無責任SS風味競馬予想
れーしんぐハート2006

その76:誕生・月村忍の天敵(謎)


「さてはて。今日からいつも通りだったっけ?」

「そうですね〜。このところ、ズルズルと長くなっちゃって、店長も「原稿全然書いてないや。てへ☆」とか言ってましたけど」

「それは……自業自得なんじゃない?」

 ぴんぽ〜ん

「あれ? お客様ですね……。はいは〜い」

「お届け物で〜っす!」

「お中元だよ〜。お歳暮だったかもしれないよ〜」

「……どっちでも時季外れなんだけど……」

「うぐぅ!? じゃ、じゃあ、引っ越し蕎麦! 中身はたい焼きだけどっ!」

「こっちの中身はイチゴサンデ〜♪」

蕎麦じゃないですよ、両方ともっ! ……というか、たい焼きはともかく、イチゴサンデー、箱に入れて持ってきたんですか?」

「百花屋のテイクアウトだよ〜」

「むむ! それは翠屋二代目チーフウェイトレスへの挑戦状!? 那美、スプーンを持てぇい!」

「はいはい……って、普通付いてますよ、テイクアウト用商品なんですから」

「そりゃそうか。どれどれ……」

「うぐぅ〜。たい焼きは〜?」

「それじゃあ、そちらはお茶と一緒にいただきましょうか。とりあえず中に入ってくださいね〜。今お茶入れますから」

「わ〜い☆ おっじゃまっしま〜す!」

「お邪魔しま〜す」

「(むぐむぐ)……こ、これは……! 桃子さん、これは手強いよ……!」

「……はい、どうぞ。たい焼きなんで、日本茶にしましたけど、良いですか?」

「うぐぅ、たい焼きは何にでも合うから無問題〜♪」

「イチゴサンデーはメッコールと一緒でもおいしいよ〜」

ンなわけあるかぁっ!! って、那美、なんでこの二人招き入れてんの!?」

「いえ、わざわざおみやまで持ってきてもらいましたし……。それで、何の御用ですか?」

「ボクはたいやきの人! お世話になった人なる人にたいやきを配って回る平和の使者!」

「同じくイチゴの人だよ〜。それとも、けろぴーの方がいい?」

「……イチゴの方がなんぼか……。って、それじゃ何しに来たさっぱり分かんないんだけど(汗)。というか名前ぐらい名乗りなさいってば」

「ボクは月宮あゆっ! ホントのところは新生Kanonアニメ放送開始記念っ!」

「水瀬名雪だよ。第一話見て衝撃を受けた店長のお招きされたんだよ〜」

「そんな、メタな(苦笑)」

「あー。そういえばかなりすごい出来らしいじゃないの?」

「うぐぅ! 京アニは1クールなら世界一〜!」

危ない、危ないですよ、その発言っ!(汗)」

「というか、最初からリメイクされるのって珍しいよね〜。……私は、SS出番あるのかな……」

「コミック版見る限りじゃ、難しそうですよね……」

「嫌なことはおいしいものを食べて忘れるんだよ〜。イチゴサンデー、おいしいよ〜」

「……いーんだもん。恭也との愛の結晶抱いて絶対に登場してやるんだから……」

「雫ちゃん、本当に出てきたらびっくりですよね〜」

「ふふふ。オフィシャルヒロインの底力、見せてやるぅッ!!」」

「………………いいなぁ」

「……? なんか言った?」

「ななななんでもありませんよっ!?(汗)」

「ほらほら、那美さん。イチゴサンデー、おいしいよ〜?」

「ううう、ありがとうございます……(泣)」

「……だって、他人事じゃないし……」

「? 名雪さん?」

「今回も、祐一はあゆちゃん選ぶんだろうなぁ……。日本アニメーション版だと、わたし、一番酷い目に遭ったんだよね……(遠い目)」

「ああああ、名雪さん、ほらほら、イチゴサンデーですよっ!?」

「……うにゅ〜。しょっぱい。なんで?(泣)」

「……涙の味?」

忍さんっ! あなたはド外道ですっ!!(泣)」

「なんでそこまで言われなきゃならないのっ! というか、この話の元凶はどーしたの!?」

「うぐうぐ♪ たい焼きはやっぱりあんこだよね♪ クリームは邪道邪道♪」

って、一人でたい焼き全部食うなぁーーーっ!!(スパーーン!!)」

うぐぅーーーーっ!? た、たい焼き落としたーーっ!?

「そっちですか(汗)。……あの、そろそろ埒が明かないので、東京盃の結果行っていいですか?」

「そ……そうだね……。この子の相手、なんか疲れる……」

「うぐぅ? よく分かんないけど、ボク、バカにされてる?」

「あゆちゃん、イチゴサンデー食べる?」

「うぐぅ〜♪ そっちも食べる〜♪」

「……さっきから、あの箱の中からイチゴサンデーが無限に出てきてる気もするんですが……突っ込むとキリが無さそうなので東京盃の結果です。
 先行集団で競馬をしたシーキングザベストが直線で抜け出しますが、それを後ろから末脚を爆発させたリミットレスピットが抜き去り、復活の勝利。
 アグネスジェダイは向こう正面で不利を受けて馬群の中に沈みました

「……那美が呪うからっ!!

だから言ったじゃないですかー。そんなにあっさり決めちゃって良いんですか、って」

「ううう……。何も言い返せない……」

「でも、シーキングザベスト、ここも2着ですか」

「ここは勝ったリミットレスピットを褒めるべきなんだろうけど……シルコレっぷりまでダイヤと被るねー」

「ですねー。別にシーキングザゴールド産駒みんなが勝負弱いって訳じゃないと思うんですけど……」

「ま、ダイヤもなんだかんだで勝てたから、ベストもそのうち勝てるって」

「案外遠く無さそうですけどね、重賞制覇。さて、それでは今週の予想に移りましょうか」

「うん。せっかくだからあんた達も予想……って、うわぁ!?

「うぐうぐ♪ たい焼き〜♪」

「イチゴサンデ〜♪」

あわわわ、イチゴサンデーの空き容器が山のようにっ!?」

「そんでもってあんたはどんだけたい焼き食べてんの!?」

「うぐぅ? いち、にー、…………たくさん!

三つも数えられんのかぁっ!?

「忍さん、忍さん! キャラが壊れすぎですっ!」

「……ふーっ、ふーっ………。とりあえず、せっかく来たんだから、予想してく?」

「うぐぅ! おっまかせ〜☆」

「うん。がんばるよ〜」

「あ、あはは(汗)。えと、それでは予想参ります。今週の重賞は二つ。毎日王冠と京都大賞典ですね。
 まずは東京競馬場の
毎日王冠から。芝1800mのGUで、天皇賞・秋の前哨戦となります」

「マイルと中距離の強豪が集まって、かなりの好メンバーだね。正直難しいんだけど……ここは格から言ってダイワメジャーとダンスインザムードの2頭は外せないね」

「順当なところですね。強力な3歳馬やマイルGT馬なんかもいますけど、そっちは?」

「実はこのレース、3歳勢は芳しくないんだ。それに出走馬もロジック以外はGTでは一息の馬だし。アサクサデンエンは正直怖いけど……ダンスは捕まえられないと思う」

「ということは忍さんはその1点ですか?」

「うん。1番人気っぽいしね」

「じゃあ、続いてゲストの予想ですね。どっちがやりますか?」

「わたしは長距離走の方がいいよ〜」

「うぐぅ。じゃ、ボクだね!」

「ちなみにあゆさん。参考のためにお聞きしますけど……どんなタイプの馬が好みですか?」

逃げ馬っ!

「あゆちゃん、いつも逃げてるよね〜」

「うぐぅ〜、名雪さん、それは誤解だよぉ〜」

「誤解でもなんでもなく、ただの事実じゃない……」

「ともかくっ! 逃げるっていうのは大変なんだよ!? 食い逃げ四段のボクが言うんだから間違いないっ!」

「どこで認定してるの、それ!?」

「で、この中で確固たる逃げ馬といえばメジロマントル!
 逃げ先行馬が有利なこのコース、マントルの単複と、ダイワメジャー、ダンスインザムード、テレグノシス、ロジック、グレイトジャーニーへのワイド流し!
 当たればたい焼き食べ放題な馬券だよっ!」

「意外と攻めますねぇ……(汗)

「だって、ボク、チャレンジャーのサーヴァントだし」

「それはGだよっ!?(汗)」

「こ、これだけツッコミまくってる忍さん、初めて見ました(汗)」

「は、早く次行って……(←憔悴)」

「ええと……それでは京都大賞典。京都・芝2400mで行われるGUです。こちらは中〜長距離の強豪が集いました」

「毎日王冠に比べると、イマイチ張りに欠けるメンバーだよね。それだけに予想も難しいんだけど……」

「うぐぅ? 敗北宣言?」

「キミはちょっと黙ってなさい!
 ……ええと、主軸は不振の春から思い切って休ませて立て直してきたインティライミ。調教の動きも悪くないし、哲−晶ラインもかなり強気。
 ここらでディープに食らいついたダービー2着馬の維持が見たいかな」

「対抗は?」

「安定感でローゼンクロイツかなぁ。同じく堅実に伸びるストラタジェムとアイポッパーの2頭を加えての馬連ボックス」

「あれ? スイープトウショウは外すんですか?」

「うーん。休み明けはよくない馬だし、今回は骨折休養明けでしょ?
 いくら追い切りの時にスムーズに馬場入りしたからと言って……それが好走の証にはならないと思うんだよねー」

「なるほど。微妙に本命サイドからずれているようなので、配当もそこそこ付きそうですね」

「でしょ?」

「では、ゲストの予想を。名雪さん、お願いします」

「…………………………」

「? 名雪さ〜ん?」

「…………………………………………………………」

「名雪さぁ〜〜〜〜んっ!」

「…………………………………ぐぅ」

って、寝るなーーーーーっ!!

「………………うにゅ?」

「あの、名雪さん(汗)、予想を……」

「……うにゅ〜…………けろぴー、どれがいいと思う〜? そっかー、これかー。じゃあ、これで。…………くぅ」

ああああ、寝ないでくださいよっ!?」

「うぐ? 名雪さんの指が、馬柱の一点を差してるよ?」

「……え? 馬番の3? ……って、地方馬ニッシングリン!?」

「けろぴーはそれー……。ねこー、ねこー…………ぐう」

「……文字通り、夢のお告げですね(汗)」

「そんなの当たったら、次回のすたふぃでお茶汲みやってあげるよ」

「また、余所様のサイトを勝手に巻き込むような発言して……(汗)」

「うぐぅ、それならボクはニッシングリンの応援馬券買ってくるよっ! 当たればたい焼き御殿が建つかも〜!」

「とりあえず、これで予想は終わりですけど……」

「……まあ、せっかくお客が来てるから、翠屋にでも行く? 今、イチゴフェアやってるから……」

「イチゴっ!?」

「わあぁっ!? 跳ね起きたぁっ!?」

「たいやきはー?」

「そういえば、晶が個人的にたい焼き焼き器持っていたような気が……」

「うぐぅ☆ それはなーいす!」

「晶ちゃん、なんでそんなものを……」

「前の文化祭で使った奴をもらったとか言ってたよ。んで……」

「いっちご♪ いっちご♪ いっちっごっ♪」

「うぐうぐうぐうぐぅ〜〜〜♪」

「……それじゃ、車でも出そうか(苦笑)」











































「ここで使用しているアイコンはさんとさんのフリー素材です。
 ……忍さん、わたしもご馳走になっていいですか?(にっこり)」

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