●機関誌【山登り】特集2 この1冊で教師の教養鍛えます
七田 真著『どんな子だって必ず伸びる!』
−心をひらき、能力を引き出す「七田式教育法」(PHP)−
鈴木 恭子 |
●皮膚感覚が一番大切。
ところが今、人間の発達のうちで十分評価されていないのが、まさにこの皮膚に対する刺激です。
新生児に十分な刺激を与えないと、発達の未熟や異常が生じてしまうのです。(P.22)
皮膚刺激の不足で脳の中枢の働きが壊れると、他の感覚の発達も狂います。自閉傾向を持つ
ようになり、五感すべてに異常を持った子が育ちます。皮膚感覚がないと過剰体質に育ちます。
ちょっとした刺激にも耐えられない子が育ちます。のりを指につけるのもイヤ、泥遊びがイヤ、
砂遊びがイヤという子が育ちます。音にも敏感で、ちょっと高い音を聞くと泣き出したり、絶えず
耳に手を当てて、音が入るのを防ぐ姿を見せたりします。視覚にも異常を生じ、母親と目を合わ
せることができなくなります。焦点を近くにあわせることができず、遠視になります。遠視は、
学業不振の原因になります。文字が覚えられず、本読みが難しくなります。赤ちゃんの時の
皮膚感覚の不足が、すべての成長発達を停滞させてしまうのです。(P.24)
●深層心理が人間をつき動かしている。
深層心理への働きかけの効果を知れば治療も教育もまるで違ってきます。これまでの治療や
教育は表層意識への働きかけがほとんどで、深層意識への働きかけを知らなかったと言ってよい
でしょう。子どもが落ち着かず集中力がないのは、交感神経が働き続け、リラックスする副交感神経
がよく働けないからです。(P.65)
●五分間暗示法で直す(P.76)
子どもがレム睡眠状態になったら、暗示を次の4つの部分に分けて入れてみましょう。
@鍵の暗示 A愛情の暗示 B一体化の暗示 C完全イメージの暗示(矯正の暗示)(中略)
<私の学び>
1年生は6歳か7歳。まさにシングルエイジ。右脳開発にもまだまだ有効な時期である。
いかに、できないことを子どものせいにせず、自分の課題として受け止められるかが母としても
教師としても力量を上げる道であると思う。子どもの状態がよくない原因の1つは<皮膚感覚不足>。
親にも語れるときがありそうだ。そして、プラスイメージを与えることが大事。『褒めて育てよう』
とはよく言われるが、つまり、潜在意識に働きかけ『いいイメージを与える』ことなのである。
プラスイメージはプラス思考になり、つまりは身体の細胞部分から元気にするということなの
であろう。表層意識では褒め、深層意識の中への5分間暗示法も有効だと考える。
フラッシュカードのように【イメージ力の育て方】の項にある準備運動の[瞑想][呼吸][暗示]、
そして残像訓練は、わずかな時間で教室で取り組めそうである。シングルエイジという人生に
おいて最も大切な時期を逸することなく、様々な身体発達機能を学び、家庭で、教室で生かす
ことをこれからも実施したいと思う。
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イメージ力を育てるには、まず、イメージに次の5段階があることを知っておきましょう。
@目を閉じると真っ暗で何も見えない
A真っ暗だが何か動くのが気配でわかる
B静止したカラーイメージが見える。
C映画のように動きのあるイメージが見える D見たい映像が見える。 |
どのように進めばよいか、方法を述べます。(幼児、小中学生)、高校生も可)
@準備運動A残像訓練Bイメージトレーニング
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皮膚から心が育つのです。これを子育てするすべての母親に知ってもらいたいと思います。
現在の出産のあり方では、生まれたばかりの赤ちゃんは、すぐ母親と引き離され、新生児室に
連れ去られることがあります。生まれたばかりの赤ちゃんを、まだ、へその緒を切らないうちに
肌に抱き、肌と肌で接することが母子の絆を強める第一歩です。
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