刺激の方法 成功、失敗・・!
クモ膜下出血を発症すると、 部位や出血量で 個人差がありますが
だいたいにおいて 意識レベルの低下 がおこります。
医学的に言うと、処置が終わって約3ヵ月ほどで症状固定と判断されるようです。
文字通り介錯すると3ヵ月たった所で、意識が回復しなければもう、戻らないだろう。ということです。
脳卒中全般に置いては、脳の細胞が破壊(死滅)されるわけですから
リハビリをしたところで完全に元には戻れないという説明がされています。
リハビリの目的は、あくまで、少しでもいい状態に持っていく。という事になります。
でも、人間には治癒力が備わっており、死んでしまった細胞を周辺脳が助けようと頑張ります。
その周辺脳の活躍をバックアップする為に、早いうちにできる限りの刺激を
与えていくのが、我々家族がしなければいけない最大の使命です。
周辺脳がどこまで助けられるいうになるかは解りませんが
一定の期間で、ある程度MAXに達して安定してしまうらしいです。
その期間のうちに少しでも脳を動かす刺激を与えていきましょう!
外科的な処置を終えても、思うように意識の回復がない場合
家族は慌て、苦しみ、朝も夜もあったもんではありません。
意識が無い人間に、何を言っても無駄だなどと思わず
とにかく話し掛け、音楽をきかせ、体に触れ 刺激を与えつづけましょう!
私たちがここまで色々TRYしてきた 刺激方法の数々です。
全く目を覚まさない時期
●永遠に話す●
全く意識がない時から、私は耳元で 色んな話をずっとしていました。
これは、目を開けさせるというよりは、潜在意識に呼びかけようと思ってやってました。
職業的にも、話しつづけることは際限なくできますので DJだ!と思い込みながら
やってました。
必ず、その日の月日、曜日、天気、ニュースなどを言います。
もっと言えば、どこどこのマンションが工事してた。とか、本人が知ってる
場所や人の話し・・・ご近所ニュース!を必ずしています。
話の中には、mamaの興味のありそうなことを中心に知ってる場所、名前などを
織り込んでいました。 縛睡してるように見えても 30分くらい続けた所で
眉毛が動いた瞬間がありました。 その時は 「麻雀」の話をしてました。
夢の中でテンパったのでしょうか????
決して無駄ではないので、潜在意識に話し掛けましょう!
これと同じ発想でCDやラジオをかけておくのも良いです。
本人が好きな曲はもちろんですが、mamaは
三味線や鳥の声などの効果音に近い不思議なCDに反応してました。
また 食事ができない場合は久しく無臭な病室で何の香りも嗅ぐことなく
過ごしてしまします。 そこでハーブなどの香り刺激も試みてみました。
効果の程はわからないけど、リラックス出来てるかも・・。
●マッサージ●
これはマッサージのコーナーに詳しく書いてあります!
目を開けさせる刺激
あくまでも 状態に合わせてまた、医師に相談して ご判断ください。
目をつぶっていても 眠っているとは限りません。
起きている状態でもなかなか目を開けないようにして
自分の楽な方に逃げているようです。
かすかなまぶたの反応から、眠っているのか起きているのか判断が出来、
起きてるようなら残酷なようですが痛みを少し与えて起すようにしました。
目が開いてれば、視覚からの刺激が与えられ、効果的です。
意識レベル(バイタルサイン)を医師が見るときも痛み反応を目安にしています。
意識の低い時でも、人間は 痛みへの反応に対してのみは
感じる事ができる可能性があるようです。
目が開くと同時に、意識がついてくる始りとして大きなきっかけになります。
躊躇しないで、叩いたり揺すったり(くれぐれも度は超さないでね・・)しましょう。
●揺する 叩く●
最初の手術が終わって3日ほどしてから何時行っても目を閉じている。
そんな状態が続く中、私たちは 肩や手をぴしゃぴしゃ叩いて目を開けさせました。
医師からも、どんどんしてください。と言われていましたので、結構 叩きましたよ!
手や足や肩など叩いても目覚めない時は 足の指を曲げたり
(普通なら 痛きも♪ な感じ)指を反らしたりで 結構開眼成功しました!
あと、痛みがないような場合は 万歳の姿勢も結構効きましたよ。
●寝返り●
看護婦さんが定期的に体位の向きを変えてくれます。
これは かなりの確立で目を開けました。
ただし頻繁には出来ないし、下手に動かせないので 自分ではやりませんでした。
看護婦さんが来た時、チャンス。 その時に 目をつぶらないように
手を触ったりして刺激をあたえ、起しつづけました。
●顔を拭く●
看護婦さんが顔を拭いてくださるおしぼりの温度を覚え、同じくらいにして
時々瞼に乗せてみました。
これは3回に一回くらいは目を開けました。
ついでに顔を拭いてあげればきれいになるし、目の疲れにもいいかも。
●瞼を無理やり●
これは、看護婦さんがやっていて 最初は その勇気に感動して
叩く以外にもこの方法があった!ときづきました。
これは、そのまま、瞼をむりやり こじあけるのです。
すごく眠い時にはまたすぐ閉じてしまいますが 起きてる状態なら
それをきっかけに そのまま開いてくれます。
最初、半目や白目になるのにビビっていましたが 効果大なので
結構使いました。
言うまでもないですが・・手は・・・清潔にしてから行ってください。
●大きな音●
耳元で「わ!」とか「おーい」とか「アイーン」など
結構大きな音で叫んでもほとんど反応しませんでした。
ただの近所迷惑だったかも。
耳が聞こえないのか・・。と思っていましたが、頻繁に目が開くようになってからは
音のする方を見たり、 質問に反応したりする所から見ると 聞こえていたよう。
しかし、意識が混沌としている時は大きな音はあまり意味がないように感じました。
音で起すより、 接触刺激が効果的。
耳元で あややを歌っていたとき、隣の病室のご家族の方が 覗きにこられ
恥ずかしかったです・・。
一人でノリノリな人。 と思われたと思います。(汗)
●ふ〜●
耳や顔にふ〜と息を掛けてみましたが余り効果がありませんでした。失敗。(苦笑)
目が開いたら
●話し掛ける●
これは、基本だと思います。 もちろん、 リアクションを誘発するために。
そこで、一生懸命話し掛ける際、なんでも良い訳ではないというの理解していこう!
リアクションを誘発する為だけを言えば
まず、名前を呼び続ける。 という 誤解
これでは 聞こえたとしても 名前ばかり何度も何度も呼ばれても
そうそう返事のしようがない。
同じような状況で 言いがちなのが 「わかる?わかる?」の繰り返しや
「頑張って」などなど中途半端な質問や呼びかけ。
わかる?と聞く場合には「ココがどこだかわかる?」「私は誰だかわかる?」と具体的に。
それよりも、 「暑い?」「痛い?」「お腹すいた?」や
「下のお名前は?」など
YESかNOか、はたまた答えを探す必要のある質問をした方がはるかに効率的でした。
それから、なるべく 大きな声で ゆっくり、 大きな口で 話し掛けるのがこつです。
「バイバイ」なども 「バ・イ・バ・イ」とはっきり言うと 復唱らしき口の動きをしています。
●動き●
目線が動くものについてくるように訓練。
まず、こちらから視界に入り、ゆっくり 左右に動く。 目線が少しでもついてくれば
次のステップに進める大きなきっかけになる!
このとき、距離やスピードに注意してください。
あまり近いと 認識できないようです。 だいたい 1mくらい離れた方がいいです。
「見やすいように」と30cmくらいの所に物を近づけると 意味わかんないようでした。
視線が追うようであれば ベッドの反対側まで物を動かしていきます。
視線が真上(天井)にある場合、 そこに入るにはベッドに乗るしかない・・。
私は乗りました。 (病院関係者の皆様ごめんなさい)
乗ってまたぐ形になりましたが視界に無理やり入りました。
その姿をまた隣のご家族に目撃されました・・・。
めちゃ怪しまれた地思います。 が、どう思われようとやったもん勝ち!
それから、踊りを見せるのも興味を示して結構効果あり。
(って事は・・・もちろんやりました。 へなちょこ踊り。)
●百面相●
丁度いい視覚に入った時、百面相をしてみました。
笑った顔、怒った顔。泣いた顔、変な顔、猪木の顔。
時々つられて同じような顔になっていました。(笑)
勇気がある人は是非!!
●電気●
備え付けの備品を利用しよう! ライトを頭の上で つけたり消したり。
まぶしそうな顔をしたら 「じゃあ消します」といって消す。
明暗の刺激。 瞳孔を動かす訓練にもなります。
●写真や雑誌を見せる●
焦点が合うようになったら 白い病室に壁以外の色んなものを見せる。
まずは、家族の写真。
大きめに引き伸ばされたものがあればベスト。
特に、本人が 良く写ってるやつがあれば見えやすい位置に張ってしまいます。
「これが、mamaこれはお父さん、これは中華食べてる時だね」など
説明しながら。
mamaは一生懸命見ていました。
余談的な考えですが・・・
これは、本人の意識にも意味がありますが元気な姿の写真がそこにあれば
病室を訪れる看護婦さんや医師の目にも止まり
「ここまで戻してあげたい」という目標として意識してくれるかもしれません。
mamaの場合は、その病院で働いていましたので
皆さん元気な頃の母を知ってくれています。
しかし、大体の場合は 元気な頃の患者さんの事は知る余地もありませんので
写真を見ることで 心に訴えかけられるかもしれません。
姑息な手段でも、家族にできることはなんでもしましょー!
雑誌は、大きな写真のあるもの。 料理などが効果的でした。
どんどんページをめくらず、 しばらく見せておくと
しばらくしてから、眉毛を動かしたり 微笑んだりと 反応が出てくることもあります。
他、カタログや 綺麗な写真が載ってるものはなんでもTRY!
●何でも触らせる持たせる●
やわらかいもの(ぬいぐるみなど)から固いもの(ムース缶など)
細いものから冷たいおしぼりまで、触感の違うものを
握れるようなら何でも握らせましょう。
脳への刺激としては、視界の中で持ってる認識が一番良いので
手が上がれば、補佐してあげて持ってる手を見せるようにします。
mamamは握る力があるのいで、握らされたムース缶などを
見える位置に持っていってあげると自発的にクルクル回して見ていました。
他、携帯電話やお金などなじみの深いみのも良いです。
●家族以外からの刺激●
家族同然に付き合っている大切な友達など、 家族より気を使う人
に声を掛けてもらうと意外と反応します。潜在的に気を使っているのでしょうか。
家族の努力や苦労は他人様の一声で抜かされ、嬉しいやら 悲しいやら。
まとめ
mamaの場合は ある日突然 うなづいた所からリアクションが出てきました。
うなづいたきっかけは
上に書いたようなことを一生懸命やってきたにも関わらず 意外と簡単でした。
看護婦さんが問いかけてくれた 「あれ?0型でした?」でした。
タイミングと体調など色々総合的なものなのだと思います。
その前日まで、目が開いているだけでした。
発病から70日が経過していました。
何度も諦めかけましたが、信じてやり続けました。
そのなかで、自分も楽しみながらできるように模索しながら・・・。
家族はマイナスな意識では絶対にダメです。
命が助かったのには、必ず生きる意味があるはずです。
絶望感に負けないで、少しでも楽しみなを見つけながら少しづつ進んで行こう!
病院に行かなきゃ!では限界が来ます。
病院の近くの楽しいお店を見つけて帰りに寄ったり、
帰りに友達の所に行ったりと自分の為の息抜きの目的もついでに持っていれば
また違う感覚になれます。
病院へ行かないで遊んでいたらバチがあたる・・。的な考え方は間違っています。
あなたの倒れた大切なご家族は、あなたが楽しむのを嫌がる人でしたか?
少なくても私のmamaは自分も遊ぶ事が大好きで
私を自由に生きる人間に育ててくれました。
そんなmamaの気持ち。
きっと今、話したら「いいわよ、毎日来なくて。かえってうるさいし。」くらい
言うと思います。
家族で効率よく順番で病院お休みの日。取るようにしています。
決して無理しないでいきましょう!無理する事は 私たち家族が 病気に負ける事です。
皆さんも良い、刺激方法などあったら体験談など是非お聞かせください!
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