四季の華

「ロイヤルクルーザー四季の華」号ツアー

コースNo 06020
  〜 千葉・西船橋出発〜
足利の料亭「伊萬里」旬の懐石料理と
            あしかが「光の祭典」
             
 ◎ツアー代金 ¥16,000
 ◎添乗員・ガイド有無  添乗員同行、ガイド付き、
 ◎担当バス なの花交通・3列シート車(新型セレガ)
 ◎個人的ツアー評価 ★★★★★
 
◎催行日:2008年(平成20年)12月07日(日)
 
◎コース内容
   千葉駅前→西船橋駅北口11:04発→→原木IC11:09
   通過→→<京葉道>→→錦糸町(料)11:19通過→→
   両国JCT11:24通過→→箱崎LAP11:26Uターン→→
   堀切JCT11:35通過→→<カフェタイム:コーヒー、軽音楽
   の演奏有>→→川口JCT11:50通過→→羽生PA
   12:18着(トイレ休憩)12:30発→→佐野藤岡IC12:42通過
   →→伊萬里13:04着(13:15〜14:45昼食)14:54発→→
   足利学校前15:08通過→→ココファームP15:18着降車
   ・・・(徒歩移動)・・・ココファーム15:22着(館内見学、試飲)
   16:00・・・(徒歩移動)・・・ココファームP16:06乗車・発→→
   あしかがフラワーパーク16:35着(園内散策)17:35発→→
   <カフェタイム:コーヒー、お茶受け、DVD鑑賞>→→
   浦和(料)18:29通過→→川口PA18:33着(トイレ休憩)
   18:51発→→江北JCT19:00通過→→浦安IC19:16通過
   →→<東関東道>→→千鶴町IC19:21通過→→
   西船橋駅南口前19:30着→→千葉駅前

  今日は、足利フラワーパークの光の祭典のイルミネーションの
 鑑賞をメインにしたツアー。日没にあわせての内容のため、余りにも
 早すぎても寄るところもないし、それゆえ、遅めの出発。普段、
 寝ぼけ眼で家をでなきゃならん、管理人にとっては、大変助かる。
 ただ、千葉県内発着の為、バスは、100%なの花交通の3列車
 であるのは間違いないが、配車地・西船橋までの主要アクセスと
 なる武蔵野線・・こいつが結構曲者なのだ。高架を走るため、
 風が一度強く吹くと、遅延、運転見合わせは2割、3割引きは
 当たり前(?)なのである。列車の乗り継ぎさえ上手にいけば、
 1時間もかからないでいけるが、やはり何が起こるかわからない。
 早めの8時過ぎに自宅を出て、西船橋駅みどりの窓口前についた
 のは、10時半過ぎ。

  11時05分前、ガイドの方とともに、添乗さんが姿を現す。
 北口のロータリーをすぎた、カーブ手前で、ロイヤルは、駐車。

待ち合わせ場所の西船橋駅改札口外
緑の窓口前の風景。
陽射しが眩しい中、なんとか撮れた
江戸川
の風景。
時間稼ぎの為か、何故か箱崎へ一先ず
向かって、Uターンをする。箱崎近くにて
箱崎LAPにて、警視庁の交通機動隊の
白バイが行きかう車を注視していた。
箱崎でUターンをかまし、今度は車窓が
反対側になる。
浅草を出発した直後の「スペーシア」

  今日はややさびしい人数だが、千葉発着のロイヤルクルーザー
 ブランドがまだ浸透していないのだろう。運行開始から2ヶ月。
 専用チラシを作ったり、バスの居住性の違いを大きくPRすれば、
 その知名度も徐々に浸透していくのではないかと思う。
  
  ただ、個人的な感想を述べれば、今回のコース、ダイレクトに
 西船橋から足利へ向かうのであれば、松戸、もしくは、大宮に
 立ち寄っても面白いような気はした。大宮、川越など、意外と
 ロイヤル〜ユーザーが多く、営業権が千葉であっても、経由地に
 関しては、とりたてて、制約を受けることはないと思われ、
 試してみる価値はあると思う。ロイヤル〜のツアーの魅力の一つ
 としては、多様化しつつある配車地・経由地があり、今回の乗車は
 西船橋からの乗車がはるかに多かったことを考えると、西船橋を
 配車地にして、そこから、松戸、埼玉の中心部を経由して、足利へ
 むかってもよかったのではないか。

  西船橋から、都内までは30分とかからなかった。時間稼ぎの
 為か、わざわざ京葉道を通り、錦糸町→箱崎へと出て、Uターン。
 そこから東北道を目指す。隅田川14橋があるが、二度拝むはめ
 になった。ガイドさんの話が進む。両国には、大江戸東京博物館
 がある。そこには、1500体の人形が置かれ、それも掌サイズのものが
 主流。それが、なんと1体10万円もするのだそうである。じゅ、十万円!!
 建物全体も巨大で、建築費用もさぞばかにならなかっただろうが、
 人形だけでも、1億5千万円もかけている計算になる。果たして、
 イニシャルコストは回収できるのであろうか。箱崎でUターンをかますと
 泣く子もだまる、交通機動隊の白バイがいた。一度、目をつけられたが、
 最後、逃れる術はない。何分、大排気量のバイクを自分の手足の
 ように扱うのである。それまでの過酷な訓練と、経験を積んだ猛者から
 逃れようとするのが、根本的な間違いだ。その後、来た道を今度は、
 反対車線側で走ることになる。東武線の陸橋が見え、スペーシアが
 出発していくのが見えた。

  浅草といえば、浅草寺が有名だが、ガイドさんの言葉を借りれば、628年
 とある兄弟(実名があがったが、失念)が、隅田川で釣りをしていた所、
 金の観音様が網に引っかかり、寺の本堂に安置したのが、始まりと
 される。東武といえば、近々完成を見る、押上タワーの話題に触れずば
 なりますまい。高さ618mの電波塔。地上から450m地点のところに
 展望台が設置される予定になっている。

  堀切JCTを過ぎて進行方向左手側には、雪に頂が覆われた富士山
 の美しい姿を見ることができた。そして、そのまま東北道方面へバス
 を走らせ、埼玉県へ。ここでもガイドさんの解説を拝借。埼玉県
 行田市にさきたま古墳群がある。埼玉県の由来は、このさきたまが
 なまってさいたまになったといわれる。川口JCTをすぎて、岩槻市内
 へ。岩槻市の名前も、由来があり、江戸城を構築した、かの有名な
 大田道灌が堅牢な岩で築城した所から、その名前が付いたとされるが、
 当然のことながら、その城跡の面影は皆無である。Oさんは、その後も
 埼玉県の沿道の歴史を語る。栗橋という街がある。奥州街道の宿場町
 として発展した所である。重要な街道であったので、江戸幕府がこの
 街道を直接管理していた。その栗橋の街中に「静」という所があるそうで
 源義経を追って、奥州へ向かっていた「静御前」がここで、義経の訃報
 を聞き、後を追うかのように、その生涯を閉じた土地とも言われている
 そうな。ほどなく、バスは羽生PAで一服。時間は12時を回っている。
 腹が減ってきた。

堀切JCT通過直後に、かなたに望む
富士山
お楽しみのカフェタイム。コーヒー党の
人間
にとっては、緑茶とコーヒーの
チョイスが
できるのが嬉しい。但し、お茶
受けだけは
代わり映えはせんが(爆)。
2人掛けシートから1人掛けシートを望む。
前面眺望の問題がなければ、募集型
企画旅行のツアー専用車としては、
最上級の車の一つ。
ロイヤルクルーザー四季の華「海」号
(名前が長い、長い!!)の外観画像
2人掛けシートをフルリクライニング
した所
(後に人がいるときはやっては
いけません(笑)
同 上 前席にフルリクライニング
されると、後部席の人が出にくく
なるので、ご注意を。

  早めに用をすませ、車内を三度観察。内装、シートモケットともに
 既存の3列車では最上級に値するバスの一つだろう。なんといっても
 前後のシート間隔が適度に保たれているお陰で、フットレストに足を 
 載せ、レッグレストをふくらはぎにあてても、何の違和感もない。
 優れものの車である。フルリクライニングをすると、かなり深く倒れ、
 より高い快適性を得られるが、但し、これをやるのは、後に誰も
 人がいないことが条件である。人がだれかいるようであれば、倒すに
 してもせいぜい数センチで遠慮しておくべきだろう。

  深く倒して、元に戻さず、そのまま、休憩にでかけた、おたんちんも
 何度か見てきているが、フラット状態でも十分楽なので、人が後に
 いるときは、その人への配慮が必要だ。人間の心理として、折角
 リクライニングシートがあるのだから、使いたい気持ちは十二分に
 理解できるが、この部分に関しては、受け止め方様々な人がいる
 以上、書面で書かれているとおり、倒す時(深く)は一声かけ、
 車外へ出るときは、元に戻す。これは当たり前のモラルなのだが、
 自分より人生経験豊富、とお見受けする方々でも、それがお出来
 にならない方も多い。

  注意する方、仕方にも限界があると思われ、後は個人のモラルに
 頼るしかあるまい。なお、このバスに関して、最後部席だったのを
 利用して、実際シートを目一杯倒したら、どのような感じになるか、
 試させてもらった。結果は画像の通り。かなりの圧迫感がある。
 従って、画像のようにフルに倒すと、後ろの人の窮屈感を増し、
 ”第三次世界大戦”が乗客の間でもれなく勃発するので、くれぐれも
 シートを倒す際には、ご留意されたし。(画像は、管理人が最後席
 だったので、実験してみた。良い子はあまりまねしないように(笑))

  羽生PAを出ると、足利まではそう遠くない。佐野藤岡インターを
 降りて、20分、料亭・伊萬里に到着。2Fの小さな座敷へ通される。
 テーブルに置かれている、献立表の裏側の言葉が目に付いた。
 以下、作者は不明だが、とても感銘を受けたので、引用させていた
 だく・・・・。引用元 「師走月 渡良瀬懐石のお献立」より。
  
「人生はオセロ 
    ひとつ間違えると、
      真っ黒になるよ ●○ 
        でも くり返し くり返し 
          経験をして、結果が
            白になればいい・・・」

   なんていう、含蓄のある言葉だろうか。とても、心に滲み入る
 名言である。管理人など、大学卒業後の進路の選択に、この言葉
 の通り、オセロのように、失敗して、全て真っ黒(号泣)。それでも、
 年老いてから、振り返ってみて、●が○に感じられればそれでいいの
 では、と思っている。今の所、●のどつぼから抜け出そうにないが(笑)。

     
〜  「伊萬里」 昼食内容 〜
   一、先付: 柚子釜
            あんきも豆腐、キャビア、美味出汁餡
   一、お椀: うす葛仕立て
            寒鰤奉書巻、京人参、芽蕪、木ノ芽
   一、八寸: 茶振り海鼠(なまこ)
            鰊甘露煮、助子旨煮、蟹味噌松風、
            菜種白和え、雪和蓮根、海老芋田楽

   一、お造り: 季節の物(鮪、烏賊、蛸、真鯛、帆立、カンパチ)
            あしらい一式、土佐醤油
   一、焼物: 雲子(助走鱈の白子)柚子香石焼
            岩塩 他
   一、箸洗い: 柚子

   一、強肴: 裏白椎茸
            獅子唐
   一、煮物: 慈姑餅(くいわいもち)
            海老そぼろ餡、木ノ芽
   一、揚げ物: 蕪(かぶら)、柿、車海老
            銀杏、柚子味噌

   一、食事: 蟹御飯
             三葉
           香物 三種
           留椀 赤だし汁

   一、水菓子: 苺、マンゴー、林檎
             抹茶クリーム和え

足利・伊萬里 昼食 一部画像 その1
同 上  その2
同 上  その3
同 上  その4
同 上  その5
同 上  その6
同 上  その7
同 上  その8
同 上  その9

   一風変わった料理に焼物で出た、助走たらの白子を熱した
  石の上で焼いて、その上から酢橘を搾って、塩を降りかけて
  食べる、というものである。如何せん、グロデスクというか、
  ふにゅふにゅした感じがよろしくないのか、鮮魚の仕事をして
  いたくせに、この白子が苦手で、敬遠していたが、この際
  なので、だまされたと思って食べてみる。亡父に幼少時、
  苦手な食材を食べさせられる時によく言われたセリフだ。その
  せいか、比較的食べ物に関しては好き嫌いは多くはないが、
  生理的に全く受け付けないものも皆無、というわけではない。
  白子もそのアイテムの一つであった。ところが、酢橘を搾って
  塩を降りかけて食べて見ると、なかなかの美味。料亭の名前が
  物語るように、使っている器も「伊万里焼」のようだ。約2時間
  近くかけてのゆったりとした食事。献立の半分も消化しないうち
  に腹が膨れてしまった。あしかがフラワーパークのイルミネーション
  に灯がともるのは、16時半から。これから、ぶどう園へ足を伸ばし、
  その後、フラワーパークへ向かえば、時間帯的には、いい頃合い
  かも。

特殊学校「ここのみ学園」の父兄が出資
して
造ったワイン用ぶどう農園の「ココ・
ファーム」
同 上 作業場
試飲もさせてくれた。白ワイン、
赤ワイン
ロゼなど数種類。とても美味
しい。

  その後、知的障害者を中心とした特殊学校「ここのみ学園」の
 父兄らが、出資して設立した、ココ・ファームの見学・試飲。
 峻険な山肌が裸同然の状態になっていたが、ここで、ワイン用
 の葡萄を栽培しているそうである。昭和33年に、地元の中学校
 の特殊学級の教員・生徒らが、2年がかりで、斜度38度という
 山肌に葡萄畑を開墾、生徒らの自立を目指して、その後、
 「こころみ学園」が設立された。葡萄を栽培して、ワインとして
 商品化することによって、彼らの持っている潜在能力を引き出す
 とともに、生徒らの自立を促進するのが、狙いであったが、そこに
 至るまでには多くの課題、難題があったようである。案内して
 下さった方の解説によれば、基本的に甘やかさないのが鉄則
 だそうで、斜度のきつい所にあえて、葡萄畑として開墾したのも
 自分で危機感を持って作業に当たらないと、下へ転落してしまうよ、
 ということと、作業に対しての忍耐力、我慢を覚えさせるメッセージ
 もこめられていたようだ。指示や、介助がなければ移動もできない
 ようでは、自立もままならない。ともすれば、そうした点まで目配り
 できない、知的障害者には、酷な環境だったかもしれないが、
 今では、ここへ通所、作業にあたる人たちも嬉々として、雑草の
 除草、種付け、刈取り、ワインの醸造など、作業にあたっている
 そうである。手元にある資料を引用させてもらうと、現在、職員・園生、
 ワイナリーの従業員等計約150名が従事、ワインの醸造は年間約16万
 本とのこと。ワインの醸造で一番難しいのは、ロゼの温度管理との
 こと。(聞き間違えだったら、お許し下さい)一定の温度を常に
 保っている必要があり、それには常時、温度を保つ為の管理など
 をきちんと行わなければならない。健常者なら、嫌になる単純作業
 でも、物事を発想して何かをする、という力はないが、与えられた
 仕事に対しては真摯に臨む彼ら、彼女らからだこそ、おいしいロゼ
 が出来るのだ、ともその方はおっしゃっていた。実際、各種ワインを
 試飲させてもらったが、とても美味。このような知的障害者が
 中心になってつくりあげたワイナリーの存在を知ったことは大変
 意義深いものがあり、個人的に応援したくなった。

あしかがフラワーパーク「光の祭典」
イルミテーション画像 その1
同 上  その2
同  上  その3
同 上  その4
同 上  その5
かの有名な「大藤棚」のイルミネーション
5月GW前後は見事な藤が咲き誇る。
こちらは、黄色の藤棚のイルミネーション

  ココワイナリーを出て、夕陽が傾きはじめた。時間は4時過ぎ。
 バスがフラワーパークにつく頃には、イルミネーションの点灯も
 始まるだろう。20分程走って、あしかがフラワーパークへ。
 イルミネーションの点灯を待ちわびる、無数のマイカーや
 大型観光バス。入口に近い駐車場もあることはあるが、すでに
 満車とのことで、両毛線の線路をはさんだ、少し離れた特設
 駐車場にバスを止め、数分ほど歩き、園内へ入場。夕陽の傾き
 と同時にイルミネーションが点灯。幻想的な雰囲気を醸しだして
 いる。ここは、4月末から5月上旬にかけて、藤の大木から、無数の
 花が咲き、藤棚といわれるほど、見ごたえのある、風景が展開
 される。ここの公園の面白いところは、主要な花の開花状況に
 応じて、入場料金が変わることである。端境期はそれこそ、
 数百円前後だが、藤の花が大輪の如く咲き誇る時期は、入場料
 は1300円ぐらいだったかと思うぐらい、大きな価格幅がある。ある
 意味、花の少ない、見ごたえのない時期に来園した客への配慮とも
 いえ、年間を通して、均一料金よりも、この方が良心的な商売と
 いえるかもしれない。約1時間程、園内を散策してバスへ戻る。
 17時半過ぎ、フラワーパーク出発。

復路のカフェタイム。飲み物は当然
コーヒー。
川口PAにて。背後のイルミネーション
のロイヤル
クルーザーのボディライン
のライトが大変美しい。
東京ディズニーランドの側を通過。
千葉駅へ向けて立ち去るロイヤル
クルーザー

  復路もカフェタイムの時間がある。お茶受けがマンネリ化
 している部分はあるが、まぁ、小腹を満たすにはちょうどいい
 おやつ。順調に東北道を進み、川口PAにて休憩。ロイヤル
 クルーザーのボディラインのライトとバスの背後のPAのイルミ
 ネーションが大変美しく、写真を撮る。そして、その後、バスは
 ラストスパート。帰りは、東関東道を通り、西船橋駅南口へ。
 行きと違い、帰りは物流センター行きの企業専用バスが
 発着するバス停手前で停車。礼を述べて降車する。19時半、
 無事、帰着。

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