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喜歌劇「こうもり」ファンタジー (J.シュトラウスII世)

"Die Fledermaus" Fantasy (Johann Strauss, II)  

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 数あるオペレッタのなかでも最高峰の作品との評価を不動のものとしている喜歌劇「こうもり」。ヨハン・シュトラウスの軽妙で親しみやすい旋律を金管八重奏のためのメドレーに編曲してみました。
 金管アンサンブルの明るいサウンドにマッチした華やかな部分や,こうもりの「序曲」にも含まれている誰もがしるメロディなど随所に魅せ場がある作品です。アンサンブル・コンテストはもちろんのこと,コンサートでも聴衆を楽しませることができる1曲でしょう。

 

作品データ
作曲者 J.シュトラウスII世(Johann Strauss, II)
編曲者 黒川圭一 (Keiichi Kurokawa)
発表年 2010年
編曲初演 青梅市立泉中学校吹奏楽部
演奏時間 約4分40秒
編成 金管八重奏
編成詳細 Trp.1-3
Hrn.1-2
Trbs.1-2
Tub.
グレード ★★★★
調性
出版社 ブレーンミュージック(販売譜)
参考音源
●曲目解説
  ヨハン・シュトラウスⅡ世(1825‐1899)作曲,喜歌劇「こうもり」は,数あるウィンナ・オペレッタの中でも最高峰とされる作品で,シュトラウスならではの優雅で軽快な楽想が全編にわたって散りばめられています。ストーリーが大晦日の晩の出来事を題材にしているため,特にドイツ語圏の国々の歌劇場では年末恒例の演目となっているといいます。
 この金管八重奏のための喜歌劇「こうもり」ファンタジーは,オペレッタのなかから「間奏曲」(第3幕)〜「行こう,いいか(二重唱)」(第1幕)〜「こうもりのワルツ」(第2幕)〜「6時の鐘」(第2幕)〜「ひとりになるのね」(第1幕)〜「おれだ慌てるな」(第3幕)〜「間奏曲」(第3幕)の各曲をメドレー風に構成したものです。
 メドレー自体は,オペレッタのストーリーから離れて自由に構成したものですが,演奏にあたっては,各場面が歌劇のなかでどのような場面なのか,どのような歌詞内容なのかなどを良く研究してみてください。また,数々の名演奏が容易に入手できる喜歌劇「こうもり」序曲からも,様々な音楽のスタイル,それらを自然に繋ぐ術など多くを得ることができるでしょう。このメドレーでもそれぞれの場面転換をスムーズかつ鮮やかに聴かせて欲しいと思います。
 この編曲は,青梅市立泉中学校吹奏楽部の委嘱により2010年に編曲したもので,同年12月26日に行われた,2010TAMAアンサンブルフェスタにおいて,同校金管8重奏(Trp.1 磯部愛梨,Trp.2 諸井瑠璃,Trp.3 北原日向子,Hrn.1 岩上彩夏,Hrn.2 内野麻耶,Trb.1 杉田愛レイナ,Trb.2 稲葉美咲,Tub. 加藤千捺)によって初演されました。