………え?」
星夜:「何 処だ? この場所……」あんた等知らないか? と進さんにでも写真見せるか。
GM:本文はなくても、その意味。その場所に来てほし い。そんな意味合いがそれには見て取れた。
進:  「…………さて、果たして、操っているのは誰なのかね?」場所は分かりますよね?
GM:解ります。この施設の地下倉庫ですね。余り人は寄 り付かない場所。
進:  「…………地下倉庫か……まあ、折角のお誘いだ、ホイホイ向かおうとしようか?」
星夜:「…… 真さん、本当に来てるのかよ……」先ほどの話を統合するに──導き出されるのは、考えたくない状況。携帯を閉じて。
智也:「…………っ く……!」画像を覗き見て、その意図を察して部屋を飛び出そうとする。
進:  「…………道案内ないと迷うだけだぞ少年」
蛍:  「待って、ひがきくん。向こうの狙いは、あなたなの……!」その手を引いて、止めて。
智也:「…………」 ドアノブに手を掛けたところで制止され、足を止める。
智也:「で も、だからといって、会わない訳にはいかない。──それこそ、此処で寝たまま他人に全てを任せるなんて」
蛍:  「…………わかった」ぎゅ、と手を握りしめて。
蛍:  「わたしが一緒に行く。──案内するから。あなたを護ってみせるから」
進:  「…………なら着いて来い、案内はしてやるさ」で、ドアに手をかけ先に向かおうかな。
静香:「智也」
智也:握 られた手をそのままに、顔を義母に向ける。
静香:「今は、貴方は貴方を護ると言ってくれた子を信じ なさい。──貴方は、今はまだ独りで世界を歩けないし、歩くことはないのだから」
GM:蛍のその言葉に続ける様に。そっと、微笑んで。
智也:「…… 分かった。それに、俺、約束があったのを思い出したんだよ」
蛍:  「やく、そく……?」
蛍: 小 さく視線をあげ、子供のように首を小さく傾げる。智也を見つめて。
智也:「俺 自身を、俺が護って貫け、って。……親父が言ったんだ」やや俯き加減に、あの夜の出来事を思い返しながら口にした。
智也:「だ から、行ってくる」
蛍:  「…………うん」
蛍: 日 垣君の、とおさまは。きっと、とても息子の事を大事に思っていたのだろう。──そして、彼も、父親を大事に思っている。
星夜:「…… 青春、だねぇ」にやにやと、何処か眩しげにその二人を見て。
智也:あ りがとな。傍らで手を引いてくれた少女に、視線を合わせないまま照れくさそうに言って、開かれた扉の向こうへと向かった。
蛍: ほ んの少し、微笑みかけて。──決して、自分と自分の父親のようにはさせない。そう決意をすると、力強く頷いて扉の向こうへ手を伸ばした。
静香:「ええ。行ってらっしゃい」そう言って笑んだ母の 表情も、仕草も、今までと何も変わらない。
GM:──ならば、変わってしまった世界というものは、 一体何なのだろう。

Climax phase『適合者』
Scene Player All
Scene:UGN黒巣支部・地下倉庫

  星夜登場 侵蝕:66→69%
  蛍登場侵 蝕:65→68%
  進登場侵 蝕:70→73%
  智也登場 侵蝕:55→64%

 星夜に届いた画像の場所。進の案内で訪れたのは、普段は人も滅多に来ることがない、地下倉庫の1室だった。
 階段を下りた頃から、転々と血の跡が道しるべとなり、とある扉の前でそれは途切れる。
 重い扉を開けると、廊下の光が差し込んだ部屋の奥。首筋と、腹を抱える様に蹲る日垣の姿がある。

智也:「…… お、おい。親父!?」
智也:扉 を開けて目に入った光景に、思わず駆け出そうとした。
GM:扉の開く音。そして、そこにある姿。それに、些か 怯んだような様子を見せて、日垣は背を預けたまま立ち上がり。
真: 「──来るな、智也!」
GM:駆け寄ろうとする息子の姿に、切羽詰まった声で制 止の言葉を投げつけた。
進:  「…………負傷しているのか?(妙だな、侵入者と交戦したという報告は無いんだが)」
蛍:  「待って」様子のおかしさに、真へと頷くと智也の手を引いて止める。
智也:「!」 二度目の制止の声と引かれた手に、慌ててその歩を止める。
星夜:「…… いやー、なかなか案外につれないものっすねぇ、真さん。此方にいらっしゃるってーなら、あの時の様にまた俺に事前連絡をくれても良かったの に」
星夜:口 元だけは笑みを浮かべながらも、拭えない嫌な予感に嫌な汗をかきつつ。
智也:「一 体何があったんだよ。誰がこんなことを……!」
智也:足 はその場に留めこそすれ、逸る心は前へと。
進:  「…………日垣真だな? …………此処にきたと言う報告は受けていないが」
GM:身を抑えた日垣の指の間からは、確かに血が滴って 見える。
GM:が、それは、床に落ちると、血とは違う粘性を以っ て震え、しばらくして、染みへと帰った。
蛍:  「待って。まず、怪我の手当をしないと……」
蛍: …… 血の滴る音とは違う。粘着性を持ったそれに、眉を寄せて。
真: 「いい、から……来るな。ここから、早く、出て、 行くんだ」
GM:呼びかける複数の声に、ただ日垣は首を振って、皆 が近付くのを拒否した。
智也:「来 るな、って……そうだよ。怪我してるじゃないか。なのに出ていけとか、一体なんなんだよ……?」
星夜:「そ んな状態の貴方を放っておいてですか、流石に人の情としても難しい話しだとは思いませんか」
蛍:  「……あなたが、呼んだのではないの?」
GM:蛍のその問いには、違う。と、首を振った。
進:  「…………どちらにせよ、貴方は我々が保護すべき人物リストに入っている、放って置く訳には行かないんだがね」
進:  タバコを咥える、火をつける事は無い…………。
真: 「智也……おまえに、あんなことをしたのも──星 夜君、君を……ここに呼んだのも、僕の意思じゃない」
GM:それは、信じてくれ。と、ただ目線で訴えて。
星夜:「…… ならば誰の意思ですかよ。一体──俺に電話をして、静香さん達を此方に寄こした後。一体、何が貴方の身に起こったって言うんすか!」
進:  「どのEFで操られているかは知らないが…………趣味の良い事だ」わざわざ犠牲者の意識を残すとはな、と。
智也:「親 父の言うこと……よく分かんないよ。とにかく、怪我してるのに放っとけるわけないだろ」蛍の手を振り払って、駆け寄った。
真: 「だから……頼む。早く、ここから出て言ってく れ……そうでない、と」
GM:近付く息子の姿、それに、悲痛な目線を投げかけ ──直後。
真?:『こうなるということだ、“適合者”』
GM:声は日垣でも、その口調は他人。嘲弄を以ってそれ は、日垣の抑えた手よりスライム状の何かが智也を捉えようと走る。
智也:「……ッ!?」 驚きながらも、その何かを払おうと咄嗟に手が出る。
蛍:  「日垣くん!」
進:  “それ”が智也にかかる直前、響く銃声とともにそれが砕け散る。
真: 「────離れろ、智也っ!」
GM:言うことを聞かない身体を以って尚、撃たれたこと で身を捩った日垣は、再度智也にそう叫ぶ。
進:  「…………その少年との予約は我々の方が先でね、抜け駆けはご遠慮願おうか?」愛銃のベレッタからくすぶる硝煙を吹き飛ばしながら。
智也:攻 撃へと転じていた身は直ぐには退けない。その場に立ち尽くすように、信じられないものを見るかのように、義父を見た。
進:  「白川……少年を抑えながら距離を取れ、晃野は二人をカバーしてやれ」今までとは違う、冷静な声で。
蛍: 今 度は、明確な危機感を持って、彼より前に出る。進に静香に頷いた。
星夜:「い、 今のは一体……!?」おい何か出てきたぞ!?とかびっくりした。指示されれば慌てて2人の近くを陣取り。
真?:『──なかなかいい腕だ』
GM:撃たれた様に、忌々しげに、日垣の中にある何かは 彼の口を借りて呟く。
智也:「………… “あんた”、一体、誰なんだ……?」
GM:腕より滴る血は、今度は確かな質量を以って、不定 形のモノを数体形どり、日垣と皆の間に立ち塞がった。
進:  「…………いい加減に正体を見せたらどうだ? こっちも下らん悪巧みに巻き込まれて、少々機嫌が悪いんだ」
真?:『正体、か。残念ながら、私の本体は此方にはない ものでね。私は私の事情がある』
進:  「…………ブラムストーカーか」
蛍:  「……“ヒドゥン・ベル”」か細く首を振って、小さく呟いた。
真?:『──“隠れた鐘”は此処にいるよ。それは私では ない、が……君達には同じことだね』
GM:は。と、日垣の歪めた口より漏れるのは嘲笑。
星夜:「…… テメェ、一体真さんに何をしやがった」目を細めて睨みつけ。
真?:『見ての通り。彼を使って“適合者”をあるべき姿 にのし上げたまでの事』
真?:『そして、これからは育成の段階だ。──“適合 者”』
GM:ひた。とその眼は智也を見て。
智也:嘲 笑の矛先が自分を指している事は理解し、怒りが込み上げてきた。
智也:「…… とっとと……出て行けよ。親父は、お前なんかが好きにしていい人じゃない」
進:  「ふん、現場に出ない人間が予定通りに物事を運べる訳も無かろうに」
真?:『君に宿ったその“石”。苗床として君には精々役 立っていただこうか。──“父親”を糧にすることでね』
智也:「──ッ」 その言葉が意味する不吉さを瞬時に察知し、息を呑んだ。
蛍:  「……」適合者。育成。石。苗床。──真の姿の向こうの人物を、暗い眼差しで見据えた。
蛍:  「……させはしない」
真?:『精々頑張って“父親”を斃すがいい。──そうし なければ、君自身が死ぬだけだ』
GM:その言葉を発する身体とは裏腹に、日垣はただ首を 振る。
GM:その目線は、智也にはっきりと逃亡を促していた。
智也:「………………」 その眼の意図に、言葉を失くす。
進:  「とりあえず熱くなるな…………その”馬鹿”の相手は後だ」ヒートアップしている皆に。
星夜:「っ たく、子供の育成に親を犠牲ってか? とんだトラウマメーカーだな、なんつー教育者失格なこっとばー」
星夜:口 調は軽い、が明らかな嫌悪を示し。彼の内にある“モノ”を見据える。
進:  「白川、日垣 、晃野…………現状での最適解は理解しているか?」
蛍:  「最適解なんて、知らない……」震える声で呟いて。
蛍:  「……どうして、あなたたちはそういう事をするの! どうして、放っておいてくれないの!」
蛍:  「日常に住んでいるひとを、こんな下らないことに巻き込まないで!」
真?:『それが、今の世界の在り方だからだよ』
GM:悲鳴に似た声を上げる少女に、日垣に棲む者は何で もない様に応えた。
蛍:  「───それが、ファルスハーツが支配した今の世界なら」ぐ、と握った拳を振り払って。
蛍:  「私は、こんな世界なんて、認めない!」
蛍: 俯 いていた暗い顔を上げた。前を見据えた眼差しは、決意の光を灯して。
進:  「減点だな…………現状での最適解は……あの邪魔な輩(従者)を蹴散らし、日垣 真の身柄を確保、ついでに暴れられない様に簀巻きにする事だ」
進:  「と言うわけで、日垣 真を救うための力は貸してやる…………お前達なりのやり方で、救ってみせろ」
智也:声 にならない擦れた息しか出ない。義父の意図を察して、じりじりと後ずさる。
智也:── けれど、逃げた後はどうなる?
蛍:  「いい。……逃げて、日垣くん」
蛍: 目 線を合わせぬまま、私達は大丈夫、と小さく頷いた。目線は真っ直ぐに真の姿をしたものへと向けて。
智也:「ど う、やって……」
智也:ふ るり。自ら見出せない解決策に、弱々しく頭を振った。
真?:『逃げても構わんよ、“適合者”』
智也:自 らの心を見透かした言葉に、躰が硬直する。
真?:『ならば、我々は此処に来た他の生贄どもを駆逐し て、もう一度お前の前に立ちはだかるまでだ……ああ』
真?:『今度は、君の母親の身体をも使って揺さぶるのも 面白いかもしれないな』
GM:君がそれを望むなら、そうしてやってもいい。日垣 の中にあるものは、そう言って、ただ声だけが笑った。言ったその者の表情は、蒼白なまま。
智也:「……ッ、 この──ッ!!!」迷いが瞬時に沸騰した。
進:  「ふん…………口だけは立つようだな……”心が弱い”奴への揺さぶり方を良く知っている」
星夜:「そ れをおめおめとさせると思ってるのか? 大体、数字的に見てもこっち側に有利があるんだがな」
智也:「お 前なんかにそんなことさせるか! 親父の口で喋るな。そっから早く出て行けって、言ってるだろ──!」低く唸り、拳を握りしめ。
真?:『さて? 我々にとって今回の結末はどう転んでも 構わないことだからね』
GM:ぼたり。と、更に大きな何かが日垣の指より床に落 ちて。
??:『精々親子同士で殺し合いたまえ。──多少の演出 は、面倒見てあげようか』
GM:声は、それから聞こえた気がした。そしてその質量 は崩れ、床に融け消える。
蛍: 眉 を寄せ、日垣真の様子を伺う。
GM:演出者が場より消えても尚、日垣を縛る何かはその まま。ゆらりとした仕草で場にある者へけしかけるように彼を立たせ。
真: 「────智……也」
GM:対峙する様にその手は上がり。──そして、直後、 ぎしりと軋むのは場の緊張からか。
智也:「ク ソッ」悪態をついて、強く瞼を閉じる。
星夜:「っ たく……胸糞悪くなるくらいに悪趣味な奴だな、本当に……!」意志を持ったまま、望まぬ対峙する相手。自らの手を強く握りしめた。
智也:「…… 親父……ごめん……。必ずなんとかするからさ。……暫く我慢してくれ」強く拳を握りしめ、ギリギリと歯を食いしばりながら。
智也:懇 願と共に、約束を呟いた。

戦闘開始

GM:衝動判定を。智也もワクチンを打たれたので、これ 以降は普通に目標は9となります。

智也:#3r10+2=8
智也:#2d10+64=80 失敗してデ ケぇ。80%に。

蛍: #4r10+2+1=12
蛍: #2D10+68=83 成功して、 83%に。

進:  衝動 #7r10+3=12
進:  上昇 #2d10+73=84 成功で84%

星夜:衝 動ー。#5r10+2=18
星夜:#2d10+69=81 成功で81%。

GM:何か皆さんいい具合に来てますね。IVは従者×3>進>真>蛍>星夜>智也  になりますかな。
蛍: こ れだから高性能従者は!!!!><
智也:し かも3体(何)
GM:で。ミドルにて、さっきまで真の中にいたものは、 Eロイス:深淵の抱擁(但強化版)を宣言しています(参照:PE p.79)
智也:よ よっよよよ良かった死亡確定じゃない……!(何)
GM:良かったね!
星夜:ほ むほむ。
GM:但しこれをかけられたNPCの扱いはGM預かりな んだぜ(邪笑)
智也:GM どえーす(><。
星夜:(> <。
GM:この時点でSロイス取得があれば宣言を。
星夜:シ ナリオロイスの真さんをS指定にします(`・ω・´
蛍: で は智也をSロイスに。
智也:義 理の両親のロイスをSロイスにします。ついでにネガポジ反転。
進:  えーと。ヒドゥン・ベルへのロイスをタイタスにします。代わりに真へ■庇護でロイスを取得
GM:ういうい。
GM:エンゲージは [真/従者 x3]10m[PC]
GM:戦闘勝利条件は敵の全滅。敗北条件はPC側の全戦 闘不能以上にて。よろし?
蛍:  はーい
智也:は い。
進:  らじゃ
星夜:おぅ けおぅけ。
GM:では改めて戦闘開始!

Round 1

●セットアップ

GM:あるひとー。
進:  「さて……各個に散開、後に攻撃……状況は作ってやるからとりあえず全力で行ってみろ」
進:  セットアップ:《戦術/常勝の天才/ファンアウト》
進:  侵蝕:84+16=100% 対象:範囲 備考:味方全員の次のMJ判定に9個のDB、攻撃力36上昇、戦闘移動可能
進:  多分適切な支持を出した!(何)
星夜:多 分かよ!(何)
蛍: お ま
蛍: 支 援すげえwwwwwwwwwwwwww
GM:解っていた……解っていたさ畜生!(何)
進:  CNに偽りはありません(何)
蛍:  《ミラーイメージ》。
蛍:  「──はい。“サポートデバイス”」俯いて答える。幻想的な雪がぽたりぽたりと降り注いで、視界をぬるく滲ませる。87%。
蛍:  え、あ、じゃあ、別に進は100%越えても自力で避けてくれそうなんで、普通に別エンゲージに一人離脱します…… (`・ω・´)
星夜:まー、 俺も折角だし散開すっかね。1mくらい前進して進さんとは別個にエンゲージを作成して以上。
智也:「許 さねぇからな、お前は……」石を埋め込まれた箇所から指先まで、波紋のように漆黒が広がり、そして弾けるように掻き消える。
智也:身 を引き裂くような苦痛に胸を押さえながらも正面を睨み付け、駆け出した。
智也:戦 闘移動で従者達のエンゲージに入ります。
GM:以上かな。では。


●従者x3

GM:真の傍に立つ赤いモノが、自らの意志を以って震 え、立ち向かう。ランダムで、と。PC順。(コロ)智也に1回、星夜に2回ね。
蛍: \ キャーセイヤサーン/
星夜:ど んだけ俺の事すきなんですか(*ノノ(違
蛍:  「──智也くん! 晃野、せんせい!」
GM:《愚者の兵装(従者の弓)かりそめの狩人/ブラッ ドバーン/コンセントレイト:BS》をそれぞれの従者が撃つ。
GM:#19r7-1=32
GM:#19r7-1=50
GM:#19r7-1=51
GM:智也に32、星夜に50と51……(何)
GM:不定形の赤から礫が高速で打ち出された。
星夜:や だ俺だけいぢめ(何)
蛍: お い強いぞ(何)
智也:真 正面から突っ込んでいる俺にリアクションなんてありません(何)
進:  ん〜……智也君、ガードしてみませんか?(何)
智也:暴 走中なので……(何)
進: ………… は(何)
GM:あーぁ(何)
星夜:(ほ ろる
星夜:まぁ 普通に貰うよ無理だよくれよ!(何)
GM:まぁダメージ行くよ!先ず智也ん。#4d10+19=37
GM:星夜1撃目。#6d10+19=45
GM:星夜2撃目。#6d10+19=56
GM:それぞれ装甲は有効。
蛍: や だ従者つよい
智也:《リ ザレクト》 #1d10+80=89
進:  星夜さん
星夜:な んだい。
進:  満タンから24点で死にます? 死なないなら、一発目にガード飛ばしますが(ぁ
星夜:い や、24点なら1回はギリギリで耐えるな。
進:  ふむ……なら一発目だけガードしてください(何)
星夜:……………… ガードってダメージ値出た後で宣言出来た、っけ……? ガードEfとか何も無いので放棄しちゃったけど……(何)
進:  いや、無理なら良いんですが。
智也:ダ メージ前ですな。というかリアクション時に宣言。
進:  なる、ならば駄目ですな失敬。
GM:まぁ1回分くらいは許可していいよ……? 次から きちんと宜しくね!
星夜:じ、 GMが許可してくれるのなら欲しいか、なー!?(何)
進:  ならば御好意に甘えて。
進:  「先生、其処は右だ」AUTO:《ディフェンスサポート》 侵蝕:102%へ 範囲:星夜 効果:ガード値に+21どうぞ
星夜:有 難く、それで1発目はHP2残る。
智也:此 方はHPは9に。撃ち抜かれた胸が再生を開始すると同時に、その背中が歪に隆起する。
星夜:そ して2発目は無理なのでリザレクト。#1d10+81=84
星夜:「っ、 これくらいならまだ問題ねぇ──うおっと!?」蛍さんに向けて叫び、進さんにアイコンタクト飛ばしたところで2発目の弾丸に吹っ飛ばされた。
進:  「む、もう一発行ってたか。すまんな」


●進

進:  「威力は兎も角、数が多いな…………白川、出番だ」メジャー:《アドヴァイス》 侵蝕:106% 備考:蛍の次のMJ判定のCr値−1、3個のDB
蛍:  「…………」仲間たちの負傷に、怯えたように小さく首を振って。それから、サポートデバイスに頷いた。
進:  「大丈夫だ……訓練通りにやれば終わる」揺らぎを抑えるような言葉をかけて。
蛍:  「は……い」


●真

GM:全員ばらけてるんですっけな。#1d4=4 また星夜さんらしい……。
星夜:なぁ (ry
進:  先生大人気(何)
星夜:真 さんからのアイがいたい!(何)
蛍: さ すがリア充。モテモテ
星夜:ど うせならおにゃのこにモテたかったよ俺……(何)
蛍: 従 者が女の子かもしれねーだろ! ないけど!(何)
智也:そ こは妄想でカバーだよ!
星夜:そ、 そうか俺の妄想ぢからで!(`・ω・´
GM:首筋を抑えたまま、真の手が上がる。ふるり。と拒 否する様に頭を振るも──その動きは止まらずに。
GM:マイナー《赫き鎧》→メジャー《渇きの主/鮮血の 一撃/ブラッドコントロール/ブラッドバーン/コンセントレイト:BS/ワールドディストラクショ ン》
GM:装甲無視視界白兵攻撃 命中時HP20回復。メイ ンプロセス終了時HP14消失
GM:対象は星夜。#18r7+5=57 57。
進:  ひどいの行った(何)
智也:ワー ルドディストラクション(何)
星夜:「っ たく、残念これが現実でしたーってか……? 本気で笑えない冗談だ!」まぁ無理なので下さい(何)
GM:装甲は無視なー。#6d10+15=52 52。掲げた手より紅い閃光が奔る。
蛍:  10多いわ!(何)
星夜:な んですかGMか真さんは俺の事きらいなんですか!(何)
GM:知らないよ(何)
星夜:#1d10+84=85
蛍:  やっす(何)
進:  「コンティニューできる内は、まだ残念じゃないさ、教え子達の前だ悪いがもう少し気張ってくれよ先生」ジャキっと銃を取り出しつつ
GM:そしてそのまま真は《夜魔の領域》を宣言する。以 上で。


●蛍

蛍:  「……ごめんなさい、智也くん」か細く囁いた。
蛍:  ぎゅう、と自分の身体を抱きしめて、どこかうつろな目で真を見やった。彼の大事な父親を傷つける為に、華奢な右手を向ける。
蛍:  《氷神の悲しみ/光の手/滅びの光/ブリザードブレス/コンセントレイト:SR》 侵食率100% 攻撃対象は敵のエンゲージ。
GM:かまん。
蛍: #19r6+6=49 49です(何)
GM:まぁ従者の1体は真をカバーする。《盾なる人形/ かりそめの盾》宣言。
GM:1体は……回避を試してみるか。無理っぽいけど。
蛍:  「こんな、世界はみとめられない。──わたしは、とおさまが礎になったこの世界を。血で、染めさせたりはしたくない」
蛍:  「“カルヴァリオ”」
蛍: 今 ある世界を否定し、全てを淡く吹雪く雪で塗り替える。
GM:B回避《意志無きものの舞/リフレックス:BS》  #16r8=21 無理だよね。ん じゃCが同じく《盾なる人形/かりそめの盾》でBをカバー。ダメージくださいな。
蛍: 装 甲有効 #5D10+2+12-5+36=75
蛍: マ スヴィジョンが乗っていれば……!(何)
GM:無理無理。従者2体潰れた!
蛍:  (`・ω・´)


●星夜

星夜:「……っ たく、無理やりでも空元気で進めないといけないっつーのは辛すぎるって話なんだよな。こいつが」けふんと軽く息を吐き。
進:  「子供の前では泣き言を言わないのが「大人」だからな」
星夜:と ころで従者って今1体残ってますよね……?(何)
GM:残ってますね(何)
星夜:(> <。。。
蛍: 真 と従者Bですね……(何)
GM:です。
星夜:真 さんだけなら破砕の音で防具破壊考えたが絶対カバー入る未来が予想されるから普通にやろう……(何)
GM:そりゃね(何)
星夜:で すよねチクショウ!(何)
星夜:RC+ 《バトルビート》 + 《コンセントレイト:HM/振動球/スターダストレイン》侵蝕+13%で対象は真さんと従者。
GM:かむひや。
星夜:#18r7+2=46 46と言って攻 撃。
GM:非常に無駄っぽいが。《盾なる人形/かりそめの 盾》を宣言。残った1体が真をカバーする。ダメージくださいな。
星夜:#5d10+36=56 56の装甲無視。従者ぶっ飛ばすよ!(`・ω・´
GM:範囲だから倍なんだよなぁ。砕けた!
蛍: こ の+36っていうのが凄いんだよな……(何)
進:  まあ、その代わり1ターン限りです(何)
星夜:「お めーさんに言われずともわーっとるわい。──ま、やるべき事はまだこれからだし……な」
星夜:進 さんに軽口しつつ、壁を失くした真さんをじっと見つめた。
進:  「そりゃどうも」肩を竦めた


●智也

智也:背 中の肉と皮膚と衣服とを突き破って出てくる、黒い二本の太い骨。
智也:外 骨格のような黒い骨は、血を滴らせながら、空を向かい入れようと伸ばした両手のように大きく広がり
智也:筋 と肉が生まれ、血が通い、皮膚に覆われ、羽毛が生え、風切り羽が生え──レネゲイドクリスタルに似た蒼白い光を纏う漆黒の翼へと変わる。
蛍:  「…………ともやくん」
智也:右 の腕は黒い外骨格に覆われた長大な槍となり、巨大なる猛禽の翼で空を知り風に乗らんと、緩やかにも力強く羽ばたいた。
GM:虚ろな目でその姿を見ていた真は、変わり果てた息 子の姿に、後悔に顔を顰めた。
智也:「お 前達が俺を試す“敵”だと言うなら、俺は──!」
智也:マ イナーで《一角鬼/鷹の翼》
進:  「忘れるな……姿形は変われども、大事なのは己の心だという事を」静かに智也に語りかけた
進:  「止めるための”力”は貸してやる……自分の力で父親を助けてみせろ、男ならな」真の動きを阻害する牽制射撃
進:  AUTO:《支援射撃》 侵食率:108% 目標値:自動成功 対象:智也 効果:判定にDB+9個
智也:白 兵2+《コンセントレイト:CM/獣の力/天を統べるもの》 侵蝕率+5+6%→100%
GM:こいやー!
智也:せっ かくなので、《暴食の神蛇》も追加する。104%に。リアクションにエフェクト使用不可。 #25r7+2=36 30(ry
GM:どのみち避けれねぇんだよぉ!(何) ダメージく れ!
智也:「俺 は……俺自身を護る。そして、俺の大切な“家族”も護る!!」 #4d10+16+36=72 右腕の槍によるチャージ。装甲値は有効。
真: 「──智、也……!」
GM:掠れた声で名を呼び、その拳を身に受けた。
GM:装甲でいくばくか引いて。《赤河の支配者》ダメー ジ減少 #1d10+8=9 まだ残ったな。結 構持って行かれたけれど……!
GM:ではここで真が《加速する時》を宣言する!
進:  ぬ
星夜:こ のラウンドに何回動くつもりなんですか!(><。(何)
蛍: 夜 魔の領域も宣言しているくせにこれだからボスは><
智也:っ と、ダメージ付与時に《背徳の理》使います。
GM:ん。効果は?
智也:こ れで侵蝕率は107%に。OVにHPダメージ付与時に使用、シーン間OU判定ダイス+[Lvx2] です。
GM:あいあい。


●真(加速する時)

GM:智也に貫かれた槍によって散った血より、再度意志 を持ったナニカが立ち上がる。メジャーで従者を2体追加。従者
蛍: う ぜえwwwwwwwwwww


●真(夜魔の領域)

GM:メジャーで《従者吸収》を宣言。生まれた従者が1 体、真にとりつき、その姿を主人に沈めた。HP40を回復して行動終了!


●クリンナップ

GM:あるひとー。
進:  ありませぬ
智也:無 しです。
蛍: な しー。
星夜:なっ しー。
GM:こっちもなし。では。

Round 2

●セットアップ

GM:あるひとー。
進:  《戦術》宣言。「さて……最終ラウンドと行きたい所だな」侵蝕:114% 対象:シーン 備考:対象の次のMJ判定に9個のDB
智也:《原 初の黄:加速装置》使用。巨大な翼で瞬時に体勢を立て直し、攻撃態勢へと移る。108%になりつつ、IVは22に変更。
GM:こちらはここでVUP宣言。HP上昇します。
星夜:特 に無し。
進:  VUPとかヒドス(何)
星夜:そ う言えば使って無かったね(何)
蛍:  《ミラーイメージ》。104%へ。


●従者D

GM:相変わらずランダムで波打つ何がが狙いを定める。#1d4=2 蛍。
GM:《愚者の兵装(従者の弓)かりそめの狩人/ブラッ ドバーン/コンセントレイト:BS》装甲有効単体射撃攻撃。おうりゃぁ! #19r7-1=23 23!(爽)
星夜:ちょっ と俺の時と数値違いすぎませんか?(何)
GM:おにゃにょこには優しい従者!
星夜:さ べつはんたーい(><。。。
進:  あ、蛍
蛍: は い
進:  ガードしてください(何)
蛍:  えっ、あ、おれ避けられそうだけど(何)
進:  あ、ならそれでも(何)
蛍: 進 の侵食率を温存するぜ……!(何)
蛍:  《神の目/氷神の悲しみ》 侵食率109%
蛍: #13r9+4=27
蛍: 避 けられた!
GM:良かったね!
智也:良 かった!
進:  良かった良かった
蛍:  「───あなたでは、この世界を踏みにじれない」
蛍: 空 から落ちてきた光と氷の結晶を、その数多の雪粒を。反射鏡にした残像の投影。白い雪が全てを飲み込む。


●智也

智也:「── 敵? ……違う……あれは……」
智也:白 い雪が視界ごと周囲を覆えば、胸の石がもたらす苦痛と動揺が、静かに落ち着きを取り戻しつつある。
智也:“こ れ”が本来の義父の姿では無いことを思い出し、かすかに躊躇してしまう。待機で。


●進

進:  「白川……すまんがもう一回だ、無理はしなくていい、ダメなら次は俺が直接やる」
進:  メジャー:《アドヴァイス》 侵蝕:4% 備考:対象の次のMJ判定のCr値−1、3個のDB
進:  浸食118%へ。以上で


●真

真: 「────も、や……済まな……っ!」
GM:ふる。と声なく拒否に身体が震えるも、身を縛る赫 がそれを許さない。再度手は上がり。#1d4=3
GM:今度は進さんか。
進:  アレ?(何)
GM:邪魔に思ったみたいですよ?
進:  否定はしない(何)
GM:ともあれ。狙いは定まる。
GM:《始祖の血統/渇きの主/鮮血の一撃/ブラッドコ ントロール/ブラッドバーン/コンセントレイト:BS/血の宴/ワールドディストラクション》
GM:装甲無視視界範囲白兵攻撃 命中時HP20回復。 メインプロセス終了時HP14消失 #26r7+5=39 39で。ひっくいな!
進:  「息子が頑張って居るというのに、父親は諦めるのか?」そうつぶやき。
進:  リアクション:《リフレックス/言葉の盾》浸食率:122% 目標値:対決 効果:交渉で回避 #7r7+5=29
進:  駄目か……ダメージください……あ、待った。
GM:ん。何かします?
進:  AUTO:《勝利の女神》 侵蝕:126% 備考:対象の達成値に+27 HPを回復させるんはまずい、かわします。
GM:おういえ。
真: 「諦めるなど……したくは……っ!?」その言葉に 否定を返し、首を振った瞬間身が震える。再度、その手は上がり……今度こそ、敢えて避けていた対象 ──息子へと手は上がった。《加速する時》を宣言。割り込みます。
GM:つーことで今度こそ問答無用で智也に行くぜ。
智也:こー い!


●真(加速する時)

真: 「──智也、避けろ!」悲痛な声とは裏腹に、その 手より奔る赫。
GM:《始祖の血統/渇きの主/鮮血の一撃/ブラッドコ ントロール/コンセントレイト:BS》
GM:装甲無視至近範囲白兵攻撃 命中時HP20回復。 メインプロセス終了時HP4消失
GM:対象は智也。#26r7+5=127
智也:親 父wwwwwwww
GM:ちょ(何)
蛍: お いちょっとおとなげない(何)
星夜:ま、 真さーん(何)
GM:これは酷い(何)
蛍: 避 けろ! っていいながらする攻撃じゃない。(何)
進:  ヒドス(何)
蛍: こ のたつきラック!
GM:な、中の人の所為ですよ!(何)
GM:中の人というか呪いの所為!
星夜:ちょっ と智也君覚醒して150くらい出して下さいよ(`・ω・´
智也:俺 まだ暴走中なんだけど……(何)
星夜:そ うでしたね……(何)
GM:……(何)
GM:ダメージ、出していい……?
智也:ま あ、とにかくリアクション無しで。ダメージ来ませい!
GM:悲痛な訴えにも拘らず、その赤は智也を蹂躙する。 装甲は無視。#13d10+15=81 81点ですハイ。
智也:“仮 初めの日常”にロイスを取得して、タイタス。昏倒からの復活に使用。
真: 「智也っ!?」絶望を込めて呼びかける者と、蹂躙 する者は同じ姿で。
蛍:  「……と、もや、くん!」悲壮な叫びを投げて。
智也:自 らの血で作られた血溜まりの中で、異形へと変容してしまった己の右手、身体、そして義父を、茫然と見つめ。
智也:「…… あんたは、超えなければいけない『壁』なのか?」
GM:その言葉に、一瞬、日垣は視線を揺らし。
真: 「──…………それでお前が立てるなら」
真: 「僕を──超えてくれ。どうか。智也」
GM:淡々と、言葉はそう紡がれた。


●蛍

蛍:  「ああ。…………ああ」吹雪が唐突に止む。暗く俯いた表情から、ぼんやりと黒い翼の主を見つめて。
蛍:  「智也くんが…………」異形の化け物に変わり果てても、なお気高く飛ぼうと翼であがいて見せるのならば。
蛍:  「智也くんが、そうやって、なおも立ち上がるなら」
蛍:  「その大きな翼で、大事な人達を護るというのなら」
蛍:  「Universal Guardian Network。───“世界の守護者”。わたしは、彼らを包む世界を護りたい」
蛍: サ ポートデバイスの指示に、忠実に。ゆっくりと真達へと手を差し向けた。
蛍:  《氷神の悲しみ/光の手/滅びの光/ブリザードブレス/コンセントレイト:SR/マスウィジョン》 126%かな。対象は、真と従者のエンゲージ。
GM:かもん。
蛍:  《愚者の黄金》を宣言する。
蛍:  「──手を差し伸べたい。すべての嘆きに。少しでも悲しみのない、かつての世界を」少しだけ、てのひらを握りしめて。
蛍:  「わたしは、取り戻したい──!」 #24r6+6=47
GM:済まないが手は緩めない。従者が《盾なる人形/か りそめの盾》にて真をカバーする。ダメージを。
蛍: 装 甲有効 #5d10+3+15-5+25=64
GM:まぁ普通に無理。砕けた!
蛍: ダ メージ #2d10=6 私は6点HPを減らす、と。
蛍:  「あ、っぅ──、晃野、……せんせい」
蛍: ば きり、と、結晶化した身体の一部にヒビが入る音がして、首を振った。あとは、仲間に託して。


●星夜

星夜:「…… 子が親を越える。まぁ、良く聞く話だな。上手くやりさえすれば、それだけで感動のストーリーだ」
星夜:「だ が──だからって其処に親殺しをさせる必要があるのかどうかっつー事だな。ま、俺としては必要ない派だが」
進:  「まあ、上手くできるように導いてやるのが先生の仕事だろ?」
星夜:「まー、 そうだな。生徒があれだけ頑張ったんだ、流石に俺もそろそろ一つカッコいいとこを見せて指導者っぽいところをやっておかないとなぁ」蛍さん に軽く笑いかけつつ。
星夜:RC +《バトルビート/光の衣/コンセントレイト:HM/振動球/マシラのごとく/リミットリリース》 侵蝕+22%、リアクションCr+1。此処 で一気にダメージ削る!
GM:こいやー。
星夜:「と もあれ、だ。親子の感動ストーリーに、第三者の余計な演出はいらねぇんだよ。──そんな事を強いる運命なんぞ、俺がぶっ壊してやらぁ!」 #15r6+2=46
GM:避けはない。ダメージ来い!
星夜:そ して特異点を宣言。最初のダイスの出目を派手に10に変えるけども効果的には達成値+10です(キリッ(何) インパクトに対してほんっきで地味 だよな効果……(何)
智也:で も万能だから。サイトルール的な効果適用法ですね。
GM:では56かな。
星夜:効 果適用法、と言うか特異点自体がダイスロールの直後に宣言っぽいんだ……(何) なので振った後に宣言。
GM:ですね。マクロじゃ仕方ない。ともあれ避けはない ので。ダメージを!
星夜:#6d10+46=79 侵蝕120%になりつつ装甲無視で79点。
星夜:「…… いい加減、真さんの身体から離れやがれ!このKY野郎!」
GM:《赤河の支配者》ダメージ減少 #1d10+8=13
GM:13引いて……まだだな。ぐらりと傾くも、倒れな い!
真: 「──ぁ……」
GM:小さく呻きを上げ、再度、赤に染まる首筋と腹を抱 え込む。縋る様な目で、向かいに立つ皆を見た。
星夜:「…… しつこい野郎は嫌われるとか、良く聞く言葉だろうが」真さんを解放する為、とは言えやはり知人を攻撃するのは居た堪れない。視線はそのまま智 也君の方へ。

蛍:  (`・ω・´)つ seiya:15r6=(10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,10)= Critical!!
蛍: ほら、派手にしておいてやったから……(何)
智也:派手になった(何)
進: 派手だ(何
見学者S:こうみるとすごい(何
智也:うん、凄いね(何)
GM:
ちょっとカッコいいよね(何)
進: ナレーション「宇宙の法則が乱れる!」となるわけですね(何
蛍: こうやってみると、☆夜さんカッケー!てなるよね。(何)
星夜:特異点がダメージロールにも適用出来ればなぁ……(何
見学者S:それは強そう(何
進: つ  seiya:6d10=(10,10,10,10,10,10)=60+46=106
進: 願望を載せてみた(何
見学者S:すげー(何
見学者Y:すごーい・・w
智也:願望(何)
見学者S:なんだろう、☆夜先生なら普通に出しそうに見えた(何

 イメェジって奴ですね判ります。


●智也

智也:「俺 は──どうしたらいい?」血沼の底で俯いたまま、呟いた。
蛍:  「……智也くんを、悲しませたくない。あなたも、そして奥様も、悲しませたくない。だから、」同じく。ぎゅっと拳を握って、視線を智也へ。
智也:全 部は護れないなら。何かを選ぶために、何かを捨てなければいけないのであれば──
智也:血 に塗れた左手は無意識に、傷ついて剥き出しになった賢者の石を掴むよう、強く握りしめる。
真: 「──智、也」
智也:ト クン。自分ではない誰かの鼓動が、己のそれに重なるように響く。
真: 「──……頼む……僕に、これ以上……お前 を……」
GM:続かない言葉。それでも、ふるり。と小さく首を 振って、視線を向けた。
智也:「──……」
智也:「── なあ、おっさん。“あいつ”が潜むんだったらどの辺りだと思う?」後方の銃使いに声を掛ける。
進:  「…………一見して見えない場所というところかな」

進: 何処に潜んでいるのだろうか(何
見学者S:進さんが適当に指した場所に?(何
智也:じゃないかなと(何)
GM:普通にぱぱんが抑えてるとこだよ(何)
智也:え、どこ?(何)
GM:首筋と腹。
進: ふむ……。
GM:ずっとそこから粘性の血が滴ってると言ってます!
進: ナルホド、PLにはPC程の洞察力が無いと反省(何

 大体そう言うものです。

智也:「あ りがとよ。たまには誰かに頼ってみるのもアリかもしんね」言いざま、血溜まりの中から翼を広げて高く翔び上がる。
蛍:  「──ねがって、智也くん」ふいに、呟いた。
蛍:  「賢者の石は。──きっと、あなたを傷つけるものだけど。それを対価に、所有者の願望も叶える。せかいを、塗り替える力の欠片」
蛍:  「……わたしも一緒に、あなたのお父さんが助かるように、願うから。いまは、その石を。──そして、あなたの希望を、信じて」
星夜:「何 もかもが奴さんの思い通りってのは流石にアレだしな。……折角だ、奇跡の一つや二つくらい起こしてみせろよ」軽く咳き込みながらもあくまで軽い 口調。
進:  「場所は……そこか……日垣、父親を止めて来い、お前の手で」そして……と真を見て。
進:  「これで最後だ……日垣真……止まってみせろ、家族の為に」再び真の動きを阻害する牽制射撃、数発の銃弾が首筋と腹を霞め、粘質の血をまき散らせ る。明らかな違和感が智也にもわかるように。
進:  AUTO:《支援射撃》 侵食率:128% 目標値:自動成功 対象:智也 効果:味方の判定にDB+9個
GM:進の放った弾に真の手がはじかれて。そこから粘着 質の赫が微かに滴り落ちた。
智也:賢 者の石で願いを叶える。そのために、何か代償が必要ならば──
智也:マ イナーで暴走を解除。
智也:「俺 は。今までの自分を踏み越える。そして、この壁ごと」
智也:白 兵2+《コンセントレイト:CM/獣の力/天を統べるもの/暴食の神蛇》+《背徳の理》
智也:判 定に賢者の石を使用。Cr−2。
GM:こいやー。
智也:#32r5+2=84 84!
GM:流石だな! ともあれ回避はない。ダメージを!
智也:蛇 神の瞳で上空から睨みつければ、日垣真の体内に潜むレネゲイドが萎縮し、その力を失わせる。その集中点を目掛け、黒い槍が一直線に突き進む。
智也:「── 飛び越える!」#9d10+21=59 装甲有効の59……で!
智也:賢 者の石。#1d10+118=121 121%に。
GM:59か……出目次第だな。PC達は低い目を祈る様 に。
GM:《赤河の支配者》ダメージ減少 #1d10+8=16 ……ごめん、これはのこった!
智也:ま あそうなりますよね(何)
蛍:  あ、うん。たつきラックですね、わかります(何)
星夜:あー あ(何)
進:  ですよねー(何)

    こんな所でそんな信頼は結構です(何)

GM:は。と赫を吐き、傾くも、脚は折れずに。悲痛な眼 を以って智也を見た。
智也:「…… ごめん。肝心なところで、俺……まだ甘いよな……」俯いたまま、槍を引き抜く。


●クリンナップ

GM:あるひとー。
進:  ございませぬ
星夜:な いない(何)
蛍: な いなー
GM:こちらもなし。
GM:では進行ー。
智也:ク リンナップ無しで。

Round 3

●セットアップ

GM:あるh(ry
蛍: な し。
星夜:な いない(何)
進:  む……今回はナシで
智也:《原 初の黄:加速装置》を使用。IV22に。
GM:こちらもなし。では。


●智也

蛍:  「そうじゃない。──あきらめないで」首を振って。
蛍:  「これから、きっと、躓くこともある。けれど、諦めないで。──それが、きっとあなたを羽ばたかせる力」
智也:「……………… は……」石の力を放出した代償。激痛に朦朧とし始めた意識を必死に押し留める。
蛍:  「わたしたちは、何度でも、起き上がろうとするあなたの手を取るから。取って見せるから」
蛍:  「──智也くん」こく、と頷いて。
智也:「…… 蛍って、名前だっけ?」混濁しそうになる意識の中で呟いた。
智也:「此 処で言う事じゃないと思うけど……母さん助けてくれて、ありがとな」
蛍:  「──ううん」ほんの少し、微笑んで見せた。彼を勇気づける様に。
智也:「あ んたが俺の身内を助けてくれたのに、俺ができないってのは、かっこ悪すぎるよな……」ハハ。渇いた笑い声を立て。
智也:も う一度、地を蹴り。空を舞う。──高く。
智也:マ イナー無しで、白兵2+《コンセントレイト:CM/獣の力/天を統べるもの》 侵蝕率は128%に!
GM:こいっ!
智也:#14r7+2=56 (何)
GM:頑張ったよ!
進:  「まあ、確かに甘ちゃんだな……勝負どころで情に流されるのは……」
進:  「……だが、嫌いではない」俺には出来ない事だからな、と呟き。
進:  AUTO:《勝利の女神》 侵蝕:132 備考:対象の達成値に+27
進:  先程の残り弾が跳弾となって、真の動きを一瞬だけ止めた、って事でドウゾ
智也:えー と83かな?
進:  かと
真: 「──……」
GM:舞い上がる息子を見上げ、日垣は身を弛緩させた。 そのまま受け入れる様に迫る槍に身を晒す。ダメージを。
智也:「俺 は自分の道を貫く。あんたが教えてくれた道を! だから──」#9d10+21=76
智也:こ こで(何) 装甲値有効の76点。
GM:それは赤河を宣言しても無駄だ。
GM:身を貫く槍に一度痙攣する様に震え、真はがくりと 膝をついた。
智也:「だ から、諦めないでくれ……俺、まだ、あんたのこと“親父”って、ちゃんと呼べてない、から……」
真: 「──……すまな……智……也」
GM:呟くように。それでも穏やかな表情で彼は息子を視 界に留め、そのまま自身の血にまみれた床に倒れ込み。真の首筋と腹部に取り憑いた赤黒いナニカは、 微かに震え、そのまま砂が落ちる様に彼の身から剥がれおちた。
智也:「………… ごめん……」自分に向けられた穏やかな眼差しに、ただそれだけしか言えなかった。
GM:戦闘終了です。

進: 「白川……応急手当 を」そう言いつつ内線で医療班を呼び出す
蛍: 小 さく頷いて、走り出す。日垣の容態を確認して、出来る範囲の処置を医療班が届くまでに施そうと、彼へ手を伸ばした。
GM:日垣の息はまだある。だが、あるだけ。とも言え る。
智也:伸 ばされた手から避けるように、一瞬顔を背けたが。
智也:「…… 助けてほしい」左手で顔を拭って、呟くように懇願する。
進:  「…………死なせるつもりはない、夢見が悪いのは御免だからな」
進:  智也にそう告げ、自分も応急手当を手伝う
蛍:  「きっと、……きっと、大丈夫」智也を安心させるように、静かに頷いた。
星夜:ゆっ くりと此方も真さんの方へと歩み寄り。其処から何かが剥がれたのを確認すれば、赤黒いモノの上に足を軽く置いて。
星夜:「…… まだ聞こえてるかどうかは知らんが。言いたい事あるか?」足元のソレに向けて言い放つ。
GM:星夜に踏みつけられたモノは、一瞬ふるりと身を揺 するも、直ぐに床に崩れ落ち、ただの染みと化した。
星夜:尋 ねは見てみるが、やはり反応は無さそうだと思い。舌打ち洩らしてさっさと元凶を踏みつぶす。
星夜:「…… あー、くっそ。久々に……どっと疲れきたなぁおい!」
星夜:染 みを適当に床で拭えば。祈りを心に秘めながらも、何時ものように軽口で〆た。

 廊下に微かに人の気配が過り。
 ストレッチャーと共に部屋へ駈け込んで来た医療班は、真の身を丁寧に収用すると、連中を引き連れ、その場を後にした。
 
 残ったのは。戦の名残の血の染み。
 それも直ぐに闇に掻き消えた。

BackTrack

GM:Eロイスは1個。《深淵の抱擁》となります。最終 侵蝕とロイスを宣言の上、適用する方は適用してください。

智也:最 終侵蝕率は128% タイタス1、Dロイス1、空き枠に蛍のロイスを■誠意/不安で取得してロイス5枠に。
智也:と りあえずEロイス分振ります!#1d10-128=-118
GM:おお!
進:  おお
智也:悩 ましくなった……(何) まあうん、このまま通常で振ります。#5d10-118=-89 89%で帰還。

蛍: 侵 食率126%。Sロイスが1個、ロイスが4個、タイタスは0個。真にロイスを取って、Eロイス効果を頂きます。#1d10-126=-121
蛍: う む、通常振りで。#6d10-121=-96
蛍:  96%で通常生還。

進:  最終侵食 132 ロイス6(内D1、タイタス1)、余り枠で智也にロイスを取得します「■有為」で(何) Eロイス分 #1d10-132=-128
進:  悩ましくなった(何) まあ、それはさて置き……普通に期待値でも帰還無理なので、申し訳ないですが倍振りで #10d10-128=-76
GM:倍振りいないと寂しくなるGMだから問題ないよ! (待てよと)

星夜:最 終120%。Dが1にSが1、ロイスが3……か、な。蛍さんに■信頼/□脅威、進さんに■感服/□脅威辺りで取るか。
蛍: ど んだけ脅威ってんのwwwwww
星夜:ど う考えても脅威だろう!(何)
進:  驚異ばかり(何)
GM:あーぁ(何)
智也:脅 威過ぎる(何)
進:  僕らは無害なテロリストなのに(何)
蛍: そ うですよ、正義のテロリストです!
GM:テロリストってとこでアウトでしょ(何)
星夜:蛍 さんとかお前ただの病弱キャラかと思ってたら(ry)だし進さんは言わずもながだし!(何)
蛍: て へぺろ☆(ゝω・)v
進:  (目をそらした(何)
星夜:まぁ E分減らす(何) #1d10-120=-114
星夜:通 常で頑張ってみよう(`・ω・´ #6d10-114=-92 よしただいま!
GM:お帰りなさい!
進:  帰還しました
智也:お かえりなさい!
GM:このレベルじゃ戦闘ぬるかったようだな!
星夜:えっ (何)
進:  えっ?(何)
智也:えっ (何)
GM:え?(何)
進:  というか、智也の攻撃で倒れなかったら普通に9玉(3倍上等)準備してましたよ(何)
GM:えー(何)
星夜:俺 2倍にするかどうか悩んだ挙句の通常だよ!(何) 何か今日ダイスが信用いまいち出来ない気がして(ry
GM:6D114%とか普通に通常じゃね……?
星夜:何 か凄く、事故るような気配がしたんだ。何故か……(何)
智也:た まにあるよね(何)
GM:まぁでもこれくらいやっても問題ないと解った。
GM:とまれ皆さん帰還おめでとうとうございます!

Ending phase 1 『見舞』
Scene Player “闇裂く声”晃野 星夜
Scene:UGN黒巣支部・医療室 登場:不可

 事が終って数日後。
 静香から真の目が覚めた。と、メールが入ったその日。様子見も兼ねて、日垣が収容されたままだというUGNの医療室へ、足を運ぶことにした。
 正規の病院ではないだけに、何処となく憔悴の激しい様子で、入室した貴方を見た真は、ベッドから半身を起こすこともままならず、ただ、弱く首を傾げるこ とで会釈をしてきた。

星夜:うっ かり植木鉢を運びかけてドロップキックされた頭を片手で撫でつつ、もう片方で途中で購入した小さな花束を持ち病室へ。会釈されれば此方も軽く笑 いつつ同じように。
GM:妹さん容赦ないね(何)
星夜:何 で分かったんだよ(何)
GM:解らいでか(何)
星夜:デ スヨネー(何)
真: 「──……済まない、星夜君。色々迷惑をかけたよ うだ」
GM:それだけを口にするのも辛そうな、血の気の引いた 顔でも何とか机上に彼は微笑んで、傍らの椅子を勧めてくる。
星夜:「あーっ と……調子、どうっすか。やったの俺らだけども」はは、と苦笑しながらも勧められた椅子に腰かけ。花束は近くの花瓶に入れた。
真: 「良い……とは、正直言えないな。いや、ある意味 自業自得なのだから仕方がないが」
GM:はぁ。と億劫そうに眼を伏せる。
GM:その傍ら、星夜の傍にのサイドテーブルにコーヒー の入ったカップを置き、部屋に待機していた静香は小さく会釈をすると、部屋を出て行った。
星夜:「自 業自得ってか……まぁ、あれですよ。事故みたいなもんっすよ、ホラ犬に噛まれた的な。……だからまぁ、その」
星夜:そ んなに気にしないで貰いたい、とは言外に。まぁ自分も痛めつけた事には変わりないしと頭掻き。
真: 「────そうだ、星夜君」
星夜:「な んしょ?」静香さんにも会釈を返し、呼ばれればまた視線戻す。
真: 「先日……君にお願いした智也のことだが、引き続 き、頼んで構わないだろうか」
GM:暫らく自分はこの地を離れることになるのでね。 と。苦い笑みで星夜を見て、呟いた。
星夜:「あ あ、その事っすか。大丈夫ですよ、大船に乗ったつもり的に任せて貰えれば──……って、また何処かに……?」
GM:ああ。とそれには頷いて。
真: 「僕に取り憑いた“アレ”の件もあるけれど……こ こでは、まともな治療や浄化はままならないのだそうだ」
星夜:「…… そう、ですか」あー、と軽く息吐き。頭がしがし。
GM:状況と立場の関係で、確りとした医療機関に関われ ないのだと。軽く目を伏せ、彼は告げる。
真: 「だから……霧谷さんの伝手でね、もう少しまとも なところへ移送されることになった」
真: 「そこに……智也は連れてはいけない」
GM:呟くように、悔やむように。彼は微かに首を振っ た。
星夜:「…… 例のアレですか」
GM:ああ。とそれには頷き。
真: 「智也については、暫らく此処預かりで様子を見る ことになった」
星夜:「そ の……なんつーか。あの石? は結局、これからどうなるんすか。剥す事は出来ないので?」
真: 「──今、現状ではそれは出来ない」
真: 「だが……だから、僕は、霧谷さんの元で、この先 は、自分の身体の事と、智也の──事を探るつもりでいる」
真: 「──君に、こんな事を言える立場じゃないと思う けれど。……この場所で、あの子を見護ってやってくれないか」僕達の代わりに。と。顔を上げ、じっ とその視線を合わせてきた。
星夜:「…… 折角、久々……何年ぶりに生真さんに会えたってーに。また暫しのお別れですか。……なんか、寂しいものですね」苦笑を浮かべながらも、思わず 呟き。
真: 「無沙汰は済まないと思っていたよ……落ちついた ら、また、家族みんなで先輩……お父さんの所にもお邪魔させて欲しいな」
GM:苦笑でも、穏やかな笑顔のそれは、昔良く顔を合わ せていた頃の彼の表情と同じだった。
星夜:「そ れ、聞いたら父さんも喜びますよ。何だかんだで、こう言う感じの世の中になってから連絡が取れなくなったとかで心配そうにしてましたから」
GM:そうか。と、それには頷いて。
星夜:「ま、 昔は色々と迷惑をかけた真さんからの頼みだ。謹んで息子さんはお預かり致しますよ。……此方で一人で住む事になるって事かな」
GM:いや。と軽く首を振って。
星夜:先 ほどの話しだと静香さんも居なくなるような感じだしなー、とは呟き。否定の言葉が出ればおや、と。
真: 「UGNに直接かかわりはなくとも繋がりのあると ある人物に身柄は任されるそうだ。詳しくは教えてもらえなかったがね」
GM:まぁ、機密の問題もあるのだろうから。と。無理に は詳しく聞けなかったようだ。
星夜:「成 る程、まーそれならば安心……か、な」誰なんだろう、とは一応考える。が、当然思いつける訳もなく。
真: 「信頼は出来る人物だそうだからね……暫らくは任 せるしかないだろう」
GM:苦笑しつつ、疲れた様に息をつき、真は微かに目を 細めてベッドに凭れかかった。

智也:俺いったい何処に収容(違)されることになるんだ…(何)
GM:えーと。ぶっちゃけるといなみんと皓の近く。 
智也:(がたがたぶるぶる)
星夜:乙……(ほろり

 何でそんな恐れられているのかGMはさっぱり解りません!(きっぱり)

GM:あの二人だったらUGNにそこそこ接点があって、FHに襲われてもそれなりに 対処してくれる。
智也:むしろ無双してください(何)
GM:あと割と適当に放っておかれるので自由も利くだろうし。そんな人選。
智也:それは実に有り難く。

 というか真面目にNPCとして参戦されても邪魔なだけだと思いますョ?

見学者R:セレーネ「椋君の家に遊びに行っ たら別の男がいた。嫉妬」(何)
GM:女性に嫉妬ならともかく何で男性に嫉妬(何)
見学者R:乙女心です(何)

 なのだそうです(何)

真: 「先輩には……此方は相変わらずだった。とだけ、 伝えておいて欲しい」
GM:心配はかけたくないのだろう。頼むよ。と懇願する 様に苦く笑って。
星夜:「…… 分かりました、伝えておきますよ」
星夜:こ の間とか真さんから連絡貰ったって事メールで伝えたら何で先にお前の方に来るんだー的にグチグチ返信されたのを思い出す。あー、また適当に言葉を 考えないとなー。
GM:良かった。と。言っておきたいことは伝え終わった のだろう。疲労に、眠たげな眼は閉じられて。直ぐに彼の意識は眠りへと引き込まれて行った。
星夜:「あ あ、ところで移動は何時くらいに──……とと」暫しの思考から戻れば、微かな寝息が聞こえてきた。軽く頭掻き。
星夜:「…… ま、俺はそろそろ。きっとまた近いうちに再会出来るのを──心から願ってるよ、真おじさん」
星夜:悪 戯っぽく、昔の呼び方で呼んでみた。それじゃ、と軽く手を振りそっと部屋を出る。
星夜:「…… 全く。何もかもが──面倒な世の中になったもんだ。本当に」
星夜:便 利になった反面、という簡単な問題でも無いのが嫌な感じーとか。そんな事を呟いて歩き去る。

 かちり。と閉じられたドアの音。今の“日常”の世界へと、違和感を抱えたまま。帰って行った。

Ending phase 2 『顛末』
Scene Player “サポートデバイス”加賀津 進
Scene:UGN黒巣支部・ミーティングルーム 登場:不可

 お疲れ様でした。と、何時ものねぎらいの言葉と共に一礼をしてきたのは、前に立つ霧谷日本支部長の姿。
 世界が変わっても尚、その物腰と口調は変わらず、自分たちの頂点であり続ける彼は、今回の顛末を報告してきた進に、苦笑というには苦みの強いそれで、 ミーティングルームの一室にて、再度ソファに席を勧めて来た。

進:  「…………経緯については報告した通り、保護した連中の移送先についても予定通りに行う予定なんですがね」
霧谷:「──結局のところ、顛末としてはあちら側の思惑 通りに事が進んでしまった。……但し、最悪だけは避けられた。そう言うことでしょうね」
進:  「でしょうな……最も、最悪か、より最悪かのどちらかが、向こうが望んだEDだったんでしょうがね」
GM:多分その通りでしょうね、と、それには同意の頷き を返し。
霧谷:「日垣夫妻につきましては、真さんの体調回復も鑑 みて、お話し通り此方で身柄をお預かりいたします」
GM:ここでは、彼に取り憑いた“呪い”の浄化もままな らないでしょうから。と、微かに目を伏せ息をつく。
進:  「……了解、息子についてはこちらで面倒をみましょうかね」
霧谷:「はい。天城さんより伝手のある者に身柄を任せる ということですが」
進:  「まあ、荒事は得意な連中ですから…………身は守って貰えるでしょうね、青少年の健全な育成には悪影響があるかもですが」預かる面々の顔を思い浮か べた。
霧谷:「イリーガルの……井波、津嶋両名の名前は聞き及 んでおりますが」加賀津さんはご存知ですか? と。微かに首を傾げて聞いてくる。
進:  「それなりには…………」ちょっと疲れた表情をしつつ。
GM:どうしたのかなー。とちょっと好奇心が首をもたげ た表情で視線を注いできますが(何)
進:  「いや、どうにも、荒事が得意な連中と言うのは苦手でしてね、小市民としては」(何)
霧谷:「私としては加賀津さんも相当な使い手の様な気は しておりますがね」こほんと軽く咳払いをしつつ。
霧谷:「まぁ、ともかく……日垣君についた“石”につい てはまだまだ未知数なところが多すぎます」
進:  「それはどうも…………まあ、厄介な爆弾を取り込んだとも言えるでしょうね」
霧谷:「日垣博士は、ご自分の療養を兼ねつつ、今後は UGNの庇護下において、かの石の研究を続けるそうです」
進:  「…………成果が出ることを期待するしかない、と…………まあ、どちらにせよ」
霧谷:「──彼は、息子さんを無事、日常に戻すことを切 望しております」
進:  「これ以上状況が悪くなることは無いでしょう、何せ最悪の状況ですからね、我々は」肩を竦めた。
GM:ええ。と微かに苦い表情でも頷いて。
霧谷:「そこに至るまで……我々も協力を惜しむことは無 いようにいたしましょう。──小さなところでも“世界の守護者”の手は、ゆるめない様に」
進:  「まあ、精々気張るとしますよ…………」
霧谷:「宜しくお願いいたします」
GM:それでは。と、いくばくかの資料を抱え、霧谷は立 ち上がり、改めて一礼した。
GM:こんな状態になっても尚、割と忙しい身でしてね。 と。些か疲れた表情に穏やかな笑みを浮かべ、霧谷は部屋を出て行った。
進:  「次に会うときまで、生きていてくださいな」笑えない冗談を言い、立ち上がり、一礼してそれを見送る
進:  そして、違和感を感じる右目を少し抑えた
進:  「…………まあ、今回は少し力を使いすぎたからな」
進:  身体が壊れるのが先か、心が壊れるのが先か
進:  その程度の違いに過ぎないけどな、と呟き
進:  無くなりつつある右目の視界を庇うように、歩み、部屋を出た

Ending phase 3 『日常風景』
Scene Player “カルヴァリオ”白川 蛍
Scene:黒羽学園教室 登場:不可

GM:色々あった事件から数日経って。
GM:久し振りの学校。そして教室にあふれる“日常”の 会話は、自分たちの知る“真実”からかけ離れたものであふれていた。
蛍:  「────すみません。遅れ、ました」か細い声と共に、教室の扉を静かに引いて。席に着いた。
GM:おはよー。久し振りー。と声をかけてくるクラスメ イト。
蛍: 僅 かに微笑む。おはよう、とちんまりした声で返す。
クラスメイト:「ねぇ、白川さん。休んでいる間にこんな 事があったんだけど──」知ってる? と。世間話の様に耳に入ることは。
GM:曰く、先日のUGNを名乗るテロリストをFHの有 能なエージェントが撃退した。それを称賛する声や。
GM:OVの能力を持たない一般人をあからさまに卑下す る嘲笑。
蛍:  「…………ううん」
蛍:  「そんなことが、あったの」小さく首を振り。ぼうっとした声で、どこか悲しげに頷く。
GM:そっかー。と。首を振る蛍に気を悪くした様子もな く、クラスメイト達はささめく様に話に興じる。
GM:──自分にとっては、何処か、遠く感じる会話。
蛍: う つむくように、手を膝の上で握りしめて机を見た。──世界は、代わってしまった。すっかりと。
蛍: 非 日常が日常を侵食し、日常が世界と言う舞台から追いやられる。
蛍: …… かえりたい。とおさまが居た時は、こんな世界じゃなかった。わたしは、あるべき世界へ帰りたい。──だから、きっと戻して見せる。ぼんやりと、 囀るクラスメイトを眺めて。
GM:あ。そうだ。と。変わってしまった会話に、変わら ぬ好奇心を含んだ声が重なる。
クラスメイト:「そうそう。今度ね、このクラスに転校生 が入るんだってー」
蛍:  「……転校生。そう、なの。──男の子?女の子?」ほんのすこし、笑みを乗せてクラスメイトに尋ねた。
クラスメイト:「男の子だってさ。ちょっと期待しちゃわ ない?」ねー? と、弾んだ声が答える。
蛍:  「男子、なんだ。……うん。かな」
蛍: は しゃぐクラスメイトの様子に目を細めて、小さく笑った。
クラスメイト:「名前も職員室で耳にしたけど……えー と、何て言ったかなぁ」うーん。と、微かに顎に人差し指を当て。
蛍: こ ういった、女の子めいた会話は嫌いじゃない。たまについていけないことはあるけれど、楽しいものだ。うん、と考え込んだ彼女に、つられて首を傾 げ。
クラスメイト:「確か……ひが、き? とか言ったと思 う」
蛍:  「───日垣、くん?」
GM:カッコいい子だといいねー。と、笑いかけ、はっき りと名を呼んだ蛍にきょとんとして。
クラスメイト:「あれ、白川さん、知ってるの?」
GM:えー。どんな子どんな子? と、興味心身に笑いか けてきた。
蛍:  ──ああ。そうか。彼が、転入してくる。それは、何もおかしなことではない。むしろ、想定内だろう。
蛍:  「……ううん。違うの。違う、けど」ちょっぴり困ったように笑う。ええと。
蛍:  「……うん。そのひとと、仲良くなれたらいいなと思って」
蛍: ほ ら、わたしも転校生だから。最初は不安だったし、と少し肩を落として。
クラスメイト:「おお……まさかの白川さんロックオン宣 言とか!?」皆聞いたー? と周囲を見回し。
GM:白川さんも隅におけないなー。と、冗談めかして笑 う。
蛍:  「えっ」きょどきょど(何)
蛍:  そ、そうじゃなくて……!と、わたわた立ち上がって、クラスメイトに手を伸ばして。
GM:カッコ良かったら独り占めとか駄目だよ! と笑い ながら伸ばされる手を掠める様に身をよけて。
GM:予鈴の鳴り始めた教室は、段々とその日の“日常” へと舞台を移して行った。
蛍:  ─── 予鈴の響きは、ほんの少し、
蛍:  「……うん。きっと、かれを、この日常に──」
蛍:  ──何かへのカウントダウンを、少女に思わせた。

Ending phase 4 『始動』
Scene Player “最果ての黒” 日垣 智也
Scene:UGN黒巣支部 登場:不可

 数日後。父親の他所UGN施設への移送の日。
 早朝、夜が明ける前に別の施設に移されるという連絡を受け、この日はUGN黒巣支部へと夜中の内からやって来ていた。
 生活が落ち着くまでと、この日までは静香も宛がわれた部屋で過ごしていたが、真だけではなく、静香もこの地を今日からは離れるらしい。
 ベッドからストレッチャーに移され、移送の為の車へと運ばれる真に、病室から廊下へと、一緒に出て来るまで無言だった父は、ふと、智也に視線を向けてき た。

智也:家 財道具なんて無く、ほぼ、着の身着のままな状態での引っ越し。つい数日前の出来事を思いながら、ポケットに手を突っ込み。
真: 「──……ここの生活には慣れたか、智也」明日か らは学校も始まるんだろう? と、静かな声で問いかけてくる。
智也:「…… いつまでは分かんないけど、これからはここが俺の“居場所”になるわけだし。慣れようが慣れまいが、ワガママなんて言わないよ」
智也:ポ ケットに手を突っ込んだまま、冗談めかして小さく肩を竦め。
智也:「に しても……いっつも、慌ただしいよな」
GM:身柄を預かってくれることになっている振興所の所 長と、助手だと紹介された自分と変わらない少年の組み合わせの保証人には違和感はあるものの、彼ら は特に自分の生活に干渉することはなく、つかず離れずの関係をこの日まで保っていてくれた。恐らく、この先もそのスタンスは変わらないでいてくれるのだろ う。という感覚はある。
GM:慌ただしい。という言葉には、思わず苦笑を洩ら し。じ。と、父親は横になった姿勢から智也の顔を見上げた。
智也:「今 までのより少し長めの仕事に出るようなもんだろ? もうしばらく静養すれば体もだいぶ良くなるとかって、先生が……」
真: 「──済まなかった。智也」
GM:改めて、本当に。心から申し訳なさそうに。目を逸 らさないまま、謝罪の言葉が耳朶を打った。
智也:先 刻からずっと何となく視線を逸らしていたが、義父からの視線と声に、思わずそちらを向く。
真: 「お前に今まで何も知らせなくて……守れなくて。 結局、苦しめて、置いて行く。──父親とお前に胸を張って言えないな……僕は」
智也:「── あ、謝ってほしくなんか、ねーよ……」
智也:「身 よりの無い俺を、今まで育ててくれただけでも大変だったろうし、その、……俺が、こんなだし……」
智也:言 葉に出す前に、いくつもの単語が口の中で消える。自分が言いたい言葉とは、少しだけずれた内容に顔を顰め。
GM:震える手をベッドより伸ばし。先日肩を叩くときと 同じぬくもりで、真は智也の手を握ってきた。
真: 「──それでいい。お前は、お前のままで。お前自 身を護り、貫け。──この先も、ずっと」
GM:先日、夜の廊下で告げられた言葉をそのまま繰り返 し。憔悴したそれでも微かに微笑んだ。
智也:触 れてくる手に、怯えたように身を竦める。が、そのままの姿勢で。
智也:言 われた言葉に渇いた喉で唾を呑み込む。
智也:「………… 聞いてもいい、かな?」
GM:なんだい? と握った手はそのまま、小さく頷い た。
智也:「…… 俺は、“何”なんだ?」
真: 「お前は日垣智也だ」
真: 「僕と、静香の。唯一の息子だよ。それ以上でも以 下でもない」
GM:何を当たり前のことを。と言わんばかりに、きっぱ りと告げられた。
智也:「──…………」
智也:「…… はは。そう、だよな。他の“何”なのか、思いつきもしない」
GM:そう言うことだ。と、微かに父は笑い。
智也:何 だか上手く誤魔化されたような気もしたが、その思いすら追いやるほど、今の自分が欲しい言葉だった。
真: 「今、この時はお前を置いて行ってしまうが……今 度また会う時も──お前はお前のままでいて欲しい」
GM:それだけは、真摯な願いで言葉は紡がれて。
GM:──気づけば、いつの間にかストレッチャーは待機 していた護送車と、静香の傍までやってきていた。
智也:「…… 俺のままとか俺らしくってのが、イマイチよく分からないけど。そうあるように頑張ってみるよ」
真: 「ああ……いや、そうだな」
GM:くすり。と、些か悪戯そうに真は笑い。
真: 「次に会う時は……もっと成長した息子の姿を見て 見たい。“父親”としてな」
GM:期待させてもらうよ。と。繋がれた手は一度強く握 られ、離れた。
智也:移 送の慌ただしい空気が近寄ってくる。何か、此方からも言おうとして。
智也:「あ のさ」
GM:呼ばれた声に言葉なく、横たわった位置から視線が 向けられた。
智也:意 を決して。逸らしてばかりだった視線を、きちんと日垣真へと合わせて。
智也:「…… 達者でな、親父。お袋をよろしく」
真: 「……ああ。お前もな。智也」
智也:恐 らく初めて、ちゃんと自らの意志で向き合い、会話を交わした。
智也:「あ あ」
GM:ごく自然な仕草で、真は息子に笑いかけ。
GM:一度智也のその身を抱え込み、手を振る母親と共に 父親は車に乗り込み、朝靄の中、二人は黒巣市を後にして行った。
智也:小 さく頷いて、一歩後ろへと下がる。スタッフの邪魔にならないように脇へと避け、搬送される“父”の姿を見送った。
智也:俺 が“何”なのか分からないなら、俺自身が決めていけばいい。
智也:そ ういう事なんだろうかと呟きながら、服の上から胸の結晶にそっと手で触れる。
智也:そ して朝靄の中、見えなくなった二人をずっと見つめていた。
智也:── 自分の行くべき先は、茫洋として未だ知れないけれども。

Ending phase 0 『実験場』
Scene Player None
Scene:

 薄闇に、小さく灯が灯る。
 かちり。とライターの蓋を閉じ、彼──“マスター・レイス”と呼ばれる男は、目前に立つ同僚を座ったままに睥睨した。
「適合者は、“石”を使いこなしたようだ」
「そうか」
 淡々と交わされる会話は、予定調和のそれ。
 火をつけたばかりの煙草を揉み消して。足を組み直す。
「実験を続けろ。“ディアボロス”」
 事もなげに、マスター・レイス──日下部は、立場的には自分より上にもなっただろうFHの剛腕エージェントに言い捨てた。
「奴らに“プライメイト”の名に相応しい成長の手助けをしてやろうじゃないか」
 は。と吐き捨て。立ち上がる。
 奥に消える日下部の姿を、忌々しげに見ていた“ディアボロス”も、姿が見えなくなる頃に踵を返す。
 ──そして残ったのは、薄い紫煙とその香り。



『Break Up:Reverse Act.01 Crystal Heart Case:Lightness』

GM:
PC1 “最果ての黒” 日垣 智也(こびと)
PC2 “カルヴァリオ”白川 蛍(giwa)
PC3 ”サポートデバイス”加賀津 進(三月兎)
PC4 “闇裂く声”晃野 星夜(風翼)
(敬称略)

2007.00.00〜2007.00.00

ログ編責 たつき
Double+Cross the 3rd Edition
 
Break Up:Reverse Act.01 Crystal Heart Case:Lightness
END