バレエ音楽「恋は魔術師」より(M.de ファリャ)
Ballet “El amor brujo”
パントマイム
火祭りの踊り |
Pantomima
Danza Ritual del Fuego |
スペインを代表する作曲家ファリャの名曲を,木管八重奏に編曲しました。情熱的で色彩感豊かな楽想が,スペイン情緒を呼び起こす作品です。
技術的に高度なものが求められますが,その分だけ演奏効果も大変高いスコアです。アンサンブル・コンテストなどにも向いているでしょう。サックス・セクションが充実しているチームに特にお薦めの1曲です。
作品データ |
| 作曲者 |
M.de ファリャ(Manuel de Falla) |
| 編曲者 |
黒川圭一 (Keiichi Kurokawa) |
| 発表年 |
2008年 |
| 編曲初演 |
青梅市立第三中学校吹奏楽部 |
| 演奏時間 |
約8分30秒
パントマイム(4:25)
火祭りの踊り(3:55)
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| 編成 |
木管八重奏 |
| 編成詳細 |
Fl.
Cls. 1-2
B.Cl.
S.Sax.
A.Sax.
T.Sax.
B.Sax.
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| グレード |
★★★★☆(4) |
| 調性 |
原調 |
| 出版社 |
ブレーン株式会社(販売譜)
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| 参考音源 |
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●曲目解説
近代スペインを代表する作曲家であるマヌエル・デ・ファリャ(1876〜1946)は,スペインの民族主義的な要素と,印象主義的な書法とを巧みに融合させて,情熱と神秘感とを兼ね備えた曲想を創り上げました。
バレエ音楽「恋は魔術師」は,ファリャの代表的作品のひとつで,作曲者の故郷アンダルシア地方の色彩が大変効果的に取り入れられています。このスコアは,全曲のなかから“パントマイム”“火祭りの踊り”の2つの場面を木管8重奏用に編曲したものです。
“パントマイム”の冒頭に聴かれるファンファーレ風の旋律は,原曲の“序奏”と同じものが使われており,スペインの情熱的な雰囲気が呼び起こされるよう演奏したいところです。続くトランクィロの場面は,8分の7拍子という変拍子ですが,極めて自然な流れのなかで,旋律を優美に聴かせて欲しいと思います。2曲目の“火祭りの踊り”は,オーケストラ・ピースとして単独でもしばしば演奏される大変有名な曲です。この曲では,テンポが前のめりになってしまうと,かえってリズム感が失われてしまうことでしょう。安定したテンポのなかでエネルギッシュな音楽表現ができるようダイナミクスや旋律の表現など研究してみてください。
この編曲は,青梅市立第三中学校吹奏楽部の委嘱により2008年に編曲したもので,同年12月20日に行われた2008TAMAアンサンブルフェスタにおいて,同校木管8重奏(Fl. 金野夏菜美,Cl.1 是枝沙耶,Cl.2 國生真希,B.Cl. 神山美来,S.Sax. 小林知恵美,A.Sax. 三神優理子,T.Sax. 松藤晴子,B.Sax. 菅野蒔記)によって初演されました。