四季の華

  「ロイヤルクルーザー四季の華・海」号について

          〜神奈川バージョン〜(上大岡・横浜・町田・新宿・東京発)

  
   ロイヤルクルーザー「海」号 外観全景     「海」号リア部分         

  
      神奈川版「海」号側面         ちゃんとコースボードを使っている点は偉い!!

 <概要>

    10月1日に、デビューした神奈川中央交通観光バスのロイヤル
  クルーザーだが、当初は、横浜・町田・平塚(だったと思う)の3箇所
  の観光バス営業所の中で、横浜担当と思われていたが、ナンバー
  から町田(営)所属となった模様だ。車両は、既存の新型ガーラ、
  セレガと違い、三菱ふそうの新型エアロクィーンのスーパー
  ハイデッカーを使用。エアコン関係の機器は、従来どおり、
  ボディ下部にあるようで、そのため、ステップがセレガやガーラより
  一段高い。


      
   
 本皮の白一色のシートを採用        客視線から見た車内風景       木目の通路

                               
    1人掛け用シート          二人掛け用シート                 フットレストとレッグレスト      

   シートは千葉版のそれと同じだが、モケットに違いがある。こちらは
 完全に座面側は白。今は、稼動したばかりなので、汚れはないが、
 運行本数をこなしていくうちに、汚れが目立つのでは、と懸念している。
 裏側は、千葉版と同様の濃茶だが、客席側から、運転席側を望むと
 通路と色調が重なり、重厚感がある。ただ、個人的見解を申し上げれば
 通路には、コントラストをつけるためにも、白のカーペットを敷いた方が
 より、シートの高級感を引き出せると思うのだが。確かにシートの色調
 とマッチした通路だが、冬場などは、やや寒々さを感じる。それゆえ、
 敷物はあったほうがいいと思う。うん、まぁ、これも、この会社様の
 お考えあってのこと。シート間隔は最前席を除きほぼ適切。前後の
 シート間隔を詰めすぎて、レッグレストを使うと、特に男性などは、
 ふくらはぎ部分に遊びができてしまい、体にフィットしない、役立たず
 のレッグレストを装備している豪華バスを所有しているバス会社様が
 あるが、この点に関しては何の問題もない。

  ただ、最前席の足回りは、管理人の見た印象では、千葉版の方が
 ゆとりはありそうだ。というのも、その最前席の足回りを悪くしている
 原因が、化粧室の存在である。千葉版の化粧室がいかにも、単に
 用を足すための個室、のスペースにすぎないのだが、神奈川版は
 既存のロイヤル〜の「超豪華化粧室」のスペースを圧縮した感じで、
 鏡付きの洗面台もあるほか、小物を置けるスペースまで確保している。
 カフェタイム準備コーナーのスペースをとるために、圧縮しただけ
 なので、基本的には、この神奈川版の化粧室の内装に関しては、
 概ね、既存のロイヤル〜に沿っている。それゆえ、そのゆとりの
 スペースが削られ、しわ寄せが前へ前へ。結局見た感じでは、
 最前席の足回りに関しては、既存のロイヤル〜と五十歩百歩。
 とあるドライバー氏が、「神奈中さんの車は最前席の足回りは広い
 と聞いていましたが・・・」とおっしゃっていたが、実感としては、そうでは
 ない、という気がする。


    

   1人掛けシート最前席足回り1  2人掛けシート最前席足回り2  収納式のテーブル

    

   2人掛けシート足回り3     1人がけシート足回り4    開けた良好な眺望性

    

 ご自慢(?)のロールカーテン ロールカーテンを巻き上げた所 フロントガラスの遮光カーテン


   マルチチャンネルシステム、テーブルに関しては、通路側
 シートに関しては、壁際の肘当て下部、もしくは、肘当て内部に
 収納されている。この点は、千葉版と相違点はない。大きく違う
 のは、神奈川版は、ロールカーテンを採用したこと。フリーストップ
 式のロールカーテンで、任意の位置で止めることができる。
 普通のカーテンに比べて、ボタンで留めないと、カーテンを
 広げても、元に戻ることはないが、逆に、振動で、ブラブラ、ブランコ
 のように大きく揺れる。その様子は余り格好はよくないが、その
 対策として、ガイドの方が声掛けをして、吸盤を配布、固定させる
 仕組みになっている。フロントガラスの最前席用の遮光カーテンも
 ロールカーテンだが、こちらは電動式。以前は、ガイドの方々が
 紐で一所懸命に、遮光カーテンを上げ下げしていたが、その労力
 が省力化された。
最前席の眺めに関しては、これまでも、新型
 ガーラ・セレガの課題の一つとして、問題提起(笑)してきたが、
 ルームミラーをフロントガラス真ん中に据えつけるのではなく、
 ドアデッキ上部に取り付け、左右最前席、どちらに座っても、
 前方の全方位の視野がとりあえず確保することができるように
 なっている。新型ガーラ・セレガの最前席で、足回りの悪さも
 問題ながら、ルームミラーの取り付け位置も根本的な誤りと
 管理人は思っているが、乗客の安全確保になんの支障が
 ないのであれば、このふそう方式の方が、「観光バス」の本来
 のあり方としては正しい気がする。観光バスは、ただの移動
 ツールではなく、特に最前席などは、前方の眺望も一つの
 楽しみの一つだ。この点は、参考すべき点のように思われた。

   
    
化粧室入口  給湯器等カフェタイム準備コーナー    車内照明灯

    

   便座(未使用の状態です)    鏡付き洗面台

   

     芳香剤(??)     化粧室内部隠しのベージュ色のカーテン

   さて、後方に目をやると、化粧室のブースが、かなり広く
  とっており、内部に入ると、国際興業のロイヤルの化粧室
  をそのままコンパクトにした印象。その入口の前に
  カフェタイムの準備コーナー(給湯器、コーヒーメーカーは
  内蔵)があり、作業的には、少々手狭できつそうである。
  作業している間、化粧室を使う人はまずいないだろうが、
  人一人入れるスペースしかないので、化粧室の出入りも
  作業しているガイドの方に、一旦、立ち退いてもらうか
  しないと、出入りは出来ない。化粧室のクオリティーに
  関しては、こちら様の完勝である。

   化粧室内部のプライバシー確保の為、かなり濃い
  スモークガラスを採用しているが、さらに、ベージュ(?)色
  のカーテンを引くことによって、中の様子は全く見えない
  状態になっている。スモークガラスといえば、こと、この
  ふそうのバスに関しては、それがあまり似合わない、
  というのが、個人的感想。むしろ、丸みを帯びた流線形
  のセレガや、ガーラの車両の方が、スモークガラスに
  することによって、車両のカラーリングとあいまって、
  かなり引き立つのでは、というのが印象。既存のロイヤル
  も、スモークガラスを入れていれば、また違った車の
  雰囲気が出ていたかもしれない。三越のプレミアムクルーザー
  に並ばれるのが、正直な所、困るのだ(笑)。何回か、
  横並びしたことがあったが、セレガとガーラ兄弟車で
  ありながら、スモークガラスの採用一つで、こうも、バスの
  雰囲気が違ったものになるのか、と改めて思い知らされた(爆)。

   特筆すべきは、これまた、案外気付いていない人が
  多いとは思うが、カフェタイムの時に、軽く音楽を流す試み。
  今回、神奈川中央交通観光さんのバスに乗って初体験
  した。これは、良い試みだ。コーヒーもしくは、お茶を
  すすりながら、束の間の一時を過ごす。走る喫茶室の雰囲気
  が出ていて、心地よく過ごせた。是非続けてもらいたい。

   更に、照明の件である。周囲が暗くなり、車内照明が灯ると、
  液晶モニターに映るDVDの動画ががややみづらい。たまたま
  今回のドライバー氏が気を利かせたのか、車内灯を一段
  落とし、DVDを鮮明を見えるよう計らってくれた。嬉しい
  気遣いである。

   各社それぞれ個性があるので、用途、日程、予算に応じて、
  乗り分けて見るのも、楽しいと思う。ロイヤルクルーザー
  ブランドを名乗ってはいるが、選定された3社は、ライバル
  である。是非とも、あくなき高品質のサービスの提供を目指し
  お互い切磋琢磨していただきたい。
   



「ロイヤルクルーザー四季の華・海号」(千葉版)について

「ロイヤルクルーザー四季の華・風号」について

   
  
        〜 ロイヤルクルーザー主な乗車記録 〜

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    コースNo06006「富岡製糸場と割烹旅館ときわ荘」訪問記

     コースNo06049「夜行日帰り・秩父夜祭りの旅」

    コースNoC8104「温泉大好き倶楽部・押し花の宿遊季亭」訪問記

    コースNo06010「飯山温泉・元湯旅館」訪問記

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    コースNo06114「里山の名月を愛でる・上山温泉・名月荘宿泊編」

   コースNo06114「里山の名月を愛でる・遠刈田温泉・だいこんの花宿泊編」

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    コースNo06066「南欧風オーベルジュ泊・春爛漫の南房総、三崎、鎌倉へ(3列車)

               新型バス・アスリラ号について

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