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このサイトは、現在の日本の道路交通法規を考えよう、という目的のものです。

そのような目的と思われるサイトは、ネット上で探すとたくさんあります。 しかし、それらのほとんどすべては、現在の道路交通法および関連法規のみに立脚しているように思われます。

言うまでもなく、現在の日本の道路交通法規を考察するのなら、空間的、時間的に拡げた世界のなかで現在の日本のものを検証するという立場が必須です。 空間的に拡げるとは諸外国での交通法規を調べるということ、時間的に拡げるとは過去 (未来は...不可能ですからね) の交通法規を調べるということに他なりません。

ところが、これらに関する情報というのは、公開されてはいるものの、まとまった形で接することは困難であるのが現状です。

特に、諸外国での交通法規というのは、難物です。 しかし、幸いなことに、道路交通や道路標識に関する条約というのが存在します。 この条約は、多くの国々が参加した国際会議での合意として形成されたものですから、諸外国での交通法規の基本をまとめたものと言えます。 この条約に加盟した国は条約内容に拘束されますから、細かな相違点はあっても、条約の内容イコール条約加盟国の交通法規とも言えるわけです。

そこで、このサイトには、現在実質的な効力を有する交通関係の条約、および過去の道路交通法 (その前身の道路交通取締法および内務省令を含む) を資料として載せています。

これらを読むと、現在の道路交通法からだけではわからないことが見えてきます。たとえば、

  1. 日本では、かつて (昭和24年まで) 運転中の喫煙は禁止 (昭和22年までは罰則もあり) されていました。
  2. 日本では、かつて (昭和23年から昭和35年まで) 酒気帯び運転は許されていました。昭和35年に禁止はされましたが訓示規定に過ぎず、罰則が復活して禁止されるようになったのは昭和45年になってからです。
  3. 信号機の設置形態は、日本のものは異常です。国際標準では、3つの灯火は縦に並べ、設置場所は交差点の手前です。
  4. 導流帯 (右折車線の手前に多く見られる、いわゆるゼブラゾーン) を進入不可と解するのは珍解釈としか言いようがありません。 この導流帯は、昭和46年の道路交通法関連大改正のときに「道路標識に関する条約のなかから持ってきて導入されたもの」ですが、当該条約をよく読めば、(道路標示線の連続線・破線、黄色・白色がからんでちょっとわかりにくいですが) 正しい意味がわかります。

このサイトで使用されている言語

このサイトは、読んでいただくことを目的としており、眺めていただくことを目的とはしていません。
このため、「できる限り軽く」をモットーに、タグの使用は最小限に押さえるよう努力したつもりです。
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このサイトの資料の出典等について

このサイトに載せてある資料等は、すべて公的機関 (国際連合、日本国政府およびそれらの関係機関) が公表しているものをベースにして、私のコメントを付したり、英文のものには私訳をつけたり、あるいは必要に応じて編集したものです。非公開の文書に基づくものはありません。条約や法令はそのタイトルで出所を明示しているも同然ですから、出所が明らかではないと思われるような例外的なものは除いて、引用時に要求されることを常とする原資料の所在等は記載していません。


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