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ウィーン版ミュージカルエリザベート
 観劇記−東宝版5月2 

 

2004/5/27(木) 18:15 帝国劇場 1階席 2列目

3月から続いたエリザベート今シーズン、最終観劇日でございます。
席は、またもや右側。あ〜あ
橋のそばだったので、ルキーニ君は間近に見られました。頭部大きい〜、山口閣下も近くで見たら頭部大きいのかな?近くで見たいような見たくないような・・・
右側の席はあまりよくないのだけれど、最後のシーンでエリザベートが右側の橋に出てくるので、そこだけよかった。
近かったので足元がよく見えたのですが、裸足(靴履いてない)でした。
あのシーンは裸足ですよね―、ウィーンの黒ブーツはいただけません。喪服と一緒にブーツも脱げばいいのに。

石川フランツはいい声で、大変熱演ですね。好印象。
「信念を破ろう〜」の前に登場するところ、思いつめ過ぎた顔で恐いです。
あの時刃物でも持っていようものなら、誰か刺しそうな目付き。トートがヤスリ渡しちゃったら1幕目でエンド?
安心して見ていられる方なので、鈴木フランツで無かった怒りが左程こみ上げずにすみました。ありがとう。
髪型は、”床屋に行ったばかりのおじさん”的カツラで、是非ウィーンのフランツ君の髪形を参考にして欲しいです。
フランツ度が増しますよ!まだ地方公演があるのですし。

それにしても、自分で浮気しておいて母親の所為にするのはよくありませんねぇ、フランツ君
ゾフィーが可愛そうになってしまった。登場人物の中で、一番まともに見えてきます。
周囲を見渡すと、ゾフィー世代の奥様方(=嫁に息子を取られていそうな年代)が結構多いようですが、どういう思いで見ていらっしゃるのでしょうか?
まさか自分がエリザベートのつもり・・・いや、そういうこともありますよね。 f( ̄ー ̄;)
嫁だった事もあるわけだし、エリザベートの最後は結構な年だし。
(入れ歯だったなんて・・・。トートとのキスシーンは入れ歯だったということ? イヤーッッ
 エリザベートが入れ歯だったら、トートがヒゲでもいいわね。)
すみません、話が逸れてしまいました。
ゾフィーの立場中心に見ていたら、もどかしくて腹立たしくて、「ほーら、やっぱり滅びたじゃないのっ!」と叫びたくならないだろうか?
逆に、思慮深い母親の言う事を聞かず、バカな妻の言いなりになっているとこうなるのよーという痛快話なのか?
是非、ゾフィー世代の奥様方に、エリザベートの魅力をうかがってみたいものです。
日本では、この世代の女性の団体客が多い事からも、エリザベートが一路さんで良かったのだろう。
マヤさんだったら「調子に乗ってんじゃないわよ!マヤさんはハスキー犬に似てると思う がっ!」ってなりそうだけど、一路さんなら「本当は良い子なのよ〜、あなた(フランツ)しっかりしなさいよ!」と思ってくれそう。
いや奥様方、何も考えてなくて、色気ムンムントート閣下が目当てだったりして・・・きゃ〜
(宗方閣下は拝見した事ないのですが、色気度はどんなもんなのですか?私は色気目当てじゃありませんけど。

ゾフィーは「この手だけで育てたわ〜皇帝陛下と呼ばれるまで〜」(すみません違ってるかもしれません、こんな意味でしたよね)としみじみするくせに、ルドルフは実母には育てさせないのね。

帝劇4回目にして、オーケストラの音がとても美しく聞こえました。
4回の中で、席が一番近かったからでしょうか?振動が伝わってくるし。
宝塚では、時々「ぷぴーっ」となったりして、オーケストラが悪目立ちする事があるので、私がオーケストラに望むものは「変に気を逸らさせないでくれれば」という非常に地味な事なのですが、今回は良い方に耳を持っていってくれました。
山口閣下のソロは、エコーかかりまくりでしたが、前からそうでした?
別世界の雰囲気でいい感じですが、ほぼ2回公演毎日のエリザベート様はエコー無しで、交代制のトート閣下がエコーでは、一路さんお気の毒です。主役って大変ですね。
そういえば、最近は宝塚もエコー頼りのような気がする。

ミルクのシーンの終わり方
ウィーン版は、市民全員が舞台中央前にかたまり、エリザベートへの憎しみで”団結したぞー”という感じで終わるが、帝劇の市民は舞台全体に散らばっていて、怒ってはいるが団結感はない。
平土間の最前列で見た時、凄い迫力で印象深かったので気にして見ていたのだが、薄まってしまった様に感じた。

今回の最大の収穫
ルドルフの棺の前で、エリザベートを拒絶するトート閣下
今まで、雪組バージョンでも前回の帝劇でもウィーン版でも、なにか「とってつけたような」拒絶に見えて、しっくりこないシーンだった。
それまで散々、「ゆこ〜ぉよ〜2人でぇ〜」だの「待っていたっっっ!」だのゴリゴリに積極的だったのに、なぜ急に拒絶?ルドルフが死にたそうにした時は、あんなに嬉しそうだったのに。
宝塚版では、「死は逃げ場ではない」というセリフと「愛と死の輪舞」が説明的に入るので、まだいいのだが、帝劇の「とってつけた」感は拭い去れず、「エリザベートはここでは死なないのだから、拒絶しないとね」と思うしかなかった。
それが・・・
今回の山口閣下のお芝居はとても自然で(⇔とってつけた)、「まだ、俺の望んだ状態じゃないんだ」という苛立ちが、違和感なく受け入れられました。不思議〜
お歌は3月の2回目が絶好調でしたが、演技は今日が一番良かったみたいです。



一路真輝コンサート DIVA2004

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