エディット・ピアフ 愛の賛歌 監督:オリヴィエ・ダアン
日本の大正初期、フランスの子どもの健康状態を知ることができる場面がある。映画は1918年(大正7年)、パリ、3歳のピアフ少女から始まる。ウィキペディアによるとプアフは「3歳から7歳にかけて彼女は角膜炎で目が見えなかった」とのこと、その様子が描かれている。ピアフの頬は、赤くただれている。それがやがて、目の回りまで赤くはれあがり、目が見えなくなる。医師の診断は「元もと身体が弱く、目に出たのでしょう」とのこと。祖母の元で働く娼婦と共にノルマンディーにあるリジューのテレーズの墓に巡礼を行った後、屋外のデッキチェアーで身体を休めていたピアフが、眼帯を取ると、ニッコリと笑い、目が見えるようになっていた。「屋外のデッキチェアー」で休息、というのは、虚弱児の学校でよく見られる風景と同じである。屋外で、外気の下で、太陽の下で、休息することが、子どもの健康にいい、との当時の考えが映画の一場面に示されているように見ることができた。ピアフの視力が回復した、その最初に見たものは、桜のような花と描かれていた。春の到来も描いていた。
2008.6..15
きみの友だち 廣木隆一監督 日本
交通事故の後遺症の恵美、幼い頃から病弱で学校を休みがちな由香。そんな二人が絆を深めていく。
まひるのほし 佐藤真 日本 1998/ 花子 2001年 佐藤真
知的障害者のアート活動を追う
花はどこへいった 坂田雅子
ベトナム戦争、枯れ葉剤の影響をと見られる奇形児や心身障害児の養護施設、農村の障害児を抱える貧困な家族。障害児に愛情をそそぐ家族
長州ファイブ 五十嵐匠監督 日本 2006年
攘夷の嵐が吹き荒れる幕末期に幕府の禁を破ってイギリスへ命がけの密航を果たし、後に近代日本の幕開けに大きな足跡を残した長州藩の5人の若者、「長州ファイブ」と呼ばれる、伊藤博文、井上馨、井上勝、遠藤謹助、山尾庸三の激動の運命を描く歴史ドラマ。
/後半は山尾が主人公となり、手話を使い、紡績工場で働く聴覚障害者エミリーとの恋を描く。山尾は帰国後「盲唖学校ヲ創立セラレンコトヲ乞ウ」と題する建白書を書く。1915年、日本盲唖協会初代総裁に就任する。障害児教育史の知識として、山尾がイギリスの造船所で働く聴覚障害者が手話を使い、図面を引いたり大工・鍛冶の仕事をしてるのを見て、それが教育によるところが大きい、との見識を持っていた。この造船所を映画では紡績工場の女性に置き換えて描いたものと思われる。白亜の海岸をバックに、山尾とエミリーが手話で会話する場面が美しい。日本の聴覚障害者教育の一つの源流が、映画で再現されている。2008.3.20
タイヨウのうた 小泉徳宏監督 日本 2006年
雨音薫16才。彼女はXP(色素性乾皮症)という難病のため太陽の光にあたることができない。深夜に駅前広場で歌うことが唯一の生きがいの薫は、日の出前にサーフボードを抱えて現れる少年、藤代孝治(塚本高史)に窓越しの恋をしていた。運命は2人を引き寄せるが、薫に残された時間は残りわずか。そんな薫のために、孝治はある約束をする…。 /高校生のせつない恋の物語。障害を16歳少女=薫はどう受け止めたか、最後のシーン、「生きる」と。障害をめぐって、薫と両親の葛藤の場面は車の中。薫を大切に思う孝治は薫に神経症状の障害が生じたことを知る場面で泣いた。薫の友達、両親、歌とギター、恋人、生きる目的。薫の死までを描く。2008.3.20
道 フェデリコ・フェリ−ニ監督 1954年 イタリア 五四年ヴェニス国際映画祭サン・マルコ銀獅子賞
貧しい上に少々足りない娘ジェルソミーナは、オートバイで旅まわりをする曲芸師ザンパノーの助手となって旅に出た。本作は最も感動的なフェリーニ作品として知られ、アカデミー外国語映画賞受賞作。
/ジェルソミーナは浜辺で薪拾いをする長姉、母から頭が弱いと言われ口減らしとしてとして旅芸人となる。映画では知的障害を思わせる表現は見受けられず、本人の「料理ができない」と、母・サンパノの「おまえの頭では」といった言葉ぐらい。ジェルソミーナが自分の能力のなさに自信を失っている場面で、「誰にでも世の中に存在する意味がある」と励まされる。そこに障害と生きる姿があった。1回見た感想は、男と女の心の行き違いの映画、純心で少々足りない「女」を設定することで、男は愛に気づくといったところか。気になる場面は、結婚式の盛大な宴会をしている家の奥の暗い部屋のベッドに寝ている少年が出てくる所。その少年の従兄弟たちが、ジェルソミーナの芸を見せて笑わせてあげようとする。小児結核で寝ている少年と、心配し、楽しい経験をさせてやろうとする従兄弟たちの思い。少年の世話をする大人は、大声で近寄ることをしかる。2008.3.8
ハイジ 監督:ポール・マーカス 2005年 イギリス
アルプスの自然の中で、足の不自由なクララが生きる勇気を与えられる。つつましく暮らすペーターの祖母は盲目
/クララが歩くようになる経緯で、アルプスの自然の中での生活がどのように関与しているか見ようと思った。シュピリによる原作が1880年、ヨーロッパの田園教育思潮の広がりより前になるか。映画では、谷に落ちる車いすを追って走るハイジの行方を心配したクララが、ハイジの姿を見ようと思わず立ち上がった、という描き方であった。アルプスでの生活で身体が丈夫になる、という描き方ではなかった。アルプスの自然が美しい、ハイジが可愛い。2008.3.2
奈緒子 古厩智之監督 日本 2008年
幼い頃、喘息の療養で波切島を訪れた奈緒子は、防波堤を走る雄介の姿に魅了される。
トゥヤーの結婚 ワン・チュアンアン監督 2006年 中国
美しいトゥヤーは、中国内モンゴルの北西部の草原で暮らしている。ダイナマイト事故で下半身が麻痺してしまった夫バータル。幼い子供たち。寝たきりの夫を抱える厳しい生活と、重労働は、美しい彼女の体を蝕んでいく…。トゥヤーは、家族への愛から、ひとつの決断をする。生きていくために。夫への愛のために…。
素足のギボン 韓国 パク・クァンヒョン監督 2006年
幼い頃の高熱の後遺症のため知能レベルが8歳児のまま止まった40歳の老青年オム・ギボンと80歳の老母の愛を描く
Ray テイラー・ハックフォード監督
ジョージアの貧しい家庭に生まれたレイは、少年時代に緑内障で視力を失うが「施しは受けず、自分の足で立って生きなさい」という母の教えを胸に、17歳でシアトルのクラブでデビュー。盲目の天才と呼ばれ、レコード会社と契約。ゴスペルとR&Bをミックスさせたソウルミュージックでスーパースターになる…。
/失明した時に母が言った言葉が、レイを救う。障害と生きていく困難において、自分の中に自分を支えてくれる人=母がいることで、幾度も救われる。黒人差別、盲目の闇の恐怖と麻薬、女との関係、トラウマとなる弟の死、夫婦の愛。聴いたことのある曲の背景を描く。寄宿制盲学校へ入学するとき、母は送らず、首に行き先のカードをつるして一人で行かせる。レイは杖を使わずに歩き、自分で靴下の色を選び、麻薬の注射を自分で打つ。点字を読んでピアノを弾く。自分で稼いで、家を幾度も買い換えていく。音楽で友を得て、ビジネスで友を失っていく。2008.2.11
潜水服は蝶の夢を見る ジュリアン・シュナーベル監督 2007年
ELLE編集長のボビーが脳梗塞に、ロック・イン・シンドロームに。言語療法士により、瞬きで文を綴るようになる。最初に綴った言葉は「死」、でもやがて生きる喜びと希望につながる。
トーク・トゥ・ハーペドロ・アルモドバル スペイン
事故で昏睡状態になったダンサー・アリシアと女闘牛士・リディア。アリシアを影ながら愛してしまった看護士・ベニグノとリディアの恋人・マルコは、お互いの境遇に共感し厚い友情を育んでいくが
/昏睡状態、反応がない病者・障害者とどのように関わるか。奇跡を信じて、語りかける。奇跡などおこらなくても語りかける。介護者は何に喜びを感じるのか。仕事として関わること、家族として、恋人として関わること。清潔に、変わりなく、快適に、美しく介護する。自分の喜びを共有する。語りかける。耳の近くに顔を寄せて語りかける。作り話の映画、作った人間が表現したのは愛か、犯罪か。・・・文章にならない。断片的に思いつくだけ。2008.2.3
取るに足らぬ出来事 メキシコ
癌で毛髪を失った息子を励まそうと自らも髪を剃り落とす母親
パッチギ ラブ&ピース 井筒和幸監督 2007年 日本
74年。京都で大暴れしていたアンソンは、病にかかった息子チャンスの治療のために、一家を引き連れ東京に引っ越してきた。息子を助けるために無謀な計画を企てる。
/チャンスの病気は筋ジストロフィーという設定。難病であること、治療費がかかること、治療のためにはアメリカに行かなくてはならない、としている。その治療費のために、叔母さんの芸能界入り、父の危ない仕事というストーリーが展開する。チャンスの筋ジスの病状を描く場面として、手に持った凧が手から離れ落ちてしまい、物を握る力が弱っていく様子がある。しかし、歩行が困難になっていく様子など、もっと象徴的に筋ジスの病状を描いてもいいと思うのだが、それをしていない。あえて、学校に向かって走る姿、自転車に乗る練習の場面を設定しているのだろうか。「大統領の理髪師」にも祈祷により治癒を願う場面があったが、これにもあった。韓国では障害・病気に祈祷で治癒を願う習慣があるのだろうか。また、蛇を殺したことの報いと祖母が泣く場面もあった。因果の考えがあるのだろうか。子の治癒を願い、親が自分の命をもいとわない愛が描かれつつ、韓国と日本の関係の歴史と差別性を描いている。そこに筋ジスが導入されている。2008.1.27
大統領の理髪師 イム・チャンサン監督 韓国 2005年
1960〜70年代の韓国の社会状況を、少年ナガンとその父とを中心に描く。その中で、ナガンが歩行不能となる。父は、祈祷や漢方などいろいろな治療を行う。青年になったナガンは、松葉杖なしで歩きだし、父と一緒に自転車に乗って走る場面んで終わる。歩行不能になることは、ストーリーがとても社会性が強い中で、理髪師の父おと息子の個人性を描くのに役立っている。当時の韓国の運動障害に対する治療の様子が分かる。2007.12.28
いちばんきれいな水 ウスイヒロシ監督 日本 2006年
小学6年生の夏美には、むずかしい病気で11年間眠ったままの姉・愛がいる。
/夏美が1歳の時に姉愛が手術(病名は出てこない)し、その後眠り続ける。夏美はベッドの姉に優しく語りかけ、勉強していい子に育っている。両親が不在時、愛が起きあがって夏美と過ごす中で、愛が楽しい時間の過ごし方を教え、夏美に自分の障害の経緯を知らせる手紙を書く。愛が起きあがったことは、本当なのか、夢の中なのか分からないが、夏美はこの経験によって愛を姉として受け入れて、また姉の障害を受け入れて、勉強以外にも積極的になっていく。愛に対して「こんな人知りません」が、「私には姉がいるの」に変わる。姉の障害や、両親の苦しみを知らないいい子の夏美は姉の障害を受け止めきれず、姉の障害を知り、両親の心の内を知ることで障害の姉を受け入れることができた。また夏美自身も子どもから大人へと成長する。
一番きれいな水とは、愛が手術前に、赤ん坊の夏美を水に沈めて自分の手術が成功するように生け贄にしようとした水のこと。2007.12.16
アイ・ラブ・ユー 監督:大澤豊と米内山明宏 1999
聾者の朝子は、聴者で消防士の夫・隆一と小学三年生の娘の愛と3人で平凡ながら幸せな生活を送っていた。ある日、自分の手話が原因で愛が学校でいじめられていることを知りショックを受ける
/障害の親と子どもの関係、障害の妻と夫の関係、友人・周辺における遺伝による聴覚障害者と後天的な聴覚障害者の結婚、聴覚障害者が普通小中で学んだ経験等々が描かれている。5歳で失聴し、小中学校で学んだ女性が、自分は大人になったら死ぬと思っていた、大人になって手話を使う聴覚障害者に出会って自分の生き方があることに気づいた等語る場面がある。手話劇が登場人物それぞれにとって、とても意味ある活動であることが描かれている。手話による拍手がとても美しかった。一場面疑問をもったところ、難聴が出産によって重度化する、という点。これにより娘が、自分の出産によって母親の聴力を奪ったと悩むのだか、そのようなことがあるのだろうか。2007.12.8
アイ・ラヴ・フレンズ 2001年 こぶしプロダクション 日本
古都京都を舞台に主演忍足亜希子がカメラマンに扮して活躍。心のバリアフリーをひろげる
/忍足が聴覚障害の写真家、寡婦で一人息子を育てる。夫を失った悲しみを救ったのは、過去に苦しむ造園技師の青年。写真の力で青年を励ます。主人公は聴力を失っているが、見る力は鋭く、写真にメッセージを込める力が強い。2007.12.8
アイ・ラブ・ピース 大澤豊監督 2003年 日本
ろう者の女性と片足を失った少女との交流、地雷で手足を失った人々の援助のためにアフガニスタンに向かうろう者のいづみ
AIKI アイキ監督: 天願大介 日本 2002年
ボクシングに打ち込んでいた太一は交通事故で下半身付随となり、心がすさみ果てていくが、車椅子でも可能な合気柔術(AIKI)と出会い、再び人生の喜びを取り戻していく
/障害を受け入れる、それが合気道の相手を受け入れて相手を制することにつなげている。障害の受容には人との出会いがきっかけとしてあり、新しい自分の力に気づくことが必要なのかもしれない。2007.12.8
アラバマ物語 ロバート・マリガン アメリカ 1962
同僚が、障害児が出てくると教えてくれた。500円DVDになっているらしい。見つけたら見よう。
/設定は1932年、田舎町の弁護士をグレゴリー・ペッグが演じる。黒人への差別に立ち向かい、それにより子どもが襲われる。隣家に幽閉されているブーとあだ名される障害者がいる。ブーが子どもを助けてくれる。弁護士の父は、人のことを考える時には、その人の靴を履いて一緒に歩きなさい、と子に語ったという。英語、be in 〜's shoes、〜の立場に立ってみる、とのこと。それからすると、映画「イン ハー シューズ」は、少々ADHD気味の妹、彼女の立場からすると、彼女の場合、といった意味になるのか(?)。2007.12.8
バベル アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督
米国、メキシコ、モロッコ、日本を舞台にした人間模様を通し、コミュニケーションの難しさと人々のきずなを描いた物語。日本では耳が不自由な16歳のチエコが主人公。平塚聾学校のバレー部が、チエコの仲間や試合相手として出演しています.
/平塚聾学校の生徒が見に行ったら、英語と手話には日本語字幕があったが、日本語には字幕がなく、内容を理解できなかった、とのこと。聴覚障害者が見ることに配慮がない。日本語にも字幕をつけることができないものだろうか。2007.2.20
/背景知識としてバベルの塔の神話を知っていて、英語ではバベルに混乱といった意味があるとのこと。人と人が理解し合う難しさを、夫婦、民族、親子、アメリカとメキシコ等々いろんな関係で描く。そこに、東京に住む、父と聾の娘。かなり凝ったストーリーと、数カ国にわたる撮影、そこに東京に住む親子を置き、娘に聴覚障害、聾の設定。音が聞こえない、言葉が聞こえない困難と、それを乗り越える関係を描いているのだが、監督は見る者に考えさせるように作っているので、難しく、訳が分からない、とも思える。想像することで、障害の理解にもつながるし、偏見の助長にもなってしまう。しかし、障害を取り上げたことで、認識の広がりを促したと思う。2007.12.2
マーキュリー・ライジング ハロルド・ベッカー監督 1998年/アメリカ
自閉症児で、パズルを解く才能に優れていたサイモンは、国家安全保障局・NSAが20億ドルをかけて開発したシステム”マーキュリー”の暗号を一目で解いてしまった
ポビーとディガン イギリス、オーストラリア 2005年
病気になった妹のために、自分には見えない妹のイマジナリーフレンドを探す兄のがんばり
/都会のメルボルンからオパール堀りに田舎に転居、妹9歳はなじめない。空想、妄想の友達ポビーとディンガンと遊ぶ。転校・転居による精神的な危機、それがやがて病となる。兄の思いやりにより、地域の人々との融和が生まれ、妹の回復を予感させて終わる。父のオパール堀り、やがて高額な石を掘り当てるという思いも、妹の空想と同じではないか。皆の思い、夢もまた同じで、でもやがてそれが実現していくのではないか。2007.11.26
ジョンQ ニック・カサベテス監督 2002年 アメリカ
心臓移植でしか生きられない息子、保険が適用されない。父親ば病院を占拠し、手術を要求する。
/地上波で放映、拡張性心筋症と思われる息子と父。息子の心臓病自体より、息子を助けようとする父の行動を描く。この映画で知ることができること、@アメリカの保険制度、私的で差別的、A病院の医師と理事会の関係、医師が必要と診断した治療方法であっても、理解がOKしないとできない、Bアメリカの心臓移植のシステム、リストにのせて心臓提供状態のけが人が出ると対応させる。2007.11.16
孔雀 我が家の風景 監督クー・チャンウェイ 2005年
1977年、11年続いた文化大革命が終わった。落下傘部隊の将校に恋した姉、知的障害がある気のいい兄、
小さな町を飛び出した気弱な弟。障害の兄弟をもつ、姉、弟と家族の出来事。ふつうの生活の中に障害者(屋台で稼ぐ)がいる中国を描いている。2007.11.11
さくらんぼ 母の愛 中国・日本 2007
知的障害のある母親と、母を疎む娘の交流をつづる
Dearフランキー イギリス 2004年 ショーナ・オーバック監督
若い母親のリジーが、難聴の息子のフランキーと、新しい町に向かっている。父親の暴力が原因で難聴となったフランキーは9歳。
/夫のから逃れるために引っ越しを繰り返す。息子には、父は船乗りで海の上、と嘘をついて息子と父の手紙のやり取りを続ける母親。母親が父への手紙を受け取り、息子へ父として手紙を書く。父の船としていたACCRA号が寄港することになった。母は一日だけの父親をお金で雇って息子に会わせる。楽しい一日を二人は経験する。
夫から逃れる母親、その息子がなぜ難聴でなくてはならないのか。暴力から逃れる、という理由として難聴という障害が説明的に必要であったのか。寂しく苦しい生活の中での楽しみ、生き甲斐として息子から父への手紙を読みたかった、それは声のない息子から受け取る言葉だったから。
幼児期に難聴となったフランキーは、話す力があっても、自分から言葉を出すことはせず、手話と筆記で話す。しかし、一つの場面だけ自分から声を出した。父役の男と別れる場面で「もどってこないの」と。伝えたい気持ちがある時、そして自分の気持ちを伝えたい時には自ら声を出す。「もどってきてほしい」という意味で、そうきいたのだ。
中国映画に、難聴の息子と母親の物語がある「きれいなお母さん」。働いて補聴器を買って、言葉を教えて小学校に入れようと努力する母親の物語。この「Dearフランキー」では転校する小学校は普通の小学校で、補聴器は当然のこととして持っている。小学校でのいじめと友だちとの関係も織り込んである。独身の母親とその周辺の男性、という描き方で共通の設定が生じている。しかし、その関係はまったく違っている。イギリスは福祉の国とかつて言われた国、という印象だが、パートで働きながら安いチップス(フライドポテトと揚げ魚)を週4回食べていても、でも自分の生き方を選択できる国であるのだな、と思った。2006.10.9
/1年ぶりに見た。二度目のフランキー。今回は障害を気にとめず見た。フランキーの利発さとけなげさ、、母親と父役の二人の男女の関わりが印象に残った。2007.10.14
イン・ザ・プール 三木聡監督 2005年 日本
いい加減な精神科医、そこに強迫神経症等の患者が訪れる
/家のガス栓をしめたか気になる女性、プールで泳ぐことばかり考えて家庭のことをおざなりになるサラリーマン他。医師もまた病んでいる。テーマはどこに?テーマを考えるのではなく、患者と医者の関わりを映画として楽しめばいいのか。2007.10.14
僕はラジオ 2003年 アメリカ マイク・トーリン監督
高校アメフトチームを指導するジョーンズは知的障害の黒人青年の練習の手伝いを頼む
/カーターが大統領だった頃、ジョーンズが指導するアメフトチームの生徒が黒人の知的障害の青年をリンチする。苦悩するジョーンズは生徒との融合をはかる。練習の手伝いから、学校の手伝い、やがてジョーンズは教室で知的障害の青年=通称ラジオに文字を教えるようになる。批判されるジョーンズは、アメフトよりも大切なことがある、としてラジオの教育と学校生活の援助に専念する。ラジオはその高校の名誉卒業生となり、その後30年にわたってアメフトチームの「コーチ」となる。ジョーンズがそこまでするのはなぜか?それがテーマ、そして黒人で障害者と高校生の関わりをテーマとする 2007.9.17
サッド ヴァケイション 青山真治監督 日本 2007
健次は死んだ親友の知的障害をもつ妹と、中国人少年を育てている。
ふみ子の海 近藤明男監督 日本 2007
貧しさゆえに視力を失った8歳のふみ子。盲学校への進学を夢見るが、母の苦悩を前にあんまの道を選ぶ。後、盲学校の教師に。
遠足=Der Ausflug 監督・編集/五十嵐久美子 1999年 日本
オーストリア、ウィーン郊外グギング村にある「芸術家の家」。中年を過ぎた独り身のアーティストたちはみな心の病を持つ。アーティストたちは「芸術家の家」が建っている精神科病院の敷地を出てどこにでも行く。「家」から出かけることを子どものように「遠足=Der Ausflug」と呼んでいる。
ナショナル7 ジャン・ピエール・シナピ監督 2000年 フランス
フランスの国道7号線近くの身障者施設を舞台に、車イスでの生活を余儀なくされている主人公と、彼を支える女性介護人の心の交流。主役の男性障害者はセックスがしたくてたまらず、売春をしているところへ行きたいと職員に要求します。しかし、たぶんフランスでは売春の仲介は違法なので、職員は板ばさみ
厨房で逢いましょう ヒャエル・ホーフマン(監督) スイス、ドイツ 2006
南ドイルの保養地のレストラン。オーナーシェフのグレゴアは、レオニーというダウン症の娘をもつエデンと知り合い、娘の誕生日に菓子を作った。
ザ アップル イラン
映画の最初の手紙=首都テヘラン市南部の一角に住む私ども住民は、近所に住むある家族のことで悩んでおります。65歳の老人とその妻は盲目で、その2人の間に生まれた女の子は、12歳の双子ですが、生まれてからまだ一度も外へ出たことがないのです
ベロニカは死ぬことにした 日本 堀江慶監督
パウロ・コエーリョの原作を筒井ともみがプロデュースと脚本を手掛け映画化。人生に絶望し自ら自殺を図った主人公が、サナトリウムの患者たちの生き方に触れながら本当の自分を見つけ、人を愛することを知る。しかし、彼女の命はあと7日と宣告され…。
ダニー・ザ・ドッグ 2004年 フランス・アメリカ合作 ルイ・レテリエ監督
殺人兵器と化した男が、盲目のピアノ調律師と出会い、人間らしさを知る。
虹の女神 熊沢尚人監督 日本
空に水平に走る珍しい虹を写メールして、アメリカにいる友人・あおいに送った智也。だが彼女からの返事はなく、帰ってきたのは彼女の事故死の知らせだった。葬儀などが行われたりする中で、いつしか智也はあおいとの出会いなどを振り返っていくのだが…。
/主人公を上野樹里=あおいと市原隼人=智也が演じる恋の物語。二人とももてなさそうな設定。上野の方が活動力、仕事力とも上。市原は情けない男。でも、市原を好きになる。上野の妹が視覚障害者、白杖を使う盲、蒼井優,が演じ、人の心を閉ざしている。上野が市原を好きになるのは、盲で心を閉ざした妹が、市原にはうち解けたこと、がきっかけとして描いている。
このDVDは、ボイスメニューがあり、視覚障害者には状況を解説するナレーションが入り、聴覚障害者には音情報を文字化してある。これは初めての体験であった。2007.8.2
マイ・フレンド・メモリー 監督/ピーター・チェルソム 1998年
余命わずかな杖をつく少年と体格の良い学習障害の友だち。二人の力を合わせて闘う。原題は"The Mighty"で、身体障害の子どもの妄想を示しているのかな?
/以前ケーブルテレビで見たが、今回DVDで2000円ちょっとで店頭で見つけて購入した。少年ケビンはモルキオ病(ムコ多糖症の一種)。友達のマックスは読み書きが苦手な軽度知的障害か、学習障害。二人の友情や、ケビンの生き方、マックスが障害や不幸な環境を乗り越える物語。記憶に残ったこと。@障害があっても体育をさせたい、と母は校長に願い出るAマックスは週末に読み方の授業がある。アメリカ流の個別教育計画なのだろう。教えるのはケビン、先生は最初に顔を出すだけだった。Bマックスはここで頑張らなくては特別な学校へ行かされると脅されていた。C母が身体障害の子どもには頭の中の世界しかない、と言っていた。2007.8.1
エリ・エリ・レマ・サバクタニ 2006年 日本 青山真治監督
2015年、感染すれば必ず死ぬという「レミング病」が蔓延。音で病気の進行を抑制するとの噂が
ダイヴ 監督:ロス・パートリッジ 2000
図体のでかい、頭の回りの鈍い男が、いい加減に生きているまわりの人々に人生の正道を思い起こさせる
母の眠り 監督:カール・フランクリン アメリカ
ジャーナリストのエレンは母が病に倒れた報せを聞き急いで帰郷する
フォー・エヴァー・ライフ/旅立ちの朝 1997
エイズで死んでいく青年の物語
忘れられない人 監督・製作:トニー・ビル 1993
恋愛運に見放されたかのようにフラれ続け、あげくに男たちにレイプされかかったキャロライン。彼女を救ったのは同じダイナーで働く孤児院育ちの寡黙な青年、アダムだった。以前からずっと彼女を見つめてきたアダムの一途な思いに触れ、二人は急速に恋に落ちていく。だが彼は重い心臓病を患っていた…。
音のない世界で 監督:ニコラ・フィリベール 1992年 フランス映画 ドキュメンタリー
これはパリにすむろう者たちの物語である。ろう学校で授業をうける幼い子供たち、アメリカへ帰る友人を見送るつらい別れに涙する若者、結婚し新居を探すろう者のカップル――。
クレイジー / ビューティフル 監督: ジョン・ストックウェル アメリカ
青春、精神障害
心の指紋マイケル・チミノ監督
末期ガン患者の少年囚と心に傷を負ったエリート医師が伝説の湖を探す。
ラストコンサート 監督: ルイジ・コッツィ イタリア 1976年
人生に挫折し落ちぶれている作曲家は、ふとした事から一人の少女と出会うが、彼女の体は病魔に冒されており後三カ月の命だった。懸命に生き抜こうとする少女と再起に賭ける男、親子ほどの年齢差を越えたふたりの交流
大ちゃん、だいすき 監督山本洋子 2007年 日本 アニメーション
小学校4年生のまいには、重度の障害を持った兄大ちゃんがいます。まいの小学校と大ちゃんが通う養護学校の交流会が始まる。
オータム・イン・ニューヨーク 監督: ジョアン・チェン2000
不治の病で余命いくばくもない女性と、高級レストランのオーナーを務める中年男性が繰り広げる悲しい恋の行方を描く。
こころの湯 監督・脚本:チャン・ヤン 1999年 中国
知的障害者である次男のアミン(ジャン・ウー)は、楽しそうに父の仕事を手伝っている。そんなある日、父の仕事を継がずに、都会でビジネスマンになっている長男のターミン(プー・ツンシン)が戻ってきた
ジョゼと虎と魚たち 日本 犬童一心監督 2003年
足の不自由な少女と今風の学生との恋
/以前レンタルで見た。今回ケーブルテレビで再度見た。若い男女の物語として見るのもいい。障害女性の自立とも。恒夫を介した三角関係、障害女性と福祉を学ぶ女学生の関係も面白い。2007.7.16
ボーン・コレクター フィリップ・ノイス監督 アメリカ 1999
職務中に脊髄を損傷し、寝たきりの生活を送る科学捜査専門の刑事、ベットの上で捜査、真相を究明する。
ギルバート・グレイプ ラッセ・ハルストレム監督 アメリカ 1993
父の死後、過食症になり、動くのも苦労するほど太ってしまった母、知的障害で、若くして死ぬだろうと言われて生きている弟、思春期で扱いにくい妹を抱えて、生まれ育った街から出て行くこともできない主人公ギルバート
/田舎町、5人家族を支えるのはギルバート、母は肥満で働けず、弟は知的障害。障害児を持つ貧しい家庭にあって、家族思いのギルバードはどのように生きていけばいいのか。肥満、知的障害の家族を大切に思う心がある青年に必要なのは、仕事と恋人、そして姉と妹がもう少ししっかりとしてくれることだけ。まともな仕事はない。ハンバーガーショップができて、そこの店員になることさえ難しい。アメリカ、それはどういう社会なのか。仕事と恋人、人として普通にあっていいことが実現しない社会。ギルバートは家族を守ったしこれからも守っていく、それは見る者にとって嬉しい光景、でもアメリカには苦悩がある。2007.5.13。
蝶の舌 ホセ・ルイス・クエルダ監督 スペイン 1999年
1936年、冬の終わりを迎えるガリシア地方の小さな村。8歳の少年モンチョは、喘息持ちで皆と一緒に一年生になれなかった
花 日本 2003年
脳腫瘍を宣告された野崎は、ある男からアルバイトの話しを持ちかけられる
マイ・フレンド・フォーエバー ピーター・ホートン 監督 1995年 アメリカ
HIV感染者の少年と、彼を助けるべく治療法探しに奔走する少年の友情
アドベンチャー・ファミリー スチュアート・ラフィル監督 1975 アメリカ
健康を害した娘のために、都会を離れてロッキー山中に移り住んだ一家の生活
コロンバインの空に アーリス・ハワード監督 2005 アメリカ
4人の子供を育てるシングルマザーが脳の病に侵された
この胸の胸いっぱいの愛を 塩田明彦監督 2005
20年前にタイムスリップした青年、重い病で世を去る運命にある女性を救おうとする
火火 高橋伴明監督 2004年
白血病の息子を救おうと骨髄バンク設立に尽力した神山清子の生き様を描く
8月のクリスマス 2005年
写真館を営む寿俊は教師の由紀子と引かれ合うが、余命わずかなかれは告白できないでいた
ランドリー 2002年
頭に傷を持つ純粋な青年と心に傷を負う女性の交流を描く
眉山 犬童一心監督
病で余命いくばくもない母を看病するために帰郷した咲子、母の人生を知り母の思いを理解していく。
リンガー! 替え玉★選手権 バリー・W・ブラウスタイン監督 アメリカ
友人の治療費が必要になったスティーブは知的障害者のスペシャルオリンピックスに不正出場するはめに。やがて知的障害のアスリートたちと絆が芽生えていく
筆子・その愛 天使のピアノ 山田火砂子監督 日本 2006年
日本初の知的障害者施設「滝乃川学園」を創設した石井筆子の生涯を描く
/滝乃川学園は石井亮一が設立、その運営を引き継いだ妻筆子。女性が困難な社会事業を継続させたその意志と、それを支えた周りの環境。国や自治体が動く前には、このような営みがあったことを忘れてはならい。映画館にはダウン症の子どもや大人、その家族が来ていた。2007.3.4
真夜中のカーボーイ 1969年 アメリカ ジョン・シュレシンジャー監督
/冨と栄光を夢見てニューヨークにやって来た青年。肺を病み足が不自由な男性と出会い、泥沼のような生活から抜け出そうとする。/今見てもおもしろさを感じない。障害の描かれかたからすると、ハンディキャップがあるとアメリカ社会では生きてはいけないことを「告発」する意義があるのか。田舎の青年も生きにくい当時のアメリカ社会を描いているのか。アメリカンドリームとは対極の事実が背景にあって、意味を感じることができるのか。2007.2.11
クイール 2004年 日本
盲導犬くいーるは、視覚障害者で頑固者の渡辺のパートナーとなる
フォレスト・ガンプ 一期一会 1994年 アメリカ ロバート・ゼメキス監督
下肢装具を付けて、知的障害のあるガンプ。激動のアメリカで幾度となくヒーローとなる
サイレンス モフセン・マフマルバフ監督 イラン
盲目の少年コルシッドは10才。伝統楽器の調律師の弟子。並はずれた聴覚を持つ。それが悲劇を起こす
野性の少年 フランス フランソワ・トリュフォー監督 1969年
18世紀末のフランス。アヴェロンの森で野獣のような少年が発見される。診断の結果、白痴であると断定される。しかしイタール博士はこれに反対。少年をヴィクトールと名付け、自宅に引き取って教育をはじめた。/音への反応、物への興味、好きな飲み物等を観察し、教材を作製して教育を行うイタール。教材の意図、それへのヴィクトールの反応、次の工夫を逐一その場で大判のノートに書き取っていく。記録をとることが次の教育の手だての参考資料となっている。教育的係わりを行うとすぐに立ったまま記録を書き込めるように、高さが変えられる机を使っている。教育の可能性を示唆しながら、ヴィクトールの成長半ばで映画は終わっている。2007.2.3
モーツアルトとクジラ 2004 ペーター・ネス監督 アメリカ
アスペルガー症候群の男女のラブストーリー。
奇跡の人 アーサー・ペン監督 1962年
ヘレンケラーの教育にあたるサリバン先生も自身が弱視であった。言葉を教える過程が説明的に明確に描かれている
愛の選択、ジュエル・シュマッチャー監督、アメリカ、1991年
重い病に侵された大富豪の息子を住み込みで看護する女性、二人は恋に落ち、海辺の家で生活を始める
マグノリアの花たち ハーバード・ロス監督 アメリカ 1989年
病のために死を覚悟して出産しようとする娘とその安否を気遣う母を中心に6人の女性の愛と友情を描く
アイリス イギリス 2001年
ジョンの妻アイリスは作家として成功、アルツハイマー病によって言葉を失っていく。キリスト教下における「愛する」とか「慈しむ」といった行為や感情が分かっているといないとではこの映画がの受け止め方が変わるだろう。作家という知的職業者が老いること、痴呆化することは、一般人とは異なるとは思うが、誰もが同じように受け入れるしかないことなのだろう。2007.1.28
ニキフォル クシュシュトフ・クラウゼ監督 ポーランド 2004年
画家ニキフォルは言語障害、読み書きができない。結核に、サナトリウムで死亡、その晩年を描く
フランキー・ワイルドの素晴らしき世界 マイケル・ドース監督
聴力を失った天才ミュージシャン、フランキー・ワイルドの再生の物語
ゲット・ア・チャンス! マクレ・カニエフスカ監督 2000年 アメリカ
田舎の老人ホームに車椅子で身動きできない元銀行強盗が護送されてくる。
スリング・ブレイド 監督: ビリー・ボブ・ソーントン
自分の母親とその不倫相手を殺害し25年間施設に入れられていた知的障害者の男と、家庭内暴力を受ける少年との心の交流
ルーズベルト物語 監督:ヴィンセント・ドナヒュー 1960年 アメリカ
ルーズベルトは風邪がもとで小児麻痺に、持ちまえの強い意志で病と戦った。その体で政治は無理だと言う母の言葉に憤然と車椅子から立ち上り、意志の力で松葉杖をたよりに歩いてみせた
ルーズベルト 大統領の保養地監督 ジョゼフ・サージェント 2005年 アメリカ
第32代合衆国大統領に就任する前、急性灰白髄炎に苦しんだF・ルーズベルト、車椅子に乗っている姿を写真に撮らせなかったという
いちげんさん 森本功監督 2000年 日本
目の見えないヒロインとスイス人留学生の不思議な出会いの物語
しあわせな孤独 監督:スザンネ・ビエール 2002年 デンマーク
セシリとヨアヒムは結婚を間近に控えていたが、ヨアヒムは交通事故で全身不随となってしまう。それ以降ヨアヒムはセシリを遠ざけるようになり
アジアンタムブルー 監督: 藤田明二 日本 2006年
春の日、葉子の体に異変が起きる。胃の末期癌の可能性があると指摘。宣告された余命はたった1ヶ月。隆二はすべてを捨てて、葉子が憧れていた地、フランス・ニースへとふたりで旅立つ決意を固める
雨音にきみを想う ジョー・マ監督 香港
ウィンインの兄は全身麻痺、自分にも同じ症状が出る。彼女の前に現れたチョッカンは
暗いところで待ち合わせ 天願大介監督 日本 2006年
交通事故で視力を失ったミチル、頼りにしていた父が突然死去。その彼女の家にアキヒロが忍び込む
敬愛なるベートーベン アニエスカ・ホランド監督 イギリス・ハンガリー
耳が聞こえない恐怖を抱え指揮台に上がるベートーベンにアンナはテンポを取る合図を送る
炎上 監督:市川崑 日本
三島由紀夫の小説「金閣寺」の映画化。若い学僧の溝口吾市は吃音、驟閣寺の美しさのみを心の支えとして生きてきた。観光地に成り下がった寺の姿に絶望し、自殺しようとするが失敗、驟閣に火を放つ
ファミリー 韓国 2004年 イ・ジョンチョル監督
3年の刑期を終えてでてきたジョンウンと父、すれ違っいた父と娘。父は白血病、死期が近づいていた
砂の器 1974年 日本 野村芳太郎監督
天才音楽家は父と放浪した過去を持つ。父はハンセン病
武士の一分 2006年 日本 山田洋次監督
下級武士三村は食した貝の毒で失明、自殺を試みるが妻が支えて思いとどまる。しかしやがて離縁
変身 2006年 日本 佐野智樹監督
脳移植により他人に支配される青年の苦悩
海辺の家 2001年 アメリカ
医師から余命4ヶ月と宣告された建築家のジョージは、息子とともに家を建て直すことを決意する
おばあちゃんの家 2002年 韓国
聴覚障害のおばあちゃんの家で、母が仕事を見つけるまでの間くらす
ゴンドラ 1987年 日本 伊藤智生監督
田舎から東京に出てきて、ビルの窓拭きをしている青年と、都会のマンションに片親と住む小学生、笑わない少女(かがり)の出会い
カッコーの巣の上で 1976年 アメリカ ロミス・フォアマン監督
刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装ってオレゴン州立精神病院に入ったマクマーフィは、そこで行われている管理体制に反発を感じる。入院患者たちの中に生きる気力を与えていくが…。60年代の精神病院を舞台
普通の人々 1981年 アメリカ ロバート・レッドフォード監督
長男をボート事故で亡くした一家。父親と母親は、精神を病み、自殺未遂を起こした次男に気を使いながら日々を送る
南東からきた男 (HOMBRE MIRANDO AL SUDESTE)1986年、アルゼンチン監督:エリセオ・スビエラ
ブエノスアイレスの精神病院に、カリスマ的雰囲気の患者が突然ひとりやってくる。その男は宇宙船で地球にやってきたと担当医師デニスに語る、ただの精神異常者ではなさそう
レナードの朝 アメリカ 1991年 ベニー・マーシャル監督
オリヴァー・サックスの実話を基に、治療不能の難病に挑む医師と重症患者との交流
羊たちの沈黙 1991年 アメリカ ジョナサン・デミ監督
FBIアカデミーの若き女性訓練生が、精神病院に監禁中の天才精神科医の遠隔捜査を受け、連続誘拐殺人事件の解明に挑む
フリーダ アメリカ 2002年 ジュリー・ティモナ監督
1925年メキシコ、フローダ・カーロはバス事故で車椅子の生活に。父が画材を与え、絵をかきはじめて、絵で自活しようとする。やがて歩けるようになり、著名な壁画家で共産主義者ディエゴ・リベラと結婚、その行状に身体的・精神的に苦悩するが、リベラの影響により絵の才能が屈折しながら開花する。障害がフリーダを絵画に導き、困難な結婚が才能の発揮につながった。共産主義の流行、トロツキーの亡命、芸術と革命などについても教えてくれる映画。2006.10.21
ブラインド・フューリー 1989年 フィリップ・ノイス監督 アメリカ
ベトナム戦争で失明した元兵士、居合い抜きを武器に捕らわれた戦友を救出、「座頭市血煙り街道」の翻案
僕を葬る 2004年 フランス
ゲイのカメラマンの青年が余命いくばくもないことを知る。死と向き合う
メメント 2000年 アメリカ
10分間しか記憶を保てないという障害を持つ男が、妻を殺した犯人を追う
ストーリーテリング 2001年 アメリカ
脳性小児麻痺の彼とけんかした大学バイは・・・。アメリカ社会のタブーを描く
世界の崖てに 1996年 香港
不治の病の女性と、二人の青年の関係
21グラム 2003年 アメリカ 監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
心臓移植を待つポールは妊娠を望む妻との関係に悩んでいた
丹下左膳 2004年 日本 山中貞雄監督
片目、片腕の快剣士
情熱 2005年 韓国KBSドラマ
小児麻痺の障害を抱えながらも純真に生きる女性ジスに恋する詐欺師のジュヒョク
リトルランナー 2004年 カナダ
カトリックの私立学校に通うラルフは問題児だが、母親の病気を治したい一念でマラソンに挑戦する
明日の記憶 2006年 日本
認知症を発病する営業マン、支える妻。解決できない難問を抱える病気の非常さ
半落ち佐々部清監督 日本 2004年
一人息子の俊哉を急性骨髄性白血病で14歳の誕生日を待たずに亡くし、寄り添うように生きてきた夫婦に、一体何があったのか
マーダーボール ダナ・アダム・シャピーロ監督 アメリカ
車椅子ラグビー、アメリカとカナダの代表選手たとの喜びや苦悩を描くドキュメンタリー映画
死ぬまでにしたい10のこと スペイン・カナダ合作 イザベル・コヘット監督 2002年
ガンを宣告された女性が死ぬまでにしたいことを実行する
50回目のファースト・キス アメリカ ピーター・シーガル監督 2004年
獣医師が、前日のことをすべて忘れてしまう記憶障害の女性と恋に落ちた
ホストタウン エイブル2 小栗謙一監督 2004年
アイルランドを舞台にダウン症の少女をとりまく人々の苦悩とささやかな幸せのドキュメンタリー
私は「うつ依存症」の女 アメリカ・ドイツ 2001年
友人とのトラブルでうつ病が悪化、克服する女性を描く
雨鱒の川 2004年 日本
絵に才能を発揮する少年と、彼だけに心を通わせる耳の不自由な少女
暗くなるまで待って 1967年 アメリカ
夫が預かった人形の中に麻薬が、盲目の妻が殺し屋に命を狙われる
ベルナのしっぽ 監督:山口晃二 2006 日本
舞台は、まだ「バリアフリー」という言葉すらなかった昭和50年代半ば。目の不自由なしずく夫妻のもとに、ベルナという名の新しい家族がやってくるところから、ストーリーは紡がれていきます
遙かなる甲子園 大澤豊監督 1990年 日本
聴覚障害、聾学校の生徒が甲子園をめざす
私の頭の中の消しゴム イ・ジュハン監督 2004年 韓国
不治の病で記憶を失っていく妻=若年生アルツハイマー、見守る夫
街の灯 チャールズ・チャップリン監督 1931年 アメリカ
目の不自由な女性と知り合ったチャップリンが、彼女の手術代を稼ごうと奔走する
となりのトトロ 宮崎駿監督 1988年 日本
退院間近の母親のため、都会から田舎の一軒家引っ越して来た家族。6年生のサツキと妹メイ。三輪自動車が走る時代は昭和30年代か。母は結核療養所と思える病院に入院しているが、軽快しており子供達が見舞いにくることができる状態。退院後自然環境が良い場所で生活できるように引っ越した。母の病気・死への不安をもつ少女。
愛と死の間で ダニエル・ユー監督 香港
交通事故で死んだ妻の心臓を移植したユンサムに出会ったコウ。ユンサムは余命幾ばくもない。残された時間を共にすごすコウ。
博士の愛した数式 小泉堯史監督 日本
記憶が80分しかもたない数学の博士、交通事故で脳にダメージによるという。その家政婦と小学生の息子。
機会じかけの小児病棟 ジャウマ・バラゲロ監督 2005 スペイン
奇蹟の夏 イム・テヒョン監督 2005年 韓国
9歳の少年が脳腫瘍に、家族は
至福の時 2002年 【監督】チャン・イーモウ 中国
盲目の少女と失業中の中年男性の間に生まれる親子のようなきずなを描く
ラストコンサート 1976年 イタリア ルイジ・コッツィ監督
挫折して落ちぶれた中年ピアニストは、ふとした事から1人の少女と出会う。しかし、彼女は不治の病をかかえ、余命わずかの運命だった。限られた命を懸命に生きる少女を目の当たりにした彼は、再びピアニストとして再起をかける
裸足の女 2005年 T・シュヴァイガー監督 ドイツ
精神病の若い女性とプレイボーイが次第に心を通わせる
ダニー・ザ・ドッグ 2004年 ルイ・レテリエ監督 フランス・アメリカ合作
殺人兵器と化した男が、盲目のピアノ調律師と出会い人間らしさを知る
ロレンツォのオイル 命の詩 1992年 アメリカ ジョージ・ミラー監督
息子が効果的な治療法がない副腎白質ジストロフィーに。両親の愛が奇蹟を呼んだ実話を映画化。
日本の青春 1968年 日本 小林正樹監督
戦時中に上官の暴力で耳が不自由になった男が、戦後元上官と初恋の女性に再会。
霧の子午線 1996年 日本 出目昌伸監督
ちぎり絵師の八重はクローン病に侵され、第二の人生を静かに送ろうと函館に移る。
四日間の奇蹟 2005年 佐々部清監督 日本
原作ではピアノ演奏の才能を持つ知的障害の少女。映画では・・・脳に障害を負った少女と元ピアニストがおりなす物語
HINOKIO 2004年 秋山貴彦監督 日本
事故で心と体に傷を負った少年が、ロボットを通じて友情をはぐくむ
あつい壁
ハンセン病、黒髪小学校登校拒否事件を
K Y O K O原作・監督/村上龍 主演/高岡早紀
キョウコ21才、ホセに合う為にニューヨークに旅立つ。しかし彼はHIVに冒されていた。
パーフェクト9
肢体不自由者の野球チーム「東京ロッキーズ」の活躍を描く長編ドキュメンタリー
マイフレンド・フォー・エバー
HIV感染によって死と隣り合わせに生きる友人と出会った少年の成長を描く
友情
白血病に冒された女子中学生とクラスの仲間たちの友情を爽やかに描く
秋桜―コスモス すずきじゅんいち監督・脚本
HIVへの偏見に明るく立ち向かう、輸血でHIVに感染した少女の葛藤と友情
金色のクジラ 監督:大澤豊
白血病の弟の命を救う為に家族が力を合わせる姿を描く。骨髄バンク推進を願って製作
愛する 原作:遠藤周作
ハンセン病と誤診されて尚、愛することで生きる少女
ウィニング・パス
アジア初の「ゴールドカップ2002」(世界車椅子バスケットボール選手権大会)の開催地北九州市を舞台に、車椅子バスケにかける高校生の青春群像
自転車でいこう!
大阪市生野区「よくしゃべる自閉症の青年」と街の人々との日常生活を描いたドキュメンタリー
ダンサー・イン・ザ・ダーク デンマーク 監督/ラース・フォン・トリアー
視覚障害が進行する母親、やがて視覚障害になる息子
きれいなお母さん 中国
聴覚障害の子どもと母親、就学をめぐって
風のかたち 伊勢真一 日本
癌と向き合う子どもたちが、多くの人たちと出会い、力づけられる
愛は静けさの中に
聾学校の教師
クリスマスのオレンジ〜L' Orange de NOEL〜
フランスのある村の知的障害の少女を教育する先生.1913年、フランスのサン・ロッシュを舞台にしたTVドラマ
マイレフトフット
オアシス 韓国 監督/い・チャンドン
前科3犯の男と脳性麻痺の女のラブストーリー
ポーリーヌ ベルギー・フランス
知的障害の姉。遺産ほしさに彼女を引き取った妹。
天国の青い蝶 監督/レア・プール
脳腫瘍で余命少ない10歳の少年が蝶を捕りに行く
さぶ 日本 2002年 監督/三宅崇史
愚鈍なさぶ
フィラメント 日本 2002年
夢遊病の妹を守る兄
君の手がささやいている 日本
聴覚障害をもつ美栄子、同僚の野辺博文の愛
アイ・アム・サム 米 2001年 監督/ジュシー・ネルソン
知的年齢7歳の父親、養育能力がないとして娘と引き裂かれる
エイブル 2001年 監督/小栗謙一 ドキュメンタリー
知的障害のある2人の青年がアメリカへ旅発つ
メタセコイヤの木の下で
筋ジストロフィーの青年と看護師との愛
ロング・エンゲージメントフランス
第一次大戦前後。戦争に行った青年と、少女の愛の物語。オドレ・トトゥが演じる少女はポリオによる右足麻痺がある。その障害の設定があって2人の愛が始まり、映画最後の場面で、障害で愛が確認される。
予告編
http://www.warnerbros.jp/broadband/img/playmovie.gif
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映画「ロング・エンゲージメント」を見た。フランス、第一次大戦前後。その時代背景の下の戦争に行った青年と、その恋人の少女の愛の物語。青年と少女の関わる、普通の人々が、それぞれ慎ましく幸せな生活をしているのに、戦争はそれを打ち砕いていく。
この物語の主人公、オドレ・トトゥが演じる少女はポリオによる右足麻痺がある。その障害の設定があって2人の愛が始まり、映画の最後の場面で障害で愛が確認される。映画と障害について関心を持っている私ですが、障害がこのように重要な要素となっているとは全然知らずに見ました。
登場人物が多く、ストーリーの展開がちょっと複雑で、分かりにくい部分がありましたが、終わってみるとジワッと心に響いてくる感動がありました。
ウィズ・ユー アメリカ 1997年
複雑な心を持つ知的障害のある青年と少女の恋
海を飛ぶ夢 監督:アレハンドロ・アメナーバ 2004年
モランは海に飛び込み、首から下が付随に。20数年をすごす。尊厳死承認を求める法廷の闘い。
17歳のカルテ アメリカ 1999年 監督:ジェームズ・マンゴールド
精神病院で過ごした少女が自己を回復していく。スザンナは自分をコントロールできず、入院。
マラソン 韓国 チョン・ユンチョル監督
5歳程度の知能しかない20歳のチョウォン、走ることに抜群の才能を持っていた。母はその長所を伸ばそうとフルマラソンへの挑戦を目標にする。
絶対×絶命 1998年 アメリカ バーベット・シュローダー監督
骨髄移植が必要な息子を持つ刑事が犯罪者のDNA鑑定の資料から息子のDNAに合致する服役者を見つける。
ヴィレッジ2004,M・ナイト・シャラマン監督
年代も場所も分からない村の謎解きと、盲目の少女の愛を軸にしたホラー映画(になるのか)。主人公は盲目、そして村人に世話になり守られて生活する知的障害の青年も登場する。ホラーの怖い映画、として見るなら、何度か本当に怖い思いをした。 障害者が2名、重要な役で登場する点から見ると、ちょっと首をかしげたくなる。盲目の少女を森へ遣るか?知的障害者が殺人するか?怖くなる設定として障害が使われているようで、見ていやな感じがする。ホラー映画としての評価はどうなのだろうか。
MASK監督: ピーター・ボグダノヴィッチ 1985
頭蓋骨形成異常でライオンのような顔立ちの少年ロッキー。その母は麻薬、薬を常用し、暴走族(?)仲間と付き合っている。転居してロッキーが中学に転校の手続きの場面から始まる。校長は事情も聞かず、「うちは公立中学だ、特殊学校があるからそちらへ行ってはどうか」と言う。それに対して母は・・・。ロッキーに好きな女の子ができて、母に「女の子として僕をどう思う?」と聞くと母は・・・。ロッキーは盲学校のサマーキャンプにアシスタントとして参加、色や形容詞を手の感触で教え美しい少女と仲良くなる。そして病気の進行で眠ったまま冷たくなる、その時に母は・・・。 障害、病と共に生活するロッキーの物語としては寂しすぎるし、共感できない。息子の障害、病を丸ごと一人で抱える母親の心境や感情がテーマとして見ると、辛さから抜けきれない「障害受容」以前の物語で、その段階への共感はあっても、母と子の「ヒューマンドラマ」とは言えないように思う。
ミスター・グッドバーを探して 1977 監督リチャード・ブルックス
映画の中ではポリオ、実際は脊柱のそく彎、11歳で手術(日本で言うポリオと、テレサのポリオに違いを感じる)、その再発に不安を持つテレサは、大学生。聾学校教師をめざして、聾教育の勉強もしている。カソリックの厳格な父、1970年代の女性解放の時代、奔放な姉。テレサは聾学校の教員になり、堅実な教育を行うが夜になると男女が集う酒場に出かけて、麻薬、セックスに。宗教、家、不安。
1リットルの涙 日本 岡本力監督 2005年
中学3年の亜矢が通学途中に転倒。医師に脊髄小脳変性症と告げられる。高校合格、しかし担任は「他にもっと適した学校があるので・・・」と。愛知県の木藤亜矢さんの14歳から21歳までの日記が原作。
家の鍵 LE CHIAVIDI CASA ジャンニ・アメリオ監督 2004年/イタリア映画
カラー/35mm/1:1.85 上映時間1時間51分/
監督・脚本:ジャンニ・アメリオ
オリジナル・ストーリー: ジュゼッペ・ポンティッジャ
『家の鍵―明日、生まれ変わる』(集英社文庫・3月刊)
若き日、出産で恋人を失った衝撃から、生まれてきた我が子も手放してしまった父親ジャンニ。15年の空白を経て、障害を持った息子パオロと出会った彼は、パオロをミュンヘンからベルリンのリハビリ施設に送り届けることになった。
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「家の鍵」を見た。まず、本「家の鍵 明日生まれ変わる」との関係。本「明日生まれ変わる」を元に、脳性麻痺の息子と父の映画を撮る申し出があり、その本に発想を得て、まったく異なる脳性麻痺の息子と父の映画を作ったのが映画「家の鍵」。だから監督は、本「明日生まれ変わる」とは異なる題名にしたという。
ストーリー。出生時に障害をもった息子から離れた父、15年後に再会する。可愛くも思い、戸惑いもする。でも共に生きていこうとする。父として出会って数日、不器用な父親は、息子が喜ぶことで自分ができることをやろうとする。
次に題名。脳性麻痺の少年パウロは、伯母夫婦に育てられる。伯父はパウロに家の門、玄関、車庫の鍵を持たせる。伯父が、パウロが自分の家の一員であることを具体的に知らせ、大切に思う気持ちを鍵に託して渡している。パウロにとって、鍵を手にとって見ることで、伯父の家が自分の家であることを実感を得る。
脳性麻痺をパウロを演じるのは脳性麻痺の16歳アンドレア・ロッシ。4点杖を使って歩行ができる、四肢痙性麻痺。とても自然な演技。障害者自身が演じる障害者の物語として目新しい。
印象に残る台詞。
この子にとって必要なのは歩くことではない。歩行のリハビリテーションの場で父の台詞。
現実味のあるやり取り。
麻痺に左右差があり、上着の着脱の介助。着る時は患側から、脱ぐときは健側から。パウロは父に教え、早く覚えて、と言う。
歓びを歌にのせて 2004年 スウェーデン
病気を抱えた高名な指揮者が故郷に身を潜め、コーラスの指導で生きる喜びを見つける
メールで届いた物語 清水浩他監督 2005年 東映ビデオ
亡き恋人へ手紙を書く難病の少女と郵便配達員の交流
パッチ・アダムズ トム・シャドヤック監督 1998年 アメリカ
ユーモアを治療に用いる医師
いちげんさん 森本功監督 2000年 日本
スイス人留学生の僕は、盲目の女性に本を読む仕事を引き受ける
私の頭の中の消しゴム 2004年 韓国
若年性アルツハイマーの女性と夫
ニワトリはハダシだ 森崎東監督 2003年 日本
警察の汚職事件に巻き込まれた知的障害の少年とその家族
レインマン バリー・レヴィンソン監督 1988年 アメリカ
自閉症の兄の存在を知った若者チャーリー、病院から連れ出す
フィラデルフィア ジョナサン・デミ監督 1993年 アメリカ
エイズが原因で解雇された有能な弁護士、差別と偏見に挑む
アイリス リチャード・エアー監督 2001年 イギリス
アルツハイマーで記憶を失っていく妻を献身的に支えるジョン
21グラム アレハンドロ・G・イニャリトゥ 2003年 アメリカ
心臓移植を待つポールは、妊娠を望む妻との関係に悩んでいた
クイール 崔洋一監督 2003年 日本
盲導犬クイールは頑固者渡辺のパートナーになる
ドッグ・スター 瀬々敬久監督 2002年 日本
人間の姿になった盲導犬と元飼い主の女性との恋
苺の破片 中原俊監督 2004年 日本
スランプ続きの漫画家猫田イチゴ、交通事故に遇い昏睡状態の中で
ラスト・マップ ジョーダン・ロバーツ監督 2004年 アメリカ
足の不自由な銀行員ジェイソンは、息子と父と3人で旅に出る
機関車先生 廣木隆一監督 2004年 日本
口のきけない小学校教師と生徒7名の交流。母がかつて暮らした島に教師として赴任する。親がかつて交流した人々は、障害者として差別的に接する以前に「知り合いの息子」として付き合う。2007.1.21
化粧師 田中光敏監督 2001年 日本
文字を覚えたいという盲目の時子に、化粧師小三馬は一肌脱ぐ、大正初期
命から命は〜骨髄移植と向き合った家族 ドキュメンタリー
息子が骨髄バンクのドナーから移植を受けた。父は患者を救うために活動を始める
もっこす元気な愛 寺田靖範監督 2004年 日本 ドキュメンタリー
脳性マヒのため両腕を言葉に障害のある男性と運命の女性との愛の行え
アメノナカノ青空 イ・オニ監督 韓国
難病ヒロインの恋愛、同じマンションに引っ越して来たエンジェと入退院を繰り返すミナ
Dr.Tと女たち 2000年 アメリカ
産婦人科医のトラヴィスの妻、精神状態に異変がおこり、トラヴィス自身にも異変が
永遠の人 木下恵介監督 1961年 日本
足を負傷して戦地から復員した地主の息子が農民の娘に暴行、自殺未遂
ジョニーは戦場へ行った ダルトン・トランボ監督 1971年 アメリカ
戦争で目や耳、手足まで失ったジョー。重傷兵として手術室へ
中学1年か2年の時に、友だち2人をさそって岐阜市の映画館まで見に行った。その途中大垣駅で帰宅途中のK先生にであったことを覚えている。何を感じたのか、あまり覚えていない。モールス信号でメッセージを伝え、それに気づいた看護婦とのやり取り。出兵までの田舎での暮らし、ガールフレンドのことが綺麗な映像であったような
解下 磯村一路監督 2003年 日本
ベーチェット病の小学校教師隆之は、医者からやがて失明すると宣告された
奇蹟への階段
交通事故で脊髄を損傷したジェンマはマインド・インストラクターと出会い、体に奇蹟が起きる
ボーン・コレクター フィリップ・ノイス監督 1999年 アメリカ
脊髄を損傷し寝たきりの科学捜査専門の刑事。証拠写真をもとに捜査
ピュア 1996年放送 フジテレビ
芸術面で素晴らしい才能を持つ知的障害の少女、恋と自立を描く
ISOLA〜多重人格少女 水谷俊之監督 2000年 日本
13人の人格を持つ高校生・千尋、事件を描く