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カルメン・ラプソディー (G.ビゼー)

Carmen Rhapsody for Brass Octet (Georges Bizet)  

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 時代を超えて世界中の音楽ファンに愛されている歌劇「カルメン」の珠玉の名旋律を金管八重奏のためのメドレーに編曲してみました。
 歌劇中の様々なシーンが織り込まれており,劇的かつ高い演奏効果が得られることでしょう。アンサンブル・コンテスト向けに5分以内で演奏も可能なようオプショナル・カットやオプショナル・コーダも楽譜中に指示されています。クラシック愛好家以外にもよく知られたメロディが多く登場するので,コンサートでの演奏もお薦めです。

 

作品データ
作曲者 G.ビゼー(Georges Bizet)
編曲者 黒川圭一 (Keiichi Kurokawa)
発表年 2009年
編曲初演 青梅市立第三中学校吹奏楽部
演奏時間 約6分00秒
編成 金管八重奏
編成詳細 Trp.1-3
Hrn.
Trbs.1-2
Euph.
Tub.
グレード ★★★★
調性
出版社 ブレーン株式会社(販売譜)
参考音源
BOCD-8194

ブレーン・アンサンブル・コレクション Vol15 金管アンサンブル「テルプシコーレ舞曲集」
(BOCD-8194)
演奏:フィットブラス
●曲目解説
 ジョルジュ・ビゼー(1838‐1875)作曲,歌劇「カルメン」は,前編にわたって散りばめられた珠玉の名旋律と,劇的かつ感情移入しやすい秀逸なストーリーとが相俟って“世界で最も人気のあるオペラ”とも称されています。この,金管八重奏のための「カルメン・ラプソディ」は,歌劇のなかから「第1幕への前奏曲」〜「衛兵の交代(子供達の合唱)」(第1幕)〜「闘牛士の歌」(第2幕)〜「お前,俺が好きなら」(第4幕)〜「ジプシーの踊り」(第2幕)の各曲をメドレー風に構成したものです。全部で5分50秒ほどのメドレーですが,アンサンブルコンテストなどにおいては,楽譜中の“Optional Cut”および“Optional Coda”の指定に従うことにより5分以内での演奏も可能です。
 演奏にあたっては,各場面が歌劇のなかでどのような場面なのか,どのような歌詞内容なのかなどを良く研究して欲しいと思います。[B]の「衛兵の交代」の場面で,Trp.2のパートに“Play at the side of the stage”との指示がありますが,これはステージの花道迫りなどで,ベルを客席に対してより直接的な向きで演奏してください。これは,オペラにおけるステージ上(=ソロ・パート)とオーケストラ・ピット(=それ以外の7人)との位置の違いのような立体感を出すことを企図しています。[C]以降でも,ほかの7人と縦の線を合わせることに過度に神経質になる必要はないと思います。また,曲中ところどころブレスが厳しい箇所があると思いますが,声部が重複している奏者で交互にブレスを取るなどの工夫をしてみてください。
 この編曲は,青梅市立第三中学校吹奏楽部の委嘱により2009年に編曲したもので,同年12月26日に行われた,2009TAMAアンサンブルフェスタにおいて,同校金管8重奏(Trp.1 伊藤由理枝,Trp.2 篠原千春,Trp.3 塚本涼花,Hrn. 小原彩夏,Trb.1 柊山結花,Trb.2 岡見優香,Euph. 林未理,Tub. 増田大晃)によって初演されました。