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7月号山登り特集V TOSS相模原発『荒れた学級にしたくない人が読む本』
                              ここがおすすめ
    
       乗り越えたからこそ、熱い思いと知恵の結集!

                                        鈴木 恭子
 
 自分の失敗を喜んで語る人がいるでしょうか?
 我サークルには、『学級崩壊』と毅然と闘った方がいます。
 5年1学期で荒れはじめ、2学期には、最悪の状態でした。
 その方は、そんな時もサークルにきました。日常を克明に切り取ったレポートを持って
きました。毎回B4のノートに10ページもびっしりと書き綴ったものでした。持ち込まれた
レポートを読み上げるとき、肩をふるわせていました。声が詰まり涙で原稿が読めなくて、
代わりに浅川先生や大場先生が読み上げたこともありました。
 そのレポートを時間をかけて、検討しました。何が良くて何がいけなかったのか?
 一つ一つの教師の行為についての検討でした。「こんな小さな事まで・・・」と思うほど
白黒はっきりさせて、その行為の意味づけをしました。中途半端な慰めの言葉など全く
ありませんでした。あくまでも具体的事実を見つめていました。対面した事実を変えていく
ために最善の方法を探った言葉でした。厳しい言葉もありました。でも、その方は、大きく
頷きながら、必死にメモを取っていました。
 回を重ねました。その方は、毎日の記録の後に<荒れと闘う原則>をまとめて書くように
なりました。その言葉が、本当に的を射ていました。
 心にすっと入る宝石のような言葉でした。
 私は、その場にいて一緒に涙を流し、先輩方の検討を聞いているだけでしたが、それが、
ものすごく価値のあることだということは、はっきり分かりました。
 この方は、逃げませんでした。
 6年を持ち上がり、感謝させて卒業させたのです。
 岡 恵子先生です。
 この本は、自分の荒れに気づかせてくれます。この本には、荒れを予防するための小さな
小さな微細技術が詰まっています。そして、あのノートに綴られた宝石のような学びがが
ちりばめられています。さらに、それを乗り越えたからこその、優しい言葉で疲れた心を癒して
くれます。文体が敬体なのはそのためです。

T 荒れないための予防線
 
  荒れないクラスの原則10は、学級経営の基礎基本を再び学ばせてくれます。

U 各月の危機、月別対処法  
   時期によって荒れの内容は変化します。時期にあった  対処の仕方をするという視点を
持ったとき、このコーナーは大いに役立ちます。


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