| ゴヤ(1745〜1828)
妻の兄、スランシスコ・バイユーが宮廷画家に指名されたことから、
ゴヤも宮廷画家の地位を得る。30代のころは、王立タピストリー工場の為に、
タピストリーの下絵を描いているが、18世紀後半のマドリッドの庶民の生活が見事に描写され、
絵も明るく喜びに満ちている。
1800年に「カルロス四世とその家族」を描くと、王妃の悪い面の性格が、
絵からにじみ出るように上手く描かれていたので、
二度と宮廷から注文がこなくなったという。
この後すぐに、モデルが誰であるかという噂がたえない「裸体、着衣のマハ」を描き、
晩年には聴覚を損ない、孤独になったゴヤは、「黒い絵」シリーズを描く。
ゴヤ程、作品人生両面において、ドラマを感じさせる画家は少ない。
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