金魚の飼育を始めたばかりの時はやり方がよく判らず、結果的に金魚の体
によくないことばかりをやってしまって、気が付いたら次から次へと金魚を
落としてしまいがちです。
これは別に珍しいことではありません。私も今まで金魚を死なせてしまっ
たことは数多くありますし、何十年も金魚を育ててらっしゃるベテランさん
も油断して落としちゃった! という話をちょくちょく耳にします。金魚飼育
は一度軌道に乗って習慣化しますと余程手を抜かない限り機械的に?金魚は
生き続けますが、ある時ほんのちょっとした油断が元で雪崩をうったように
金魚の病気が続出することがあるので注意が必要です。
欠伸がでそうなくらい楽な日々が続いたかと思えば、ある時を境に急にば
たばたと忙しくなる。そんな感じでしょうか。弛緩と緊張の繰り返しで、考
え様によっては、ある意味、それも一興かもしれません(笑)。
そんなぞくぞくするような金魚飼育ですが、いざ金魚が病気になった時に
対処の仕方を知っているのと知らないのとでは気持ちの上で随分と違ってき
ます。飼育本などにもそこそこ書かれていますがあまり詳しくわかりません
よね? そこでお勧めしたいのがインターネットです。
世の中には、私のような“日曜飼育者”ではなく、毎日金魚と顔を突き合
わして本格的に飼育をされている職人まがい(←シツレイナイイカタダナ)の方々がた
くさんいらっしゃっいます。インターネットでちょっと検索すれば、貴重な
情報を満載したホームページ(しかも私のHPのようなチンケなものでなく、
それだけで本になる位の立派なHP)がいくつも見つかります。金魚が病気に
なった時はまず気持ちを落ち着けてじっくりとネット検索をしてみて下さい。
必ずそれなりの答えが見つかると思います。
しかしネットサーフィンしてみますと意外なことが判ってきます。それは
飼育者によって治療法が微妙に(あるいは180度?)違っている場合があること
です。何故かは私には判りません。おそらくその人その人で金魚飼育で培っ
てきた経験が異なっているからなのでしょう。また、その通りやったからと
いって必ず直るとも限りません。私の例でいいますと、掲示板で相談して教
えられた通りにやったのに、逆に病状が重くなってしまったことすらありま
した。やり方が微妙に違うのかな〜と首をひねったことも一度や二度ではあ
りません。
結局はインターネットも含め、近所の愛好家やアクアショップの店員から
の大まかな情報を頼りに、細かいところは試行錯誤でやっていく他ありませ
んでしたが、飼育を始めて間もない頃、毎日のように数々の病気と闘ってい
るうちに、何となく私なりの治療法が確立してきました。せっかく金魚のホ
ームページを作ったのですから、この機会に私が実践してきたやり方を紹介
したいと思います。ただし既に申し上げた通り、金魚の病気は微妙なさじ加
減が死命を決しますし、他の先達者のやり方と違っているかもしれません。
ですので、あくまでも一例として参考程度に考えて頂ければ幸いです。また
繰り返しになりますが、トライされる方は全て自己責任でお願い致します。
まずは最初に金魚の病気治療に先立つ心得?からです。
金魚の様子がおかしくなるとパニックになってしまう方がよくいらっしゃ
います。近所の主婦の方がそうでしたがもう滅茶苦茶でした。塩が効くから
といって水槽にどっさりと塩を溶かしてみたり、ろくろく計量せずに薬を入
れたりして金魚を全滅させてしまったという話をあとで聞いて驚いたことが
あります。長年飼ってきた金魚が死んでしまうかも?とか考えるとついやり
過ぎてしまうのでしょうが、まずは落ち着くことが大事ですネ。
それと私たちは所詮専門家ではないのですから、ある程度まともな治療を
しても駄目だった時は潔く諦めましょうということです。金魚の病気は本当
の意味で確立された治療法があるわけでなく、職人技を駆使するプロの飼育
者であっても結局のところ経験や勘に頼っているのが現実なのです。いわん
や我々をや――というのが正しい認識だと思います。
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