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雨
dimanche 16 novenbre 2003
ジュードポームで中国人アーティストの作品展をみたあと、冷たい雨の中ふらふらと歩く。かなりしっかりと降っているので、持ってきた折り畳みの傘が役に立つ。リュックを背負い、傘をさして、こんな格好なのに困ったことに雨のパリはひときわ美しい。公園の中、カメラに雨がかからないようにひどく妙ちきりんな形でシャッターをきる。
夢中で撮っていたら体が心底冷え込んでしまい、これではまずいので移動することにした。オルセーに向かう。ところが行ってみるとものすごい長蛇の列。それはそれは長い列。こんな雨の中、みんな辛抱強く並んでいる。見るからに寒そうだ。ここでそんなに並ぶのもイヤなので私はすぐにパスすることに決めたが、そこで傘売りの男たちに遭遇した。フランス人とは思えない彼らは折り畳み傘をわきに何本か抱え、妙なフシをつけてアメ横のおじさんみたいな声で「アー、アンブレラアンブレラ、パラプリュ、パラプリュッ!」と列に向かって歌って(?)いる。売っている本人は傘なんかさしてはいない。(パラプリュイはフランス語で傘のこと。語呂が良いので最後のイは省略しているみたいだった)
が、誰1人買う者はいない。いったい彼らはどこからやってきたのだろうか、晴れてる日は何してるんだろうか。抱えた傘にはなぜだかエッフェル塔のワンポイントイラストがついていた。こんなことで商売になるんだろうか。外国に行くとナゾの仕事をしている人に遭遇する。
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