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観劇日時 2001年8月18日(土)17:30
「日本のミュージカルはこんなに面白いものだったのか」というキャッチコピーの通り、本当に良かったです。私が観た劇団四季の中でも1、2を争うくらい素晴らしい作品でした。
舞台は東北のとある村。典型的な都会っ子である主人公・勇太が、東京からこの村の学校へ転校し、村の子供たちからいじめられているところから物語は始まります。父親が亡くなってしまったために、母親の故郷の村へ引っ越すことになったわけですが、慣れない環境、慣れない方言(母にとっては故郷なんで、当然使います)、いじめ……勇太は独りぼっちなんですね。
ある時、また子供たちにいじめられていると、勇太を助けるかのような不思議な現象が起こります。勇太を何かと気づかってくれるおじいさんに話すと、それはきっと座敷わらしの仕業だと言われます。友達に飢えている勇太は、自分を助けてくれた座敷わらしにどうしても会いたくなって……。
ああ、あらすじになっちゃった(笑) とにかくね、感動なんですよ〜! この座敷わらしたちが、いいんです。すごく悲しい過去を背負ってるんだけど、そんなことはちっとも感じさせない。からっと明るいんです。わりと「座敷わらし」というと陰湿なイメージがあったんですが、吹っ飛びますよ、これ観たら。なんたってペドロ一家ですからね〜。一家って…ヤクザじゃないんだからさーみたいな(笑) ミルク飲んだり、おしめを洗濯したりなんていう生活感まであります。みんないいんだけど、中でも私のごひいきはヒノデロ! 下村さんが演ってたんですけど、もうピッタリ。ちょっと(だいぶ?)カマっぽいんだけど(笑)
主人公の成長物語なので、わりと単純なストーリー展開。でも小道具の使いかたもすごくいいし、なんか無駄なシーンが一つもないんですよ。座敷わらしたちが歌う呪文のような言葉があるんですけど、この意味がわかった時はもうボロボロに泣きましたね。ほんとに、笑いあり、涙ありの名作なんすよ〜。
タイトルのユタというのは勇太のことです。真ん中の「う」を抜かされて、ユタって呼ばれる。最初、本人はイヤがってるらしいんだけど、ユタって呼ばれるのかっこいいと思うけどな〜。このユタがまたねー、いい子なのよ。全然スレてないし、優しいし。
東北弁も、すごく聞き取りやすいです。本気で方言でしゃべられたら、きっと何を言っているのかわかんないと思いますけどね(^_^;) そこはやっぱり舞台ですので。でもちゃんと東北弁らしさを感じさせてくれつつ、言葉ははっきりわかります。
これはね〜、もう布教活動したいくらい、すっごくイイです。フライングがあったり、本物の水を使った雨を降らせたりと、けっこう派手なんですよね演出が。でも、そんなものを売りにしなくても、じゅうぶん作品の質で薦められます。私が観た回でVTR録りしてたみたいなので、もしかしてTV放映あるのかな〜。あってほしい!!
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