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オーストリア ウィーンの旅
 2004年4月14日(水) 

4/14(水) 観光5日目、カプツィーナ教会へお墓参り

また良い天気。1日おきに晴れと雨が来るのか。
今日は、午後からウィーンの森半日観光へ行くことになっている。それまではリンク内で過ごそう。
朝食のレストランへ行ってみると、今までの係りの女性と違う人。
今朝も目玉焼きを頼んでみるが、サニーサイドアップが通じない〜。
係りの人がテーブル上のドイツ語のプレートをひっくり返す。そこには英語の表示が。なんだ、英語で書いてあったのね。ベーコンエッグを頼む。こんな帰国近くなって気づくなんて。

まだ行ってなかった重要ポイント、カプツィーナ教会・皇帝納骨所に朝一番に出かける。
9:30開館と同時に入ろうとする。教会の中央入り口から入ると、中ではミサが行われていた。入れない。
ガイドブックを見ると、左脇の入り口から入るーとある。左の入り口に行ってみると、戸は閉まっていてプレートが下がっている。まだ開いていないのか?
プレートに”Eingang”の文字が見える。色々なところで見かけたので”入り口”なのは分かる。どうなっているのだろう。

一旦外に出てうろうろしていると、左ではなく右側にガラス貼りの入り口らしきものが、窓口に座っている修道士の姿も見える。大変綺麗なところを見ると、最近こちらに変わったようだ
2冊のガイドブックとも、左側が入り口と書いてあった。こういう些細なところが個人で行くと分からない。
左脇入り口のプレートには矢印が書いてあったので、多分右へ行けと言う様な事が書いてあったのだろう。
そんなことすら分からないのだ。

広い墓所内に、観光客はほとんどおらず、不気味な感じがいい。
一番印象的だったのは、そびえ立つようなマリアテレジアと夫の比翼の合同棺。
周囲をぐるりと回れるので、棺に施された彫刻を良く見ることができる。
他の棺にもあったが、王冠をのせた骸骨の彫刻、日本人の感覚からすると、こういうものを王の棺に彫ってよいものか思う不気味さだ。
ミュージカルエリザベートの皇太子ルドルフの葬式シーンで、王冠をのせた骸骨が現れるが、死んだ王族の象徴なのだろうか。

フランツ君一家のコーナーへ。
写真やテレビで見るような大量のお花は無い。造花が少しと、生花はガラスの空き瓶にまとめて挿してある。
納骨所前の道とケルントナー通りの角に綺麗なお花屋さんがあって朝から開いていたのだが、とても小さな花束が5ユーロ(700円弱)。お墓参りのためにここで購入する人が多いのだろう。
5ユーロだが、他の物の値段が安いので高く感じて買うのはやめた。
ご自分でリースを作れる方は、小さなリースを日本から持っていかれたらよいのではないでしょうか?
生花の扱いを見て、次回また来る機会があったら自分もそうしようと思った。
綺麗なリボンで飾られたリースのほうがエリザベート様の棺にお似合いです。

エリザベートとルドルフの棺は猫足で、ミュージカルにでていたものと同じだ。実物を見られて感動。
棺の周りに柵などなく、すぐそばまで近づくことができる。本当に、この中に寝ているのだろうか?
夫「どういう状態で入っているのかなー」
そこまで考えたくありません。

出口付近に絵はがきの自動販売機があったのだが、小銭がなかったので両替してもらおうと入り口の修道士さんのところへ行くと・・・ラテン系の女性2人がチケットを買おうとしてもめていた。
この2人はガイドらしく、ガラス扉の外にラテンの団体が待っているのが見える。
この団体は38人、10人ごとに団体割引になるので、30人までは割引料金だが8人は正規料金だと修道士さんが何度も説明するのだが、分からないらしいのだ。
やっと納得したかと思うと、今度は計算ができなくて2人でお札を出したり引っ込めたりしながら計算している。
夫「係員は手際が良いのに、こういうのがいるから窓口が混むんだよな。ガイドだったら計算機くらい持ってろよ。」
やっと納得したガイドさんは、お金をしまって、隠しポケット付きのチャンピオンベルトのような派手なベルトを腰に締めたのでした。


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高級スーパーと普通のスーパー

グラーベン通りとコールマルクト通りがぶつかったところにある高級スーパー・ユリウスマインドルへ行く。
インフォメーションセンターの方に、お土産でチョコレートを買うならスーパーで買ったほうが安いと教えてもらったからだ。
本当に、何から何までありがとうございます。家用に、ザルツブルクのハーブ入り岩塩も欲しいし。
門構えからしてゴージャス、スーパーだとわかっていなかったらうっかり入れないような感じ。

1階左側のお土産品コーナーのような所で、夫が会社用にシシーチョコレート詰め合わせを購入。
このコーナーの中央の島の目立つ所に、何故かカスガイのグリーン豆?が置いてあった。売れ筋なのか?
1階では他に、おいしいのでライバルスーパーにまで置かれているというユリウスマインドル印のコーヒー豆を家用に購入。
レジは普通のスーパーと同じだった。レジ係は椅子に座り、お客がベルトコンベアーに自分の買物商品を乗せると係りの前に移動。バーコードを読ませて会計をする。他のスーパーと違ったところは”袋に入れてくれた”こと。

2階へ上がると、日本人女性の名前がブランドの中国茶コーナー、お惣菜コーナー、調味料コーナーなどがある。
リケンのわかめスープもしょうゆも売っている。外食がうっとうしい時は、ここでお惣菜など買って帰ってホテルで食べてもかなり充実しそうだ。
夫がトイレを借用したのだが、日本の百貨店にも無いくらい綺麗だったと感動して帰ってきた。
さて、ザルツブルクのハーブ入り岩塩を買いたいのだが、また何が書いてあるのが分からず途方にくれる。
そのうち、SALZが塩だと気づくが、岩塩は?ハーブは?
「Kristall salz」くりすたる?雪山の絵が書いてあるわ、きっとこれが岩塩に違いない。
英語表記がないか箱を見回す。「LIFE NEEDS SALT」。そんなこと分かってます。
結局、外から見て塩粒が大きく、緑のものが入っているものを購入。
箱物は量が多くて安いのだが、中身がわからないので断念。

ホテルへの帰り道、普通のスーパー(名前失念)に寄り、食料を調達してホテルの部屋で昼食をとる事にする。
スーパーの買物カートは空港のカート同様、硬貨を入れて使用し返却後にお金が戻るタイプだ。
パン、サラダ、デザートのほか、ウィーンに来てからやってみたかったオレンジ丸絞りジュース製造機でジュースを購入。こちらは袋が有料なので、先ほどのユリウスマインドルの袋に入れてしまう。サラダコーナーに置いてあったプラスチックのフォーク・スプーンセットを籠に入れてあったのだが、何とこれも有料だった。
ホテルの部屋の出窓コーナーでの昼食は、日当たりもよくてとても気持ちがよかった。



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地底湖とおばさん軍団

14:00、ミキツーリスト前を出発。10人足らずの一行だ。
ガイドさんは優しくて上品そうな日本人女性。今度は本当の日本だ。
地底湖ゼーグロッテへ向かう。私が日本で見てきた資料では、ウィーンの森観光で地底湖まで行くのは英語ガイドのみとあったのだが、日本語のツアーがあってよかった。マイヤーリンクは重要ポイントだが、あれだけでは少々寂しい。


洞窟の断面図

昔、石膏の採掘場だった所で、ナチスの戦闘機の秘密工場だったこともあるらしく、夫は興味シンシンだ。
ハイライトは地底湖のボート遊覧だが、ボートというのか”四角い箱”にぎゅうぎゅう詰めに乗せられ、ゆっくり地底湖を回る。私達の後ろから、別の日本人団体ーおばさん軍団が迫っていた。
私達が四角い箱に乗せられていた時、おばさん軍団はガイドさんから船渡しさんへのチップの説明を受けていたのだが、このガイドさんは関西系の方らしくとても面白かった。
私達のガイドさんは「チップをあげる方は50セントほどで。強制ではありませんので」
あちらのガイドさん「チップは金色のね、2トンカラー(1ユーロ〜)はあげ過ぎ、10円と同じ色の(5セント以下)は少な過ぎですよ!」
洞窟内は薄暗いし、おばさん達にもよくわかる大変適切な説明だったと思います。

洞窟の次は、ケーキタイム。
シューベルトが「菩提樹」を作曲したという通説のあるヘルドリッヒスミューレHoldrichsmuhleという小さなホテルへ。
これがそうだという菩提樹の木の前にシューベルト人形が置いてあって、隣に座って写真を取れるようになっている。
昔行った道後温泉の夏目漱石人形を思い出した。どこも同じだな。
シューベルトトルテを注文したが、とてもおいしかった。シルクのカイザートルテより私はこちらのほうが好きだ。
おばさんたちが追いつく。私達の隣に座った3人組が、ケーキの注文でもめる。やり手ガイドがケーキの特徴を説明するのだが、決められないのだ。
ガ「3種類たのんで分けたらどうですか?」イライラしている様子
お「でもねぇ〜、1/3じゃ少ないわよね。1種類半分は食べたいわよね。」
ガ「3種類2個ずつたのんだらどうですか?」
お「でもねぇ〜、2個は食べられないわよね〜。もったいないし」
ガ「どうしますか?」
お「それで、どれがおいしいの?」堂々巡りだ・・・がんばれガイドさん


旗の右側にあるのが、菩提樹
手前に木のしだれ具合が、なんとも油絵的です。


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マイヤーリンク

お待ちかねのマイヤーリンクへ。
きれいな小川が流れるのどかな景色の中、ポツンと修道院が建っている。
寂しい所だ。夜など、明かりもなく真っ暗だろう。
100年前はもっと寂しく、交通の便が悪い”森の中”であったろう。こんな所で亡くなったのか。


小さな修道院なので1団体ずつしか入れず、混む時は何台も観光バスが並んで待たなくてはならないそうだ。
私達が着いた時は他の団体はおらず、ガイドさんがインターホンのようなものを押して係りの人を呼び、入れてもらった。
小さな修道院で、見る所は祭壇と、エリザベートを模したという嘆きの聖母像と、ルドルフ達の写真だけだ。
ガイドさんはたくさん説明してくれる。こんな所でこれだけたくさん説明があるのだから、王宮やシェーンブルンでガイドして貰っていたら、さぞや沢山の説明が受けられたことだろう。
嘆きのフランツ君の写真が涙を誘った。ルドルフが亡くなった時の写真ではないが、この場所にピッタリだ。「全てが私の上に降りかかる」というフランツ君の言葉を思い出した。

洞窟・菩提樹ホテル・ハイリゲンクロイツ修道院・マイヤーリンクと、点在している観光ポイントを手際よく回り、6時にはオペラ座横に帰ってこれた。こちら方面の観光は、こういうツアーを利用したほうが無駄に時間を使わなくて済む。
現地ツアーに参加して良かったと思った。

→翌日 4月15日(木)へ


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