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ブエノスアイレスの春(A.ピアソラ)

Revolucionario for Clarinet Quartet (Astor Piazzolla)  

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 アルゼンチン・タンゴの代表的作曲家,ピアソラの名曲をサクソフォーン六重奏に編曲しました。力強いリズム感の上に展開される技巧的でセンチメンタルな楽想が大変に魅力的な作品です。

 オプションのコントラバスを加えることにより,ベースラインの響きやタンゴの雰囲気がより増強することができます。アルトとテナーの2ndパートは,比較的易しめに書かれており,スクール・バンドの下級生などでも大きな困難なく演奏できることでしょう。

 

作品データ
作曲者 A.ピアソラ(Astor Piazzolla)
編曲者 黒川圭一 (Keiichi Kurokawa)
発表年 2006年
編曲初演 山武市立松尾中学校吹奏楽部
演奏時間 約5分15秒
編成 サクソフォーン六重奏
編成詳細 S.Sax.
A.Saxs. 1-2
T.Saxs. 1-2
B.Sax.
Str.Bass (Opt.)
グレード ★★★★
調性 ト短調(原調)
出版社 ブレーン株式会社(販売譜)
参考音源
BOCD-8185
ブレーン・アンサンブル・コレクション Vol.7 
サクソフォーンアンサンブル「イマージュ」
(BOCD-8186)
演奏:ヴィーヴ! サクソフォーン・クヮルテット
●曲目解説
  アストル・ピアソラ(Astor Piazzola, 1921-1992)は,世界で最も有名なタンゴの作曲家でありバンドネオン奏者であるといえるでしょう。ピアソラは幼少期をニューヨークで過ごした影響もあり,古典的なアルゼンチン・タンゴにクラシックやジャズの要素を融合させ,独自の音楽世界を創り上げました。「ブエノスアイレスの春」は,「ブエノスアイレスの四季」と題された4曲からなる連作のうちの1曲で,1969年に作曲・初演されました
 このサクソフォン・アンサンブル用の編曲は,山武市立松尾中学校吹奏楽部の委嘱により編曲したもので,2006年11月19日に同部サクソフォン7重奏(S.Sax. 根本杏里,A.Sax.1 大村雪乃,A.Sax.2 鈴木亜裕美,T.Sax.1 花城涼子,T.Sax.2 小川弥生,B.Sax. 浅野有香,Str.Bass 菱木美里)によって初演されました。
 この編曲は,サクソーフォン六重奏だけで演奏できるように書かれていますが,オプションのコントラバス・パートを加えることにより,ベースラインの響きをより豊かに,またタンゴの雰囲気をより強く表出することができるでしょう。
 演奏にあたっては,ピアソラの音楽世界をしっかりとイメージすることが大変重要といえましょう。ピアソラ自身の演奏による録音も多くが入手可能ですが,初演のコンサート・シリーズ最終期にライヴ録音された「レジーナ劇場のアストル・ピアソラ1970」(BMGジャパン/BVCM-35001)というCDが,熱気あふれる演奏でお勧めです。曲中にしばしば出てくる半音の衝突は,バンドネオンの鋭い響きをイメージして,思い切り良く音をぶつけてください。