その二十九 動作環境窓95以上推奨



「つまり、貴方は我々を裏切ったという事になりますね」


「あぁそうだ。だからどうした?」


「後方でロクに戦わず、宝を手に入れる時に仲間を傷つけるとは……
 私達は10年間、共に冒険をした仲間だったじゃないですか!」



「あぁ、確かに10年間耐えてオレはお前等と旅をした。
 全てはこの【ゴッドツケモノストーン】を今日、手に入れるためにな」



仲間に裏切られた彼は絶望的な気分になった。

自分と裏切り者の他にいる三人は、既に動いていなかった。




「あぁ。何という事だ。こんな所で、しかもお前にやられるとは……
 私の武運も尽きたという事か」


「何度でも言っていればいいさ。ま、続きは向こうの方でな」


裏切り者は腰にかけた鉄槌を彼に振りかざした。


「うっ!……うぅ……ぅ……
 ……この裏切り者め。私の魔術は、最後の力でお前を……呪って……」



……
二度目の鈍い音がした。



「呪い?それがどうした。オレはこれで美味しい漬け物を作り
 世界を牛耳る王となるのだから……」




――「ゴッドツケモノストーン」
それは太古。神の時代において、大地の神が作り出した伝説の漬け物石。






裏切り者が宝を奪い10年の月日がたった。


彼に一つの異常が起こった。


筋力が少なくなったのだ。


腕力も脚力も……全てが……


一つずつが確かに消えていった。





そして彼はついに「ゴッドツケモノストーン」を持つ力も消え失せた。




全てはそう……10年前にかけられた呪いのせいである。




裏切り者は手をうつ事にした。



しかし全てが駄目だった。どんなに凄腕の魔術師も解けない呪いであり、宝は
他人に持ち上げられようとしない。宝は今、この裏切り者を主としている。



そして三年の月日がたった。




――裏切り者はついに諦めた。石は今、新たなる主を求めている。





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「面白そうだなバード! やってみようぜ!」

「駄目ですフェイ。ネットのお金の遣り取りは危険ですから。
 それに私は缶ジュースを飲んだ方が得だと思いますが?」

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