N9BQ方式のエレキー製作

巷には各種のエレキー回路があります。大部分はキット化されている事は周知の通りです。
このたびFT-101ZDを改造無しでフルブレークイン化した時は部品状態だったサーキットハウス社のN9BQ方式のキットを急遽組み立てて使いました。

回路図を見るとQST誌1982年6月号P26〜P27に掲載されたものと全く同じものです。

そこで 最近になって、前にWW方式で組んだ(WB4VVF考案の)エレキーセットが不調動作し始めたのを機に改造変更する事にしました。
回路をどうするか迷った末に世間に流通しているマイコン方式のキットはやめて単純なロジック回路方式のN9BQ方式を採用しました。
マイコン方式でキット化されたものでも単純ロジック方式でも回路が簡単で部品点数が少ないので組んで誤配線がなければ即動するのでどれを使っても同じです。

今回組んだのはエレキー本体だけでなく付属回路を色々付加したかったので万能基板に半田付け配線で製作しました。次の写真の通りです。
N9BQ方式エレキー基板の部品面です。

ご覧の様に取りあえずエレキー回路としてCMOS IC 4011 3個、 4001 1個、 4027 2個で構成の回路です。
勿論 スクイーズ操作が可能で、機能は極く標準的です。

各ICの主な機能は下記の通りです。
左上が符号メモリー、その右がクロックゼネレーター、左下がシーケンス制御
その右がコントロールゲート、5番のICがカウンターで右下がトーンゼネレータです。

尚 基板は部品面が全面アースとなっています。
配線面の様子です。

線材が優秀で半田付け後のリード線の崩れは有りません。固定が不要の意味。

当初 動作確認にオシロを使いました。これは間違いだった様で誤動作を疑いました。
急遽 トーンゼネレーター回路(IC6)を付加して聴感に頼って動作確認する始末です。

パドルの操作で一個だけの短点が二個送出している様に錯覚していたのです。

結局 誤配線は無く 組み立て終了で即動でした。

後は 遅延回路やリレードライバー等を組み込んでケース入りとなります。
総合組み立て中の様子です。(081101)

前にWW方式で組んだ別のタイプのエレキー基板の動作がおかしいのでこれを換装しました。

右端のトグルスイッチは連続で短点か長点を送出する為のもの、中点でパドル操作用としました。

背面にはエレキー出力としてオープンコレクター出力と切り替え接点のリレーの出力を出しています。
又 ディッターとして動作させる為の高速リレーをも設けてあります。

ツマミは左から、トーンピッチ、速度調節、トーン音量調節、ウエイト調節です。
その為、右下のICでウェイトコントロールとトーンゼネレーターに回路変更しました。


尚、前に組んだエレキーとはWB4VVF考案のものでしたが、クロックゼネレーターの立ち上がり動作に不具合が生じ始めました。
本件に関してはWEB上で改良方法の記載がありましたが面倒なのでやめて、N9BQ方式に変更した訳です。
トランジスター回路をやめてN9BQ方式の様なロジック回路の方が良いかも知れません。