病気・障害の子どものドキュメント

本人

松兼功 あっかんべえ 1996年 労働旬報社 K
著者は出産時の酸素欠乏による脳性麻痺1種1級障害者。養護学校から筑波大学へ進学。思い出と詩。
P194私にものを書かせる原動力
人間の不幸はだれからも必要とされず、どこにも自分の居場所や役割がないこと 
ありのままの自分を愛し、新しい可能性を切り開くためにものを書いてきた
書くことは、生きている実感を手にする「情熱の居場所」

矢島達也 十七歳のエチュード 1981年 竹内書店新社 K
著者は肢帯型筋ジストロフィー。杏林大学病院、読書、宗教等の日記。

小島直子 口からうんこがでるようにしてください 2000年 コモンズ K
著者は1968年生まれ、出生時酸素不足による脳性小児麻痺。北療育園から北養護学校、小学校、日本福祉大学に。

坪倉優介 ぼくらはみんな生きている−18歳ですべての記憶を失くした青年の手記− 2001年 幻冬舎
著者は1970年生まれ、89年交通事故で記憶を失う。言葉もほどんど失う

麻生千晶 心のノート 文芸社
闘病記 12歳で死亡

佐藤律子編 種まく子供たち ポプラ社
小児癌で次男を失った佐藤が同じ小児癌で闘病する子どもたちを支援するために作られた本。7名の体験談。
家族
小笠原路子、より子 より子。天使の歌声 小児病棟の奇跡 フジテレビ出版 2002年 K
母親、本人  2歳のより子が腹痛、卵巣腫瘍(小児癌)。手術、スキンヘッドgirlに。ポニーテールで退院。ただ生きていてくれればよかったより子が、ソロシンガーとしてデビュー。


稲川尚子 ママと呼んで!由くん まどか出版 K
母親。1986年生まれの由輝君はクルゾン氏症候群という頭蓋骨の形成異常が見られる難病。母親のノンフィクション。

館合みち子 ぼくすごい 1998年 神奈川中央新聞社
母親。著者の長男真輔君が1994年小学校4年生で交通事故、神奈川県総合リハビリテーションセンター、南林間小学校、神リハかもめ学級、南林間中学校、東海大学病院。1997年死亡、同年「しんちゃんハウス(入浴施設」オープン。

小原瑞穂 ぼく、このままでいいの? 2001年 詳伝社 K
。姉が知的障害の弟の立場になって、実際にあったエピソードを語る。

教師

松本昌介 父母と教師が燃えたとき 1998年 田研出版 K
1960年頃から東京都の養護学校において萌芽した、機能訓練師・寄宿舎寮母・介助員をめぐる、障害児の教育権を保障する運動と教職員の身分確立をめざした闘いの歴史

宮内真治 おくれることの意味−心的おくれへの視座−言叢社 K
養護学校の実践現場から

医師

石川元 隠蔽された障害−マンガ家・山田花子と非言語性LD−岩波書店
精神科医が自殺した山田の心的世界を調べた報告書。

細谷亮太 おにいちゃんがいてよかった 岩崎書店
著者は聖路加国際病院小児科。お兄ちゃんを亡くした妹みなみが主人公

ライター

千田夏光 精薄児の書いたラブレター 1980年 汐文社
東京都墨田区の知的障害児教育のレポート。その歴史的経緯も取材している。

高橋幸春 明日香ちゃん美しく−稀少難病と闘う患者たちの記録− 1982年 桐原書店
レックリングハウセン病。3名のレポートと5名の手記。

宋芳綺 ぼくにはまだ一本の足がある 1999年 麗澤大学出版会 K
周大観、癌で右足切断、3回の手術。9歳6ヶ月で死亡。