胼 (べんち)〔タコ〕
硬い結合組織集塊である。代表的なものには胸膜べんちがある。これは胸膜炎滲出物の器質化によって生じるもので、一つの炎症性の産物である。この他に同じべんちといわれるものにSchwieleがある。これには2種のものがあり、機械的圧迫などで単に組織が肥厚して硬くなったもの、たとえば皮膚べんちと心臓べんちなどのように炎症によって生じた瘢痕性結合組織増殖を指す場合とがある。
※以上、『南山堂医学大辞典』(南山堂)より。