今回は、貼り付け法でピッチ盤製作に挑戦しました。手法は洗練されていませんが、参考のため掲載しました。
 
1.こんな道具を準備します
調合済みピッチ(K3)...大和研材より購入しました。
自転車用油...ピッチを柔らかくする時に使用します。
松脂...ピッチを硬くする時に使用します。
なべ...この後料理には使えません、温度計
クッキングシート、半田ごて、流し込み型。

半田ごての先にカッターの刃等を付けてピッチを切れるようにしたもの。


 
 
2.ピッチの流し込み型です
今回は、6mm□のキー材を30mmの間隔をあけて取りつけました。 ここに、ピッチを流し込んで板状のピッチを製作します。

要するに、同じ厚みのチップが作れれば良いので、色々工夫してみてください。


 
 
 
 
3.流し込み型に、クッキングシートを被せます
 
そのまま流し込むと、くっついて取れなくなります。 
クッキングシートを使用すれば、ピッチが冷めれば簡単に取れます。

 
 
 
 
 
 
4.調合ピッチをゆっくり溶かします
今回は500gのK3ピッチを使います。
直火だと底の部分が加熱しすぎるので、魚焼き網で調節します。
加熱しすぎると、泡だつのと、煙がでて臭いです。
必ず、換気扇はパワー全開で!!。

 
 
 

 

5.サンプルを取ります
厚みが6mm以上になるようにアルミカップに注ぎます。
ある程度固まったら、水に沈めて完全に冷まします。 その後、調整温度(今回は25゜C)の水に沈め、ピッチを調整温度にします。

調整温度は、研磨作業する時の室温に合わせます。


 
 
 
6.ピッチの硬さを測定します
十円玉をピッチへ9.8N(1kgf)で1分間押しつけます。 すると、跡がのこるのでその長さを測りJP硬度とします。
今回の目標はJP6です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
7.跡の長さを測ります
短い場合は硬いので自転車油を小さじ1杯づつ加えます。長い場合は柔らかいので松脂を加えます。
硬さ調整するたびに、硬度測定をします。 くれぐれも、一度に沢山入れないように!!。

 
 
 
 
 
8.流し込み型の準備をします
写真のように、少し傾けて、下側は濡れティッシュなどを詰めて下からピッチが流れださないようにします。
上板が開かないようにテープで固定をします。

 
 
 
 
 
 
9.ピッチを流し込みます
ピッチはサラサラ流れる程度に温めます。 あふれそうになるまで流し込みます。
冷めると、少し収縮します。

 
 
 
 
 
 
10.冷やします
そのまま冷やしてもいいのですが、時間がかかるので水に浸けて冷やします。 5分程で大体固まります。

 
 
 
 
 
 
 
  11.型から外します
型は、水分をふき取って乾燥させ、またキッチンペーパで覆い、上記手順を繰り返します。
水気があると、キッチンペーパにしわができるので、ピッチの表面が凸凹になってしまいます。 アルミ箔だと放熱が良いので、下まで流れませんでした。

 
 

 

12.ピッチ棒をチップに切ります
長さ30mmに半田ごてで切って、だいたい寸法30x30x6にします。
 

 
 
 
 
 
 
13.貼りつけ位置に線を引きます
盤ガラスに、ピッチの貼り付け位置を線引きします。中心は、外しておきます。 今回は、隙間を5mmにしました。

《補足》間隔5mmでは、後の合わせ作業でつぶれてしまうので、8mmが適当でした。


 
 
 
 
14.線引きした所に貼り付けます
貼り付け方法は、ラジペンなどでピッチのピースを掴んで、サラサラに溶けたピッチに裏面をサット浸しすかさず、貼り付けます。
 

 
 
 
 
 
15.周囲にはみ出たチップを整えます
半田ごてで、はみ出した部分を切り取ります。
穴、凹みなどがあったら、修正しておきます。

 
 
 
 
 

 

16.後は、通常の型取り作業を行い、完成です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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