深部静脈血栓  2002年12月〜
エンドキサンを抜いての抗がん剤投与のせいか、嘔吐や熱といった副作用もなく退院後数日は落ち着いていました。しかし、しばらくして足が痛いと言い出しました。右足はむくみだし、少し歩くのだけでも辛くなってきました。胸が詰まるような苦しさも出るので年末にKセンターの緊急外来に行きました。間質性肺炎のこともあるのでレントゲンで確認してもらいましたが、肺の方には問題がなかったのですが、足のむくみ・痛みに関しては血栓の疑いがあると言われました。ステロイドパルス療法を受ける時に右足にカテーテルを入れた時に傷がついたと解ったのは、年が明けてからの超音波の検査の後でした。

鉄人さんは杖がなくては歩けない状態のままが続きました。杖をついて歩いても5分も歩くことができませんでした。病院に通う時も足を下げて座っているのは、とても苦痛だったので、ボックス型の椅子に私と真向かいで座り足を上げていました。

血液内科でお世話になっているので、血栓の治療も受けれると思っていたのですが、血栓治療は
血管外科で行うと教えられ主治医のK医師は大学病院を紹介してくださいました。益々遠くなるので鉄人さんの事が心配でしたが、リンパ腫の治療も受けなくてはいけない今、選択をしている余裕が私にはありませんでした。


血管外科の医師はとても丁寧な説明でした。超音波で右足を確認していただたとろこ「
見事に詰まってますね。」と言われました。血栓が出来やすい体質なのか、又肺の方に血栓が飛んではいないか確認する為に肺血流シンチという検査をしました。結果は肺に飛んでいた形跡はないという事になりました。リンパ腫の治療が最優先という事で、血栓を溶かす薬を使うのをやめました。むくみを和らげる為に弾力性ストッキングというのを使用することになりました。確かにこのストッキングを使用すると痛みが和らぎ、杖を使わなくても歩けるようになってきました。

この弾力性ストッキングというのは、女性の足のむくみを防ぐ靴下などに似ているのでしょう。ストッキングといえど、値段は一万以上もするもので、手洗いで大事に履いてもらっています。締め付けが強いので履いたりするのが、とても大変なストッキングです。外からの圧力が血栓に効果があるというのは、とても驚きでした。


血栓に少しずつ穴が開いたようになり、血が通るようになったり、新生血管なども細々と出来てきて今では普通に歩くことが出来るようになりました。経過観察は必要ですので数ヶ月に一度は血管外科の外来に通うことになっています。