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観劇日時 2001年7月23日(月)18:30
期待と不安でいっぱいの宝塚歌劇団専科・香寿たつき外部出演を観劇! 結論から言うと(まあ、いつもそうだけど)素晴らしかった!! なのになのに、なんでパンフがないの〜!!(泣) 千秋楽1日前に行ったのが悪いのか…にしても、もうちょっと刷っとけよ〜。あり余っても困るってのはわかるけどさ。余ったらキャトル(注・ヅカのグッズ売り場)におかしてもらえばいーじゃん(笑)
野田さんの「贋作・罪と罰」も知らなけりゃ、もちろん原作も知らない私。本当にまっさらな状態で見たんですが、難解なところもなくて、本当に感動しました。
我らがタータン(注・香寿たつきの愛称)は、女役ではありますが、男勝り(の一言ですましていいのか?)なのでけっこう乱暴な口調。声もほとんど普段のヅカ芝居と変わりません。姿は女ですが(当たり前)。どうもその、いつも男役をやってるからか、男っぽい仕草とか言葉遣いとかに違和感がないんですよね。どっちかというと、時々でる女言葉のほうに違和感が…(笑) 主人公・英(はなぶさ)は小さいころから女ながらに幕府官僚を目指しているような人だから、別に無理して女言葉使わせなくても良かった気がします。
全体的には、すっごくパワフル。最初から飛ばす飛ばす。タータンなんか出ずっぱりなんで、かなりエネルギーいると思いますよー。1幕終わったとこで、「すげ〜」という感想だもん(^_^;) ノンストップという感じ。そんなに広くない舞台を有効に使って、皆がフォーメーションよく動き回ります。あれは一人タイミングずらすと、けっこう大変じゃないのかな。
他の出演者の方々が、これまたお上手!! 才谷役の畠中さんは2枚目半のような役どころ。でもカッコイイ〜。地声はハスキーなんだけど、歌声は凛としていて素敵なんですよね。そう、なんかね…今回、発声法が違うんだなーとつくづく思いました。タータンと他の方々って、声の響きが違うんですよ。タータンの歌、私は好きだし、うまいとも思うし、声も好きです。だからヘタに変わってほしくはないな、と思いますけど、やっぱね…違いが(^_^;) 今回タータンの役はかなり絶叫するし、号泣もあるし、大変なんで、私が観劇した日なんかはラストの歌の伸びがイマイチだった感があるんです。このラストを、普段の絶好調のタータンが歌っていれば、もっと感動ここに極まれりだったんですが。そのあたりがね、発声法の違いだと思います。畠中さんとかは多分、いくら歌っても声つぶすようなことはないと思いますよ。コーラスになると、かなり違いがはっきり出ますね。タータンの声、音程もリズムもあってるけど微妙に混じらないんです。それをね、周りがくるみこむようにして合わせてくれてる感じだったですね。たぶん、タータン本人が一番それを感じていたと思うんで、いい経験だったと思います(←えらそう)。
でもすごい好き〜!!(ここからファンモード・笑) なんたってタータンの魅力全開ですっ。殺陣もあるんですけど、スピード感あって、もーカッコイイよ〜。ちゃんと腰が据わってて、大きく両腕を広げて才谷をかばってる姿の雄々しいことといったら!! これであの衣装の背中のヒラヒラがなければ完璧なのに(笑) 最後のほうで、才谷に抱かれながら「人殺しの抱き心地はどう?」って聞くと、才谷が「あったかいなあ…」って言うんです(これが、もうたまらん!)が、そんときのタータンがまたかわいい♪
英の妹役・伊東恵里さんが凄かった〜。最初は家族の意見を優先しちゃう控えめな、良くできた妹なんですけど、後半すごい激しさを見せるんです。さすが英の妹みたいな。そこがもう、切なくて。婚約者に襲われそうになって「私は愛をみくびっていた。私はあなたを愛していない」って歌うんですが、魂の叫びなんです。「愛していない」という言葉がポイント! この言葉でね、この人は何もかもわかっていて全てを拒絶するんだな、というのが理解できます(と私は思う)。いやもう、ここは鳥肌立ちました。
1幕目はちょっと長めに感じましたが、2幕目はもうあっという間。お腹すいてるのを忘れましたから(笑) 曲も、1幕ではいろいろなメロディが重なる曲が多くて、ちょっとうっとうしい部分もあったけど、2幕目は良かったですね〜。セットもすごく効果的でね。あの橋(なんだよね?)が斜めなのがポイントですね。あれは立ち位置によって、見た目にもいろいろな立場や関係が現せてウマイです。
パンフがない(しつこい)ので、細かく役者さんのこととか書けませんが、全員良かったですよ〜。とにかく、後半に向けての前フリっつーんですか? あっちこっちにあって気が抜けない(笑) 「もう1回観たい〜!」って絶叫してたんですが、なにやらTV放映されるとか…? ぜひ、祈ってましょう。
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