エイズ予防教育
現在、アフリカにおける最も深刻な問題。
それはエイズの蔓延です。
ガーナは他のアフリカ各国に比べてエイズ患者が少ないと言われています。
しかし、ストリートチルドレン、学校に行っていない子供達が幼くして妊娠したり、エイズに感染するケースが非常に多いため、早急な対策が不可欠です。
私たちは、2001年から政府にエイズ教育のための、資金援助を申請していました。
そしてついに、2002年8月26日、政府の支援を受けた「エイズ教育プログラム」が開始することができました。
私たちの他にも、多くのNGO団体が同様の支援を受けてプログラムを開始し、ガーナからエイズを撲滅するための大きな一歩となりました。
私たちは、任された地域をくまなく回り、セミナーを6ヶ月にわたってしていく予定です。
しかし、1ヶ月に6〜7カ所の地域を回り、さらに参加者を集めることや、その渉外、資料の準備、講師や現地スタッフの確保など、とても大変ですが、エイズ撲滅のために日々がんばっております。
政府からの支援は、詳細なレポートと会計を政府に報告することによって順次予算が下りてくるシステムになっており、総額で12500$の支援を受けられる予定です。
政府ではまだコンドームの推奨を行っていますが、UNDPでもコンドーム教育の欠点を指摘しているため、私たちは純潔教育に重点をおいています。
首都アクラ周辺のガ地区、アマサマム地域で2002年8月26日、第1回のエイズ教育セミナーを行いました。
レクチャーの様子
セミナーでは、教育関係者、厚生関係者、教師、NGO関係者など、約70名が参加して下さいました。
まずレクチャーに先立ち行われたプロの劇団の演劇―エイズに感染した2つの家庭と周辺の人々の悲劇をわかりやすく演じた物―は、現地の方に印象的に映ったようです。
レクチャーでは、世界各地で用いられているIIFWPの教材「Living AIDS Free: A Zero Transmission Lifestyle」を使いました。
参加者全員でのPure Love Pledge
レクチャーを昼食をはさんで約2時間程度行い、その後、エイズへの意識を高める事を目的とした演劇を行い、質疑応答、Pure Love Pledge、エイズ防止Tシャツ、Bookmaker、修了証の授与で一日のセミナーを締めくくりました。
修了証の授与
第一回エイズ教育セミナーに続き、8月28日(アボコビ地域)8月30日(ウェジャ地域)でもセミナーを開催しました。
1995年ごろから、学校(インターナショナルスクール、警察学校、消防スクール、洋裁学校)や団体に対し、エイズ予防のレクチャーやビデオ上映を各地で行ってきました。
1995年エイズ予防セミナー
また、劇を通してエイズ予防の内容を訴えると理解しやすいのではないかと考え、シナリオを考えて劇団に依頼し、上演できるようにガーナで準備を進めて居ります。
小学生に対してもアクラ、ニマ地区のヒルサイドスクールで折り紙指導をしながらモラル教育をしてきました。
小学生へのエイズ予防教育
エイズの蔓延を防ぐため、今後もこのようなエイズ予防教育プログラムを継続してゆこうと考えています。