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ルーマニアのクリスマスの歌 (B.バルトーク)

Rumanian Christmas Songs, Series I (Béla Bartók)  

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 クリスマス前後に歌われた短いルーマニア民謡10曲が繋げられた楽曲。民族的雰囲気溢れる旋律や美しい和声,変化に富んだ拍子など,素材そのものはシンプルながらも,音楽的に大変味わい深い作品です。
 明るく軽妙な楽想が木管アンサンブルに大変適しています。アンサンブルコンテストにもお薦めの1曲です。

 

作品データ
作曲者 B.バルトーク(Béla Bartók)
編曲者 黒川圭一 (Keiichi Kurokawa)
発表年 2005年
編曲初演 青梅市立第三中学校吹奏楽部
演奏時間 約4分50秒
編成 木管七重奏
編成詳細 Eb Cl.
Cls. 1-2
B.Cl.
A.Sax.
T.Sax.
B.Sax.
グレード ★★★☆☆(3.5)
調性 原調
出版社 ブレーン株式会社(販売譜)
参考音源 なし
●曲目解説
  ハンガリーを代表する作曲家,ベーラ・バルトーク(1881‐ 1945 )は,作曲のみならず東欧圏の民謡の採取・分析においても多大な功績を残しました。この「ルーマニアのクリスマスの歌」第1集は,バルトークが1912〜14年にかけてルーマニアを中心に行った民俗音楽の採集の成果をもとに,1915年に「ルーマニア民族舞曲」や「ソナチネ」とともにピアノ独奏曲として作曲されたものです。
 この木管7重奏の編曲は,青梅市立第三中学校吹奏楽部の委嘱により,2005年11月に編曲したもので,同校木管7重奏(Eb Cl. 松藤万里子,Cl.1 丸山惠子,Cl. 2 松永奈央美,B.Cl. 遠藤友記,A.Sax. 鶴井彩加,T.Sax. 小澤優,B.Sax. 武井夕貴)よって同年のクリスマスの日に初演されました。
 この作品のもととなっているのは,「コリンダ Kolinda」と呼ばれる,クリスマス前後に行われる民間伝承の旋律で、この「ルーマニアのクリスマスの歌」第1集では,短い10曲がアタッカで並べられた形になっています。演奏にあたっては,これら各曲を、自然な流れのなかでバランス良く演奏できるよう十分に研究してください。
 なお,「コリンダ」の習慣や,この曲の歌詞内容などについては,『バルトーク ピアノ作品集』(パップ晶子編/音楽之友社)の解説に詳しいので,原曲の研究も併せて参照されることをお勧めします。