(C)TWO-WAY                                TOSSランドへ
向山実践は力を付ける、圧倒された70分
浅川学級6年 最後の授業参観!
                      
                                TOSS相模原  鈴木  恭子
                         
<涙と笑いと感嘆と驚愕の70分間>
これが浅川級の小学校生活最後の授業参観・・つまり、浅川級の2年間を凝縮した時間だった。
よどみのない間でコマは展開した。(分析;鈴木)
1. 「努力の壺」をテーマとする「成功体験」の発表
 @漢字テスト全員100点のドラマ
 Aマラソン大会逆転現象のドラマ
 B二重跳び全員3回以上のドラマ
 C100の努力の積み重ねのドラマ〜日記編〜
2.できるようになったこと
 @二重跳び・はやぶさ・サイドクロス・うしろリットル等(全員が二重跳びを披露)
 A百人一首(教師が読む−全員で源平戦。最初と最後の礼儀が見事)
 B暗唱(ものすごくいっぱい、長文で)
 C英会話(一人が教師役、3名が生徒役)
3. 授業からの発信−磨かれた主張
 @環境問題への提言
 Aアメリカテロから考える暴力と平和(米国同時多発テロの授業より発展)
 Bアフガンへのボランティア(授業から発展し、自分の夢を語った)
4. 輝く個人技
 @独唱(5年の時、いじめられていた子だそうだがとうてい思えない素晴らしさ!)
 A手話の歌と会話(会社活動の一パーツを披露)
 B二人で討論(3パターンの問いに関して展開。論点がしっかりかみ合っていた)
5. 光るお笑いネタ
 @携帯電話(1mものさしを携帯電話に見立てて、コギャル風の語りで・・・抜群!!)
6. 歌とスピーチ
 @「君に会えてよかった」(きれいな頭音発声)
 A「君に会えてよかった」のハミングをバックに友達へのありがとう
 B「夢をあきらめないで」
 C「夢をあきらめないで」のハミングをバックに夢を語る
 D「TOMMROW」
 E「TOMMROW」のハミングをバックに親への感謝のありがとう
◎ シナリオにないドラマ
 子ども達からの浅川先生への感謝の言葉
<なぜ、【凄い!】と感じたのか10の分析>
@声に張りがあった。大きかった。はっきりしていた。
 日常の授業の中で培われたものである。一人一人の意見が尊重され大事にされてきたことも
伺える。自分の意見に対する自信の表現だと感じた。
A聞いている子ども達の表情が優しかった。
 縄跳びを使った後、さりげなくどけて座りやすくしている友達。男女関係ない。友達として優しい。
ほほえましい。あたたかい。
B暗唱文が長い
 一つ一つの暗唱文が長かった。「声に出して読みたい日本語」からの暗唱が多かった。1ページ分
暗唱しているものもあった。覚え方が身についている感じがした。積み重ねの力だ。
C劇に照れがなかった。
 6年生である。人前でパフォーマンスをするとき、照れは生じるものである。なのに、みじんも感じ
なかった。この教室には、いじめはない。上下の関係もない。あるのは、お互いの良いところを認め
合ってみんなが伸びようとする雰囲気であった。
D男の子の独唱
 男の子である。まだボーイソプラノである。後になって聞いたのだが、5年の時いじめられていた
子どもだそうだ。体を揺らしながらこれ以上開けられないくらい大きな口を開けて歌っていた。
伴奏者も男子であった。歌い手を気遣い合わせるように弾いていた。
 この光景に、感動した。涙が止まらなくなった。
E百人一首
 空札の読み→挨拶→試合→終わりの挨拶まで、流れるように進んだ。
 日々の授業に組み込まれている確かな力を感じた。もちろん、取るスピードも速い!
F授業からの発信
 6年の授業は、歴史にふれ国際的な課題にふれる。それを授業の知識だけでなく、自分に返し、
自分の考えを主張としてまとめさせる作業を授業の中で行っている。それがあれだけの中身のある
主張につながるのだと思う。憧れる。
G笑いのある教室 
 おもしろいネタだった。けっして下品でなく知的だった。こんな笑いもこのクラスは創り出せるのか?!
と思った。広がる自由な雰囲気があった。
H友達へのスピーチ
 半円の体形の中心にスピーチ者が立つ。周りの子はハミング。誰一人恥ずかしがることなく、 
「ありがとう」と言った。あくまでも具体的な一つの事柄を通して最後に「ありがとう」と言 った。
事前指導に個別評定がされたことが伺われた。指導がくっきりと生きていた。
Iシナリオにないドラマ
 教師なら一度は味わってみたい光景である。
 シナリオすべてが終わり、浅川先生が何か言おうとした瞬間、子どもの代表が言った。
 「浅川先生、2年間ありがとうございました。」
Jさらに・・・廊下には、目を真っ赤にしてずっと泣いていたお母さんがいた。参観のお父さんも泣いていた。
もちろん1年間積み上げたノートは、ゴムで束ねられ、誇らしげに並んでいた。



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