四季の華
「ロイヤルクルーザー四季の華」号ツアー
■ コースNo 06074
〜旬の味覚を楽しむ〜初夏の東北3日間〜〜
須賀川温泉 おとぎの宿 米屋
上山温泉 葉山館 最終日
◎添乗員・ガイド有無 添乗員同行、ガイド付き、
◎担当バス 国際興業観光バス・観光戸田営業所101号車
◎個人的三日目日目ツアー評価 ★★★
◎個人的総合ツアー評価 ★★★★
◎催行日:2008年(平成20年)07月10日(木)〜12日(土)
◎コース内容
葉山館9:01発→→蟹仙堂9:05着(自由見学)9:43発
→→さくらんぼ農園9:53着(トイレ休憩)9:57発→→
ビニールハウス10:00着(さくらんぼ・大正錦の食べ放題)
10:23発→→さくらんぼ農園(さくらんぼ大将)10:30着
(ショッピング・トイレ休憩)10:38発→→<カフェタイム:
コーヒー>米沢南陽道入口11:07通過→→米沢北11:17
通過→→上杉謙信神社P11:40着<11:40〜11:55神社
参拝、12:00〜12:20昼食、その後庭園散策>13:00発
→→<DVD作品上映、マルチチャンネル使用、お茶受け
(さくらんぼのシュークリームの配布)>福島飯坂IC13:58
通過→→郡山JCT14:18通過→→安積PA14:30着
(トイレ休憩)14:42発→→佐野SA16:18通過→→
羽生PA16:30着(トイレ休憩)16:44発→→浦和(料)
17:08通過(浦和周辺、激しいスコール)→→一ツ橋
LAP17:46通過→→東京駅丸の内北口前17:50着
→→新宿駅へ
未明の激しい雨音で目を覚ました。その後、目覚めの内湯の
檜風呂に入る。その後、なかなか寝付けないもので、仕方なく
TVをつけて、布団の上に転がる。気がつくと、二度寝してしまって
いたようで、再び目を覚ますと、7時を回っていた。慌てて身支度、
朝食場所へ向かう。
![]() |
葉山館 朝食画像その1 |
![]() |
同 画像 その2 |
ここの食事処は昨夜もそうだったが、ジャズを耳障りにならない
程度に流している。この音楽が心地よい。朝晩とCDを変えて
流しているようだが、なかなか良い試みだ。食事を終えて、
荷支度。ロビーに下りると、すでに、バスの出発準備が出来て
いるという話だったので、バスへ乗車。席割り表を見ると、
旧ガーラなら、泣いて喜ぶところだが、新型ガーラだと、たちまち
悪夢に代わる、”プレミアムスーパーシート”こと、最前席。ガーン!!
ここだけは当たりたくなかった(号泣)。どうしてくれよう、この
漬物石・・・じゃなかった、足置き台。もう少し、薄い足置き台を
使えば、足元のゆとりも感じられるが、それにしても、厚みのあり
過ぎる足置き台である。まだ、運転席側はつま先が多少くぼみ
に入るから、救われるが、ガイド席側の最善席は苦痛である。
間近にクーラーボックスがあるが、つま先にあたる部分が、鉄板
でさえぎられてしまい、足を伸ばすにも伸ばせないのだ。そのくせ、
そのクーラーボックスの脇には、流線形の車体構造にしたばかりに
むだなフリースペースが生まれてしまっている。
どの道、この席に座ると、レッグレストなんかあっても無用の
長物なのだが、もう少し底の薄い足置き台を使えないもの
だろうか。前は、ケースの中にしまってあったり、ガイド席側の
クーラーボックス脇のフリースペースに積み上げてあったり
していたが、ここ最近、ガイドの皆さんが予めセットしておいて
くれるようだ。効率性を追求すれば、満席になるのが、会社側
にとって、有難いことだろうが、乗客サイドとしては、なるべく、
最前席には当たる可能性のある、満席状態だけは、この32人
乗りのバスに関しては、避けたい気分(笑)。席に余裕があるようで
あれば、添乗さんも、このバスの車内レイアウトの特性を理解
していただき、席割りの際には、一律に、最前席から埋めていく
のではなく、最前席をフリーの席、もしくは、荷物置き場として、
この最前席の抱える問題に対処するのが、望ましいのではないか
と思われる。
指定されたとおりに着席。ドライバーWさんの挨拶。昨日の米屋
出発前にも挨拶をきちんとなさっていた。個人差はあるものの、
専属ドライバーさんの接遇意識は非常に高い会社である。精鋭の
精鋭の方々が担当されているので、全てのドライバーさんが、その
接遇に関しても、意識が高いかというと、疑問だが、少なくとも、
会社側の教育レベルの一端は窺い知ることはできる。
9時過ぎ、バスは、葉山館を出発。ほどなく、蟹仙堂に到着。「昭和時代
に製糸業を営んでいた長谷川謙三の収集した美術品の公開施設。美術
品収集を横ばい人生と称し、蟹の性格に例えて命名した」(引用:財団法人
蟹仙堂パンフレット) 建物自体の歴史の重みを感じるとともに、特に目を
引いたのが、鎌倉時代から、幕末に至るまでの刀の変遷。それ以外にも、
よくぞ、ここまで収集したな、と感心する逸品ばかり展示されている。
館内から見る中庭の風景がとても美しいのも、また、この美術館の特徴で
ある。
![]() |
蟹仙堂の中庭風景 |
![]() |
さくらんぼの新種「大正錦」。さくらんぼの 王様とも言われる。 |
![]() |
「大正錦」を扱う、「さくらんぼ大将」 近くにお越しに際には、お立ち寄り 下さい(笑)。 |
約40分程、蟹仙堂にて滞在。アイドリングストップの為、出発
ぎりぎりまでエンジンがかけられないが、早めに、乗客の皆さん、
お集まりのご様子だったので、予定より若干早く、次の目的地、
さくらんぼ狩りの農園へ向かう。まだ朝飯食ったばかりなのに、
さくらんぼなんか食えないよ、と思ったが、果物は別腹とよくいう
ので、まぁ、なんとかなるだろう(笑)。品種は、「大正錦」という
聞きなれない品種らしいが、ハウスへの案内の為にバスへ
同乗した農園主の方によれば、糖度、大きさ、いずれも、
さくらんぼの王様と形容されるほどのものらしい。市井の人々
の親しまれている「佐藤錦」は、佐藤栄作氏が、大正時代に
開発、植えたのが始まりとされるが、たくさんの人々に植えてもらい
たい、という願いから、品種登録はされていないらしい。その為、
全国津々浦々、さくらんぼの採れる地域では、佐藤錦をよく見かける
のもそれが理由の一つのようだ。
今回、食する「大正錦」の植えられているハウスは、普段、一般客が
立ち入ることのない、特別なハウスらしい。木の樹齢は21年。平成元年
に商標登録を済ませているそうである。糖度をあげるために、化学肥料
などは使わずに、昆布の粉、肉骨粉、海藻類を使用しているそうである。
「大正錦」の知名度が高くないのも、果実が成熟するのが、7月に入って
からの為だそうで、この品種を開発した農園主の方も、周囲の農家に
この品種の植樹を盛んに勧めているそうである。そのかいあって、少し
ずつではあるが、大正錦を栽培する農家が増えてきているそうである。
約30分弱ほどの滞在時間中、戦果は30個。あれだけ、食えるわきゃ
ないだろう、と思いつつも、その糖度の高さに気が付くと、果実に手が
伸びてしまっていた(笑)。甘い物は、別腹とはよく言ったものである。
さくらんぼの王様、大正錦。勉強させてもらいました。粒が大きかった
せいもあり、甘い物が得意の女性の皆様も早々とハウスから上がられて
きたようである。
いちごハウスを後にしたバスは、再び、農園事務所でしばしのショッ
ピング。この後、ガイドのIさん、使い捨ておしぼりを用意、いちごでべた
ついた手をぬぐってもらおうとする気遣いが感じられ、その対応に大変、
好感が持てた。そして、農園を後にして、山形道を経由、米沢に向かう。
最後の立ち寄り箇所、米沢の謙信神社に寄るためである。道が安定
した所で、カフェタイム。途中から、しばらく、山形新幹線と並行して
走る。バスは山形市街を通過して、赤湯温泉街のはずれをかすめる。
山形の主な産業で、有名なのは、やはり、将棋の駒だろう。全国でも
天童と山形で、そのほとんどが作られているという。人間将棋が行われる
のもこの地である。その由来は、ここを治めていた領主が、庶民を駒の
ように使っていたことにあるらしい。
![]() |
山形新幹線としばし並行しながら、 バスを米沢方面へ走らせる。 |
![]() |
今日の最初で最後のカフェタイム。 日帰りなら1日2回出るのに・・・・ きょとん。 |
![]() |
松岬公園(上杉神社のある公園)内 に咲き誇る蓮の花 |
![]() |
同上公園内の噴水とあじさい |
![]() |
公園内Pで寛ぐ、ロイヤルクルーザー |
ここで、手元にあるパンフレットを参考に、米沢の歴史について
概略を触れてみたい。この地が城下町として整備される礎になった
きっかけは、関ヶ原の戦いによる、時の会津120万石の領主、
上杉景勝が、東軍の徳川方による報復措置により、30万石に減封
の上、米沢に移った所から始まる。120万石と同様の状態で、
米沢の地にやってきたため、藩の財政は次第に逼迫、それに追い打ち
をかけるように、15万石まで削られたため、藩は農民から武士まで困窮
状態。その後、10代目の鷹山が藩主の座に就くと、殖産事業を強化、
財政の建て直しを図った。天明の大飢饉でも、ここ米沢藩は、1人の
餓死者も出さなかったとのは、有名な話だそうだ。
![]() |
上杉神社境内にて。食事前の参拝。 |
![]() |
上杉神社入口と石碑 |
![]() |
食事処の上杉伯爵館 |
![]() |
上杉伯爵館にて軽めの昼食1 |
![]() |
同 上 その2 |
![]() |
同 上 その3 |
![]() |
歴史の重みを感じさせる上杉 伯爵館の建物 |
バスがひっきりなしに出入りする中、神社近くの土産物屋の
前で、降車、早速、神社参拝する。昼食時間の予約の関係で
速攻で、参拝(苦笑)。参拝を終えると、店の人がきて、館内へ
案内される。重厚感溢れる建物である。なんでも国の有形文化財
というものらしいから、かなりの年月の経過した建物であるのは
間違いない。昼食は軽め。これといって、献立表もないし、
配膳係の女性からも特に説明がなく、まぁ、多分、地場の物と
信じて、お膳のものを口に運ぶ。軽めの昼食なので、ものの
20分程で食べ終えてしまい、残った時間は庭園の散策である。
それでも、まだ出発まで軽く30分以上ある。「退屈プレイ」を
存分に満喫(泣)、東北屈指の暑さで有名な土地柄でもあり、
その暑さには身に堪える。それでも、ウロウロして時間を潰し、
13時に米沢神社をあとにする。 山形道に入って、DVDソフトの鑑賞
(毎度おなじみの短編物)、ヘッドフォンが配られ、そして、朝のカフェ
タイムの時に配られなかったおやつの配布がある。では、肝心の
飲み物は??となると、水の一滴も出ないのである。
配るタイミングが遅れたのは良し、としても、ここはやはり、お茶の
一杯でも欲しかった所だ。どうしても、給湯に使う水にこだわりが
あるのであれば、致し方ないのだが、そうでなければ、給湯用の
水の補給などいくらでも機会がありそうなものだろうが、回数に
制限を設けているのはその辺の事情なのだろうか。ガイドの
方々のカフェタイムの「サーカス芸」を見ていると、無理もいえ
ないものの、それなら、おもちゃのようなクーラーボックスが、
なんとかのおまけのように、一応あるのだし、そこへ容量のある
天然水のペットボトルでも突っ込んでおいて、紙コップ1杯でも
いいから、出して欲しかった、というのが、個人的な率直な
意見である。
熱湯と違い、冷水の提供なら、添乗さんの手助けをしてもらい
ならがも、コップに注ぎ、配ることも不可能ではないはず。それに
万が一、急ブレーキがかかっても、火傷の心配はない。要は、
規定の回数に拘らずにケース・バイ・ケースで対応できることが
なによりも肝要と思う。今日は1回、カフェタイムの時間を済ませて
しまったから、午後はなし、というのではなく、客が飲み物を欲している
気配を言われずとも察知して、それが、先に述べたように、手間の
かかるお茶や、コーヒーでなくてもいいのである。水の一杯でも
いい。それを提供するだけでも、客の不満感を緩和する効果は
あるはずだ。少なくとも、国際興業観光バスのロイヤル担当の
ガイドの皆さんには、マニュアルに拘らずに臨機応変に対応できる
能力はあると管理人は見ている。あとは、シキバナの一ツアーあたり
の諸経費や、飲み物の提供に対する考え方次第である。少なくとも
高品質のサービスの提供と引き換えに、相応の対価を貰っている、
ツアーでは、初めっから「お飲み物は、休憩箇所の自販機をご利用
下さい」ありきでは、おかしいと思う。バスが関東に近づくに連れて、
雲行きが怪しくなってきた。
![]() |
朝のカフェタイム時に出せなかった、 といわれ、午後、突如でてきたお茶受け。 どうせだすなら、コーヒーなんか別に いらないから、お茶も合わせてだすのが 筋でないんかい??時々、訳分からん ことをやる。これが楽しみの一つ でもある(爆) |
![]() |
足回りが狭くて嬉しい(嘘)、最前席 「スーパープレミアムシート」からの峠越え のトンネル走行中の車内より。 |
![]() |
埼玉県内に入って、雨が降り出し、 落ちる前面眺望性(号泣)。 |
![]() |
雨脚が強くなり、前の車は蜃気楼にしか みえない(号泣)。 |
![]() |
都内に入って雨も上がる。荒川沿いを 走るバス車内より。 |
観光バスの、特に最前席に座ることの醍醐味は、運転席より高く、遠く
まで見渡せる、その眺望性。旧ガーラ・セレガは、2枚ガラスを採用
していたため、最前席からも、雨天時の眺望性もある程度、確保できて
いた。しかし、フルモデルチェンジしたセレガ・ガーラに関しては、そうした
眺望性を捨ててでも、高速道路での安定した高速性能の確保や、環境
対策に主眼を置き、さらに、これまでのガーラでは、後部席のエアコンの
利きが悪い、との問題があったが、それを改善するために、エアコン関係
の機器を天井にあげてしまい、車両の高さとしては、既存のセレガ・ガーラ
よりも高くなったものの、それはエアコンの機器を上にあげたことによる、
張りぼての数字であって、客席の高さは逆に低くなりハイデッカーなどでは、
運転席背後の最前席に着席できる栄誉を与えられると(苦笑)、もれなく、
ドライバーさんの後頭部がもれなく拝める「特典」まで付いている(泣)。
幸いにもロイヤルのは、スーパーハイデッカータイプなので、それは
拝まずに済むが、やはり最前席から見て、一番うっとおしいのは、
ドライバーさんが、車内を監視するためのルーム・ミラー。こいつをよりに
よって、フロントガラスのど真ん中に持ってきたのである。左右どちらの
最前席に座っても、このルームミラーが邪魔をしてくれて、ガラス一面の
眺望が全く楽しめないのだ。せいぜい楽しめるのは、ルームミラーのある
部分まで。車窓風景を撮ろうにも、こいつが・・・。しかも、運転席を底上げ
して、安全性を確保するのは当然としても、雨が降ると、ワイパーの先端が
客のアイポイントに届かず、水滴を延々尾が見続ける愚作っぷり。理想的
な1枚ガラスの客席の眺望を確保するには、ワイパーは規格があるよう
なので、アイポイントまで伸ばすのは、先ず無理。従って、雨天時は、
ガラスに付着した水滴を見ながら、物思いにふけるしかない(号泣。
それ以外は、ルームミラーは、ドア上部に取り付ける、ふそうのエアロ
クィーン方式が望ましい。それがこの車体に可能かどうかは分からないが。
ふそうを使うドライバーさんに車内の様子をみるには、ルームミラーが
真ん中にあったほうがいいか、ドア上部にあったほうがいいか、聞いた
ことがあるが、ドア上部につけても、車内がよく見えるので特に問題はない、
とのお言葉を賜った。そうでなくても、既存のガーラよりも、客席からの
高さが低くなり、側面からの眺望性も幾分落ちているのである。技術的
に可能であるならば、マイナーチェンジの際にでも、その点の改善を
御願いしたいものである。
バスは、埼玉県内に入り、激しいにわか雨に遭い、案の定、眺望性はゼロ。
しかし、それも束の間。埼玉県内を過ぎ、都内に入ると、雲の切れ間から
夕陽が差し込み、そして、ほどなく首都高を降りて、日が傾きかけた18時前、
無事、東京駅丸の内北口前に到着。バスは、その後、新宿へ向かう。3日間
に渡り、国際興業観光バス乗務員のお二方、並びに、添乗員のMさんには
大変御世話になりました。心より、厚く御礼を申し上げます。
〜 終 〜
→ 第1日目 おとぎの宿米屋宿泊編
→ 第2日目 上山温泉・葉山館宿泊編
トップページに戻る
〜 ロイヤルクルーザーツアー記〜
白駒池とバラクライングリッシュガーデンツアー記
城峰公園冬桜観賞と富岡製糸場見学ツアー記
蓮台寺温泉・蓮台寺荘宿泊記
ロイヤルクルーザーで行く、秩父夜祭り見物ツアー記
温泉大好き倶楽部・押し花の宿・遊季亭訪問記
飯山温泉・元湯旅館訪問記
一宮桃源郷・身延山久遠寺枝垂れ桜観賞編
割烹旅館「二葉」忠七めしと秩父・羊山公園
足利・巌華園 旬の味覚と世界一の藤回廊編
冨士芝桜まつりと甲府富士屋ホテルでフレンチ料理
隠れ湯の宿・清流訪問編
バリのモダンアウラと平塚七夕まつり編
関東最大のラベンダーと檜の宿「水上山荘」訪問編
潮来・潮音寺「万燈会」とオーベルジュ吉庭の創作フレンチ
100万本のコスモスとリゾナーレ小淵沢の昼食編
旬の松茸を食す、割烹旅館桃山(3列シート車)編
秋の信濃路を行く、旅館すぎもと宿泊前編(3列シート車)
松戸・埼玉発 光輝く東京ドライブ編(3列シート車)![]()
ロイヤルクルーザー「風」号について
ロイヤルクルーザー「海」号(千葉版)について
ロイヤルクルーザー「海」号(神奈川版)について